VALORANTの年間王者を決める大会「VALORANT Champions 2021」に参加する最後のチームを決める「APAC Last Chance Qualifier(LCQ)」が10月11日(月)~10月17日(日)に開催された。
「VALORANT Champions Tour」ではVALORANTの年間王者を決める大会でChallengers・Masters・Championsの3段階で構成されている。地域大会Challengersとその勝者が出場する国際大会Mastersが全3回にわたって開催。そこで成績上位のチームと各地域のLCQで優勝した4チームがVALORANT年間チャンピオンを決める大会Championsへの出場権を獲得する。
ここでは日本代表としてLCQに出場した🇯🇵REJECT、🇯🇵Northeption、🇯🇵FENNELの試合の模様を振り返っていこう。

🇯🇵FLはDay1の第一試合からスタートした。
🇮🇩BMEと対戦した🇯🇵FLは、事前の対策が光り序盤から一進一退の攻防に。しかし積極的にオペレーターでワンピックを狙うfl1pzjder選手(BME)に苦しめられ、2マップ連続で13-10・15-13と接戦の末に敗戦。試合後のインタビューでは「自分たちのミスがあまりにも目立ちすぎた」と反省を口にした。

1戦目に敗北を喫した🇯🇵FLは、後がない試合で🇰🇷F4Q相手に自分たちのプレーを押し付けて1stマップを取得し先に王手をかけた。しかし2nd・3rdでは相手の積極的な前での撃ち合いでエリアを広げることができず終始劣勢に立たされた。タイムアウトでも流れを変えられずマップ合計1-2で惜しくも敗戦。しかしmittiii選手は「海外チームのメタを理解できた」と語り今後に向けた貴重な経験になったようだ。

🇯🇵RCもDay1からの対戦カードが切られていたが、オンラインのアクシデントにより試合はなかなか開始されず。結果アクシデントは解決できないままDay1は終了となり、急きょDay2の1戦目からのスタートとなった。
🇯🇵RCはこのLCQに向けてDep選手(RC)・HaReeee選手(RC)からSamuraiD選手(RC)・Skeeyy選手(RC)にロスター変更。連携面が不安視されていたがロングレンジの撃ち合いで強さを見せて2ndマップのブリーズで勝利を収めた。3rdマップでは広いマップコントロールと個々の強さを尊重した柔軟性を見せた🇹🇭FSに敗戦したが、期待の持てる内容となった。

Lowerで🇰🇷DKに挑んだ🇯🇵RCだったが、韓国らしいアビリティの合わせで不利な打ち合いを強いられた。バインド・アセントと2マップ連続で大差で敗戦してしまいLCQから姿を消すことになった。しかしNorisen選手(RC)が「Dep選手・HaReeee選手頼りではなく安定して勝てるように練習した」と話した通り、新たなRCの姿を見せてくれた。

🇯🇵NthはDay2のMATCHDからスタート。
Stage3ではあと一歩で世界大会進出を逃した🇯🇵Nthは、世界大会に出場した🇰🇷F4Qと対戦。厳しい試合が予想されていたが、🇯🇵Nthは自分たちから積極的に撃ち合いに行き、試合のペースを終始握り続けた。Stage3からロール変更があったにもかかわらず、完成度の高さを見せつけた🇯🇵Nthが2マップ連続で勝利し、次のラウンドに駒を進めた。

Upperを勝ち上がった🇯🇵Nthは、LCQの優勝候補でもある🇸🇬PRXに挑んだ。1stマップの前半は10-2と大差を付けられた🇯🇵Nthだったが、攻守交代後は一転🇯🇵Nthがラウンドを取り続けた。OTの末に大逆転で勝利した🇯🇵Nthは、勢いそのままに2ndマップでも11-13と接戦の末に勝利。TENN選手🇯🇵(Nth)は、このLCQについて「練習で培ったものが発揮されている」と自信をのぞかせた。

東南アジア代表の🇹🇭FSは世界大会で3位に輝いた🇰🇷NUTURN Gamingにアセントで13-0で勝利を収めるなど勢いに乗っているチーム。そんな🇹🇭FS相手に1stマップのアセントは前半を10-2で折り返す苦しい展開となった。しかし🇸🇬PRX戦同様に徐々にペースを握り始めると、1stマップこそ取られたものの、その後は試合を支配し続けて2マップ連続で勝利。並みいる強豪を押しのけてGrand Finalに一番乗りした。

グランドファイナルではLowerを勝ち上がった🇹🇭FSと再戦。勝ったチームがChampions進出の決勝は両チーム一歩も譲らない一進一退の攻防になった。1stマップ・2ndマップをお互いが取り合って迎えた3rdマップは長いOTの末に18-16で🇯🇵Nthが勝利。先に王手をかけたが、後がない状況でも強気な詰めを見せる🇹🇭FSがマップを取り返し勝負の行方は最終マップへ。世界への切符を賭けた最後の戦いは一度敗戦したものの、対策をしっかり講じてきた🇹🇭FSが勝利を収めて優勝を果たした。


LCQのトーナメント結果は以下の通り。

惜しくも優勝とはならなかったが、アジアの強豪相手に強さを見せた日本代表。🇯🇵RC・🇯🇵Nth・🇯🇵FLの出場チームは貴重な経験を得られたはずだ。この経験が彼らの今後の成長、引いては日本の『VALORANT』シーンの成長につながることを期待したい。
関連インタビュー:
新生REJECTが世界と戦って感じた新たな課題とは【REJECT Norisen×feez選手インタビュー】
https://esports-world.jp/interview/15180
ただの惜敗ではない!Nthが見せた底力!【Northeption Astell × seoldam選手独占インタビュー】
https://esports-world.jp/interview/15285
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「VALORANT Champions Tour」ではVALORANTの年間王者を決める大会でChallengers・Masters・Championsの3段階で構成されている。地域大会Challengersとその勝者が出場する国際大会Mastersが全3回にわたって開催。そこで成績上位のチームと各地域のLCQで優勝した4チームがVALORANT年間チャンピオンを決める大会Championsへの出場権を獲得する。
ここでは日本代表としてLCQに出場した🇯🇵REJECT、🇯🇵Northeption、🇯🇵FENNELの試合の模様を振り返っていこう。

🇯🇵FENNEL(FL)
🇯🇵FLはDay1の第一試合からスタートした。
vs 🇮🇩BOOM Esports(BME)
🇮🇩BMEと対戦した🇯🇵FLは、事前の対策が光り序盤から一進一退の攻防に。しかし積極的にオペレーターでワンピックを狙うfl1pzjder選手(BME)に苦しめられ、2マップ連続で13-10・15-13と接戦の末に敗戦。試合後のインタビューでは「自分たちのミスがあまりにも目立ちすぎた」と反省を口にした。

▲ジャッジの1vs3クラッチを見せたmittiii選手(FL)。「キャラプールを広げている」と話した通りアイスボックスでのキルジョイはこれまでないピックだった
vs 🇰🇷F4Q
1戦目に敗北を喫した🇯🇵FLは、後がない試合で🇰🇷F4Q相手に自分たちのプレーを押し付けて1stマップを取得し先に王手をかけた。しかし2nd・3rdでは相手の積極的な前での撃ち合いでエリアを広げることができず終始劣勢に立たされた。タイムアウトでも流れを変えられずマップ合計1-2で惜しくも敗戦。しかしmittiii選手は「海外チームのメタを理解できた」と語り今後に向けた貴重な経験になったようだ。

▲2ndマップではわずか4デスでK/D5.5を叩き出したBunny選手(F4Q)。世界大会で見せたレイズ&ジャッジではなく、この日はオペレーターでのワンピックが目立った
🇯🇵REJECT(RC)
🇯🇵RCもDay1からの対戦カードが切られていたが、オンラインのアクシデントにより試合はなかなか開始されず。結果アクシデントは解決できないままDay1は終了となり、急きょDay2の1戦目からのスタートとなった。
vs 🇹🇭FULL SENSE(FS)
🇯🇵RCはこのLCQに向けてDep選手(RC)・HaReeee選手(RC)からSamuraiD選手(RC)・Skeeyy選手(RC)にロスター変更。連携面が不安視されていたがロングレンジの撃ち合いで強さを見せて2ndマップのブリーズで勝利を収めた。3rdマップでは広いマップコントロールと個々の強さを尊重した柔軟性を見せた🇹🇭FSに敗戦したが、期待の持てる内容となった。

▲半年以上競技シーンから離れていたにもかかわらずチームを牽引したSamuraiD選手。マーシャルで幾度となくチームを救うプレーを見せた
vs 🇰🇷DAMWON Gaming(DK)
Lowerで🇰🇷DKに挑んだ🇯🇵RCだったが、韓国らしいアビリティの合わせで不利な打ち合いを強いられた。バインド・アセントと2マップ連続で大差で敗戦してしまいLCQから姿を消すことになった。しかしNorisen選手(RC)が「Dep選手・HaReeee選手頼りではなく安定して勝てるように練習した」と話した通り、新たなRCの姿を見せてくれた。

▲この試合で🇯🇵RCを苦しめたのが元🇯🇵Crazy RaccoonのiNTRO選手(DK)。インファイトの強さは韓国でも屈指だろう
🇯🇵Northeption(Nth)
🇯🇵NthはDay2のMATCHDからスタート。
vs 🇰🇷F4Q
Stage3ではあと一歩で世界大会進出を逃した🇯🇵Nthは、世界大会に出場した🇰🇷F4Qと対戦。厳しい試合が予想されていたが、🇯🇵Nthは自分たちから積極的に撃ち合いに行き、試合のペースを終始握り続けた。Stage3からロール変更があったにもかかわらず、完成度の高さを見せつけた🇯🇵Nthが2マップ連続で勝利し、次のラウンドに駒を進めた。

▲ブリンクとショットガンでの積極的な前詰めが光ったSeoldam選手(Nth)。「韓国最強ジェット」と称される実力を遺憾なく発揮した
vs 🇸🇬PaperRex(PRX)
Upperを勝ち上がった🇯🇵Nthは、LCQの優勝候補でもある🇸🇬PRXに挑んだ。1stマップの前半は10-2と大差を付けられた🇯🇵Nthだったが、攻守交代後は一転🇯🇵Nthがラウンドを取り続けた。OTの末に大逆転で勝利した🇯🇵Nthは、勢いそのままに2ndマップでも11-13と接戦の末に勝利。TENN選手🇯🇵(Nth)は、このLCQについて「練習で培ったものが発揮されている」と自信をのぞかせた。

▲1stマップの最終ラウンドでドローンキャンセルから最後のキルを奪ったTENN選手。勝敗を決めるラウンドでも落ち着いたプレーが光った
vs 🇹🇭FULL SENSE(FS)
東南アジア代表の🇹🇭FSは世界大会で3位に輝いた🇰🇷NUTURN Gamingにアセントで13-0で勝利を収めるなど勢いに乗っているチーム。そんな🇹🇭FS相手に1stマップのアセントは前半を10-2で折り返す苦しい展開となった。しかし🇸🇬PRX戦同様に徐々にペースを握り始めると、1stマップこそ取られたものの、その後は試合を支配し続けて2マップ連続で勝利。並みいる強豪を押しのけてGrand Finalに一番乗りした。

▲🇯🇵Nthの流れを作ったのはSeoldam選手のブレイドストームでの連続キル。驚異のプレーに解説のYukishiroさんも「oh my God!」と口にした
vs 🇹🇭FULL SENSE(FS)
グランドファイナルではLowerを勝ち上がった🇹🇭FSと再戦。勝ったチームがChampions進出の決勝は両チーム一歩も譲らない一進一退の攻防になった。1stマップ・2ndマップをお互いが取り合って迎えた3rdマップは長いOTの末に18-16で🇯🇵Nthが勝利。先に王手をかけたが、後がない状況でも強気な詰めを見せる🇹🇭FSがマップを取り返し勝負の行方は最終マップへ。世界への切符を賭けた最後の戦いは一度敗戦したものの、対策をしっかり講じてきた🇹🇭FSが勝利を収めて優勝を果たした。

▲5マップすべて異なるエージェントを使用しながら幾度となくクラッチプレーを見せたPTC選手(FS)。LCQを通してその存在感は群を抜いていた

▲Championsまであと一歩に迫った🇯🇵Nth。試合後のインタビューでは各選手が悔しさをにじませた
まとめ
LCQのトーナメント結果は以下の通り。

惜しくも優勝とはならなかったが、アジアの強豪相手に強さを見せた日本代表。🇯🇵RC・🇯🇵Nth・🇯🇵FLの出場チームは貴重な経験を得られたはずだ。この経験が彼らの今後の成長、引いては日本の『VALORANT』シーンの成長につながることを期待したい。
関連インタビュー:
新生REJECTが世界と戦って感じた新たな課題とは【REJECT Norisen×feez選手インタビュー】
https://esports-world.jp/interview/15180
ただの惜敗ではない!Nthが見せた底力!【Northeption Astell × seoldam選手独占インタビュー】
https://esports-world.jp/interview/15285
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https://www.youtube.com/channel/UCzVgCrOcBAWYEHTtVOMPAtw
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- 【大会レポート】ZETA DIVISIONが全試合無敗で優勝!――『Overwatch 2』の韓国ステージを完全制覇しアジア大会へ
- 新生ZETA DIVISIONのOverwatch 2部門が、「Overwatch Champions Series 2026 KOREA Stage 1」に出場。全試合無敗という史上初の快挙を達成して優勝した。この結果により、アジアの覇権を争う「OWCS 2026 ASIA Stage 1」への出場権を手にした。 <以下、ニュースリリースより> 「ZETA DIVISION」が、『Overwatch Champions Series 2026 KOREA Stage 1』にて優勝!『OWCS 2026 ASIA Stage 1』出場権を獲得。 GANYMEDE株式会社(本社:東京都港区 代表:西原 大輔)が運営するプロeスポーツチーム『ZETA DIVISION』のOVERWATCH部門は、3月20日(金)から5月3日(日)に行われた『Overwatch Champions Series 2026 KOREA Stage 1』にて優勝したことをお知らせいたします。 この結果に伴い、次戦となる『OWCS 2026 ASIA Stage 1』への出場権を獲得いたしました。『Overwatch Champions Series 2026 KOREA Stage 1』について 『Overwatch Champions Series 2026 KOREA Stage 1』は3つのステージで構成され、本大会にはZETA DIVISIONを含むパートナーチームから4チーム、前年の大会から成績上位2チーム、Open Qualifierから勝ち上がった3チームを迎えた計9チームで試合を行います。 Round Robinでは1~4位がPlayoffsのシード決定戦へ、5~8位がPlayoffs出場をかけたLast Chance Qualifierへ進出します。 シード決定戦では予選上位4チームがPlayoffsに向けたシード権を争い、Last Chance Qualifierでは予選下位4チームの中からPlayoffsに進出する2チームを決定します。 PlayoffsはRound Robin、Last Chance Qualifierを勝ち上がった6チームにより3日間にわたって行われます。このPlayoffsを勝ち抜いた上位4チームが、『OWCS 2026 ASIA Stage 1』の出場権を獲得します。ZETA DIVISION 全試合無敗、圧倒的強さで次のステージへ 今シーズンよりロスターを大きく刷新した新生ZETA DIVISION OVERWATCH部門。その新体制での初陣となった本大会で、早くも圧倒的な強さを証明しました。 Group Stage全8試合を無敗で制し首位通過。Playoffs Seeding Deciderでも強豪チームを相手に全勝し、連勝記録を11へと伸ばしてPlayoffsシード1位を確定させました。迎えたPlayoffsでも圧倒的なパフォーマンスで勝ち上がり、大会を通じて一度も敗北することなく優勝を達成。Group Stage・Playoffs Seeding Decider・Playoffsの全3ステージを完全制覇という結果で『OWCS 2026 KOREA Stage 1』の頂点に立ちました。 Playoffs Bracket この結果により、アジア地域の覇権を争う『OWCS 2026 ASIA Stage 1』への出場権を獲得。『OWCS 2026 KOREA Stage 1』全試合無敗での『OWCS 2026 ASIA Stage 1』進出は史上初の快挙となります。 次のステージとなる『OWCS 2026 ASIA Stage 1』の上位2チームには、日本開催の世界最高峰の大会『Overwatch Champions Clash』への出場権が与えられます。今後もZETA DIVISIONは、OVERWATCH部門をはじめさまざまな競技タイトルのチーム運営を通じてゲームコミュニティの発展に貢献すべく、活動を続けてまいります。『Overwatch Champions Series 2026(OWCS 2026)』とは Overwatch Champions Series(OWCS)は、Blizzard Entertainmentが主催するOverwatch 2の最高峰eスポーツ競技大会です。 2026年シーズンは北米・韓国・ヨーロッパ・太平洋をはじめとする世界各地域でStageが開催され、各地域の上位チームがアジア・グローバルの舞台で覇を競います。 今回ZETA DIVISIONが出場権を獲得した『OWCS 2026 ASIA Stage 1』はアジア地区の頂点決定戦であり、さらにその上位2チームには、日本で開催される『Overwatch Champions Clash』(OWCC)への出場権が付与されます。OWCCはStage 1のすべての戦いの集大成ともいうべき世界最高峰の決戦の場となります。ZETA DIVISIONについて 2018年に設立されたZETA DIVISIONは、ゲーミングライフスタイルを確立させ新たなカルチャーを発信し続けるリーディングブランドです。ゲーマーとそれを取り巻くカルチャーをより豊かにし、新しいクリエーターを探し、次世代の文化を形成します。既存の文化にとらわれない新たなスタイルを発信しつづけ、ゲーミングカルチャーが広く親しまれる共通の価値観として確立した未来を目指し、活動してまいります。Web:https://zetadivision.comX:https://x.com/zetadivisionInstagram:https://www.instagram.com/zetadivisionYouTube:https://www.youtube.com/c/ZETADIVISIONTwitch:https://www.twitch.tv/zetadivisionTikTok:https://www.tiktok.com/@zetadivision