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- 【大会レポート】『レインボーシックス シージ』の国際大会で日本チームCAG OSAKAが準優勝の快挙!——『レインボーシックス シージ エックス』Year 10 ロードマップも公開
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『レインボーシックス シージ』の国際大会「BLAST Rainbow Six RE:L0:AD 2025」が2025年5月8日(木)~18日(日)にブラジル・リオデジャネイロにて開催。日本代表として出場したのはCAG Osaka、SCARZの2チーム。CAG Osakaがグループステージを勝ち抜き、準優勝を成し遂げた。BLAST Rainbow Six RE:L0:AD 2025(RE:LO:AD 2025)とは『レインボーシックス シージ』の新たな競技シーズンを開幕する国際大会。ブラジル・リオデジャネイロのArena Carioca 1で開催される。世界中から20のトップチームが集結し、総額52万ドルの賞金をかけて競い合う。今大会は、『レインボーシックス シージX』のプロシーン初採用となる新フォーマットで行われる。 本大会では、CAG Osakaに敗れたTeam Liquid Hondaのブラジル人選手が、SNSにて原子爆弾投下映像をポストしたことが注目されてしまったが、日本チームの国際大会ベスト2はレインボーシックス シージ競技シーンにおいて初の快挙である。RE:LO:AD 2025 GLAND FINALLAIR 4-7 LOSEBANK 3-7 LOSEKAFE 3-7 LOSE0-3で負けてしまいました😭世界チャンピオンまであと1歩でした!この長い期間を戦い抜いた選手、コーチ達を誇りに思います💪強くなってまた戻ってきます🔥早朝からシージファンの皆さん応援ありがとうございました🙏… pic.twitter.com/TawBqav08N— CAG OSAKA (@CYCLOPS_OSAKA) May 18, 2025 <以下、ニュースリリースより>タクティカルFPSタイトルで、アジアチームとしても最高順位を記録 ブロードメディア株式会社の子会社であるブロードメディアeスポーツ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:橋本 太郎)は、現地時間2025年5月10日から5月18日にかけてブラジル・リオデジャネイロで開催された『Rainbow Six Siege』の世界大会「RE:L0:AD 2025」で、当社が運営するプロeスポーツチーム「CAG OSAKA(シーエージー・オオサカ)」のレインボーシックス シージ部門が、日本のeスポーツチーム史上初となる決勝戦に進出し、準優勝したことをお知らせいたします。RE:L0:AD 2025について 「RE:L0:AD 2025」はUbisoftおよびBLASTが主催する『レインボーシックス シージ』の世界大会で、2025年度の競技シーンの開幕戦となる今大会は、総額52万ドル(約7,500万円)の賞金が用意され、Ubisoftが展開するパートナープログラム「R6 Share」に加盟するパートナー20チームが出場しました。グループ予選では、従来の大会とは異なり、各チームがブレット(ポイント)を持ってスタートし、試合結果に応じて賭けたブレットが増減する独自のルールで試合が展開されました。グループ予選4試合目、CAG OSAKAは地元ブラジルの強豪Team Liquid相手に一気に14ブレットを賭ける大勝負に挑み、敗北すれば予選敗退のプレッシャーがかかるなか、激闘の末に勝利し、一気にプレーオフ進出を決定させました。 プレーオフは従来のトーナメント戦で行われ、世界大会での有観客試合はCAGシージ部門として初めての経験となりましたが、粘り強い戦いで韓国BNK FEARX、米国Wildcardという強豪を破り、現地ブラジルのファンを沸かせる見事なプレーを見せ、タクティカルFPSタイトルで日本チーム史上初となる世界大会決勝戦への進出を決めました。全世界のFPSファンが注目する決勝戦では世界大会連覇の最強チーム、地元ブラジルのFURIAとの対戦となり、完全アウェイの環境のなかでも素晴らしい戦いぶりで会場を沸かせましたが、惜しくも敗北。しかしながら、日本のみならずアジアのチームとしても歴代最高順位でeスポーツシーンの歴史に名を刻み、準優勝賞金80,000ドルを獲得しました。 2018年のシージ部門結成以来、CAGは日本のプロeスポーツトップチームとして幾多の世界大会に挑戦してまいりました。2024年5月に開催された「BLAST R6 Major Manchester 2024」、2025年2月に行われた世界大会「Six Invitational 2025」でともに世界ベスト12に入り、今回、悲願だった世界大会での決勝戦進出・準優勝を達成しましたが、来月6月15日にはリーグ戦となる「Asia Pacific League 2025 - Stage 1:APAC North」の開幕が控えるなど、新たな挑戦が続きます。「Esports World Cup 2025」や「Six Invitational 2026」といった大規模世界大会への出場を目標に、引き続きベストを尽くして戦ってまいります。 今後とも、CAG OSAKAの応援をよろしくお願いいたします。CAG出場選手:BlackRay、Anitun、ちびす、ShuReap、Arcully、DDCAG OSAKAとは CAG OSAKAは、大阪を活動拠点とするプロeスポーツチーム。国内外の大会で実績を積み、成長を続けている。格闘ゲーム部門では、「DRAGON BALL FighterZ World Tour 2022/2023」で世界一に輝き、今夏開幕する「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2025」にも参戦。人気と実力あるチームとしてファンを多数抱えている。PUBG MOBILE部門は2024年の国内リーグで春夏連覇するなど圧倒的な戦績を残し、2024年夏にサウジアラビアで開催された「2024 Esports World Cup」にも出場。レインボーシックス シージ部門は「Rainbow Six Japan League 2021」で無敗優勝し、2023年までの3年間「Six Invitational」に日本勢として唯一参戦。2024年5月に開催された「BLAST R6 Major Manchester 2024」、2025年2月に開催された「Six Invitational 2025」ともに世界ベスト12に入り、2025年5月に開催された「RE:L0:AD 2025」では日本のチーム史上初の決勝戦進出・準優勝を達成。各部門で高い結果を上げ、eスポーツ業界の発展に寄与している。■関連サイト:CAG OSAKA公式サイト: https://cyclops-osaka.jp/CAG OSAKA公式X:https://x.com/cyclops_osakaeスポーツ世界大会にて日本チームCAG OSAKAが準優勝の快挙! ブラジル・リオデジャネイロにてeスポーツ世界大会「BLAST Rainbow Six RE:L0:AD 2025」が開催されました。日本チームのCAG OSAKAが数々の強豪チームを制してグランドファイナルに進出、優勝を賭けてブラジルチームFURIAと対戦しました。今回はFURIAに勝利を譲ったものの、日本チームの国際大会ベスト2は『レインボーシックス シージ』競技シーンにおいて初の快挙で、APACチームとしても過去最高の成績を打ち立てました。今後開催が予定されている世界大会の詳細についても発表され、『レインボーシックス シージ エックス』としての新たな始まりを彩る大会となりました。RE:L0:AD 2025 グランドファイナル URL:https://www.youtube.com/live/EI7oJwM31so?si=8eFfFT3IgqQLzehd■BLAST R6 Major開催地:ミュンヘン日程:11月8日 – 16日有観客開催:11月14日 – 16日 (BMW Park Arena)■Six Invitational 2026開催地:パリ日程:2026年2月2日 – 15日有観客開催:2月13日 – 15日『レインボーシックス シージ エックス』 6月10日(※1)に『レインボーシックス シージ』の新たな時代が幕を開けます。『シージ エックス』の配信開始と共に、フリーアクセス、デュアルフロント(6対6の新モード)、刷新されたマップ、破壊可能オブジェクト、進化したラペリング、オーディオの刷新といった広範なアップグレード、改良、洗練が実施されます。『レインボーシックス シージ エックス』は『レインボーシックス シージ』をお持ちの方全員が無料アップグレードとしてお楽しみいただけます。また、無料アクセスが登場し、クイックプレー、アンランク、デュアルフロントが誰でも無料でプレーできるようになります。まずは6月10日には、ライティング、影や解像度が刷新された5つのマップが登場し、各シーズンで3つのマップが対象となる予定です。またオーディオも改良がくわえられ、周囲の情報収集に役立ちます。新たなコミュニケーションホイールで仲間との効果的な連携が可能になり、武器の確認機能でスタイリッシュさのアピールも行えるようになります。さらに、ゲーム内の「Eスポーツ」タブが追加されることが発表されました。このタブでは世界中の注目マッチを簡単に追いかけることができます。新登場のビギナーチャレンジとチュートリアルフローでは、熱心な初心者にゲーム内リワードが提供され、熟練プレーヤーは新たなXPカーブでクリアランスレベルを素早く上げることができます。新登場のキャリア統計データを確認すれば、プレーリストごとの戦績を追跡できます。これにはEスポーツファンの間でプロプレーの測定基準として有名なK.O.S.T.データも含まれます。新プレーリストの「エンリステッド」と「フィールドトレーニング」は新規プレーヤーと復帰プレーヤーそれぞれに向いています。カスタマイズ可能な練習用アリーナとして、本物のプレーヤーの行動を学習したAIボットを相手にフルマップで戦いましょう。ソロでトレーニングするにしても、他のプレーヤーと対戦するにしても、オペレーターの声が以前より頻繁に聞こえるはずです。新たに追加される雑談機能により、キャラクターの性格やキャラクターの関係性が浮かび上がる新規の台詞を聞くことができます。PCプレーヤーは、6月10日の配信に先駆けて実施されるテストサーバーセッションで『シージ エックス』をひと足早く体験できます。このセッションはPC版『レインボーシックス シージ』をお持ちの全プレーヤーが参加可能です。Ubisoft Connectのライブラリに自動的に表示される「テストサーバー」タイルよりご参加いただけます。Year 10シーズン2 「Operation Daybreak」『レインボーシックス シージ エックス』の配信と同時に、Year 10シーズン2「Operation Daybreak」も開幕します。今シーズンにはさまざまなオペレーターのバランス調整、電気ダメージと手足へのダメージに関する変更、CLASHのリマスターなどが登場します。「R6 Shieldguard」および迷惑行為対策今年導入された「R6 Shieldguard」はゲームのセキュリティおよびチート対策ツールが統合されたもので、すべてのプレーヤーが公平にゲームを楽しめるよう「レインボーシックス シージ」チームが開発したものです。シーズン1にて登場した新しいセキュリティハードニング技術により、チート使用者のBAN処分数が増加してチート行為の報告は減少傾向にあります。シーズン2では大規模なセキュリティアップデートを実施予定です。正式稼働した評価システムでは、ネガティブな行動の減少が認められました。これには攻撃的な発言が含まれますが、ゲーム内でのポジティブな行動の増加報告と共に、テキストチャットの使用量は増加しています。シーズン3および4でもこれらの取り組みを継続し、ボイスチャットのモデレーション、評価システムの新アクション、プライバシー設定の改良、放棄ペナルティ、ゲーム内の報告機能などが登場予定です。シーズン3 & 4シーズン3では「ナイトヘイヴン」、「アジト」、「領事館」の3つのマップの刷新版が登場予定です。また、新オペレーターの物語と関連したデュアルフロントの任務変更も行われます。スイス出身のこの防衛オペレーターは、新たな武器を携えてゲームに加わります。シーズン4で『レインボーシックス シージ』は10周年を迎えるため、記念スペシャルイベントを開催予定です。このシーズンではさらに、攻撃オペレーター1名のリマスターと新たな武器が登場します。この武器はリリース時から複数のオペレーターが使用できる初めての武器となります。また、「テーマパーク」と「高層ビル」の刷新に加え、さらにもう1マップの全面見直しも予定されています。 シーズン3および4の詳細は、年内後半にお知らせ予定です。(※1)ヨーロッパ中央時間©2025 Ubisoft Entertainment. All Rights Reserved. Tom Clancys, Rainbow Six, the Soldier Icon, Ubisoft, and the Ubisoft logo are registered or unregistered trademarks of Ubisoft Entertainment in the U S and/or other countries.
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- 【大会レポート】最年少小学生選手と無冠の帝王が激突!——タイピング日本一を決めるeスポーツ大会「REALFORCE TYPING CHAMPIONSHIP 2025」
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東プレ主催の国内最大規模の競技タイピング大会「REALFORCE TYPING CHAMPIONSHIP 2025(RTC 2025)」の決勝ステージが4月26日(土)に開催された。▲RTCは2017年から始まり、今年で第6回目の開催となる 総勢9,668名が参加した本大会。予選はウェブ上でタイピング練習が楽しめる「e-typing」を用いて計4回行われ、その中から成績上位者の8名が決勝ステージに選抜される形だ。▲「e-typing」は誰でもプレーできるタイピング練習ができるウェブサイト。期間内なら何度でも予選に挑戦できるというのもRTCならではのレギュレーションだ(https://www.e-typing.ne.jp) 決勝ステージは例年有観客オフライン開催となっているが、今年は競技選手がよりタイピングに集中しやすい環境ということで無観客開催となった。▲会場を盛り上げてくれたのは5名の出演者。左から順に実況解説の篠原光さん、隅野貴裕さん、ゲストの貴島明日香さん、シュウペイさん、寺太勇さん 基本的な競技ルールは下記の通り。特筆すべきはRTC独自ルールの「正確性」だろう。どちらかが正確性95%を下回るかどうかで、戦法も試合展開も全く違ったものになる。タイピングスピードだけでは勝てないのがRTCの妙なのだ。▲トーナメント形式はシングルエリミネーション。正確性によっては速く入力しても負けてしまうことがあるのがRTCの面白いところ。ただ速く入力できればいいという訳ではないのだ 最年少は小学校5年生!個性あふれる8人の選手たち 決勝に進出したのは下記の8名。ベテラン選手から本大会初出場となる期待の若手選手など、個性あふれる選手がそろった。▲決勝ステージのトーナメント表 ▲ゆたゆた選手:小学5年生でありながら優勝候補の一角。今回がRTC初出場だ ▲める選手:若手期待のかな入力戦士。こちらも初出場 ▲まるくん選手:こちらも若手プレーヤー。スピード勝負が得意。RTC初出場となる選手だ ▲Y-i選手:幼い時代から競技タイパーとして活躍したベテラン。3年連続の出場 ▲くわな選手:前回大会2位のベテランタイパー。今大会の優勝候補。『VALORANT』では上位ランク“イモータル2”の実力を持つマルチプレーヤー ▲mulelr選手:大会皆勤賞で上位常連のベテランかな入力使い。今大会の優勝候補 ▲goe選手:前回大会3位でタイピングソフト「寿司打」の3冠王プレーヤー ▲ゆーくん選手:初出場ながら、第2回予選1位に輝いた期待のルーキー そんな強豪ひしめくRTC 2025の大会レポートをお届けしよう。準々決勝:第1試合目から盛り上がりをみせる注目カード 準々決勝となる第1試合から目が離せない対戦カードとなったRTC 2025。特筆すべきは最年少となる小学五年生のゆたゆた選手 vs かな入力の使い手める選手。▲ゆたゆた選手は予選1位通過の優勝候補。対するめる選手は現役の学生でありながら、かな入力の使い手という稀有なプレーヤーである 試合内容は終始ゆたゆた選手が押す形となった。kpm換算(一分間に打ち込む文字数)で1400以上を叩きだす瞬間もあり、実況の篠原さんも思わず舌を巻くような勢いで駆け抜けていく。安定した高速タイピングによってストレート勝ちを決めたゆたゆた選手。今大会が初出場ではあるものの、優勝候補として盤石な雄姿を会場に見せつけた。▲恐ろしいスピードで表示された文章を入力していく両選手。入力が早すぎてお題の文章が読めないレベルだ(https://www.youtube.com/live/7sR6diUkWao?t=1368s) もうひとつ目が離せない対戦カードは第3試合のくわな選手 vs muller選手。両者ともに優勝候補なため、決勝戦と言われてもおかしくないマッチアップである。▲ローマ字入力 vs かな入力という入力方式の違いも注目ポイントだ 先制を獲ったのはくわな選手。RTC独自ルールである正確性を突く形で、かな入力使いのmuller選手を手玉に取った形だ。その後もくわな選手は正確性を重視した戦法を貫き、2本目も連取していく。しかし3ラウンド目ではくわな選手が正確性を崩してしまい、その隙を突いたmuller選手が1本を返す展開に。ここでくわな選手は戦法をシフト。正確性を敢えて捨て、タイピングスピード主体の戦い方に変えていく。▲4ラウンド目から一変したくわな選手に虚を突かれたのはmuller選手か。正確性を無視したノーガードな戦いに翻弄(ほんろう)され、くわな選手に軍配が上がるシーンが増えてきた(https://www.youtube.com/live/7sR6diUkWao?t=4071s) 最終的には4:1でくわな選手が勝利をもぎとったものの、事前予想通りの激しい駆け引きとなった。試合後のインタビューでは「緊張していた割にはお互いに正確性の高い試合が多くて、かなりプレッシャーのかかる内容でした。muller選手が選ぶげんきワード(ワードテーマ)では、かな入力のスピードに歯が立たないと予想していたので、正確性の部分で勝とうという作戦でした」とくわな選手は回答した。くわな選手の柔軟性と、muller選手への対策が光った試合内容となった。なお、第2試合のY-i選手 vs まるくん選手は、途中でY-i選手が返すシーンもあったが4:1でまるくん選手の勝利。第4試合のgoe選手 vs ゆーくん選手は、3、4ラウンドともにデッドヒート。僅差でgoe選手が打ち勝ち、最終的には4:0ストレートで終了となった。▲準々決勝戦後のトーナメント表。上記4名が準決勝戦に駒を進めた 準決勝:三位決定戦までのダイジェスト 準決勝第1試合はゆたゆた選手 vs まるくん選手という初出場同士の対決となった。1500kpmを記録する豪速タイパー同士の戦いは、最終的には4:1でゆたゆた選手が勝利。第2試合は前回大会2位のくわな選手 vs 前回大会3位のgoe選手が激突。第一試合目とは対照的に、正確性も混ぜ合わせた変則的な戦いが繰り広げられ、4:1でくわな選手が勝利した。敗者同士で行われた3位決定戦はルーキー vs ベテラン対決。一体どちらに軍配が上がるのか注目されたマッチアップだったが、いざ始まるとgoe選手が圧巻のパフォーマンスを発揮。まさかの4:0で、goe選手のストレート勝利という結果となった。決勝戦:モンスター小学生と無冠の帝王が躍動 遂にやってきた決勝戦。初出場にて決勝の舞台まで駒を進めたモンスター小学生ゆたゆた選手と、常に優勝候補として奮戦し続けてきた無冠の帝王くわな選手が並び立った。決勝戦はBo9(5本先取)と長丁場な戦いとなるため、より集中力や正確性が求められるのも注目だ。▲全力を出し切りたいと語るゆたゆた選手 ▲今まで超えられなかった決勝戦の壁を越えたいと語るくわな選手 まずは先手を取ったのはゆたゆた選手。シンプルなスピード勝負に持ち込んだことで怒涛の2連取を達成。好調な出だしとなった。▲若さあふれるスピーディーな入力で無冠の帝王に立ちはだかるゆたゆた選手(https://www.youtube.com/live/7sR6diUkWao?t=11285s) このままゆたゆた選手が勝利をもぎ取るのかと思いきや、3ラウンド目になって潮目が変わる。くわな選手の持ち味である柔軟性が発揮され、正確性重視の試合運びにシフトする。スピードは相変わらずの速度を誇っていたゆたゆた選手だが、堅実に95%以上をキープしたくわな選手が徐々に返していく展開に。▲怒濤の追い上げでマッチポイントを迎えたくわな選手。7ラウンド目では今大会最速に近い1569kpmを叩きだすシーンも(https://www.youtube.com/live/7sR6diUkWao?si=GyuwBshab5nPq-3C&t=11981) 結果は5:2と一気にギアを上げたくわな選手の逆転勝利となった。▲3年来の悲願をついに達成したくわな選手。感無量の表情が画面越しからも伝わる 試合終了直後のインタビューでくわな選手は「何も考えられなくて——無我夢中で目の前のワードと向き合っていました」と決勝戦での心情を吐露し「実感が湧いてなくて、不思議な感じです」と自身の優勝に関してもまだ身に沁み切っていない様子だった。興奮冷めやらないとは正にこのことか。身体に溜まり切った熱を放出するかのように、何度も天を仰いでいた。一方で決勝戦については「緊張しました」と語るゆたゆた選手。初出場のRTCに関しても「楽しめた」と返答し、「正確性が少し低いので、もっと正確性を高くする練習をしたいです」と、さっそく現状の改善点と今後の練習内容についてもふれていた。これには解説の隅野さんも「来年が怖いですね」と満面の笑み。将来有望なモンスター小学生。負けてなお天晴れな受け答えであった。くわな選手、ゆたゆた選手のショートインタビューをお届け 最後に、試合を終えた両選手にインタビューを実施したので、その様子をお届けしよう。準優勝:ゆたゆた選手 ショートインタビュー ▲優勝はできなかったものの、晴れやかな表情のゆたゆた選手 ——準優勝おめでとうございます! 今のご気分はいかがですか?ゆたゆた:うれしいです。——初出場で準優勝しましたが、普段は何時間ほど練習をしているのでしょうか。ゆたゆた:あまり意識はしてないですが、いつもは2〜3時間くらいタイピング練習をしてます。土日は多分8時間くらいやっています。——普段の練習ではどのようなソフトを使っているのでしょうか。ゆたゆた:タイピングチューブ、ポップタイピング、打鍵トレーナーなどを使っています。——RTC 2025は素晴らしい結果となりましたが、来年も参加しますか?ゆたゆた:はい、来年も出たいです——ゆたゆた選手、ありがとうございました!優勝 くわな選手 ショートインタビュー ▲優勝トロフィーである黄金のキーボードを掲げるくわな選手 ——優勝おめでとうございます。今大会に向けてどのような練習を実践してきましたか?くわな:大会直前の期間だと、平日は多くても3時間ほど練習していました。休日はなかなか体力も持たないこともあって6時間が限度でした。——競技タイピングを始めたのは大体何歳の頃からでしょうか?くわな:小学校2年生の頃から競技としてタイピングをさわり続けているので、20年ほど続けています。——20年も続けているんですね!大会での優勝経験はRTC2025が初となるのでしょうか。くわな:学生の頃は年齢別タイピング大会で優勝経験などもあったんですけれど、社会人になってからは今回のRTC 2025が初めての優勝になります。——くわな選手自身の強みはどのような所にあると思いますか?くわな:自分の強みは相手を分析して戦い方を変えられることです。普段は『VALORANT』というゲームをプレーしているんですが、そちらの方では相手の弱点を突くようにプレーしているので、そういった思考法をタイピング競技でも応用してます。——今回RTC優勝を達成しましたが、来年以降の目標などはあったりしますか?くわな:実は正直迷っていて……。年齢的にもかなり限界に近付いているので、来年以降についてはまだ決めてはいません。だからこそ今回の優勝はうれしくてたまらなかったですね。——インタビューありがとうございました!まとめ これにてRTC 2025は閉幕となった。振り返ってみると今期のRTCは、転換点ともいえる大会だったかもしれない。RCTといってまず思い浮かぶ選手は4連覇を達成したmiri選手、そして2024年度に優勝した三八木選手だろう。これらの歴代チャンピオンがRTC 2025では不参加となってしまったのだが、だからこそ初出場者だらけの新風吹き荒れるRTCになったともいえる。また今回は一般向けの観戦者を入れずにスタジオ内で大会を開催した。こういった形式も今までのRTCとは異なっている。よりフォーマルな大会として、番組制作を意識した座組になっているといえよう。そして途中のエキシビションマッチもしかり、猫麦とろろさんの登場もしかり、より広い層に大会の面白さを伝えたいという制作側の強い想いを感じる。RTCも時勢の波に合わせて変化・進化していくしかない。そういった意味では今年のRTCはまず間違いなく成功した年なのではないだろうか。こうなってくると来年のRTCにも同様の期待を抱かざるを得ない。どういった変化をもってタイピング競技の裾野を広げ、拡張していくのか。来年もまた注目の年になりそうだ。【番外編】裾野を広げるエキシビションマッチ実は本大会ではゲスト同士がタイピングで戦うエキシビションマッチも開催された。選手たちのすごさやタイピングの面白さを実感するために、司会陣4人が肌を脱いだ形だ。こういった大会で司会陣全員がプレーヤーとして参加するのはなかなか珍しい試みかもしれないが、RTCの裾野を広げる上では重要な試みともいえる。▲スペシャルマッチとしてしっかりとトーナメント形式で実施されたエキシビションマッチ(https://www.youtube.com/live/7sR6diUkWao?t=7811s) ちなみに解説の隅野さんは別格の存在なので、このエキシビションマッチではプレーヤーとしては参加せず解説に徹した。▲観戦枠には特別ゲストとしてVTuberの猫麦とろろさんも参加 観戦者からの野次にたじたじな様子の篠原さんだったが、どうにか優勝。終始和やかな雰囲気の中、エキシビションマッチは終了した。▲決勝戦はタイピング歴のある貴島明日香さんと篠原さんの対決。試合中ヤジが飛ぶという前代未聞の環境に篠原さんもたじたじ。こういった遊び心があるのもエキシビションマッチならでは(https://www.youtube.com/live/7sR6diUkWao?t=8852s) 試合中に「なぜテレビ局を辞めたのですか?」という野次には動揺を隠せず「それっ、結構クリティカルなやつっ!」と思わず言葉に詰まったシーンも(笑)。こういった遊び心を持ちつつも、知名度向上にも目を向けているのがRTC 2025のスタイルだ。 ■関連リンクREALFORCE TYPING CHAMPIONSHIP 2025 アーカイブ:https://www.youtube.com/live/7sR6diUkWao?si=TzzR-LfyQW9f-2VLREALFORCE 公式ウェブサイト:https://www.realforce.co.jpREALFORCE 公式X:https://x.com/TOPRE_REALFORCE撮影:gappo3編集:いのかわゆうgappo3 プロフィール『オーバーウォッチ 2』のプロリーグ「Overwatch League」公式日本語配信の解説担当。初代『オーバーウォッチ』にて創設されたプロゲーミングチーム「Green Leaves」での活動を基盤に、2017年からライター業を開始。eスポーツ中心のインタビュー記事やコラム記事を数多く手がけてきた。X:https://x.com/gappo3gappo3
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- 【大会レポート】最年少小学生選手と無冠の帝王が激突!——タイピング日本一を決めるeスポーツ大会「REALFORCE TYPING CHAMPIONSHIP 2025」
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東プレ主催の国内最大規模の競技タイピング大会「REALFORCE TYPING CHAMPIONSHIP 2025(RTC 2025)」の決勝ステージが4月26日(土)に開催された。▲RTCは2017年から始まり、今年で第6回目の開催となる 総勢9,668名が参加した本大会。予選はウェブ上でタイピング練習が楽しめる「e-typing」を用いて計4回行われ、その中から成績上位者の8名が決勝ステージに選抜される形だ。▲「e-typing」は誰でもプレーできるタイピング練習ができるウェブサイト。期間内なら何度でも予選に挑戦できるというのもRTCならではのレギュレーションだ(https://www.e-typing.ne.jp) 決勝ステージは例年有観客オフライン開催となっているが、今年は競技選手がよりタイピングに集中しやすい環境ということで無観客開催となった。▲会場を盛り上げてくれたのは5名の出演者。左から順に実況解説の篠原光さん、隅野貴裕さん、ゲストの貴島明日香さん、シュウペイさん、寺太勇さん 基本的な競技ルールは下記の通り。特筆すべきはRTC独自ルールの「正確性」だろう。どちらかが正確性95%を下回るかどうかで、戦法も試合展開も全く違ったものになる。タイピングスピードだけでは勝てないのがRTCの妙なのだ。▲トーナメント形式はシングルエリミネーション。正確性によっては速く入力しても負けてしまうことがあるのがRTCの面白いところ。ただ速く入力できればいいという訳ではないのだ 最年少は小学校5年生!個性あふれる8人の選手たち 決勝に進出したのは下記の8名。ベテラン選手から本大会初出場となる期待の若手選手など、個性あふれる選手がそろった。▲決勝ステージのトーナメント表 ▲ゆたゆた選手:小学5年生でありながら優勝候補の一角。今回がRTC初出場だ ▲める選手:若手期待のかな入力戦士。こちらも初出場 ▲まるくん選手:こちらも若手プレーヤー。スピード勝負が得意。RTC初出場となる選手だ ▲Y-i選手:幼い時代から競技タイパーとして活躍したベテラン。3年連続の出場 ▲くわな選手:前回大会2位のベテランタイパー。今大会の優勝候補。『VALORANT』では上位ランク“イモータル2”の実力を持つマルチプレーヤー ▲mulelr選手:大会皆勤賞で上位常連のベテランかな入力使い。今大会の優勝候補 ▲goe選手:前回大会3位でタイピングソフト「寿司打」の3冠王プレーヤー ▲ゆーくん選手:初出場ながら、第2回予選1位に輝いた期待のルーキー そんな強豪ひしめくRTC 2025の大会レポートをお届けしよう。準々決勝:第1試合目から盛り上がりをみせる注目カード 準々決勝となる第1試合から目が離せない対戦カードとなったRTC 2025。特筆すべきは最年少となる小学五年生のゆたゆた選手 vs かな入力の使い手める選手。▲ゆたゆた選手は予選1位通過の優勝候補。対するめる選手は現役の学生でありながら、かな入力の使い手という稀有なプレーヤーである 試合内容は終始ゆたゆた選手が押す形となった。kpm換算(一分間に打ち込む文字数)で1400以上を叩きだす瞬間もあり、実況の篠原さんも思わず舌を巻くような勢いで駆け抜けていく。安定した高速タイピングによってストレート勝ちを決めたゆたゆた選手。今大会が初出場ではあるものの、優勝候補として盤石な雄姿を会場に見せつけた。▲恐ろしいスピードで表示された文章を入力していく両選手。入力が早すぎてお題の文章が読めないレベルだ(https://www.youtube.com/live/7sR6diUkWao?t=1368s) もうひとつ目が離せない対戦カードは第3試合のくわな選手 vs muller選手。両者ともに優勝候補なため、決勝戦と言われてもおかしくないマッチアップである。▲ローマ字入力 vs かな入力という入力方式の違いも注目ポイントだ 先制を獲ったのはくわな選手。RTC独自ルールである正確性を突く形で、かな入力使いのmuller選手を手玉に取った形だ。その後もくわな選手は正確性を重視した戦法を貫き、2本目も連取していく。しかし3ラウンド目ではくわな選手が正確性を崩してしまい、その隙を突いたmuller選手が1本を返す展開に。ここでくわな選手は戦法をシフト。正確性を敢えて捨て、タイピングスピード主体の戦い方に変えていく。▲4ラウンド目から一変したくわな選手に虚を突かれたのはmuller選手か。正確性を無視したノーガードな戦いに翻弄(ほんろう)され、くわな選手に軍配が上がるシーンが増えてきた(https://www.youtube.com/live/7sR6diUkWao?t=4071s) 最終的には4:1でくわな選手が勝利をもぎとったものの、事前予想通りの激しい駆け引きとなった。試合後のインタビューでは「緊張していた割にはお互いに正確性の高い試合が多くて、かなりプレッシャーのかかる内容でした。muller選手が選ぶげんきワード(ワードテーマ)では、かな入力のスピードに歯が立たないと予想していたので、正確性の部分で勝とうという作戦でした」とくわな選手は回答した。くわな選手の柔軟性と、muller選手への対策が光った試合内容となった。なお、第2試合のY-i選手 vs まるくん選手は、途中でY-i選手が返すシーンもあったが4:1でまるくん選手の勝利。第4試合のgoe選手 vs ゆーくん選手は、3、4ラウンドともにデッドヒート。僅差でgoe選手が打ち勝ち、最終的には4:0ストレートで終了となった。▲準々決勝戦後のトーナメント表。上記4名が準決勝戦に駒を進めた 準決勝:三位決定戦までのダイジェスト 準決勝第1試合はゆたゆた選手 vs まるくん選手という初出場同士の対決となった。1500kpmを記録する豪速タイパー同士の戦いは、最終的には4:1でゆたゆた選手が勝利。第2試合は前回大会2位のくわな選手 vs 前回大会3位のgoe選手が激突。第一試合目とは対照的に、正確性も混ぜ合わせた変則的な戦いが繰り広げられ、4:1でくわな選手が勝利した。敗者同士で行われた3位決定戦はルーキー vs ベテラン対決。一体どちらに軍配が上がるのか注目されたマッチアップだったが、いざ始まるとgoe選手が圧巻のパフォーマンスを発揮。まさかの4:0で、goe選手のストレート勝利という結果となった。決勝戦:モンスター小学生と無冠の帝王が躍動 遂にやってきた決勝戦。初出場にて決勝の舞台まで駒を進めたモンスター小学生ゆたゆた選手と、常に優勝候補として奮戦し続けてきた無冠の帝王くわな選手が並び立った。決勝戦はBo9(5本先取)と長丁場な戦いとなるため、より集中力や正確性が求められるのも注目だ。▲全力を出し切りたいと語るゆたゆた選手 ▲今まで超えられなかった決勝戦の壁を越えたいと語るくわな選手 まずは先手を取ったのはゆたゆた選手。シンプルなスピード勝負に持ち込んだことで怒涛の2連取を達成。好調な出だしとなった。▲若さあふれるスピーディーな入力で無冠の帝王に立ちはだかるゆたゆた選手(https://www.youtube.com/live/7sR6diUkWao?t=11285s) このままゆたゆた選手が勝利をもぎ取るのかと思いきや、3ラウンド目になって潮目が変わる。くわな選手の持ち味である柔軟性が発揮され、正確性重視の試合運びにシフトする。スピードは相変わらずの速度を誇っていたゆたゆた選手だが、堅実に95%以上をキープしたくわな選手が徐々に返していく展開に。▲怒濤の追い上げでマッチポイントを迎えたくわな選手。7ラウンド目では今大会最速に近い1569kpmを叩きだすシーンも(https://www.youtube.com/live/7sR6diUkWao?si=GyuwBshab5nPq-3C&t=11981) 結果は5:2と一気にギアを上げたくわな選手の逆転勝利となった。▲3年来の悲願をついに達成したくわな選手。感無量の表情が画面越しからも伝わる 試合終了直後のインタビューでくわな選手は「何も考えられなくて——無我夢中で目の前のワードと向き合っていました」と決勝戦での心情を吐露し「実感が湧いてなくて、不思議な感じです」と自身の優勝に関してもまだ身に沁み切っていない様子だった。興奮冷めやらないとは正にこのことか。身体に溜まり切った熱を放出するかのように、何度も天を仰いでいた。一方で決勝戦については「緊張しました」と語るゆたゆた選手。初出場のRTCに関しても「楽しめた」と返答し、「正確性が少し低いので、もっと正確性を高くする練習をしたいです」と、さっそく現状の改善点と今後の練習内容についてもふれていた。これには解説の隅野さんも「来年が怖いですね」と満面の笑み。将来有望なモンスター小学生。負けてなお天晴れな受け答えであった。くわな選手、ゆたゆた選手のショートインタビューをお届け 最後に、試合を終えた両選手にインタビューを実施したので、その様子をお届けしよう。準優勝:ゆたゆた選手 ショートインタビュー ▲優勝はできなかったものの、晴れやかな表情のゆたゆた選手 ——準優勝おめでとうございます! 今のご気分はいかがですか?ゆたゆた:うれしいです。——初出場で準優勝しましたが、普段は何時間ほど練習をしているのでしょうか。ゆたゆた:あまり意識はしてないですが、いつもは2〜3時間くらいタイピング練習をしてます。土日は多分8時間くらいやっています。——普段の練習ではどのようなソフトを使っているのでしょうか。ゆたゆた:タイピングチューブ、ポップタイピング、打鍵トレーナーなどを使っています。——RTC 2025は素晴らしい結果となりましたが、来年も参加しますか?ゆたゆた:はい、来年も出たいです——ゆたゆた選手、ありがとうございました!優勝 くわな選手 ショートインタビュー ▲優勝トロフィーである黄金のキーボードを掲げるくわな選手 ——優勝おめでとうございます。今大会に向けてどのような練習を実践してきましたか?くわな:大会直前の期間だと、平日は多くても3時間ほど練習していました。休日はなかなか体力も持たないこともあって6時間が限度でした。——競技タイピングを始めたのは大体何歳の頃からでしょうか?くわな:小学校2年生の頃から競技としてタイピングをさわり続けているので、20年ほど続けています。——20年も続けているんですね!大会での優勝経験はRTC2025が初となるのでしょうか。くわな:学生の頃は年齢別タイピング大会で優勝経験などもあったんですけれど、社会人になってからは今回のRTC 2025が初めての優勝になります。——くわな選手自身の強みはどのような所にあると思いますか?くわな:自分の強みは相手を分析して戦い方を変えられることです。普段は『VALORANT』というゲームをプレーしているんですが、そちらの方では相手の弱点を突くようにプレーしているので、そういった思考法をタイピング競技でも応用してます。——今回RTC優勝を達成しましたが、来年以降の目標などはあったりしますか?くわな:実は正直迷っていて……。年齢的にもかなり限界に近付いているので、来年以降についてはまだ決めてはいません。だからこそ今回の優勝はうれしくてたまらなかったですね。——インタビューありがとうございました!まとめ これにてRTC 2025は閉幕となった。振り返ってみると今期のRTCは、転換点ともいえる大会だったかもしれない。RCTといってまず思い浮かぶ選手は4連覇を達成したmiri選手、そして2024年度に優勝した三八木選手だろう。これらの歴代チャンピオンがRTC 2025では不参加となってしまったのだが、だからこそ初出場者だらけの新風吹き荒れるRTCになったともいえる。また今回は一般向けの観戦者を入れずにスタジオ内で大会を開催した。こういった形式も今までのRTCとは異なっている。よりフォーマルな大会として、番組制作を意識した座組になっているといえよう。そして途中のエキシビションマッチもしかり、猫麦とろろさんの登場もしかり、より広い層に大会の面白さを伝えたいという制作側の強い想いを感じる。RTCも時勢の波に合わせて変化・進化していくしかない。そういった意味では今年のRTCはまず間違いなく成功した年なのではないだろうか。こうなってくると来年のRTCにも同様の期待を抱かざるを得ない。どういった変化をもってタイピング競技の裾野を広げ、拡張していくのか。来年もまた注目の年になりそうだ。【番外編】裾野を広げるエキシビションマッチ実は本大会ではゲスト同士がタイピングで戦うエキシビションマッチも開催された。選手たちのすごさやタイピングの面白さを実感するために、司会陣4人が肌を脱いだ形だ。こういった大会で司会陣全員がプレーヤーとして参加するのはなかなか珍しい試みかもしれないが、RTCの裾野を広げる上では重要な試みともいえる。▲スペシャルマッチとしてしっかりとトーナメント形式で実施されたエキシビションマッチ(https://www.youtube.com/live/7sR6diUkWao?t=7811s) ちなみに解説の隅野さんは別格の存在なので、このエキシビションマッチではプレーヤーとしては参加せず解説に徹した。▲観戦枠には特別ゲストとしてVTuberの猫麦とろろさんも参加 観戦者からの野次にたじたじな様子の篠原さんだったが、どうにか優勝。終始和やかな雰囲気の中、エキシビションマッチは終了した。▲決勝戦はタイピング歴のある貴島明日香さんと篠原さんの対決。試合中ヤジが飛ぶという前代未聞の環境に篠原さんもたじたじ。こういった遊び心があるのもエキシビションマッチならでは(https://www.youtube.com/live/7sR6diUkWao?t=8852s) 試合中に「なぜテレビ局を辞めたのですか?」という野次には動揺を隠せず「それっ、結構クリティカルなやつっ!」と思わず言葉に詰まったシーンも(笑)。こういった遊び心を持ちつつも、知名度向上にも目を向けているのがRTC 2025のスタイルだ。 ■関連リンクREALFORCE TYPING CHAMPIONSHIP 2025 アーカイブ:https://www.youtube.com/live/7sR6diUkWao?si=TzzR-LfyQW9f-2VLREALFORCE 公式ウェブサイト:https://www.realforce.co.jpREALFORCE 公式X:https://x.com/TOPRE_REALFORCE撮影:gappo3編集:いのかわゆうgappo3 プロフィール『オーバーウォッチ 2』のプロリーグ「Overwatch League」公式日本語配信の解説担当。初代『オーバーウォッチ』にて創設されたプロゲーミングチーム「Green Leaves」での活動を基盤に、2017年からライター業を開始。eスポーツ中心のインタビュー記事やコラム記事を数多く手がけてきた。X:https://x.com/gappo3gappo3
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- 【結果速報 5月18日】「Asian Champions League 2025」優勝はときど! 2位のひぐち、3位のもけがEWC出場権獲得!
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中国・上海で開催中の「Asian Champions League 2025」ストリートファイター6部門のDAY2が2025年5月18日(日)に開催され、ときど選手(REJECT ROATZ!)がひぐち選手(ZETA DIVISION)を3-1で下し優勝を果たした。「Asian Champions League 2025」はDreamHack Shanghai内で行われたeスポーツ大会。上位2名まで「Esports World Cup」への出場権もかかっている。18日(日)はトップ8によるダブルエリミネーショントーナメントが行われ、ウイナーズサイドから勝ち続けたときど選手が優勝を果たした。なお、「EWC」への出場権は上位2名までだが、ときど選手は「CAPCOM CUP 11」の戦績によりすでに出場権を持っていることから、2位のひぐち選手に加えて、3位のもけ選手が繰り下がりで出場権を獲得することとなった。Asian Champions League 2025 ストリートファイター6部門 最終結果 順位 選手(チーム) 賞金・賞品 優勝 ときど(REJECT RHOATZ!) 3万ドル 2位 ひぐち(ZETA DIVISION) 6000ドル+EWC出場権 3位 もけ(FAV gaming) 4500ドル+EWC出場権 4位 Jr.(RIDDLE ORDER) 3000ドル 5位 Rainpro 1800ドル 5位 ヒカル(ZETA DIVISION) 1800ドル 7位 CABA(BANDITS) 450ドル 7位 やまぐち(ZETA DIVISION) 450ドル ※ときど選手はEWC出場権を獲得しているため、権利が繰り下がって適用された ©CAPCOM■配信URLDay1 日本時間 5月17日(土)11:45~YouTube:https://youtube.com/live/NlXfEdieKoQTwitch:https://www.twitch.tv/capcomfighters_jpDay2(決勝) 日本時間 5月18日(日)11:45~YouTube:https://youtube.com/live/2h701TmYy80Twitch:https://www.twitch.tv/capcomfighters_jp※大会の進行状況によっては配信開始時間が前後する可能性あり【リンク】START.GG:https://www.start.gg/tournament/hero-esports-asian-champions-league-2/event/street-fighter-6-ewc-qualifier/overviewACL ストリートファイター6 トーナメントルール:https://www.esportsacl.com/rule-regulations?id=1000023&type=0DreamHack Shanghai:https://dreamhack.com/dreamhack-shanghai/
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- 【結果速報 5月18日】VALORANT Challengers Japan 2025 Split 2 Playoff Finals DAY 2
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『VALORANT』の2025年の日本リーグ「VALORANT Challengers Japan 2025 Split 2」のPlayoff Finalsが2025年5月17日(土)~18日(日)にかけて幕張メッセイベントホールで開催された。DAY 2の18日(日)はいよいよ優勝を決めるGrand Finals。RIDDLE ORDER vs FENNELの試合が行われた。MATCH 1:RIDDLE ORDER vs FENNEL ■マップ選択■結果2-0 RIDDLE ORDER 勝利1マップ目 フラクチャー(RIDピック)7:13 RID 勝利2マップ目 アセント(FLピック)16:18 RID 勝利3マップ目 スプリット(RIDピック)6:13 RID勝利本日の試合結果により、18日(日)のGrand FinalsはRIDDLE ORDER vs FENNELに決定した。試合はBo5(3試合先取)で行われる。VALORANT Challengers Japan 2025 Split 2 Playoff Finals リザルト 順位 チーム名 サーキットポイント 賞金 優勝 RIDDLE ORDER 90 200万円 2位 FENNEL 70 100万円 3位 QT DIG∞ 50 30万円 4位 NOEZ FOXX 50 30万円 5位 MURASH GAMING 20 10万円 6位 REJECT 20 10万円 7位 ZETA DIVISION ACADEMY - 5万円 8位 DetonatioN FocusMe Academy - 5万円 Split 2終了時点サーキットポイント順位 Split 1 Split 2 Split 3 合計ポイント(Split 2終了時点) 1位 RID 50 RID 90 80 RID 140 2位 RC 35 FL 70 70 FL 90 3位 NFX 25 FNX 50 60 NFX 75 4位 FL 20 QTD 50 50 QTD 65 5位 SZ 15 RC 20 40 RC 55 6位 QTD 15 MRSH 20 30 MRSH 30 7位 CGZ 10 ZETA AC - 20 SZ 15 8位 MRSH 10 DFM AC - 10 IGZ 5 9位 IGZ 5 BCS 5 10位 BCS 5 11位 DFM AC - 12位 ZETA AC - © 2024 Riot Games, Inc. Used With Permission■関連SNSVALORANT Challengers Japan:https://x.com/valesportscl_jp■配信URLTwitch:https://www.twitch.tv/valorant_jpnYouTube:https://youtube.com/@VALORANTjp
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- 【結果速報】「Asian Champions League 2025」トップ8が確定!6名の日本人選手が激突
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中国・上海で開催中の「Asian Champions League 2025」ストリートファイター6部門のDAY1が2025年5月17日(土)に開催され、トップ8が確定。8名のうち6名の日本人選手が勝ち上がり、18日(日)のトップ8トーナメントを戦う。「Asian Champions League 2025」はDreamHack Shanghai内で行われたeスポーツ大会。中国国内のプレーヤーが中心ながら、上位2名まで「Esports World Cup」への出場権を獲得できるとあって、日本・韓国・台湾など近い地域からも多くの選手が参戦した。大会は16名ずつのトーナメントで合計772名が参戦。ウイナーズ・ルーザーズで勝ち上がった2名が次のステージに進み、さらにトーナメントを戦っていくという方式で、トップ8が決まるまでを17日(土)に実施した。 トップ8以降の試合は、5月18日(日)にダブルエリミネーションで行われる。試合は日本時間の11:45頃から配信予定だ。ウイナーズセミファイナルもけ(FAV) vs ヒカル(ZETA) Rainpro vs ときど(REJECT ROHTOZ!) ルーザーズセミファイナルJr.(RIDDLE ORDER) vs CABA(BANDITS) ひぐち(ZETA) vs やまぐち(ZETA) ©CAPCOM■配信URLDay1 日本時間 5月17日(土)11:45~YouTube:https://youtube.com/live/NlXfEdieKoQTwitch:https://www.twitch.tv/capcomfighters_jpDay2(決勝) 日本時間 5月18日(日)11:45~YouTube:https://youtube.com/live/2h701TmYy80Twitch:https://www.twitch.tv/capcomfighters_jp※大会の進行状況によっては配信開始時間が前後する可能性あり【リンク】START.GG:https://www.start.gg/tournament/hero-esports-asian-champions-league-2/event/street-fighter-6-ewc-qualifier/overviewACL ストリートファイター6 トーナメントルール:https://www.esportsacl.com/rule-regulations?id=1000023&type=0DreamHack Shanghai:https://dreamhack.com/dreamhack-shanghai/
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- 【結果速報 5月17日】VALORANT Challengers Japan 2025 Split 2 Playoff Finals DAY 1
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『VALORANT』の2025年の日本リーグ「VALORANT Challengers Japan 2025 Split 2」のPlayoff Finalsが2025年5月17日(土)~18日(日)にかけて幕張メッセイベントホールで開催された。DAY 1にあたる17日(土)は、RIDDLE ORDER vs QT DIG∞と、NOEZ FOXX vs FENNELの試合が行われた。MATCH 1:RIDDLE ORDER vs QT DIG∞ ■マップ選択■結果2-0 RIDDLE ORDER 勝利1マップ目 アセント(QTDピック)3:13 RID 勝利2マップ目 アイスボックス(RIDピック)13:9 RID 勝利3マップ目 パール(ディサイダーMATCH 2:NOEZ FOXX vs FENNEL ■マップ選択■結果2-0 FENNEL 勝利1マップ目 パール(NFXピック)13:11 FL 勝利2マップ目 ヘイブン(FLピック)13:5 FL 勝利3マップ目 アセント(ディサイダー)本日の試合結果により、18日(日)のGrand FinalsはRIDDLE ORDER vs FENNELに決定した。試合はBo5(3試合先取)で行われる。© 2024 Riot Games, Inc. Used With Permission■関連SNSVALORANT Challengers Japan:https://x.com/valesportscl_jp■配信URLTwitch:https://www.twitch.tv/valorant_jpnYouTube:https://youtube.com/@VALORANTjp
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- 【EVO Japan 2025】Mad CatzやHORIなど今年はレバーレスの新製品が豊作!——物販&サイドイベントぶらり旅
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格闘ゲームの祭典「EVO Japan 2025」(EVOJ 2025)が、2025年5月9日(金)より東京ビッグサイトで開催中。11日(日)まで開催される本イベントは、毎年一大イベントとして多くの格闘ゲームプレーヤーが一堂に集結する。メインイベントは『Granblue Fantasy Versus: Rising』、『GUILTY GEAR -STRIVE-』、『THE KING OF FIGHTERS XV』、『ストリートファイター6』、『鉄拳8』、『ストリートファイターIII 3rd STRIKE』、『Virtua Fighter 5 R.E.V.O.』の7タイトルで大会が行われる。そのほかにも、物販ブースやサイドイベントなど、メインイベントの大会に参加していなくても楽しめるブースが盛りだくさん。本特集ではそんな気になるブースを突撃取材。▲物販情報マップ。事前に行きたい場所を確認しておくといいだろう Day 2となる10日(土)に行く際の参考になれば幸いだ。セイミツ工業株式会社(ブース11) EVO Japan参戦2回目となるセイミツ工業株式会社のブース。目玉はなんといってもNOBIレバーのEVO Japan 2025限定モデル。EVO Japanのロゴ入りとなっている数量限定モデルのNOBIレバーが同梱されている。▲コンプリートボックスに同梱されているバレットレバーはEVO Japan 2025のロゴが入ったホワイトのマット仕様に またLS-32-01限定セットも数量限定で発売中。これらふたつの限定ボックスはシャフト部分にドライサーフが塗布されている。一般的にシャフト部分はグリスが塗られているのだが、べたつきのないより滑らかな入力が楽しめるドライサーフ仕様になっているのも注目ポイントだ。▲こちらはLS-32-01レバーの限定モデル。ちなみにLS-32-01がドライサーフ仕様になっているのは今回が初出。かなりのレアものだ なお、EVO Japan 2025仕様のNOBIレバーは通常モデルと静音モデルの2タイプが選べる。静音モデルの方が売れているとのことなので、静音モデルを狙っている人は早めに立ち寄ろう。そのほかには、CHERRY MXスイッチを採用した新型ボタン「Alutimo」に、減音ボタン「無 -Mu-」の体感コーナーも設置。打鍵感や打鍵音が気になる人はぜひこちらのコーナーで体験してみよう。▲セイミツのロゴが入ったTシャツやブルゾンも販売中! ▲1点ものの超レアパーツも。こちらは早い者勝ちで1,400円 三和電子株式会社(ブース13) いわずと知れた三和電子の物販。レバーボールやプッシュボタンなどアケコンパーツを多数取りそろえている。10日(土)17時までが出展予定となっているので気になる商品がある人は早めにチェックしておこう。なお、販売価格はEVO特価となっており、通常価格よりもお得になっている。目玉商品はジョイスティックレバーの新型モデル「JLX2」シリーズ。安定性・摺動性(しゅうどうせい)・耐久性が向上した「JLX」シリーズの後継モデルとなっている。▲ワッシャーの形状変更によりより安定性が増したとのこと 操作感はそのままで安定性などが向上した新モデル。発売は5月12日(月)からだが、EVO Japan 2025で先行発売中だ。通常モデルのほか、脱着式や静音式のモデルもあるので、プレースタイルに合わせて購入を検討しよう。また、高反発の静音レバー「JLF-TPRG-8BYT-SK」も復刻版として発売。EVO Japan限定販売で、通常販売の予定はないとのこと。▲「JLX2」シリーズはさまざまな種類が展示されている。持ち運びを重視するなら脱着式がおすすめ 今年もEVOJapanに物販として出展いたします!(5/9(金)、10(土)の二日間で9:30~17:00予定です)販売価格はEVO特価となっております。(お支払いは現金以外の下記キャッシュレス決済のみです)先日発表したJLX2の先行販売も行いますので是非お立ち寄り下さい!#EVOJapan2025 pic.twitter.com/qZR1n9nfOU— 三和電子株式会社 (@sanwadenshi) May 1, 2025 Rushbox デモ&ストア(ブース4) 株式会社moimateが開発した日本発のレバーレス「Rushbox」のデモ&ストアのブース。「Rushbox」シリーズは最大18個のボタンが搭載された注目のレバーレスコントローラーだ。そんな「Rushbox」の新作「Rushbox Click」の試作が展示されている。「Rushbox Pro」の最大の特徴はマイクロスイッチ搭載という点。今までにない高レスポンスの打感が体験できるぞ。▲カチカチカチとクリッキーな打鍵感が特徴の「Rushbox Click」。本当に入力してるの? っていくらい浅いストロークがやみつきに さらに、現行モデルがバージョンアップした「Rushbox 2」が35,000円、「Rushbox Lite 2」が24,000円で先行発売。現行モデルの押下圧50gより10g軽い40gに変更。どちらも会場限定特価となっている。▲「Rushbox 2」と「Rushbox Lite 2」の大きな違いは重量。天板を交換可能で重厚感があるのが「Rushbox 2」で、軽量化にとことんこだわったシンプルなモデルが「Rushbox Lite 2」だ。性能面は同じとのこと EVO Japan 2025に出展決定しました🎉🎮Rushbox 2先行販売!🎮新作Rushbox Pro(仮)試作展示!🎮Rushbox持参or会場購入で限定グラフィックシートプレゼント!🎮土日限定でわたらいさん(@watara1__)が来場!!!Rushboxデモ&ストアに集合だ〜🏃♀️💨 pic.twitter.com/QYxfCQSXeh— moimate【公式】🎮Rushbox販売中 (@moimate_inc) April 18, 2025 レッドブル・ジャパン(ブース22) 疲れた体に効くレッドブル・ジャパンのブース。1本500円で販売されているレッドブル各種を購入するとウメハラやボンちゃん、ガチくんなどプロ選手の限定ステッカーと抽選券1枚がもらえる。さらに、抽選券を4枚集めると、アケコンやヘッドセットなど豪華賞品があたる抽選に挑戦できるぞ!#EVOJapan2025 会場にてレッドブルを購入すると限定ステッカー&抽選券が付いてくる!抽選券を4枚集めて豪華賞品をゲットしよう✨️※抽選はレッドブル・ブース内にて行うことができます pic.twitter.com/CmrW95ZXq8— レッドブル ゲーミング🎮️ (@RedBullGamingJP) May 8, 2025 ちなみに、レッドブルは会場を巡回している売り子さんから直接買うことになる。ブースでは販売していないので覚えておこう。▲レッドブルの売り子さんから直接購入。ちなみに支払いは現金のみなので500玉を用意しておこう レッドブルというとさまざまなイベントで無料で配布されているイメージが強いため、配布サービスがないのは残念ではあるが、限定ステッカーがもらえるのはうれしいポイント。全9種類をコンプリートできるのか——その場で交換会がはじまっちゃう!?HORI(ブース17) ゲーム周辺機器メーカーのHORIのブース。新製品のレバーレス「NOLVA」や、多機能ゲーミングゲームパッド「OCTA PRO」など、さまざまなHORI製周辺機器が購入可能。会場でコントローラーが故障してしまったなどといったアクシデントにも安心のラインアップとなっている頼もしいブースだ。また発売未定となっている『ストリートファイター6』のデザインが施されたレバーレス「NOLVA」が展示されている。発売するかどうかも決まってないとのことでユーザーの期待の声が発売につながるかも!?▲天板に好きなキャラがデザインされていると、それだけでテンションが上がる! なお、会場購入特典としてはHORIのステッカーがもらえる。▲ステッカーマニア歓喜の特典だ Brook Gaming(ブース3) 低遅延のコンバーターをはじめとする台湾発のプロゲーマー向け周辺機器ブランドBrook Gamingのブース。注目はホットスワップ対応ロープロファイルレバーレス「Brook Fighter Starburst」だ。▲超小型でありながら『スト6』に最適な追加ボタンもあるので競技シーンでもおすすめのモデル ▲こんな感じでタブレットのようなカバーも付属。カバーを使って傾斜をつけることもできる ネット販売価格39,800円の本製品だが、なんとEVO Japan特別価格の29,800円で発売中だ。また、現地イベントとしてはBrook Japan公式Xフォロー&指定ポストをリポストで特製グッズがもらえるキャンペーンも実施中。▲ホワイトモデルは日本限定発売。白好きにはたまらない逸品だ また会場やブースの写真をXでシェア+アンケート+公式ストア会員登録で「Brook Fighter Starburst」が当たるチャンスも。Victrix by Turtle Beach(ブース10) 高級アケコンでおなじみのVictrixのブース。昨年同様お手持ちのVictrix製アケコンやレバーレスにレーザー刻印のサービスを展開。事前に画像を用意して公式LINEで受け付けをするという流れになっている。公式LINEは会場のQRコードから登録できるので、画像の準備をお忘れなく!ちなみに刻印する場所は何カ所でもOKだが、1回ごとに並び直す必要があることに注意。刻印サービスをご希望の方は、予め刻印したい画像データをご用意ください。また、受け付け&順番管理にはLINEアプリを使用いたしますのでご準備いただけますとスムーズです。以下が刻印サービスのガイドラインになります。事前にご確認いただきますようお願いいたします。■… https://t.co/fp8ukrNMe0 pic.twitter.com/eys1alBxpM— Victrix (Japan) (@Victrix_Japan) May 7, 2025 またVictrixやTurtle Beachの製品も販売中。新作のオリジナルグッズも発売されているので、刻印サービスの待ち時間でチェックしてみてもいいだろう。▲Victrix製レバーレス「Victrix Pro KO」も発売中。買った直後に刻印サービスもできちゃう! ▲TシャツやロンTなどアパレルグッズも新発売! また会場の購入特典はアクリルキーホルダー。購入したギアと同じデザインのキーホルダーがもらえるぞ!▲キーホルダーは単体でも購入可能(1,000円)。アケコンやパッドを買うとこれらが無料で付いてくる。本物さながらのクオリティーだ もちろん価格は特別価格となっていて、1万円以上値引きされた商品がズラリ。Victrixの製品がお得に買えるチャンスを逃すな!ふもっふのおみせ(ブース5) eスポーツ業界の武器商人こと海外ゲーミングデバイスの輸入代理店ふもっふのおみせのブースでは、新型アケコン「VARMILO KASSAI」や新型ゲーミングパッド「BEITONG KunPeng 40」の体験コーナーも。▲『スト6』の世界大会「カプコンカップ11」でその姿が公開された新型アケコン「VARMILO KASSAI」は、業界初とも言えるラピッドトリガー搭載のアケコンだ。また巻き取り式のUSBケーブルに、着脱式のジョイスティックと個性的あふれるデザインとなっている ちなみにKASSAIは“喝采”を意味するとのこと。格闘ゲームは対戦した後相手をたたえる喝采が起こるという文化をイメージしているのだとか。▲裏側のフタはマグネット式で外して内部にアクセス可能。交換パーツを収納するスペースに ▲スティックは三和製を採用しているが、シャフトやレバーボールはオリジナルとなっている もうひとつの特徴は24φのボタンを採用しているところ。通常、アケコンは30φのボタンを採用しているが、より日本人の手のサイズに合うのではないかと24φのボタンになっている。もうひとつの新製品はゲーミングパッド「BEITONG KunPeng 40」。方向キーがカスタマイズ可能で、スティック部分に面白いギミックが仕込まれている。残念ながら会場での購入はできないが、手に取って楽しむことができる。▲スティック部分にあるリングを回すことで、スティックの反動を変えられる。軽い操作感にしたり、重たい操作感にしたりできる 新しいギミックがあるものの背面パドルの数を2個に絞ったり、ジャイロ機能を排除したりして価格は抑えめになるとのこと。1万円前半で販売予定。▲『スト6』コラボデバイスも先行展示中。かっこいいキーボードやデスクマットを堪能しよう また、試遊コーナーでゲームをプレーすると「VARMILO」シリーズで採用されているキースイッチのキーホルダーがもらえる。いつでもカチカチできるぞ!▲クリック感を常に楽しめるキーホルダー。地味にうれしい(笑) 無敵時間(ブース36) ゲーマー御用達アパレルブランド無敵時間のブース。注目は新作のアパレルが先行発売。また、スト2ものまねでおなじみの「NOモーション。」のクラファンリターン品の手渡しイベントも実施中。▲かわいらしいデザインからシックなデザインなど格ゲーマーにささるアパレルが盛りだくさんだ クラファンリターン品の受け取りは連日20時過ぎまで実施予定。NOモーション。がブースにいる時は直接受け取れるチャンス。彼らの動向も動向もチェックしておくといいぞ。【ご案内】#EVOJapan2025クラファンリターン品のお受け取りについて。▼場所会場入ってすぐ右!の無敵時間ブース。▼時間ブース営業時間(OPEN~20時頃)内。▼お渡し会9日(金):OPEN~正午頃、20時~頃。NOモーション。2人の滞在時は、直接お渡しさせていただきます。写真撮影等OK! https://t.co/mt57cNc1el pic.twitter.com/2MstmWv0MR— 無敵時間 (@mutekijikan) May 7, 2025 矢野ともゆき。 公式X:https://x.com/nomo_info星ノこてつ。 公式X:https://x.com/NO79369371Mad Catz(ブース5) アケコンメーカーでおなじみのMad Catzのブース。注目はやはり新作のレバーレス「N.E.K.O」。特徴はなんといってもボタンの数。なんと18個ものボタンが配置されている。通常のボタンに加え、カスタム可能な4つのボタンが配置されているという感じだ。▲なかなか壮観なボタン配列。カスタムボタンは任意のボタンに割り当てられるとのこと ただカスタムボタンは方向キーに割り当てることができないのが残念ポイント。ユーザーの要望が多かったらファームウェアで対応したいとのことなので、今後の開発に期待だ。▲キースイッチはKailh Choc V2を採用。付属のピラーを使えば取り外しも可能なホットスワップモデルとなっている さらに価格はEVO Japan 2025特価で14,000円とかなりお買い得。Brook製のコンバーターとセットで得さらにお得に買えるので、レバーレスデビューをしたい人におすすめ。▲Tシャツとのセット販売もしている。まとめて買えばお得が増えるぞ! HJK Gaming(ブース7) 香港のゲーミングデバイスメーカーHJK Gamingのブース。こちらでもレバーレスコントローラーが展示されていた。特徴は独自開発のキースイッチを採用しているという点。▲ラウンド状のボタンを採用している「HITPAD」。4つのカスタムボタンと上キーの左右にはL3とR3ボタンを配置しているのが特徴だ ▲独自開発のロープロファイルスイッチ「LUKE Switch」搭載 翻訳ツールを介してのコミュニケーションだったため、あまり多くの情報を得ることはできなかったが、日本語の解説パネルがあり、そちらで仕様が確認できた▲基本的な要素は他社メーカーのレバーレスに劣らず ▲EVO Japan Special Editionの限定デザインも展示中だ 今回は展示+試遊のみで会場で購入することはできない。発売は7月〜8月とのことなので、公式Xをフォローして最新情報をゲットしよう。HJKStudio_J:https://x.com/HJKStudio_JP祝五周年!STREET FIGHTERⅡ TURBO トーナメント大会 毎年恒例サイドイベントの紹介。千葉県銚子市の農家「ウッド村ファーム」木村Pによるスーパーファミコン版『スト2ターボ』大会が今年も開催された。なんと今年で5周年と知る人ぞ知る老舗トーナメントだ。ルールは至って簡単。1993年に両国国技館で開催された「スト2 ターボ チャンピオンシップ'93 IN 国技館」にならって、キーコンフィグは不可。しかもスーパーファミコンの純正パッドで戦い抜くトーナメントだ。▲eスポーツチームRevoのオーナー 中野サガット氏(写真右) ▲Rox³Gaming所属 KNIGHT選手 ▲NOモーション。のおふたりに無敵時間さん! この手の大会はどうしても身内大会になりがちだが、「STREET FIGHTERⅡ TURBO トーナメント大会」は違う。毎年ふらりと現れた新たな強敵に常連選手が四苦八苦!▲見るからに怪しげなオーラを放っているエレクトーン本田氏。さぞ美しい旋律を奏でる本田使いなのだろうと思いきや、ガイル使いという謎の選手だ ▲慣れた手つきでNOモーション。 星ノこてつ。さんを倒すエレクトーン本田氏。これにはこてつさんも「クソゲーの極みだわー!」と絶叫(笑) そんな強敵が参戦するも気がつけば決勝戦は現在2連覇中のこにたま氏に、昨年惜しくも優勝を逃したEBI氏。▲フルセットフルカウントまでに及んだ決勝戦。EBI氏のエドモンド本田が、こにたま氏のダルシムを苦しめるシーンが多かっただけに、勝利のガッツポーズも力が入る! ▲優勝したこにたま氏は「EBIさんが決勝戦にくることを見込んで対策はしていた」とコメント。さすが3年連続王者に輝くだけはある! 実はこのあと、トップ4のメンバーで5先総当たり戦を行ったのだが、そこでもこにたま氏は圧勝。▲トップ4のメンバーとパチリ。この連覇を止める猛者は現れるのかー! 来年で6周年となる本大会。次はどんな強敵が現れるのだろうか——。来年にも超期待だ。まとめ ご覧のとおり、とにかく物販は各種メーカーがレバーレスに力を入れているのが分かる。古き良きジョイスティックのアーケードコンロトーラーも人気だが、やはり『スト6』の登場で、レバーレスユーザーがかなり増えた印象だ。大会の会場でも、今までにないレバーレス使用率だといえる。今回紹介しきれていないブースでも試作型やハイスペックなレバーレスが展示されているブースも多く見かけた。これだけの種類を実際に体験できる数少ない機会となっているので、大会の合間にまた観戦の合間に物販ブースを訪れてみてはいかがだろうか。▲BYOCブースでは栗原式インパクトボタンなる新たなボタンが実践されていた。特殊な指サックを小指につけると、さっと指を天板の黒いエリアに滑らせるとインパクトが発動するという画期的なボタン。「あぶないっ!」ととっさに指を動かすだけでインパクトが出せちゃうのはやばい また「餓狼伝説」シリーズ最新作『餓狼伝説 City of the Wolves』の新キャラ アンディの試遊コーナーなど、さまざまなゲームの試遊コーナーも充実。大会を観戦するだけでなく、会場を探索するのもEVO Japanならでは楽しみ方だ。そして本戦とは違った楽しみ方ができるのがサイドイベント。本当に多種多様のイベントが日替わりで開催されるので、気になる人は下記のリンクからサイドイベント一覧を確認してみてほしい。なお、会場には食べ物の販売はない。長丁場となる「EVO Japan 2025」では、おにぎりなどさっと栄養が補給できるものがあるといいだろう。自販機は会場入り口付近や会場内壁沿いに設置されている。こちらは電子マネーが使えるので、水分補給も適度にして体調管理しながらEVO Japan 2025を楽しもう。■関連リンクEVO Japan 2025 出展ブース:https://www.evojapan.gg/events#boothEVO Japan 2025 サイドイベント:https://www.evojapan.gg/events#sideevent撮影:いのかわゆう編集:いのかわゆう【井ノ川結希(いのかわゆう)プロフィール】ゲーム好きが高じて19歳でゲーム系の出版社に就職。その後、フリーランスでライター、編集、ディレクターなど多岐にわたり活動している。最近はまっているゲームは『VALORANT』。X:@sdora_tweet
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- 【大会レポート】『リーグ・オブ・レジェンド』の国内リーグ「LJL 2025 STORM」でREJECTが優勝!——「LJL 2025 FORGE」に続きリーグ2連覇!
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『リーグ・オブ・レジェンド』の国内リーグ「LJL 2025 STORM」が3月22日(土)〜5月6日(火)の期間に開催。REJECTが優勝し「League of Legends Championship Pacific(LCP)」進出に向けた大きな一歩となった。Bo5、フィアレスドラフトで行われたゲーム1、首位のREJECTがQT DIG∞(旧Sengoku Gaming)を終始押していくが、REJECTのサードドラゴンをめぐる攻防でDICE選手のアジールのアルティメットから一気に逆転し、QT DIG∞がゲーム1を勝利する。しかし、気を引き締めて臨んだREJECTはそこから隙を見せず、シナジーを生むピックを続けて立て続けに3ゲームを奪い逆転。「LJL FORGE」に続いて2度目の優勝を果たした。League of Legends Japan League(LJL)とは年間通して開催される国内リーグで、2025年はFORGE(1月〜3月)、STORM(3月〜5月)、IGNITE(5月〜6月)の3つのスプリットに分けて開催。上位6チームが「LJL FINALS TOURNAMENT」に進出し、優勝チームが国際大会「League of Legends Championship Pacific(LCP)」の昇格・降格トーナメントへの出場権を獲得する。https://taiyoro.gg/ja/ljl2025 <以下、ニュースリリースより>プロeスポーツチーム「REJECT」League of Legends部門、LJL 2025 STORMを優勝 この度、株式会社REJECT(代表取締役:甲山翔也、以下「REJECT」)が運営するプロeスポーツチーム「REJECT」のLeague of Legends(以下「LoL」)部門が、「LJL 2025 STORM」において優勝致しましたことをお知らせします。 本チームは、先日開催された「LJL 2025 FORGE」を全勝で制し、続く「LJL 2025 STORM」でも本日行われた決勝戦に勝利し、連覇を成し遂げました。【League of Legends部門 ロスター】 ■Kinatu | Top:@Luna_kinatu ■Forest | Jungle:@LoL_F0REST ■Recap | Mid:@Recaplol1 ■Samver | ADC:@iseungyong61 ■Raina | Support:@rainadazo ■VicaL | Head corch:@vical0911 ■TaNa | Sub corch:@TaNalol_LJL について 2025年に行われるLoL Esportsエコシステムの変革により、LCPが新設されました。この変更に伴い、LJLはアジア太平洋地域のLoL Esportsの次の世代を担う選手の発掘・育成を行い、LCPへの挑戦を行う日本代表のチームを輩出する国内リーグとして本年1月より新たなスタートを切っています。 【各トーナメントと開催スケジュール】 「LJL FORGE」(1月中旬~3月上旬) 「LJL STORM」(3月中旬~5月上旬) 「LJL IGNITE」(5月中旬~6月中旬) 「LJL FINALS TOURNAMENT」(7月末~8月末) LJL 2025 優勝チームは LCP 昇格・降格トーナメントへの出場権を獲得します。REJECTについて REJECTは2018 年発足のプロe スポーツチーム。世界的に人気なゲームタイトルを取り扱い、現在11タイトルの部門を保有。累計賞金獲得額国内1位の実力派チームであり、モバイルシューティングゲームでは日本トップの実績を誇る。『PUBG MOBILE』部門は12度の世界大会を経て、2024年に悲願となる日本チーム初の世界一を獲得。また、『Apex Legends』部門は公式大会ALGS Year4 Split1 Playoffにて、APAC NORTH地域初となる世界一を獲得。 【株式会社REJECT 概要】 会社名:株式会社REJECT(リジェクト) 代表者:代表取締役 甲山翔也 設立:2018年12月 本社所在地:〒105-0001 東京都港区虎ノ門3丁目4-10 虎ノ門35森ビル 8階 事業内容:eスポーツ関連事業 ウェブサイト:https://REJECT.co.jp/
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- 【大会レポート】ZETA DIVISIONのあcola選手が2,500名以上の頂点に——『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』の大規模コミュニティー大会「篝火#13」閉幕
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『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL(スマブラSP)』の大規模コミュニティー大会「篝火#13」が、5月4日(日)〜5日(月)に埼玉県・所沢くすのきホールで開催。2,500名以上の参加者の中、ZETA DIVISION所属のあcola選手が優勝を手にした。篝火(かがりび)とは『スマブラSP』ユーザーが開催する非公式・非営利の大会で、『スマブラSP』における競技シーンの中でも特にレベルの高い大会として認知されている。非公式のランキングシステムLumiRankにおいて、最高ランクであるSuper Premier(スーパープレミア)の大会に認定されているため、世界中から多くのトッププレーヤーが集まる。https://kagaribi.tokyo <以下、ニュースリリースより>「ZETA DIVISION」 大乱闘スマッシュブラザーズ部門のあcolaが、Super premier指定大会『篝火#13』において優勝! GANYMEDE株式会社(本社:東京都港区 代表:西原 大輔)が運営するプロeスポーツチーム『ZETA DIVISION』の大乱闘スマッシュブラザーズ部門あcola選手が、日本最大規模の大乱闘スマッシュブラザーズオフライン大会である『篝火#13』にて優勝したことをお知らせいたします。優勝トロフィーを掲げるあcola選手 大乱闘スマッシュブラザーズ部門のあcola選手は、5月4日(日・祝)から5月5日(月・祝)にかけて埼玉県・所沢くすのきホールで開催された『篝火#13』に出場いたしました。 本大会はLumirankのSuper premierに初めて指定された大会で、過去最大の2500名以上がエントリーし、Sparg0選手やSonix選手などの世界トッププレーヤーに加え、日本の強豪選手も多数参加していることで注目を集めました。 あcola選手は圧倒的な強さで並みいるトッププレーヤーたちを次々と撃破し、Top8へと駒を進めました。 Top8初戦では、アメリカの強豪Tweek選手との激戦をフルセットの末に制しました。Winners Finalでは、らる選手に苦杯を喫したものの、Losers Finalでは宿敵ミーヤー選手に対し、序盤にポイントを先行されながらも冷静さを取り戻し、見事勝利を掴みました。らる選手とのGrand Final そしてGrand Finalでは、再びらる選手との対決となり、持ち前の実力を遺憾なく発揮してGrand Final Resetに持ち込みます。その勢いのままに善戦し、激闘を制して見事優勝を果たしました。優勝の瞬間、飛び跳ねガッツポーズをするあcola選手 大会後のインタビューであcola選手は「優勝すると思って今大会に挑戦し、その目標をしっかり達成することができた。ファンの方々応援ありがとうございました。」とし、今大会の優勝にかけていた思いを来場者に切実に伝えていました。 今後も「ZETA DIVISION」は、大乱闘スマッシュブラザーズをはじめとするさまざまな競技タイトルにおいて、世界に通用するレベルを目指し、ゲームコミュニティの発展に貢献してまいります。ZETA DIVISIONについて 2018年に設立されたZETA DIVISIONは、ゲーミングライフスタイルを確立させ新たなカルチャーを発信し続けるリーディングブランドです。ゲーマーとそれを取り巻くカルチャーをより豊かにし、新しいクリエーターを探し、次世代の文化を形成します。既存の文化にとらわれない新たなスタイルを発信しつづけ、ゲーミングカルチャーが広く親しまれる共通の価値観として確立した未来を目指し、活動してまいります。 Web:https://zetadivision.com X:https://x.com/zetadivision Instagram:https://www.instagram.com/zetadivision YouTube:https://www.youtube.com/c/ZETADIVISION TikTok:https://www.tiktok.com/@zetadivision
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- 【大会レポート】『VALORANT』の女性部門大会「VALORANT Game Changers 2025 Split 1」においてFENNEL HOTELAVAが優勝!
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『VALORANT』の女性部門大会「VALORANT Game Changers 2025 Split 1」が4月15日(火)〜4月30日(水)に開催。FENNEL HOTELAVAが優勝し、5月29日(木)から開催されるSplit 2のMain Stageへの出場権を獲得した。VALORANT Game Changersとは『VALORANT』の女性部門大会で、国内大会は2スプリット制で開催される。「VALORANT Game Changers Japan Split 2」の上位2チームが、国際大会「VALORANT Game Changers Pacific」に出場権を獲得。また、国際大会「VALORANT Game Changers Pacific」の上位2チームが年間王者を決める「VALORANT Game Changers Championship 2025」に出場できる。https://valorantesports.com/ja-JP/news/gamechanger-jp2025-about <以下、ニュースリリースより>プロeスポーツチーム「FENNEL」のVALORANT女子部門「FENNEL HOTELAVA」が日本王者を決する公式大会で優勝 株式会社Fennel(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:高島 稜、以下「FENNEL」)が運営するプロeスポーツチーム「FENNEL」のVALORANT女子部門「FENNEL HOTELAVA」は、2025年4月30日(水)に開催されたVALORANT公式女性大会「VALORANT Game Changers Japan 2025 Split 1」グランドファイナルにおいて、DRX Changersを3-0で下し、優勝を果たしました。 これにより、FENNEL HOTELAVAは本大会の王者として、Pacific地域予選アジア大会へとつながるSplit 2 Main Stageの出場権を獲得しました。 今大会は国内の強豪4チームによるダブルエリミネーショントーナメント形式で実施され、FENNEL HOTELAVAはUpper Finalで一度DRX Changersに1-2で敗北したものの、Lower FinalにてMeteorを2-0で下し、決勝戦へと駒を進めました。迎えたGrand Finalでは、再び対戦することとなったDRX Changersに対し、圧巻の内容で3連勝。見事なリベンジを果たし、日本王者の座を掴み取りました。 第1マップ「ヘイヴン」では13-5で快勝し、続く第2マップ「アセント」ではオーバータイムを制して14-12。特にこのマップでは、イニシエーターを務めたsuzuがKDA:30/16/9というハイパフォーマンスを披露し、チームを牽引しました。第3マップ「パール」でも13-7とリードを守り切り、ストレート勝利で優勝を決めました。 「FENNEL HOTELAVA」は、2025年シーズンも日本最大のカラコン通販サイト「ホテラバ(HOTEL LOVERS)」とのネーミングライツ契約を更新し、チーム名にその名を冠しています。本契約は2022年より継続しており、女性プレーヤーの活躍を支援する姿勢において、eスポーツ業界内でも先進的な取り組みとして注目を集めています。 パートナーとの信頼関係を土台に、FENNEL HOTELAVAは競技力のさらなる向上を図るとともに、VALORANT女性シーンの発展と、多様な選手たちの可能性を広げる活動を今後も推進してまいります。FENNEL HOTELAVA ロスター プレーヤーmiNt(ミント) X(旧Twitter):@miNt_vlrtMoco(モコ) X(旧Twitter):@MoCoxbsuzu(スズ) X(旧Twitter):@starline_194YamZzi(ヤムチ) X(旧Twitter):@yamzzIYuRinChi(ユーリンチー) X(旧Twitter):@Yu_rinchiAiコーチGODLIKE(ゴッドライク) X(旧Twitter):@GODLIKEVLRTKaakuN(カークン) X(旧Twitter):@kaakuN_vlReglus(レグルス) X(旧Twitter):@Reglus__vFENNELについて 2019年に設立。2025年現在、7つのeスポーツタイトルで部門を保有。VALORANT部門は日本国内で2度の優勝、Pokemon UNITE部門は2024年夏に世界一に輝くなど全部門で国内最高水準の競技成績を誇るプロeスポーツチームです。2025年4月には新たにe-motor sports部門を設立し、リアルモータースポーツにおけるトップドライバーである大湯 都史樹が加入いたしました。 eスポーツ業界内でも先駆けて大会運営事業、アパレル事業を展開。主催するeスポーツ大会ブランド「FFL」は黎明期のeスポーツシーンに対し、毎週のイベントや国際大会、学生大会などを開催。最大同時接続者数は12万人を記録するなど、シーンの盛り上がりを支えました。アパレル事業ではDIESEL、WIND AND SEAなどとのコラボレーションを実施。チーム合計のSNS総フォロワー数は480万人、YouTube総再生回数は7億回を超え、eスポーツシーンにおける強固なファンベースとeスポーツファンを始めとする若者シーンの知見を生かしたマーケティング、エンターテイメント事業も行うなど、日本eスポーツシーンを牽引していく企業です。
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- 【大会レポート】日本チーム初の快挙!——賞金総額8,000万円の『第五人格』世界大会「Call of the Abyss VIII」でZETA DIVISIONが優勝!
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非対称対戦型ゲーム『第五人格』の世界大会「Call of the Abyss VIII」において、日本チームのZETA DIVISIONが優勝。世界大会で日本チームが優勝するのは初となる。Call of the Abyss(COA)とは『第五人格』の世界大会で年間王者を決める大会。各地域で開催される公式大会で一定の条件を満たすか、特定の大会を優勝をした上位チームのみが出場できる世界大会。https://www.identityvgame.com/coa8/rule/jp/ <以下、ニュースリリースより>昨年の雪辱を果たす劇的な進化。強豪ひしめく世界大会で掴んだ、第五人格コミュニティ長年の「悲願」 GANYMEDE株式会社(本社:東京都港区 代表:西原 大輔)が運営するプロeスポーツチーム「ZETA DIVISION」の第五人格部門は非対称対戦型ゲーム『Identity V』の世界大会『Call of the Abyss VIII』 ワールド決勝のトーナメント戦で1位となり、日本チームとして史上初の世界一の座を獲得したことをお知らせいたします。 本大会『Call of the Abyss VIII』ワールド決勝は、世界各国から強豪チームが集結し、総賞金CNY4,000,000(約8000万円相当※1)をかけて争われる世界最高峰の戦いです。ZETA DIVISION 第五人格部門(所属選手:Alphar, DoLisu, Hametu, Kznk, mkmldy, Peter, Shinami, Silk)は、2025年4月11日(金)から5月4日(日)にかけて行われたワールド決勝に出場し、並外れたパフォーマンスを発揮しました。優勝トロフィーを囲みポーズをとる選手たち 昨年、同じく公式世界大会である『Call of the Abyss VII』ワールド決勝に出場した際はベスト12という結果に終わりましたが、今回はロスター変更を経て満を持して臨み、激戦を勝ち進みました。特に準決勝では、昨年王者の「GG」と互いに譲らぬ拮抗した試合を展開し、サバイバーの連携力が光る粘り強い戦いの末に勝利をもぎ取りました。重要な1戦にて、勝利し抱擁する選手 ついに辿り着いた決勝戦。対戦相手は2021年の『Call of the Abyss V』ワールド決勝にて優勝経験がある「Wolves」。ZETA DIVISIONはハンターのアグレッシブなプレーとサバイバー4名の連携が極まり、その強豪を相手にストレート勝利を収め、世界一位に輝くこととなりました。優勝しすべての思いが溢れ出す選手たち 今回の優勝により、ZETA DIVISION第五人格部門は名実ともに世界一の称号を獲得し、世界にその名を轟かせました。これは日本のeスポーツ界にとって、歴史的な快挙であり、第五人格コミュニティにおける長年の悲願達成と言えるでしょう。 (※1)総賞金および優勝賞金の日本円換算額は、発表日時点のレートに基づいた概算となります。 これからも「ZETA DIVISION」第五人格部門の挑戦は続きます。 世界一の座を獲得してもなお、強さに磨きをかける第五人格部門へ温かい応援をよろしくお願いいたします。『Call of the Abyss VIII』FMVPに「Peter」が選出 『Call of the Abyss VIII』のシーズンを通したFMVPに、「Peter」選手が選出されました。 ワールド決勝トーナメント戦において、重要な局面で相手チームサバイバーをすべて捕まえる、通称"4吊り"をするなど、ハンターとしてチームを支えました。『Call of the Abyss VIII』FMVPを獲得し、トロフィーを掲げる「Peter」 『Call of the Abyss VIII』 ワールド決勝について 『Call of the Abyss VIII』全出場チーム 『Call of the Abyss VIII』 ワールド決勝は、非対称対戦型マルチプレーヤーゲーム『Identity V』(第五人格)の公式世界大会であり、ゲーム内ポイント戦、オンライン予選、ワールド決勝トーナメントの3つの段階で構成されています。大会詳細大会名:『Call of the Abyss VIII』 ワールド決勝開催期間:2025年4月11日(金) ~ 5月4日(日)開催地:中国・広州市、杭州市公式サイト:https://www.identityvgame.com/coa8/rule/jp/ZETA DIVISIONについて 2018年に設立されたZETA DIVISIONは、ゲーミングライフスタイルを確立させ新たなカルチャーを発信し続けるリーディングブランドです。ゲーマーとそれを取り巻くカルチャーをより豊かにし、新しいクリエーターを探し、次世代の文化を形成します。既存の文化にとらわれない新たなスタイルを発信しつづけ、ゲーミングカルチャーが広く親しまれる共通の価値観として確立した未来を目指し、活動してまいります。 Web:https://zetadivision.com X:https://x.com/zetadivision Instagram:https://www.instagram.com/zetadivision YouTube:https://www.youtube.com/c/ZETADIVISION TikTok:https://www.tiktok.com/@zetadivision