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- 【イベントレポート】eスポーツチームREIGNITEがファンミーティングイベント「めいしんきゅーオフ会」を開催
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eスポーツチームREIGNITEが、2023年12月29日(金)にファンミーティングイベント「めいしんきゅーオフ会」を開催。所属ストリーマー「めいしんきゅー」のトークショーやサイン会などが実施された。<以下、ニュースリリースより>会場はすたごや! 株式会社Reignite Entertainment(本社:東京都目黒区)が運営するグローバルeスポーツチーム「REIGNITE」は、2023年12月29日(金)にファンミーティングイベント「めいしんきゅーオフ会」を開催しました。 バトルロイヤルゲーム「Fortnite」の動画で人気を博す『めいしんきゅー』の3人は、2023年をファンの皆様との充実した交流で締めくくることができました。『めいしんきゅー』トークイベント時の会場の様子 【開催概要】イベント名:めいしんきゅーオフ会開催日:2023年12月29日(金)会場:すたごや(スター発掘小屋) 東京都品川区上大崎2丁目17−4 美都ビル b1内容:REIGNITE所属選手・ストリーマーのチェキ会、サイン会、トークイベント等出演:Macyfishy、Shinck、きゅーちゃん主催:株式会社Reignite Entertainment 【めいしんきゅーについて】『めいしんきゅー』はバトルロイヤルゲームFortniteを中心に活動する、 Macyfishy(めいしー)・Shinck(しんく)・きゅーちゃんの3人組の愛称です。配信活動を通じて意気投合した3人はプライベートでも親交が深く、過去にはシェアハウスで共同生活していた時期もあるほど。そんな仲良し3人組の掛け合いが、若者を中心に人気を博しています。Macyfishy・Shinckは動画投稿を続けながらFortniteのプロシーンでも活躍しており、世界大会優勝を目指して活動しています。きゅーちゃんは彼らの活動を影から支えつつ、自身もYouTubeでFortniteの動画を投稿しています。 左から「Macyfishy」、「Shinck」、「きゅーちゃん」 チェキ会・サイン会 REIGNITE所属Fortnite部門の選手であるMacyfishy、Shinck及びストリーマー部門のきゅーちゃんの3人によるチェキ会とサイン会を実施しました。『めいしんきゅー』の愛称で知られる3人は、イベントを通してファンの皆様とふれ合うことができました。ファンと交流する『めいしんきゅー』の3人 トークイベント トークイベントは『めいしんきゅー』メンバーによる他己紹介からスタート。仲のいい3人だからこそ知っている話や、メンバーの意外な一面が垣間見える場面がありました。 その後は、きゅーちゃんのYouTubeチャンネルで盛り上がった「3人で答えを一致させろ!」のコーナーを実施。お題の回答をフリップに記入し、その回答が一致したらクリアというゲームです。3人の回答が割れたシーンではファンの皆様に呼び掛けて答え合わせをする一幕もあり、笑顔の絶えない2時間のトークになりました。トークイベントで笑顔を見せる3人 ファン参加型イベント イベントではミニゲームとして「紙コップリレー」を開催しました。ファンの皆様もMacyfishyチーム、Shinckチーム、きゅーちゃんチームに分かれて、全員参加でゲームスタート。最下位になってしまったShinckは、チームを代表して罰ゲームのにが~いお茶を飲むシーンも。会場が一体となって盛り上がることができる時間になりました。『めいしんきゅー』からのプレゼント会もありました。ルーレットで当選したファンの方に3人が選んだ品物と、なんときゅーちゃんの私服をプレゼント。少し遅めのクリスマスプレゼントで、会場は和やかな雰囲気に包まれました。プレゼントを手渡すShinck めいしんきゅーアパレル販売 会場物販ブースでは『めいしんきゅースペシャルコラボアパレル』として、『【MSQ】寒い時も一緒スウェット』のほか、会場限定福袋などを販売しご好評いただきました。『めいしんきゅー』スペシャルコラボアパレル 『【MSQ】寒い時も一緒スウェット』はオンラインショップでの取り扱いもございます。ぜひ一度ご覧ください。オンラインショップURL: https://shop-reignite.com/イベントを通して ファンの皆様との交流を心から楽しんだ『めいしんきゅー』の3人。ファンの皆様一人ひとりとお話しすることができ、1年の締めくくりに2024年への英気を養うことができました。2024年も活躍の幅を広げていく3人に、変わらぬご声援を賜りますようお願いいたします。 なお、イベント当日の様子はREIGNITE公式YouTubeにてアップロードしています。ぜひご覧ください。動画URL: 記念撮影する『めいしんきゅー』の3人 REIGNITEについて 新たなチームのコンセプトを「Global Japanese esports Team」=「世界に通用する日本のesportsチーム」と定め、日本で生まれたesportsチームとしての誇りを胸に、 「自国文化の発信」と「各タイトルでの世界一」をミッションとして、国内外から愛されるチームを目指しさまざまなビジョンを展開しています。 esports事業:Apex Legends、VALORANT、VALORANT GC(女性部門)「REIGNITE Lily」、Fortnite【チーム公式SNS】 HP :https://reignite.jp/ SHOP:https://shop-reignite.com/ Twitter : https://twitter.com/ReigniteJP Facebook:https://www.facebook.com/profile.php?id=100063752719926 Instagram:https://www.instagram.com/reignite_ent/ YouTube : https://www.youtube.com/channel/UCclJj-dtXX0-uIpFl3gGBHA TikTok:https://www.tiktok.com/@reignite_official
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- 【大会レポート】「東京eスポーツフェスタ 2024 モンスト部門」——一般部門はチーム「えすかるご!?」親子部門ではチーム「リトルバード」が優勝!
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子どもから高齢者まで、誰もが参加できるeスポーツ大会「東京eスポーツフェスタ 2024」において、モンスターストライク部門の決勝大会が1月28日(日)に開催。一般部門はチーム「えすかるご!?」親子部門ではチーム「リトルバード」が優勝した。<以下、ニュースリリースより>優勝チームには東京都知事杯が贈呈! 株式会社MIXI(東京都渋谷区、代表取締役社長 上級執行役員 CEO:木村 弘毅)は、「モンスターストライク」(以下モンスト)が競技種目として採用されている「東京eスポーツフェスタ2024」において、「モンスターストライク」一般部門・親子部門の決勝大会が2024年1月28日(日)に開催され、一般部門は「えすかるご!?」、親子部門は「リトルバード」が優勝したことをお知らせします。優勝チームには東京都知事杯が贈呈されました。一般部門優勝「えすかるご!?」のコメント ・まそお選手 初めて出場した東京eスポーツフェスタで優勝できて、めちゃくちゃうれしいです。モンストのプロ選手である相方(吉村 武琉選手)が強すぎて横で圧倒されていました。相方がミスをする気がせず、自分が決めたら絶対勝てるという自信を持てたので、安心しながらプレーできました。・吉村 武琉選手 「MONST Xmas TOURNAMENT 2023」で出場者の強さに絶望し、本気で練習し挑みました。成長できた一カ月でしたし、結果も残すことができてうれしいです。基本的に難しいショットは自分が担当したのですが、簡単なショットだけで勝てる大会ではなく、相方(まそお選手)がしっかりと決めてくれていたので楽しみながらプレーできました。順位 | チーム名 1位 | えすかるご!? 2位 | 爆速スパークバレット 3位 | Anarchy 3位 | きまぐれブラザーズ 5位 | しげにしch 5位 | しゅわしゅわ 5位 | Two‐man cell 5位 | ワンダーランド親子部門優勝「リトルバード」のコメント ・のーふぇいす選手 多くの方々に支えられた大会で、現地でもたくさんの声援をいただきました。娘用に簡略化した立ち回りで挑み、完全手を見せることはできなかったのですが、いい結果が出せました。応援してくれた方々に恩返しできたかなと思います。・空色選手 楽しみながら全力を出せました。東京eスポーツフェスタでは2022年の大会以来2度目の優勝ですが、去年の大会(東京eスポーツフェスタ2023)では3位で悔しかったので、リベンジできてすごくうれしいです。順位 | チーム名 1位 | リトルバード 2位 | サーモン 3位 | Barジゴレット 3位 | ミュータン大会の様子 ライブ配信:https://www.youtube.com/live/xPn3pepBktM?si=DXufEwe2UnPvycVj&t=23994▲一般部門優勝「えすかるご!?」 ▲一般部門準優勝「爆速スパークバレット」 ▲親子部門優勝「リトルバード」 ▲親子部門準優勝「サーモン」 「東京eスポーツフェスタ2024」モンスターストライク部門 概要 「東京eスポーツフェスタ」が初開催された2020年から5年連続で競技種目に採用されているモンストは、2015年よりeスポーツ大会を開催しており、国内最大級のeスポーツ大会として運営を続けています。本大会では、eスポーツとしてのモンストに気軽にふれていただけるよう、通常4人1組のチームを2人1組とし、一般部門(小学生以上)と親子部門(小学生・中学生とその保護者)の二部門を設け開催しました。■「東京eスポーツフェスタ2024」開催概要 eスポーツの普及と関連産業の振興を目的として、eスポーツの競技大会と関連産業展示会等で構成する、東京eスポーツフェスタ2024実行委員会主催のイベントです。開催日程:2024年1月26日(金)〜28日(日)会場:東京ビッグサイト南1・2ホール(東京都江東区有明3-11-1)公式サイト:https://tokyoesportsfesta.jp/動画配信サイト:YouTube、ニコニコ生放送、OPENREC.tv、Twitch入場・動画視聴:無料 ※事前登録不要競技種目: - WBSC eBASEBALL パワフルプロ野球 - グランツーリスモ7 - 太鼓の達人 ドンダフルフェスティバル - パズドラ - ぷよぷよeスポーツ - モンスターストライク ※50音順主催:東京eスポーツフェスタ2024実行委員会[東京都/(一社)日本eスポーツ連合/(一社)コンピュータエンターテインメント協会/(一社)日本オンラインゲーム協会/(株)東京ビッグサイト] その他、詳細については公式サイトにてご確認ください。
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- 【現地レポート】上野にeスポーツ施設eSports Style UENOが誕生!——DetonatioN FocusMeの選手による直接指導も!
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KDDIが東京台東区に、eスポーツ施設「esports Style UENO」を開設。母体が通信会社ということもあり、超高速回線による安定した通信が約束されているだけでなく、一般的なカフェと融合することで、気軽に利用できるのが強みだ。今回はそんなesports Style UENOの完成披露会にお招きいいただいたので、中の様子をレポートしていこう。esports Style UENOの注目ポイント・10Gbpsの高速固定回線を導入・ASUS製のハイスペックPCやギアを採用・DetonatioN FocusMeとタッグを組みプロ選手による企画も予定・1階カフェとの連携でコラボメニューやまったり大会観戦も◎・au PAYならお得な料金で利用可 ▲場所は東京都台東区上野2丁目7-7 上野HSビルの3階。上野駅と御徒町駅の中間の場所に位置する ▲メインの会場は3階にある。3階のフロアガイドはこんな感じだ(出展:esports Style UENO公式) 超高速回線で安定したオンラインプレーが楽しめる esports Style UENOの最大の特徴はKDDIのインターネット網に直接接続することで実現した高品質な通信環境といえる。専用の固定回線を施設内に配備することによって、10Gbpsの高速回線を安定して提供できるというのだ。▲施設内に展示されているPCでスピードチェックをしたところ、上り、下りともに8Gbps超えを実現。見たこともないような結果がモニターに表示されていた 294インチの超大型ディスプレーで臨場感のあるイベント開催ができるイベントエリア+オープンゲームブース esports Style UENOのメインエリアともいえるイベントエリア+オープンゲームブースでは、横幅7メートルを超える294インチのディスプレーを配備。1枚の映像はもちろん、分割表示をすることもできるので、大会開催時など各選手の表情を一度に見ることもできる。▲完成披露会時は多くのメディアが参加していたため、取材用のレイアウトになっていたが、こちらのオープンゲームブースではさまざまなレイアウトに対応できるようだ まわりを気にせずゲームに集中できる個室ゲームブース じっくりゲームに集中したい人や、友人同士で集まってプライベートな環境でゲームを楽しみたい人向けの個室ゲームブース。ASUSのハイスペックPCでとことんゲームを楽しむことができる。▲上品な雰囲気を持つ個室ゲームブース。個室は二部屋あり、PCが5〜6台配備されている。また大型ディスプレーも配備してあるので、チーム戦の練習試合環境としてもよさそう また、ふたつの個室は連結することでひとつの大部屋としても利用可能になる。最大で11台のPCが利用できるので、スクリムの実施といった大人数での利用も最適だ。本格的配信が楽しめる実況配信ルーム ガラス窓からイベントエリアやオープンゲームブースを一望できる実況配信ルーム。イベント時の配信はもちろん、個人の配信でも利用できるのがうれしいポイント。ハイスペックな配信機材一式がレンタル可能なので、「配信の機材を試してみたい」といった人にもおすすめだ。▲配信設備がズラリとならんだ実況配信ルーム。クロマキー処理も簡単にできるよう、グリーンバックも用意されていた ▲完成披露会ではレンタルできる機材がところせましと並んでいた。マイクやミキサーのほかに、ゲームパッドやアケコンなど、さまざまな機材を借りることができるようだ 新作デバイスが楽しめる!タッチ&トライコーナー ASUS製の新デバイスやeスポーツならではの機材が体験できるタッチ&トライコーナー。前述したスピードチェックもこちらのコーナーで体験したものだ。▲エヴァンゲリオンコラボPCを発見! ASUSの新製品をいち早く体験できるコーナーになりそうだ またROG Phone 7やROG Allyなどモバイル系ガジェットを無料貸し出しも行っている。モバイル系イベント主催で多くのデバイスが必要な場合は、モバイル貸出付きパッケージプランも用意されているとのこと。気になるデバイスを借りて購入の参考にしてみるのもアリだ。プロeスポーツチームDetonatioN FocusMeと連携で特別なイベントも! 一般的なeスポーツ施設と大きな違いといえるのがプロeスポーツチームとの連携だ。イベント実施やグッズの販売だけでなく、ファンミーティング開催の拠点となり定期的に開催されるとのこと。また、プロ選手による直接指導の実施や講習など、ほかのeスポーツ施設とはひと味変わった楽しみ方もできるのがesports Style UENOの強みではないだろうか。▲DetonatioN FocusMe CEOの梅崎 伸幸氏。「esports Style UENOが上野にできたこと。僕が一番よろこんでいます。なぜなら徒歩10分圏内に僕の家があるからです(笑)」と会場を沸かせる また完成披露会では、今後プロ選手の試合を間近で見られるような企画をしているという話も。まずは『リーグ・オブ・レジェンド』で1回くらいは試してみたいと今後の意気込みを語っていた。まったりカフェタイムも楽しめるBLUE LEAF CAFÉ 1階にあるBLUE LEAF CAFÉでは大型モニターでeスポーツ大会を観戦しながらカフェが楽しめる空間となっている。一般的な利用はもちろん、パブリックビューイングの会場として様変わりすることもできるので、さまざまなシーンで利用できるだろう。▲フロア奥には液晶モニターを眺めることができるソファ席やカウンター席がある ▲上野にちなんだパンダをモチーフとしたコラボメニューも! ▲こちらで購入したメニューをeSports Style UENOで楽しんでもいいだろう 利用するなら断然au PAYがお得! KDDIが運営しているということもあって、au PAYならお得な価格で利用できる。au PAYでの決済、または学生ならば1時間あたりの利用料金は440円と比較的リーズナブル。詳しい料金については公式サイトの利用料金ページで確認してほしい。https://esports.au.com/price/まとめ やはりKDDIという通信会社が母体となっているだけあって、オンラインゲームの要である通信に力を入れているのが特徴だ。また、2階はau受付フロアとなっていて、auのスマートフォンの購入も可能だ。エレベーターも完備しているのでバリアフリー面も◎。直近のニュースではデリバリー&テイクアウトアプリmenuにより、デリバリーサービスも開始。会場から出ることなく、menuデリバリーの商品受け取りが可能なったとのことで、より利便性が向上。今後DetonatioN FocusMeがどのようなイベントを企画してくれるのか楽しみでもある。eスポーツ施設 esports Style Uenoで デリバリーサービスを開始! ⚡️⚡️⚡️ ⚡️⚡️⚡️ ⚡️⚡️⚡️ ⚡️⚡️⚡️会場から出ることなく、menuデリバリーの商品受け取りが可能になりました🔥menuで好きなものを頼んで、パフォーマンスを向上しよう🎮@au_esports_UENO から詳細をチェック👀 #esportsStyleUeno pic.twitter.com/DoLPFoobUN— menu (@menu_sns) February 1, 2024 公式サイト:https://esports.au.com/公式X:https://twitter.com/au_esports_UENO撮影:いのかわゆう編集:いのかわゆう【井ノ川結希(いのかわゆう)プロフィール】ゲーム好きが高じて19歳でゲーム系の出版社に就職。その後、フリーランスでライター、編集、ディレクターなど多岐にわたり活動している。最近はまっているゲームは『VALORANT』。Twitter:@sdora_tweet
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- 【現地レポート】お酒が呑めてゲームもできて貸し切りだってできちゃう。夢のような環境が駅前に!——JR池袋駅東口にCafé&Bar RAGE STオープン!
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さまざまなタイトルの公式大会を運営するeスポーツエンターテインメント「RAGE」が、eスポーツの新たなカルチャー・ムーブメントを発信する拠点としてJR池袋駅東口に「Café&Bar RAGE ST(かふぇあんどばーれいじえすてぃー)」を2024年1月28日(日)にグランドオープン。グランドオープンに先立ち、26日(金)にはオープニングセレモニーが開催された。今回は、Café&Bar RAGE STがどのような施設なのかを紹介していこう。ちなみに、Café&Bar RAGE STのSTはStation、Street、Startなどを意味する頭文字とのこと。▲オープニングセレモニーには駅長も参加。駅長専用の白を基調とした制服がきらびやか! 【お酒が吞める!】カジュアルにeスポーツが楽しめる1階カフェ&バー Café&Bar RAGE STは、JR池袋東口構内と非常に好立地な場所にオープン。池袋駅構内にある「いけふくろう」前方にある階段を上ってすぐの場所。以前はR・BECKER’S(あーるべっかーず)があった場所だ。▲池袋駅のど真ん中といってもいい場所。多くの家電量販店が立ち並んでいるため、ゲーマーとの親和性も高そう 1階はシンプルなカフェ&バーとなっていて、パブリックビューイングがしやすいように大型ディスプレーが店内のあちらこちらに配置されていた。▲テーブル席のほかにカウンター席もあり、「おひとり様でもOK!」といった雰囲気(こちらは公式サイトの内観イメージ) ▲入口にはセルフレジが配置されていた。各種メニューはこちらで注文する形になりそうだ Café&Bar RAGE STの魅力はなんといってもアルコールを販売しているところ。eスポーツカフェというとソフトドリンクのみの提供というイメージが強いが、Café&Bar RAGE STはその名の通りバーとしての顔も持っているため、アルコールを嗜むことができるのがうれしいポイント。▲こちらはメニュー表。ハンバーガーやサイドメニューも充実しているため、仕事帰りにちょっと一杯的な感じで立ち寄ってもよさそう。RAGEとのコラボフード「RAGEバーガー」は640円と比較的リーズナブルな価格といえる アルコールはビールハイボール、カクテルを含む20種類以上! お酒を飲みながらeスポーツの試合を観戦——。なんとも贅沢な時間が楽しめそうだ。しかし気になるのは営業時間。土日祝は22時までとなっているため、長丁場となる大会や海外で開催される大会のパブリックビューイングに関しては途中で閉店になってしまうのか、特別時間を設けて営業するのか気になるポイントだ。【カフェ&バーエリア概要】営業時間:平日:7時〜23時(ラストオーダー22時30分)土日祝:10時〜22時(ラストオーダー21時30分)座席数:81席(テーブル:62席、カウンター:19席)面積:約167.3㎡ 【最新ギアが楽しめる】2階は飲食可能なPCプレーエリア 2階は17席のPCが配置されたプレーエリアとなっている。ガレリア製のハイスペックPCにZOWIEのゲーミングモニターなど、競技シーンさながらのハイスペック環境でゲームを楽しむことができる。なお、インターネット回線はSoftBank社提供の高速ギガ回線を完備とのこと。▲最新のゲーム環境が気軽に楽しめるのはうれしいポイント また1階で購入したフードメニューの飲食も可能なので、ゲームをプレーしながらおなかも満たせすこともできる。個人的に気になったのは、各スペースに仕切りがないこと。なんとなく左右や向かいのプレーヤーの視線が気にならないか不安。▲こちらは内観イメージ。開放的だけどインターネットカフェのようなプライベートスペースとまではいかない またCafé&Bar RAGE STの特徴のひとつとして、最新ギアを借りて試すことができる。既存に設置されているゲーミングキーボードやゲーミングマウスのほか、SteelSeriesやRazer、ロジクールといった多数のゲーミングデバイスメーカーの最新ギアを気軽に使えるのはうれしい。▲レンタル料金は別途かかるとのことだが、買う前に一度試してみたいといったユーザーにはありがたい ▲2階に上がると店員さんがお待ちかね。まずは入会してから利用時間を決めよう さらに、2階奥には特別な配信ブースが1室あり、こちらでは配信を楽しむことができるようだ。▲モニターや配信設備がズラリ。扉で仕切られているので、まわりのお客を気にすることなく配信に没頭できそうだ なお、料金は最初の30分を課金したあとは、以降10分ごとに追加料金がかかるようになっている。長居するのが前提ならお得な○時間パックというのもあるので、状況に応じて使い分けるといいだろう。また、3時間30,000円〜の貸し切りプランもある。10人で借りれば、ひとり3,000円で3時間じっくり楽しめるので、ゲーム大会やゲーム仲間との懇親会なんかにも使い勝手がよさそう。▲オープニングセレモニーでは駅長が『VALORANT』を楽しむシーンも。オペレーターでボットを撃ち抜いていく〜 【PCプレイエリア Jexer e-Sports station概要】営業時間:平日:8時〜23時土日祝:10時〜20時座席数:PC席(17席)+配信ブース(1室)面積:約69.8㎡料金※()内は配信ブース利用料金:入会金:300円最初の30分:400円(450円)以後10分ごと:130円(150円)2時間パック:1,300円(1,600円)3時間パック:1,800円(2,200円)6時間パック:2,800円(3,300円)※パック料金は土日祝のみ+300円貸切プラン:3時間:30,000円〜6時間:44,000円〜9時間:56,000円〜1日:85,000円〜 【プロチームのグッズが買える!】オフィシャルグッズやアパレルが買えるグッズエリア 1階別館となるグッズエリアではRAGEのeスポーツオフィシャルショップとしてRAGEのグッズやeスポーツプロチームのアパレルなどが販売されている。▲グッズエリアは池袋東口階段付近からアクセスできるほか、カフェ&バーエリアからもアクセスできる ▲Paper Rexといった海外チームのアパレルも購入可能だ ▲マウスパッドやキャップなどさまざまなグッズを購入できる 公式大会のパブリックビューイング開催時に、アパレルを買ってカフェ&バーエリアでそれを着て応援なんていう使い方もアリ。より身近にeスポーツが楽しめるのではないだろうか。【グッズエリア概要】営業時間:平日・土日祝:11時〜21時面積:約25.2㎡ まとめ という感じで多少駆け足で紹介してきたCafé&Bar RAGE STレポート。昨年は各地でeスポーツのパブリックビューイングが開催され、大きな反響を呼んでいた。特に英国風パブ HUBで開催された『VALORANT』公式大会のパブリックビューイングは、若者の集客に大成功。よりカジュアルにeスポーツを楽しめる場として大いに盛り上がっていた。参考:「若者はここにいた!」『VALORANT』初のブリティッシュバーHUBでのパブリックビューイングは大成功!【HUB 舟橋英誉さんインタビュー】:https://esports-world.jp/interview/27252Café&Bar RAGE STも、カジュアルだけどガチ勢といったようなRAGEならではの仕掛けが展開されることを期待したい。■関連リンクCafé&Bar RAGE ST公式サイト:https://www.cafebar-rage-st.com/Café&Bar RAGE ST 公式X:https://twitter.com/CafeBar_RAGE_ST撮影:いのかわゆう編集:いのかわゆう【井ノ川結希(いのかわゆう)プロフィール】ゲーム好きが高じて19歳でゲーム系の出版社に就職。その後、フリーランスでライター、編集、ディレクターなど多岐にわたり活動している。最近はまっているゲームは『VALORANT』。Twitter:@sdora_tweet
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- 【日本eスポーツアワード】ZETA DIVISIONが6冠の大快挙!——華やかな舞台から見え隠れした課題と希望とは
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一般社団法人日本eスポーツ連合主催の第一回「日本eスポーツアワード」が、2024年1月25日(木)、東京国際フォーラム(ホールA)にて開催された。「日本eスポーツアワード」は、日本国内のeスポーツ界における功績と貢献をたたえる祭典で、シューティング部門、格闘ゲーム部門といった、さまざまなジャンルの中から、もっとも投票数の多かった選手やチームなどが選ばれる。当日は厳かでありながら華やかな雰囲気に包まれ、全16部門の受賞者が発表された。▲写真左から貴島明日香氏、平岩康佑氏、OooDa氏、岸大河氏の4名がMCを担当 今回は、そんな「日本eスポーツアワード」の授賞式を振り返りつつ、舞台で見え隠れした日本のeスポーツ発展における課題や希望を見ていこう。ZETA DIVISIONが6冠!若者がeスポーツの新しい未来を切り開く! 前述したとおり、「日本eスポーツアワード」は日本国内のeスポーツ界における功績と貢献をたたえる祭典。3カ月間のファン投票、eスポーツ業界関係者からなる審査員の投票、審査委員会の厳正なる審査という3つのステップにより、受賞者が決定した。▲審査員、審査委員会の本人が受賞対象者となる表彰部門については審査から外れてのに選考になる(出典:日本eスポーツアワード公式サイト) 本メディア(eSports World)も審査員に選ばれ、eスポーツの現場を知るものとして投票に参加した。まずはその受賞者一覧を発表しよう。受賞者一覧 ※()内は所属チーム Under18最優秀eスポーツプレイヤー賞あcola(ZETA DIVISION)最優秀eスポーツ大会賞VALORANT Masters Tokyo最優秀eスポーツクリエイター賞k4sen(ZETA DIVISION)最優秀eスポーツチーム賞ZETA DIVISION最優秀eスポーツゲーム賞ストリートファイター6最優秀ストリーマー賞 powered by 株式会社コーセーSHAKA最優秀eスポーツキャスター賞 powered by au PAY岸大河eスポーツ功労賞Yossy(吉村尚志)、松本祐輝、豊田風祐最優秀ノンセクションゲームプレイヤー賞Mugi(Crazy Raccoon)最優秀スポーツゲームプレイヤー賞うでぃ最優秀マインドゲームプレイヤー賞あめみやたいよう最優秀eモータースポーツゲームプレイヤー賞 powered by Lenovo宮園拓真(TOYO TIRE)最優秀MOBAプレイヤー賞 powered by マウスコンピューターEvi(福岡ソフトバンクホークス ゲーミング)最優秀シューティングゲームプレイヤー賞 powered by IntelLaz(ZETA DIVISION)最優秀格闘ゲームプレイヤー賞 powered by ベルクあcola(ZETA DIVISION)年間最優秀eスポーツプレイヤー賞あcola(ZETA DIVISION)振り返ってみるとZETA DIVISIONの受賞が非常に多く、日本のeスポーツ界を代表するチームにふさわしい結果となっていた。特に、「スマッシュブラザーズ」シリーズのプレーヤーであるあcola選手は、現役高校生でありながら「Under18最優秀eスポーツプレイヤー賞」、「最優秀格闘ゲームプレイヤー賞 powered by ベルク」、「年間最優秀eスポーツプレイヤー賞」の3冠を達成。ベテラン選手を抑えての受賞は、これからのeスポーツシーンに大きな期待を感じさせる結果となった。▲最優秀格闘ゲームプレイヤー賞 powered by ベルクでは、ウメハラ選手、ときど選手といったそうそうたる選手を抑え受賞。歴史が大きく動いたようにも感じた ▲あcola選手の受賞にウメハラ選手やときど選手が、笑顔で拍手をしている姿がとても印象的だ ▲「みんなの期待を裏切らないような、かっこいい選手になれるようがんばりたい」と、あcola選手。緊張しながらも受賞の重みを肌で感じている様子は、会場にいる誰もが共感できたのではないだろうか また、一般投票にはなかったeスポーツ功労賞が当日発表された。こちらは、eスポーツの個人ニュースサイトを運営するYossy(吉村尚志)氏、株式会社TOPANGAの代表取締役 豊田風祐氏、eスポーツにおける法的な問題を弁護士の視点から解決へと導いてきた松本祐輝氏が選ばれた。▲左から豊田氏、松本氏、Yossy氏 いわゆるeスポーツの裏方とも言える彼らにもしっかりとフォーカスし、彼らの活動を功労賞という形でたたえるのは「日本eスポーツアワード」ならではの取り組みともいえる。eSports WorldでもYossy氏、松本氏には取材したことがあるので、気になる人はそちらもぜひ見てほしい。Yossyとは何者なのか——Negitaku.org 20年の軌跡【Negitaku.org運営 Yossyさんインタビュー】:https://esports-world.jp/interview/22419日本のeスポーツと「高額賞金問題」の法的課題 〜eスポーツと法律【岡安学の「eスポーツってなんだろう?」第6回 前編】https://esports-world.jp/column/17273もっといいやり方があったのではないか——鈴木文雄氏が言葉にした第二回への課題 第一回「日本eスポーツアワード」は大成功といえるのかというと「課題が残る結果となった」と一般社団法人日本eスポーツ連合 理事 鈴木文雄氏は振り返る。「もっといいやり方があったんじゃないか」とメディアの囲み取材で本音をぶつけた鈴木氏。「選手やチーム、受賞者やファイナリストに対して、もっともっと名誉だと思ってもらえるやり方があったんじゃないか」と来年への反省を振り返った。その課題として審査員の構成や受賞に対して女性枠を増やしたり、集客を強めるためにも会場で楽しめるコンテンツを考えていきたいと語った。同様に一般社団法人日本eスポーツ連合 会長 早川英樹氏も課題が残ったとコメント。今回の「日本eスポーツアワード」を振り返り、「第一回ということで、来場者や視聴者がどれくらいになるのかといった手探りな部分はありました。全体として尺が適切だったのかなど細かい課題は残った」と早川氏。一方で、選手をはじめとするさまざまな方々から「ぜひとも続けてほしい」といった声も上がっているため、今後も続けていきたいと意気込みを語っていた。▲一般社団法人日本eスポーツ連合 会長 早川英樹氏。印象に残ったシーンとして、配信のコメント欄に注目。「配信で選手を応援するファンの声が非常に多かったこと。eスポーツはファンに支えられている部分が大きいと感じた」と語る 第一回ということと、まだ手探り感であるということから課題が残る結果となった。例えばステージ上のスクリーンが小さく、一般客の座席である会場の後方(ステージ前方の座席は関係者席)からは映像が視認しづらかったこと。また受賞者のスケジュールが合わず、部門によってはほとんどのファイナリストが会場にいなかったことなど、会場にいるメリットがあまり感じられなかったのは残念ポイントだ。▲最優秀MOBAプレイヤー賞では、ファイナリスト4名中3名が会場に来られず、TON・GG氏のみがポツリ。配信では「ひとりで草」や「これはしんどいw」といったコメントがあふれ、ある意味沸いた ▲最優秀eスポーツクリエイター賞では受賞したk4senさんが、自身が開催する大会と日程がかぶってしまい会場に来られず、k4senさんに似たスタッフが対応。あまりにも似すぎていてこれはこれで盛り上がった 一方で、平日の夕方(16時)からの開催ということもあり、会場に足を運んでいた一般客は少なく、また配信の同時接続数も非常に少ないように感じた。「生放送リアルタイムランキング」の情報によると、ウォッチパーティをしていたSHAKA氏の放送こそランクインはしていたものの、公式放送はランク外。「LiveChart」によると、瞬間最高同接数は3,982人で、平均同接数は3,359人という結果だった。参考:https://live-chart.net/7092874/例えば開催日を土日にするとか、発表や授賞式は社会人が帰宅する時間帯に合わせるなど、より多くのユーザーの目に止まる工夫があってもよかったかもしれない。期待が高まる今後の「日本eスポーツアワード」 多くの課題を残したとはいえ、筆者は大成功だと感じた今回の「日本eスポーツアワード」。eスポーツがまだeスポーツと呼ばれる前からゲーム業界に携わってきた筆者にとって、eスポーツに関わる名誉ある授賞式が東京国際フォーラムといったすばらしい会場で開催されたということは、日本のeスポーツ界にとって大きな前進であるといえる。またeスポーツにはさまざまなジャンルがあり、すべてのジャンルを追いかけるというよりは、特定の好きなジャンルを追いかけるというのが主流。そういった中で、普段見かけることのないジャンルの活躍を振り返ることができるのはうれしいポイントだと感じた。これを機に「今年はこの大会もみて見ようかな」といった新しい発見ができた視聴者もいたのではないだろうか。▲筆者が個人的に印象に残ったのが最優秀eモータースポーツゲームプレイヤー賞を受賞した宮園拓真選手。「正直、eスポーツの中でeモータースポーツは小さなジャンルだとは思うのですが、eモータースポーツ界が一丸となって、みなさんに面白さを伝えていきたい。自分よりももっと素晴らしい選手がたくさんいるので、そういった選手がこの場に立てるよう業界にしていきたい」とコメント。選手としてでなく、eモータースポーツ界の一員として業界を盛り上げていこうという熱意が言葉の中に込められていた そして何より、こうした授賞式によって、多くの関係者が同じ場所に集まることができるというのは非常に有意義な環境だともいえる。今まで知らなかったタイトルや大会など、ジャンルの垣根を越えて選手たちが集まり、そこでお互いを刺激しあえる環境へと発展していくのではないだろうか。 ▲昨年、32歳という若さで急逝したeスポーツキャスターのなない氏を追悼するスペシャルムービーが流れるといった粋な計らいも ▲eスポーツジャーナリストの岡安さんに、eスポーツ功労賞を受賞したYossy(吉村尚志)さん。Yossyさんは、20年以上続くeスポーツの個人サイトを運営している。いつもはメディアとしてインタビューする側であるため、今回の授賞式はかなり新鮮だったようだ ▲写真左から格闘ゲーム関連のコメンテーターであるハメコ。氏に、ときど選手。普段とは違ったコーディネートが見られるのも「日本eスポーツアワード」ならでは ひと言にeスポーツといっても、さまざまなジャンルがあるため、同業者でもなかなか大勢で集まる機会は少ない。「日本eスポーツアワード」を通じて、まるで同窓会のように、多くの関係者が集まれる環境として、第二回、第三回と歩みを進めてほしい。メディアとしての課題はeスポーツをもっと周知させること メディアとしての課題も考えさせられるいい機会となった「日本eスポーツアワード」。最近では、「eスポーツ」なぜ日本で盛り上がらないのかといった記事が話題になるなど、日本におけるeスポーツの周知はまだまだ足りていないと感じている。依然としてeスポーツを懐疑的に感じている人も少なくない。今回の「日本eスポーツアワード」でも、ファンによる投票数は累計13万3,005票と、非常に多くの投票があったものの、日頃からeスポーツの盛り上がりを肌で感じている身からすると、「思った以上に少ない」と感じたのが正直な感想だ。eSports Worldのようなeスポーツを専門に取り扱うメディアはもちろん、そうでないテレビや新聞、他ジャンルのメディアなど、より多くの人が目に止まるメディアで取り上げられることによって、eスポーツの見方も変わってくるのではないだろうか。もしくは、各大会の配信で「日本eスポーツアワード」を知ってもらうような仕掛けを考えてもいいかもしれない。とにかく、新規ユーザーをeスポーツ業界に取り込む何かが必要だとも感じた。そのためにも、eスポーツに関わる者として、もっともっとeスポーツの魅力を届けられるよう、まい進していきたいと思う。日本eスポーツアワード:https://esportsawards配信アーカイブ:https://www.youtube.com/watch?v=O0R1o8ysdZI撮影:いのかわゆう編集:いのかわゆう【井ノ川結希(いのかわゆう)プロフィール】ゲーム好きが高じて19歳でゲーム系の出版社に就職。その後、フリーランスでライター、編集、ディレクターなど多岐にわたり活動している。最近はまっているゲームは『VALORANT』。Twitter:@sdora_tweet
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- 【大会レポート】「CAPCOM Pro Tour 2023」アメリカ&カナダ-中部西大会にてSAYFF選手が優勝!
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『ストリートファイター6』にて世界中のプレーヤーが年間チャンピオンを目指し各地域で熱戦を繰り広げる「CAPCOM Pro Tour 2023」。1月21日(日)~22日(月)に開催された「CAPCOM Pro Tour 2023 オンラインプレミア」アメリカ&カナダ-中部西にてSAYFF選手が優勝した。<以下、ニュースリリースより>アメリカ&カナダ-中部西大会は、SAYFF選手が優勝! 日本時間1月21日(日)~22日(月)に実施された、「CAPCOM Pro Tour 2023 オンラインプレミア」アメリカ&カナダ-中部西大会。見事優勝したのは、SAYFF選手!「CAPCOM Pro Tour 2023」とは 『ストリートファイター6』にて世界最強を決めるカプコン公式世界大会「CAPCOM CUP X」。その出場権をかけ、世界中のプレーヤーが「CAPCOM Pro Tour 2023」で熱戦を繰り広げます。 賞金額は史上最高! 「CAPCOM CUP X」優勝賞金100万ドル、賞金総額200万ドル以上! 「CAPCOM Pro Tour 2023」は初心者でもエントリーが可能です。『ストリートファイター6』で新たに追加された操作タイプ「モダンタイプ」でも参加可能になります! 皆さまの参加お待ちしております! 大会の模様はYouTube/Twitchの「CAPCOM Fighters」でオンラインライブ配信を行います。■「CAPCOM Pro Tour 2023」公式サイトhttps://sf.esports.capcom.com/cpt/jp/■CAPCOM Fighters 公式YouTubeチャンネルhttps://www.youtube.com/@CapcomFighters/■CAPCOM Fighters 公式Twitchチャンネルhttps://www.twitch.tv/capcomfighters「CAPCOM Pro Tour 2023 ワールドウォリアー」とは 好評発売中の『ストリートファイター6』にて、世界中のプレーヤーが年間チャンピオンを目指し各地域で激戦を繰り広げる「CAPCOM Pro Tour 2023」。 地域ごとに実施される「オンラインプレミア」、「オフラインプレミア」と並び、昨シーズンより新たに追加された大会「ワールドウォリアー」は、数か月にわたって各地域のトーナメントオーガナイザ-によって全世界26地域で複数回開催されます。 本大会は順位に応じてポイントが獲得できる通常大会と、ポイント上位選手8名による決勝大会で構成されます。そして見事、地域決勝大会で優勝を収めた選手は「CAPCOM CUP X」への出場権を獲得します。「CAPCOM CUP X」について 「ストリートファイター」シリーズで世界最強を決めるカプコン公式世界大会「CAPCOM CUP」。 今シーズンで10回目の開催となる「CAPCOM CUP X(テン)」はシリーズ最新作『ストリートファイター6』にて開催されます。 決戦の舞台となるのはアメリカ カリフォルニア州ハリウッド。 各地域の「ストリートファイターリーグ」を優勝したチームが世界最強チームの座をかけて激突する「ストリートファイターリーグ: ワールドチャンピオンシップ 2023」も「CAPCOM CUP X」期間中の日本時間2月25日(日)に同会場にて開催されます。 激闘を制し、史上最高額の賞金と『ストリートファイター6』初代最強の称号を手にするのは誰になるのか。 王者誕生の瞬間をお見逃しなく! 大会の模様は全日程「Capcom Fighters」、「Capcom Fighters JP」の公式YouTube、Twitchチャンネルにて放送いたします。 ■Capcom Fighters JP公式YouTubeチャンネルhttps://www.youtube.com/@CapcomFightersJP ■Capcom Fighters JP公式Twitchチャンネルhttps://www.twitch.tv/capcomfighters_jp ■Capcom Fighters 公式YouTubeチャンネルhttps://www.youtube.com/@CapcomFighters ■Capcom Fighters 公式Twitchチャンネルhttps://www.twitch.tv/capcomfighters「CAPCOM CUP X Last Chance Qualifier」エントリー受付中! 世界中から強豪選手が集結し、「CAPCOM CUP X」最後の出場枠をかけて激闘を繰り広げる、最大512名で行われるオフラインのトーナメント大会である「Last Chance Qualifier」通称「LCQ」のエントリーが開始中です。 「CAPCOM CUP X」出場最後のチャンス、世界中のプレーヤーと戦うチャンス! 皆さまのエントリーお待ちしております。 ■「CAPCOM CUP X Last Chance Qualifier」エントリーはこちらhttps://www.start.gg/tournament/capcom-cup-x-last-chance-qualifier/details ※エントリー人数上限は先着512名までとなります。 ※エントリー上限数は変更となる場合がございます。© CAPCOM
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- 【大会レポート】日本一のIGLは誰だ!——トッププロによるトッププロの為のエンターテイメント大会「IGL MASTERS」が開催
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キャスターの大和周平氏が企画したeスポーツ大会「IGL MASTERS」が2023年12月20日(水)に開催。『Apex Legends』においてNo.1のIGLを決める頂上決戦が大会のコンセプトだ。<以下、ニュースリリースより>「IGL MASTRES」 について 『Apex Legends』のナンバーワンIGLを決める頂上決戦"を大会コンセプトとする。ALGSのオフシーズンを彩る、Apex Legendsのトッププロらによる最強で最高のエンターテインメント大会。2023年12月20日に株式会社ODYSSEY(本社 : 東京都大田区、代表取締役社長 : 平岩 康佑)がElectronic Arts、楽天グループ株式会社、ZOWIEのサポートを受けて主催し、株式会社RATEL(本社:福岡市中央区、代表:吉村 信平)が制作・配信を行った、eスポーツ大会「IGL MASTERS」のイベント当日の様子をご報告致します。【イベント概要】 ・開催日時 : 2023年12月20日 19時~ ・試合数 : 4試合(ワールズエッジ×2、ストームポイント×2) ・配信プラットフォーム : YouTube,Twitch ・主催 : 株式会社ODYSSEY ・制作会社 : 株式会社RATEL【出演者情報】 ・実況 : 大和周平 ・解説 : あれる【スポンサード】 ・Electronic Arts ・楽天グループ株式会社 ・ZOWIEドラフト配信によりチームが決定 試合形式はマッチスコア形式の4試合。各試合ごとに順位ポイント+キルポイントが付与され、その総合ポイント順から順位が決まり優勝チームが決定します。マップはワールズエッジとストームポイントが採用。MATCH1,2ではワールズエッジ、MATCH3,4ではストームポイントで試合が行われます。 IGL20名、ドラフトメンバー40名が今回の大会に参戦。各IGLがドラフトメンバーのうち2人を指名しチームを構成し、そのチームで試合を行い、優勝を競い合います。 12月18日に行われたドラフト配信で、画像の通りにチームが構成されました。解説のあれる氏から挙げられた注目チームはYukaF,4rmy,peaceチーム、lykq,4rufa,famasチーム。また、両チームのIGLであるYukaF氏、lykq氏は強豪Fnaticに所属する選手です。一試合目のマップは「World’s Edge(ワールズエッジ)」 Apex Legendsコミュニティにおいて最も人気が高いマップであり、多くのプレーヤーから愛されています。今回の大会ルールでは順位ポイントも優勝するための非常に重要な要素となっているため、高い順位を確保するための安全な動きと、キルポイントを取得するためのリスクを取る動きが見どころとなります。開幕して間もなくSatsukiチームがIGLのSatsuki選手のコールによりブラッドハウンドを使用するYuDu選手のアルティメットスキルを使用し、一気にsakuチームに押しかかります。 これに対してsakuチームIGLのsaku選手はあまりにも展開の速いSatsuki選手の戦略に対応が遅れファーストダウン。残されたメンバーは二手に別れて生存を試みますが、敢え無く全滅となりました。実況・主催である大和周平氏は「流石に次回大会の招待は無いか?!」と叫ぶ始末。 波乱の第一試合の幕開けです。大きく試合が展開したのは開始から10分後 リングダメージが致命傷となるラウンド3リング収縮に合わせて多くのチームが動きを見せ始めます。 注目チームであるYukaFチームの壊滅を皮切りにLemonチーム、HUNTOチーム、983KUMAチーム、hammerdrillチームが一気に脱落。残り14部隊となり、ここから順位ポイントを死守するための読み合いが始まります。 最終ラウンド収縮まで生き残った部隊は6部隊。先手で建物上のエリアを確保し、射線有利を作ったのはMiaKチームとYUKIOチーム。YUKIOチームはホライゾンのグラビティリフトを使用し勝負を仕掛けましたが、メンバーのHP管理を誤り多くのチームからヘイトを買ってしまい壊滅。その隙に残っていたグラビティリフトを使用してdizzyMizLizyチームのReyzy選手が立ち回りますが、ラストはたった一人で建物の下に隠れていた5CGチームのIGLむつき選手が飛び出しキルを獲得、第一試合を称したのは5CGチームとなりました。 IGLとしての試合展開の嗅覚が光る、ベテランプレーヤーならではの実力を発揮した試合でした。 見事勝利を収めたものの、1人で行動することを余儀なくされた5CGチームはキルポイントを取得することができず、1位の座をMiaKチームに譲ってしまう展開となりました。続く第二試合 一試合目で各チーム緊張が解けたのか最終ラウンド収縮を待たずして残り5チームとなる素早い試合展開。 hunto選手は素早いコールを行い、射線の通りやすい標高の高いエリアを保持することに成功し、30-30リピーターを使用して相手チームにダメージで圧力を与えて行きます。 そのコールが功を奏し、エリア有利はhuntoチームに傾く展開。状況は有利ですが、一方taidaチームは金アーマー1名に赤アーマー2名と理想の物資。射線では不利なものの、多くの障害物とバンガロールによるスモーク展開、ローバを採用することで辺りに散らばった多くの物資を安全に確保しながら長期戦に持ち運びやすい形となっています。 瞬時に判断したhunto選手は長期戦になればなるほどこちらの不利だと予想し、一気に前線を押し上げて行きますが、読みに勝ったのはhuntoチームではなくtaidaチーム。相手の展開を予想し、素早くバンガロールのアルティメットスキル「ローリングサンダー」を展開し、空爆によって敵の前線を引き返す作戦を実行します。 この素早い判断力により、huntoチームのLible_Ace選手とTano選手が大ダメージを負ってしまいます。 ここにUmichanLoveti選手のR-99を使用した鋭いエイムが炸裂し、taida選手が合流することで一気に試合終了。第二試合を制したのはtaidaチームとなりました。同時にUmichanLoveti選手は8キルを獲得し、第二試合のキルリーダーに輝くという脅威のパフォーマンスを発揮しました。 自身の戦略だけではなく、相手の戦略を読んだ上での素早いコールとチームの火力。 IGL力とチームの戦力が光った試合でした。第三試合はマップが変更されストームポイントに ストームポイントはApex Legendsの中で最も広く、プラウラーやスパイダーといった人以外の敵が現れることが特徴のマップです。World’s Edge以上に高低差が激しく遮蔽物も少ないことからユーザーの間では苦手マップだと語る人も多いですが、その分エリア保持が重要になり、物資補給とエリア移動のバランスが極めて重要であるため、競技ファンの間では人気の高いマップとしても知られています。MAP「ストームポイント」での各チームの降下ランドマーク そんなストームポイントでの開幕戦、またも視聴者を楽しませてくれたのはsakuチーム。世界大会で猛威を振るったYukaF選手センチネル名所でのsaku選手のファーストダウン。またも黄色い悲報が流れました。 安置に選ばれたのはコースタルキャンプ。そんなコースタルキャンプでいち早くワットソンの電気フェンスを展開し、自分たちの城を築き挙げたのはベテランプレーヤーsudetaki選手が率いるsudetakiチーム。ワットソン、クリプト、ヴァルキリーを採用することで建物に籠りながらドローンで安全に索敵。ピンチになればヴァルキリーのアルティメットスキルで緊急離脱を試みますが、いち早くその城に乗り込んだのは今大会で好成績を収めているMiaKチーム。 MiaKチームftyan選手が放り投げたグレネードがsudetakiチームに大打撃を与え、そのままMukai選手がダウンしてしまいます。 IGLのMiaK選手は単独で敵のアジトに飛び込み、残り1人となったsudetaki選手にトリプルテイクで大打撃を与えますが、逆にMeltstera選手のトリプルテイクによってMiaK選手がダウンするという衝撃の展開。間一髪sudetakiチームは生き永らえる結果となりました。 そんなsudetakiチームは脅威の粘りを魅せ、残り6部隊まで勝ち残るものの、先ほどの試合で自分たちのエリアを奪われてしまう形となり、物資が枯渇仕切った状態での戦い。 MatsuTash選手によって第三マッチ6位という形になりました。最終収縮 残った部隊はWorld’s Edge第二試合で激闘を繰り広げたhuntoチームとtaidaチーム。そこに788チームが加わった3部隊。仕掛けたのは数的不利な788チーム。huntoチームの背後を狙い一気に攻撃を仕掛けますが、そこを見逃さなかったtaidaのコールにより一気に三つ巴の状況。788チームはhuntoチームに大きなダメージを与えるものの、人数足りずhuntoチームに一歩及ばず脱落。止まらないtaidaチームはコールに合わせて一気にサブマシンガンを構え突撃し、2試合連続となるチャンピオンを取得してストームポイント開幕戦の幕を閉じました。 第三試合が終了し、1位の座を譲らないtaidaチームの背中を狙うMiaKチーム。そして3位にはhuntoチームが名を揚げました。huntoチームは3試合が終了しキルポイントが7ポイントと伸び悩んでいるものの、安定した高い生存力がポイントとなり、高い順位を狙うことができています。注目の最終試合が始まります ここで一位に躍り出るためには、どのチームもキルポイントを積極的に奪いに行く必要があります。 開始僅か10分で残り部隊は既に10部隊。優勝候補taidaチームがYukaFチームを倒し残り9部隊。続いてhammerdrillチームが脱落し、現在2位のMiaKチームがL1NGチームを破ります。 進撃を続けるtaidaチームはsakuチームが展開するドームの中に飛び込む怒涛の勢い。得意のサブマシンガンで最速のフィニッシュを決めていきます。 敵チームを倒しきった油断も束の間、第一試合で息を潜めながらチャンピオンを捥ぎ取った5CGチームが背後からtaidaチームを撃墜。その後を追うようにMiaKチームもここで脱落となります。 第一試合脅威のIGL力でチャンピオンを獲得した5CGチーム。長きに渡り日本のApex Legends競技シーンを支え続けたsudetakiチーム、その背中をたった一人で狙うのは983kuma選手。 障害物のない最終円、983kuma選手はワンチャンスを掴むためカタリストのフェロバリケードを展開しsudetakiチームの背後から高火力を与えますが、広く展開していた5CGチームが2部隊を飲み込むように広くエリアを展開しすべてのキルポイントを丸呑み。最終試合を勝ち切ったのは、1試合目チャンピオンである5CGチームに輝きました。計2試合チャンピオンを獲得した5CGチームとtaidaチーム。1試合目から4試合目までチャンピオンの座を隣で狙い続けたMiaKチーム。さまざまなドラマがあった IGL MASTERS。今大会のチャンピオンは、taidaチームとなりました 各IGLの手腕が光った今大会。次シーズンでの活躍が待ちきれません。株式会社RATEL(ラーテル)について 2018年の設立以来、”Bet all on esports, Unlock the new world.”というミッションを掲げ、eスポーツ大会やイベントの制作を行うエンタープライズ事業を展開。さまざまなゲームタイトルの公式大会や大規模大会を年間250件以上運営。 エンタープライズ事業の他に、eスポーツ選手やストリーマーのインフルエンサーマーケティングを行うエージェンシー事業部やソフトウェア開発を行うプロダクト事業部も擁する。 ■ウェブサイト : https://ratel.games ■お問い合わせ : https://ratel.games/contact
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- 【現地レポート+インタビュー】車椅子ユーザーのeモータースポーツチームを作りたい——テクノツール株式会社が見据える障害者の未来
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障害者の就労支援に親和性の高いeスポーツ。株式会社ePARAを筆頭に、障害者の就労支援の一環としてeスポーツを取り入れている団体が増えてきている。▲本メディアでもインタビューを実施した、全盲の格闘ゲーマーで株式会社ePARAに所属している北村直也氏 そんな障害者の新たな可能性に着目したのがテクノツール株式会社(テクノツール)だ。テクノツールは、誰もが“できる”ことを増やすをコンセプトに、さまざまな障害で身体が不自由なユーザーをアシストする「アシスティブテクノロジー」に特化した商品を提供・サポートしている会社。そんなテクノツールが2023年10月にクラウドファンディングを開始。目標金額の90万円を超えた101万3,000円の支援を集め、重度障害者の遊びの可能性を広げるイベント「本当の可能性に、アクセスする。」の開催を実現した。▲支援者数111人、支援総額101万3,000円で見事目標を達成したクラウドファンディング 今回はそんな「本当の可能性に、アクセスする。」の現地レポートをお届けしよう。イベント概要イベント名:本当の可能性に、アクセスする。開催日:2024年1月13日(土)10時~15時場所:国際交流会議場 重度肢体不自由でも楽しめる!eモータースポーツの可能性! 「本当の可能性に、アクセスする。」はテクノツール株式会社、株式会社シアン、株式会社コボリンの3社がそれぞれのアプローチで重度肢体不自由のユーザーにアプローチをしていくイベント。会場にはさまざまな参加団体のブースが出展されていた。▲多くの車椅子ユーザーが参加できるよう、導線は広めに確保してあった 中でもテクノツールの出展ブースはeスポーツに関われるレーシングシミュレーターを展示。手足が不自由な車椅子ユーザーでもeモータースポーツが楽しめるデバイスを使って『グランツーリスモ7』を楽しむことができた。やはり、eモータースポーツでも採用されているタイトルでもあり、間口の広さからこちらのタイトルを採用したとのこと。今回のコンセプトは手動装置にこだわるということ。上半身は動かせるけど、下半身は動かせないといったユーザーが、手の操作だけで運転が楽しめる感覚を、レーシングシミュレーターでも体験してほしいという願いが込められていた。▲左手で操作しているレバーは有限会社フジオートが開発したデバイス。ハンドルは一般的なものを使用しているが、アクセルやブレーキをつかさどる部分は一般的な車のギアのようなレバーを採用している 実際にこちらの装置を開発した有限会社フジオート代表の杉山さんに話を聞いてみると、「ゲームだけどリアルな操作感を意識して開発に取り組んだ。こういった体験を通じて、実際の車の操作にも興味を持ってもらえたらうれしい」とのこと。身体が不自由だからといって諦めるのではなく、彼らが一歩前進するためのきっかけになれるのではないかと杉山さん。▲レバーを手前に引くとアクセル、奥に押すとブレーキがかかる仕組み。こちらは実際の車にも使われているギミックで、身体が不自由な人が運転するための手動運転装置の一部を改良したもなのだとか ただ操作できるのではなく、普通の車と同じようにチューニングすることを意識したのがこちらの装置の特徴で、レバー自体は結構重めの操作感となっていた。こういった重みのある操作がよりリアリティーを演出しているようだ。またソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が発売しているAccess コントローラーを体験することも可能で、こちらはより柔軟に操作性をカスタマイズすることができていた。▲こちらがAccess コントローラー。ドーナツ型のボタン部分には自由に割り当て可能なボタンが配置されていて、さらに伸縮可能なスティック部分がセットになっている。スティック部分はアナログスティックのような形状にも、アーケードスティックのような形状にも変えることができる ▲レバー部分は通常のアーケードスティックに比べるとかなり柔らかく、指一本でも簡単に操作することが可能だ ▲左手でハンドル操作を行いつつ、右足でアクセルやブレーキを操作楽しむ参加者 実際にプレーした感想を聞いてみると「普段できないことができたのが楽しかったです。昔から車の運転がしたかったので、それが実現できたのはうれしかった」と喜びの声を聞かせてくれた。▲左右の手でAccess コントローラーをする操作方法でも楽しめる 実際にテクノツール広報の干場さんも、普段からAccess コントローラーを使用しているとのことで、「今まではデュアルショック(純正コントローラー)を使っていたことで、一部のボタンが押しづらいといったことに悩まされていましたが、Access コントローラーによりキャラクターを操作する敷居が低くなり、できるゲームの幅が広がったのはうれしい」と、Access コントローラーの可能性を語ってくれた。何より、自分の身体にあったボタン配列にできるのは、まさに多様性を具現化したともいえるデバイスだ。遠隔操作でボッチャに挑戦! 続いて紹介するブースは、一般社団法人 オンラインボッチャ協会が出展するオンラインボッチャ。ボッチャは障害者のために考案されたスポーツでパラリンピックの正式種目でもある。カーリングのようなルールで、どれだけ多くのボールを的に近づけられるかがを競う競技だ。▲手で投げるのはもちろん、転がしたり、勾配具といった補助具を使ってもOK そんなボッチャをより手軽に気軽に楽しめるようにしたのがオンラインボッチャだ。参加者は手持ちのタブレットに表示された操作パネルで遠隔地にある勾配具を操作してボールを転がすことができるという仕組み。▲このスロープのような器具が勾配具。遠隔装置によってボールの設置場所を上下に移動させたり、本体を左右に旋回したりできる ▲タブレットには簡単な操作パネルが表示されていた。こちらのボタンをタップして勾配具を遠隔操作する仕組みだ ▲実際にZoomを通じてオンラインボッチャに参加していたてっちゃん。自宅にいながら会場のボッチャを楽しんでいた 「ゆくゆくは世界中の人たちとオンラインボッチャを楽しみたい。そして世界大会を開きたい」とオンラインボッチャ協会代表の大川さん。ご自身のお子さんも身体が不自由で、みんなと一緒に遊べない状況を見てオンラインボッチャを企画したとのこと。▲会場に遊びに来てくれたねねぽん。オンラインボッチャの開発段階からプレーしているとのことで、「離れていてもできるところがオンラインボッチャの魅力。なれれば簡単に遊べる」とオンラインボッチャの魅力や気軽さを語ってくれた 現在は全国大会も開催されているオンラインボッチャ。オンラインゲームのような感覚でオフラインゲームが楽しめるのは、非常に画期的な試みだと感じた。ドローンフライトを目の動きで制御する! ついにここまで来たかと感じたのはテクノツール株式会社と株式会社シアンらが共同で開発した視線入力によるドローンを操作する「ドローン アクセシビリティ プロジェクト」だ。▲実はこのドローン、視線移動で制御されている 事前にキャリブレーションでユーザの目の動きを確認すれば、あとは視線の動きでドローンを制御できてしまうというもの。もはや手足を使わずしてドローンを操作することができるのは、非常に可能性を感じる試みといえる。▲画面にはドローンを制御する操作内容が表示されている。ユーザーが操作したい操作内容が表示されているところを見るだけでドローンを制御できるという仕組みだ また、ドローンに内蔵されたカメラも視線移動で制御できる。見たい方向を見渡したり、静止画を撮影することもできてしまう。 車椅子ユーザーのeモータースポーツチームを作りたいテクノツール株式会社インタビュー 最後にテクノツール代表の島田氏、広報の干場氏のインタビューをお届けしよう。▲写真左からテクノツール株式会社代表の島田真太郎氏、広報の干場慎也氏 ——まず今回のイベントを開催しようとした経緯を教えてください。島田:2022年に筋ジストロフィー患者が視線入力でドローンを飛ばす「ドローン アクセシビリティ プロジェクト」を実施した時、特定の人だけでなく、色んな人に成果を楽しんでもらいたいという気持ちが高まりました。そこで、イベントならば誰もが楽しめるのではないかと考え、クラウドファンディングで資金を募り、さまざまな企業の方に参加していただくことで、今回のようなイベントを開催することができました。——クラウドファンディングの反鏡はいかがでしたか?干場:僕自身、クラウドファンディング文化に対して懐疑的な部分があって、性格的にも「そんなに集まるのかなぁ……」なんて気持ちでいました。障害があっても「仕事や遊びといった選択肢をもっともっと広げたい」というものを作ってきたいという気持ちに、こんなにも共感してくれる方がいるんだということをクラウドファンディングを通じて知ることができ、またこうして結果を出すことができたのはうれしかったですね。同じ思いの人がこんなにもいるという安心感だけでなく、モチベーションにつながりました。——イベント会場を見て感じたのは、参加されている方がみんな笑顔で楽しんでいるということでした。今回のイベントで特に注目してもらいたいポイントというのはありましたか?干場:それぞれの企業が色んなジャンルの楽しみ方を提供しているので、各テーマの違いを楽しんでいただけたらうれしいです。▲中にはメタバースの世界と現実の世界との次元を超えた交流が楽しめるブースも展示されていた ——今後もこのようなイベントを続けていきたいですか?島田:そうですね。イベントという形になるかはわかりませんが、今後もいろいろな人にテクノツールの新しい可能性を体験していただける場を提供していきたいと思っています。それこそ別の企業さんと一緒にやっていけたらうれしいですね。——今後の展望もぜひお聞かせください。島田:テクノツールとしては、できないと思われていたことも、テクノロジーを使って工夫をすればできるようになるんだよということをさまざまな形で発信していきたいと思います。物づくり、機会づくりといったふたつの方向からアプローチしていきたいです。干場:今回、実行委員長としてやらせていただきました。今後も自分と同じ思いの人がいるというのを形にして、いろんな人を巻き込んで、それぞれを取り組みがフォーカスされる仕組みを作っていきたいと思っています。採算や運営を度外視するのであれば、こういったイベントを続けていきたいですね。——ちなみにeスポーツの方はいかがでしょうか。干場:実は今『グランツーリスモ7』にどハマりしています(笑)。島田:レーシングゲームを深めていきたくて、eモータースポーツチームを作りたいと思っています。先ほどお話しした「環境を配慮したり工夫したりすればできるようになる」ということを示すひとつの形として、車椅子ユーザーだけのeモータースポーツチームを結成して活動していきたいですね。——ゆくゆくはeスポーツ大会に出場したらアツイですよね! 本日はありがとうございました!——— eスポーツを筆頭に、多くのことが障害の有無にかかわらず挑戦したり楽しめたりするようになったのを肌で感じることができたイベントだった。特にeモータースポーツの進化はめざましいものを感じることができた。障害者というと、やれる仕事は限られ、遊び方も限られるといったかつての常識は、今となっては古い考えとなり、誰もが輝ける場というのがテクノロジーの進化によって徐々に近づいてきているのではないだろうか。「本当の可能性にアクセスする。」何も障害がある人だけにとどまることではなく、自分の中で無理だと思っていたことを「できる」という気持ちに変えるいいきっかけになった。■関連リンクテクノツール株式会社:https://ttools.co.jp/島田真太郎:https://twitter.com/shimada_ttools干場慎也:https://twitter.com/Imhossy撮影:いのかわゆう編集:いのかわゆう【井ノ川結希(いのかわゆう)プロフィール】ゲーム好きが高じて19歳でゲーム系の出版社に就職。その後、フリーランスでライター、編集、ディレクターなど多岐にわたり活動している。最近はまっているゲームは『VALORANT』。Twitter:@sdora_tweet
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- 【大会レポート】国内最高峰のeモータースポーツ大会「AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series」にて、Sengoku Gamingが大会初の2連覇を達成!
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eスポーツチーム「Sengoku Gaming」が、国内最高峰のeモータースポーツ大会「AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series Supported by GRAN TURISMO」において総合優勝。大会史上初の2連覇を達成した。<以下、ニュースリリースより>大会史上初の2連覇を達成! 「AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series Supported by GRAN TURISMO」(以下、「JEGT」)はPlayStation(R)5 / PlayStation(R)4用ソフトウェア『グランツーリスモ7』(発売元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント)を使用して、世界大会優勝経験者など国内トップレベルの選手らが4人1組のチームを編成して全10チームで総合優勝を争う国内最高峰のeモータースポーツ大会です。公式シリーズは「トップリーグ」と「企業対抗戦」の二部門で構成。トップリーグには世界大会出場のGTプレーが、企業対抗戦にはあらゆる企業が参戦しています。国内で数多く開催されるグランツーリスモ大会の中でも、唯一のチームによるリーグ戦を実施しております。リーグ入れ替え制やドライバーのドラフト制など熱い戦いが繰り広げられております。 計3戦の総合ポイントで優勝を争う今大会、第2戦を終えた時点でSengoku Gamingは1位から4pt差の総合2位でした。2024年1月14日(日)に「東京オートサロン2024」の公式プログラムとして幕張メッセで開催された最終第3戦、予選のスーパーラップを4位で終えたSengoku Gamingは、イタリアのモンツァサーキットを全22周する決勝レースで、ハード・ミディアム・ソフトの3種類のタイヤを使い切るレギュレーションとピットインの際にリアルにドライバーが交代するという環境の中、チームのタイヤ戦略が功を奏し、最終走者の奥本選手が20周目で総合ポイントで1位となる逆転のオーバーテイクを見せ、第3戦を2位でフィニッシュ、総合優勝と大会史上初の2連覇を達成いたしました。選手コメント 川上 奏 選手 「応援ありがとうございました。(担当したヒート1では)ミディアムタイヤ勢の中では1番手の2位で今村選手にリレーすることができ、最低限の仕事を果たすことができてよかったです。井芹選手(当日都合により不在)が1戦目頑張ってくれたことも含め5人でつかみ取った総合優勝だと思います!来シーズン3連覇狙いますので、引き続き応援お願いします!」奥本 博志 選手(ファイナル) 「最初すごく緊張しましたがオフラインイベントに慣れているのでうまく修正できて、ファステストラップも出せたのでよかったです!1位まで抜きたかったので自己採点75点ですね(笑)。(総合1位になるオーバーテイクをしたとき)会場が沸いたのがうれしかったです!」今村 駿佑 選手2番手 「オフライン大会が久しぶりであまり調子が良くない中、奥本選手に繋げる気持ちで走りました。3連覇すると川上選手が言っているで達成できるよう頑張ります!」小林 利徠斗 選手(スーパーラップを担当) 「チーム戦であり、JEGTに関わっている方々スポンサー様チーム関係者の方々がいらっしゃるという、普段の公式戦では感じることができない独特な雰囲気で少し緊張して苦戦はしましたけど楽しめました!」 Sengoku Gamingは、幅広いeスポーツの活動を通じて、今後もファンの皆さまに熱狂と感動を与えるために挑んでまいります。Sengoku Gamingについて Sengoku Gamingは「九州から世界へ」をスローガンに掲げ、福岡天神「esports Challenger’s Park」をホームスタジアムとして活動するプロeスポーツチーム。海外選手を含め30名を超える選手が所属しており、現在扱っているゲームタイトルは「リーグ・オブ・レジェンド」「VALORANT」等の6部門。プロ選手のスキルと人間性を高め、世界から憧れの対象となるようなeスポーツチームを創り、社会的に活躍できる場を広げるとともに、礼儀・礼節を重んじるクリーンなチーム作りや、日本らしいスポーツ文化・情熱を国外発信することで、子どもたちの憧れや夢となるチームを目指しています。 公式HP :https://sengokugaming.com/ 公式SNS:https://twitter.com/Sengoku_Gaming
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- 【イベントレポート】CRGSの講師も参戦!——DetonatioN FocusMeの現役コーチによる座談会&コーチングイベントが開催!
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2023年12月28日(木)にDetonatioN FocusMeの現役コーチによる座談会&コーチングイベントが開催。『VALORANT』のプレーに生かす知識や技術などが参加者に指導された。<以下、ニュースリリースより>CR Gaming Schoolが推奨するスキルアップトレーニングを実施 株式会社Game & Co.(本社:東京都港区、代表取締役:星 崇祥、読み:ゲームアンドコー、株式会社Brave group100%子会社、以下「Game & Co.」)は、プロesportsチーム「DetonatioN FocusMe(以下、DFM)」を運営する株式会社DetonatioN(本社:東京都港区、代表取締役社長:梅崎 伸幸)が主催するイベント「Learn from the DFM -VALORANT Edition-」をサポートいたしました。■Learn from the DFM -VALORANT Edition- 概要 【日時】2023年12月28日(木) 第一部 開演13:00~15:00 第二部 開演15:30~18:00 【出演者】梅崎 伸幸、Melofovia他 【場所】CR GAMING SPACE《東京都渋谷区神南1丁目18-2 フレーム神南坂》 【参加者】各部 30名(完全入れ替え制)■Learn from the DFM -VALORANT Edition- 開催レポート VALORANTのファン・プレーヤーがプレーに生かすことのできる知識や技術を身に付けることができる本ワークショップは二部制となっており、第一部ではDFMのコーチとオーナーの座談会が開かれ、第二部ではCRGSの講師も加わり、受講生のプレーに対する指導が行われました。第一部:コーチとオーナーの座談会 当初、DFM所属のMelofovia、XrayN両コーチによる座談会を開催する予定でしたが、XrayNコーチの代打として、急遽梅崎オーナーが登壇することが決まり、プロコーチとプロesportsチームオーナーのそれぞれの視点から繰り広げられる座談会となりました。 DFMの新体制での展望についてや、今回のイベントでしか聞けないようなチームの裏話など、話題が飛び交いました。 質疑応答の時間には、将来プロ選手になることを見据えた質問や、プロesportsチームの運営スタッフになることを意識した質問、DFMファンからの質問など、さまざまな質問が飛び交いました。質問例 ・来シーズンのチーム戦略、注目ポイント ・選手として採用したくなる人物像 ・DFMのチーム運営スタッフに求める素養 ・アカデミーチームに求める素養第二部:本格レッスン!指導や実況を通してスキルアップのために必要な素養を身に付ける CR Gaming Schoolが推奨するスキルアップトレーニングを実施しました。VALORANTの戦略などを実践的に学ぶことができるコンテンツとして、DFM現役コーチ指導のもと、カスタムマッチを開催しました。また、CRGSの講師もサポートとして参加し、受講生のプレーについてフィードバックを行いました。 普段プレーしている機器や環境が異なるため、レッスン前に黙々と腕慣らしをしている参加者の皆さんの様子がうかがえました。試合前について講義 プロ選手が行う実際の練習方法や内容などの説明をし、受講者一人一人にプレーについてだけではなく、PC機器の設定や、身体の姿勢、マウスの使い方などの基礎を中心にアドバイスが行われました。他にも自己分析を通じて受講者の課題を明確にし、今後の個人トレーニングにおいての効果的な改善を促しました。二手に分かれ、別々のプログラムを実施 受講者を二手に分け、別々のプログラムを実施しました。片方の受講者にはチーム対抗試合を通して、CRGSの講師によるチームワークについての指導が行われました。 もう一方の受講者たちはチーム対抗試合をMelofoviaコーチのリアルタイム解説を聞きながら、プレーについて学んでいきました。説明だけではなく、受講者たちの間で議論させ、自ら考える思考力について学んでもらいました。Learn from the DFM -VALORANT Edition-総括 VALORANTのプレーをうまくなるために本気で取り組んだことから、個人のスキルは勿論、俯瞰的な観点やコミュニケーションの重要性などさまざまなことについて学び吸収していただけたかと思います。今回のイベントが将来のあらゆる場面で生きていただければ幸いです。 ▼参加者の声 ・他では聞けない裏話や姿勢などフィジカル面の指導を受けられてよかった。 ・座談会などで仰っていたことなどが『たしかに!』となることがとても多く、改めて気づいた部分が沢山ありました。また、オフラインという場でカスタムができたのもとてもいい経験でした。普段とは環境が違いましたが、同じチームの人たちとみんなで隣にいてプレーできるのはとても刺激的でした! ・コーチにオフラインで指導を受ける経験が初めてでとても参考になりました。株式会社Game & Co. 取締役 久保 敦俊 コメント esportsというワードが世の中に広まり始めてから、esportsという文化は成長を続けています。 より多くの人がそれぞれの関わり方でesportsシーンを広げ、esportsという共通言語を通じて人生が豊かになる人が一人でも増えることを目指し、さまざまなesports事業に取り組んでいます。 今回『VALORANT Champions Tour PACIFIC』に参加するDetonatioN FocusMe(DFM)のイベントをCR Gaming Schoolとして運営サポートし、本気でゲームが上達したいプレーヤーの皆様に楽しんでいただけるイベントを実施いたしました。今後もesports教育事業としてクオリティの高いイベントを運営していきます。■参考プレスリリース ・Brave group子会社の「Game & Co.」が人気プロゲーミングチーム「Crazy Raccoon」と共同でゲームのオンラインスクールの提供を開始(2023年2月23日)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000166.000044525.html ・満足度100%、9割超が上達を実感する人気ゲームオンラインスクール『CRGS』が2期生の募集を開始!中学生から50代まで幅広い層が受講(2023年5月25日)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000193.000044525.html ・『CR Gaming School』に人気タイトル「VALORANT」コースが新設!満足度100%、9割超が上達を実感するゲームのオンラインスクール (2023年8月28日)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000226.000044525.html
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- 【現地レポート】アメフトの選手を参考にした対策がささった!——「ストリートファイターリーグ:Pro-JP 2023」はFAV gaming優勝で幕
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2023年7月7日(金)に開幕した「ストリートファイターリーグ:Pro-JP 2023」が1月13日(土)に行われたグランドファイナルで終止符を打ちました。今シーズンを制覇したのはFAV gaming(FAV)。1stステージこそ3位通過でしたが、2ndステージでは1位通過を決め、そのままグランドファイナルも制することとなりました。▲優勝したFAV gaming 今回はそんなグランドファイナルの現地レポートをお届けします。決勝戦の対戦相手はDetonatiN FocusMe 対戦相手はDetonatiN FocusMe(DFM)です。1stステージでは3試合終わって10ポイントしか獲得できず、もはや足きり確定かと思われましたが、脅威の粘りで2ndステージ進出を果たしました。2ndステージではFAVに20ポイント差まで詰める2位で通過し、プレーオフでは再春館SOL熊本(SS熊本)を倒してグランドファイナルに進出しました。グランドファイナルは90ポイント先取で優勝です。リーグ戦の時と同様に、先鋒・中堅・大将の3対3の団体戦を行い、先鋒・中堅で勝利したチームに10ポイント、大将で勝利したチームに20ポイント入ります。これを一巡とし、大将戦が終わったらまた先鋒戦から始める次の巡目が始まります。一巡して同点の場合でも延長戦はありません。巡目が変わる毎にホームとアウェイが入れ替わります。アウェイ側となったチームは先に出場する3選手の順番を使用キャラクターと使用操作タイプを申告します。ホーム側はそれに対して、対戦する直前にひとりずつ申請をしていきます。ホーム側は対戦相手や対戦キャラクターに対して自由に選手やキャラクターを選択できるため、優位といえます。▲試合前にはアール氏、ハメコ。氏、NOモーション。による前説が行われました ▲入場はひとりずつ選手が呼ばれ、花道を通ってステージに向かいます ▲花道でパフォーマンスをするときど選手 一巡目はリーグ戦1位抜けしたFAVがアドバンテージとしてホーム側スタートとなります。アウェイ側のDFMは先鋒・竹内ジョンラシード、中堅・ナウマンケン、大将ふ~どディージェイの布陣で挑みます。FAVは竹内ジョン選手に対してりゅうせい選手を当ててきます。そこで勝利した中堅戦ではsako春麗が、そして大将戦はボンちゃんルークが登場します。ホームの利を生かしたオーダーと、リーグ戦2ndステージでの絶好調さをキープしていたボンちゃん選手の活躍により、一巡目はまさかのFAV3連勝。40ポイントを獲得します。▲出場選手にアドバイスをするFAV ▲同じく作戦会議をするDFM 二巡目はFAVがアウェイとなり、先にオーダーを申告します。先鋒・りゅうせいJP、中堅・sako春麗、大将・ボンちゃんルークと一巡目とまったく同じオーダーを選択。完勝だっただけに変える必要がないというところでしょうか。その強気のオーダーが見事にハマり、りゅうせい選手はナウマン選手を、sako選手は板橋ザンギエフ選手を退けます。これでポイントは60-0とFAVが圧倒的な差を見せつけます。もはや後がないDFMでしたが、ふ~ど選手がボンちゃん選手相手に3連勝し、なんとか20ポイントをもぎ取ります。▲二巡目で再び大将戦で対戦するふ~ど選手対ボンちゃん選手 三巡目は再び、DFMがアウェイ。オーダーは一巡目と同じです。この布陣に自信があるというよりは、このオーダー以外は使えないといったところでしょうか。そして、FAVも一巡目と同じオーダーで対抗します。先鋒戦は竹内ジョン選手が粘り、りゅうせい選手を退け、勝利します。この時点ではまだ60-30とダブルスコアですが、1stシーズンでのほぼ死に体からの大逆転や2ndステージでの終盤の追い上げ、プレーオフの粘りを考えると、まだまだ可能性は十分にあると思えます。しかしその期待もここまで。中堅戦はsako選手が自身3連勝となる勝利をあげ、ボンちゃん選手が二巡目のお返しとばかり、ふ~ど選手に3タテを喰らわせて優勝を決めました。▲リーグ戦でもグランドファイナルでも活躍したボンちゃん選手 試合終了後には表彰式が行われ、そこにカプコンの辻本社長が訪れ、SFLの来シーズンノ開催を発表しました。2024年7月の開幕を予定しており、新たにCrazy Raccoon(CR)Fukushima IBUSHIGIN(IBUSHIGIN)、REJECT(RC)の3チームが増え、全12チームでの開催となります。さらに、6チームずつの2リーグ制で行われることも発表されました。▲CR、IBUSHIGIN、RCが新たに加わり各6チームの2リーグ制でストリートファイターリーグ:Pro-JP 2024が開催されることが発表されました 優勝インタビュー 大会終了後は優勝者インタビューがあり、その様子もお伝えします。——優勝おめでとうございます。本日はときど選手が温存となったわけですが、その理由をおきかせください。ときど:私の役目としては板橋ザンギエフ選手の攻略だったのですが、一巡目は板橋ザンギエフ選手が出場しなかったので、リザーブに回ることになりました。二巡目のアウェイでは私が出場する目もあったのですが、一巡目で勝利したsako選手がそのまま行く方がいいと判断しました。二巡目もsako選手が勝ちましたし、三巡目でも板橋ザンギエフ選手が出てこなかったので、そのままsako選手が三度出て、結果的に私の出場機会がなかったということですね。▲ときど選手(撮影:志田彩香) ——会場の観客席は結構寒かったのですが、対戦するステージ上でのコンディションはどうだったのでしょうか。プレーに影響はありましたでしょうか。sako:確かに会場が寒くて試合前までダウンを着て身体を冷やさないようにしていました。100%ベストな状態ではなかったかも知れませんが、動き自体はめちゃくちゃ良かったんですよね。私自身は3勝しているんですけど、実際は綱渡りの状態が多かった感じです。——セカンドシーズンでは成績が残せなかったsako選手ですが、その上で、今回のフル出場はどういった経緯があったのでしょうか。sako:そうですね。ナウマン選手に私が出るというマンツーマンの対策の予定で、ナウマン選手が出てきたので私が出ることになりました。もしそこで負けていた場合は他の人に交代するかもという話も出ていました。一巡目で勝利したので、そのまま二巡目のアウェイでも出ることになったという感じです。▲sako選手(撮影:志田彩香) ときど:ホームはsakoさんと私のどちらが出る感じだったんですけど、sakoさんがナウマン選手に勝ったので、「じゃあ、勝ち続ける限りはお願いします」って。アウェイで当てられるとしたら竹内ジョン選手が来るかなと思っていました。一応、まんべんなく対策はしてきました。ただ、ふ~ど選手がきたらちょっとキツいなとは思っていました。——プレーオフでDFMがSS熊本戦で、絶対的エースのShuto選手に対して、4人がかりで対戦するという作戦をとってきましたが、同じく絶対的エースであるボンちゃん選手に対しても、同じような特別な作戦をとってくると思っていましたでしょうか。それに対して対策はしたのでしょうか。ボンちゃん:一応、相手が誰であれ、私が大将戦に出るというのが最初の作戦でした。唯一、板橋ザンギエフ選手が対象に出てきた場合のみ「ときど選手が行った方がいいかもね」という話をしたくらいですね。アウェイは誰がくるかわからないじゃないですか。なので、一応、全員の対策はしてきました。ただ、大将でくるのはふ~ど選手でしょって思っていましたね。板橋ザンギエフ選手はザンギエフで勝っちゃったのもあったので、これ(ザンギエフが)来るじゃんって思って、そこも考えていました。あとは、私自身がラシード戦を得意としていたので、ラシードの担当をしようかなという話も最初はありました。けど、結局、ディージェイにも行けそうだし、そっちで行った方がいいかなって感じでした。▲ボンちゃん選手(撮影:志田彩香) ——SFLのグランドファイナルやプレーオフは、リードしたチームが後から逆転されるという展開が多かったですが、今回、大量リードした時の気持ちはいかがったでしょうか。ボンちゃん:二巡目の中堅戦まで勝ち続け、このまま勝ったら、完全ゲームになってしまいそうだなった思っていました。私自身も二巡目の試合は結構自信があったんですよね。一巡目であんな接戦を勝つことができたので。それを3タテ喰らわされるとはやっぱりふ~ど選手は強かったですね。ただ、それでもポイント的には60-20だったので「負けてすみませんでした、次頑張ります」的な軽い気持ちでした。sako:一巡目にボンちゃんが接戦で勝って、二巡目は若干守り気味の戦い方をしたところ、そこをふ~ど選手にうまいこと攻められてという状況だったので、改善できるなら全然勝てるかなって思っていました。なので、二巡目のボンちゃんの負けは心配してなかったですね。りゅうせい:確かにSFLの歴史では大逆転勝利みたいなのがあったので、ポイント取るごとに不安になっちゃいました。なんかフラグ立てちゃったみたいな感じで。ただ、ボンちゃん選手がふ~ど選手に負けた時は短期戦で負けるということは起こりうることだし、修正してくれるという信頼感はありました。▲りゅうせい選手(撮影:志田彩香) ——ときど選手が試合中にモニターをスマホで撮影していましたが、あれは何を撮影していたのでしょうか。ときど:あれは試合を動画で撮影していました。配信だとその場で巻き戻すことができないので、スマホの動画ですぐに確認できるように撮っていました。以前、アメフトの選手が同じことをやっていて、かっこいいと思っていたんですよ。選手がミスした時にiPadですぐに確認していました。りゅうせい:2年くらい前のリーグからやっていましたね。ボンちゃん:二巡目でストレート負けした時に見せて貰って、こういうところがダメだったなっていう反省ができて、それが三巡目に刺さりましたね。——ありがとうございました。寒気と歓喜が渦巻く会場は多くのファンであふれかえる さて、今回は新宿住友ビルの三角広場で開催したのですが、前回のTFTホールやその前に行われた品川プリンスホテルのクラブexに比べ、かなり大きな会場となりました。座席はA・Bの2種類用意していましたが、A席は抽選に漏れた方も多く、その後行われた先着順の販売では瞬時に売り切れたそうです。B席もほぼ満席で完売状態でした。『スト6』の人気の高さがうかがえます。ただ、当日は都内でも雪が降ったくらいのかなりの寒さ。会場自体は空調がフル回転していましたが、会場に直結するふたつのドアが開く度に、会場に冷気が漂い、ただならぬ寒さでした。ふたつのドアは自動ドアで二重構造になっていましたが、それでも少し開くだけで寒風が入ってきたので、封鎖してもよかったのかも知れません。会場はほぼ満席で大いにもりあがっていました ▲推しを応援するうちわを用意していたファンも多くみかけました ▲sako選手のファンと思われます ▲ときど選手とsako選手を応援していました ▲DFMのファンももちろんいます ▲かなり熱狂的なファンと思いきや、倉持由香さんじゃないですか 会場には物販ブースを用意していましたが、SFL参加の9チームとカプコングッズが売っていた販売ブースが1店舗出店していただけでした。SFL2023で唯一の有観客オフラインイベントだったので、ファンミーティングも兼ねて、全チームが選手を呼んで出店した方がよかった気がします。いろいろな事情があると思いますが、そこは主催者であるカプコンがもう少し配慮すべきだったのではないでしょうか。また、カプコングッズは売っていましたが、SFLグランドファイナルのグッズはありませんでした。2022年や2019年の時は専用グッズが販売していたと記憶しているので、こちらもなかったのはイベントとして少し残念な感じでした。▲物販ブース。インターバルや試合前はかなり混み合っていました ▲物販ブースで販売していたグッズ ▲物販ブースの近くには『スト6』のキャラクターのパネルが用意され、来場者は写真を撮っていました ▲フォトスポットとして、イベントのパネルも用意 ほかには、お馴染みRed Bullスタンドや靴下メーカーのTabioの出店もありました。おそらくtabioと『スト6』の関係性はないと思われますが、それだけに出店してくれるのは、うれしいところです。今後はさまざまな企業が『スト6』に関連しなくてもイベントへの出店としてブースを出してくれるようになってくれる未来が訪れることを期待します。▲Red Bullスタンド ▲Red Bullを2杯同時購入すると、Red Bullアスリートであるボンちゃん選手、ガチくん選手、ウメハラ選手のステッカーが貰えました ▲tabioブース 会場には選手以外にも多くの関係者が訪れていました。FAVやDFMをコーチングしたり、スパーリングパートナーとして一緒にプレーしたプロゲーマーやストリーマーイベントで関わりの持ったストリーマーなど多数訪れていました。試合開始前や終了後、インターバルの間など、ファンと交流しており、オフラインイベントの良さがここでも出ていました。▲昨年末から日本に滞在しているBigbird選手 ▲私服のネモ選手。結構レア? ▲ひぐち選手 ▲じゃじぃ選手 ▲試合前の板橋ザンギエフ選手 ▲子どもにサインをねだられるアール氏とハメコ。氏 2023年は『スト6』リリースの年ということもあり、多いに注目されました。これが一過性のブームとならず定着するには、今年以上の労力が必要になってくるでしょう。簡単なことではないですが、それを達成できると期待して、来シーズンの開幕を待ち望みます。編集:いのかわゆう撮影:岡安学【岡安学 プロフィール】eスポーツを精力的に取材するフリーライター。ゲーム情報誌編集部を経て、フリーランスに。さまざまなゲーム誌に寄稿しながら、攻略本の執筆も行い、関わった書籍数は50冊以上。現在は、Webや雑誌、Mookなどで活動中。近著に『みんなが知りたかった最新eスポーツの教科書』(秀和システム刊)、『INGRESSを一生遊ぶ!』(宝島社刊)Twitter:@digiyas
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- 【大会レポート】『シャドウバース』のeスポーツ大会「RAGE SHADOWVERSE PRO TOUR PLAYOFF 23-24」CHAMPIONSHIP出場をかけた熱戦の末、AXIZが通過決定!
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『シャドウバース』のeスポーツ大会「RAGE SHADOWVERSE PRO TOUR PLAYOFF 23-24」が2024年1月7日(日)にASH WINDER Esports ARENA 高田馬場店にて開催。AXIZが優勝しCHAMPIONSHIP出場権を獲得した。<以下、ニュースリリースより>シーズン優勝を決める最後の戦いは2月開催 株式会社CyberZ、エイベックス・エンタテインメント株式会社、株式会社テレビ朝日が運営する国内最大級のeスポーツエンターテインメント「RAGE(レイジ)」は、対戦型オンラインTCG『Shadowverse』の大会「RAGE SHADOWVERSE PRO TOUR PLAYOFF 23-24」を2024年1月7日(日)にASH WINDER Esports ARENA 高田馬場店にてオフライン開催いたしました。 「RAGE SHADOWVERSE PRO TOUR 23-24(以下、RSPT 23-24)」は、Seasonごとに8チームからローテーションと2Pickの代表選手が出場し、予選と本戦を実施してそれぞれ王者を決定します。そして試合での勝利数や順位に応じてチームポイントが付与され、全5回のSeasonの累計ポイントによる順位の上位が参加するPLAYOFF、そしてその勝者と年間順位1位によるPRO TOUR CHAMPIONSHIPを通じて年間王者が決まります。 PLAYOFFは「RAGE SHADOWVERSE PRO TOUR 23-24」年間順位2位のAXIZ、3位のDetonatioN FocusMe(DFM)、4位のよしもとゲーミングの3チームによるトーナメント方式、ローテーション4戦&2Pick1戦(いずれもBO3)で3戦先取のルールで実施。会場MCは布施宏倖アナウンサーが務め、実況の平岩康佑さん・ソーさん・友田一貴さん、解説のまるさん・くすきさん・海老原悠さんが見守る中、会場は超満員で試合が行われました。SEMI FINALではDetonatioN FocusMeとよしもとゲーミングが対戦し、激戦を制したよしもとゲーミングがFINALに進出。FINALではAXIZがよしもとゲーミングの挑戦を退け、2月中旬に行われるCHAMPIONSHIP出場を決めています。PRO TOUR CHAMPIONSHIPは年間順位1位のレバンガ☆SAPPOROと、PLAYOFFを勝ち抜いたAXIZが年間王者の座を掛けて戦います。CHAMPIONSHIPもオフライン開催が決定しており、詳細は公式Xにて順次発表となっています。本大会の模様はABEMA・YouTubeのアーカイブ配信で視聴できます。 アーカイブ配信URL ▼PLAYOFF 【YouTube】https://www.youtube.com/watch?v=qlKZjHNpD2E 【ABEMA】https://abema.tv/channels/world-sports/slots/9WmNs1q3c6XbHyPLAYOFFの様子 【SEMI FINAL】DetonatioN FocusMe vs よしもとゲーミング SEMI FINALではDetonatioN FocusMeがミル選手、ユーリ選手の勝利で一気に王手を掛けましたが、よしもとゲーミングは2Pickでkeisuke3選手が1試合取り返すと、続くだーよね選手がユーリ選手との再戦でリベンジ。逆王手を掛けたよしもとゲーミングは、最終戦でふぇぐ選手がSpicies選手をストレートで下して、3-2でFINALへと駒を進めました。 【FINAL】AXIZ vs よしもとゲーミング CHAMPIONSHIP出場を懸けたFINALは、AXIZがTerarina選手とRumoi選手の勝利で早々に王手。よしもとゲーミングはSEMI FINALに続いて2戦を先行される展開となりましたが、再び2Pickでkeisuke3選手がチーム最初の白星を挙げると、4戦目はよしもとゲーミングのぱらちゃん選手が勝利を収めて2-2で最終戦へともつれ込みました。最終戦ではAXIZのGemo選手とよしもとゲーミングのだーよね選手が激突し、Gemo選手が隙のない試合運びで勝利を収めて、チームをCHAMPIONSHIPへと導きました。 【表彰式】 表彰式では、CHAMPIONSHIP出場を決めたAXIZの選手たちへのインタビューが行われました。Rob選手は「最後まで熱い試合で、僕らもハラハラしながら見ていたんですが、なによりも勝ててうれしいです」と率直な思いを明かし、Rumoi選手は「めちゃくちゃうれしいんですけど、まだまだこれで終わりじゃない。絶対に優勝を獲って帰るので、応援お願いします!」と笑顔。最終戦を担ったGemo選手は「正直、最後まで回ってくると思っていなくて、出番はないかなと思っていたんですけど、責任重大な場面でなんとか勝てて、チームをCHAMPIONSHIPに導けてよかったです」と振り返りました。最後に、チームリーダーのRob選手は「CHAMPIONSHIPではもっと熱い試合を見せたい」とコメント。そして「全力で練習して、今シーズンの集大成として最高の試合をお届けできればと思います」と、CHAMPIONSHIPへの意気込みを語っていました。■「RAGE SHADOWVERSE PRO TOUR CHAMPIONSHIP 23-24」概要 年間順位1位のチームとPLAYOFF勝利チームが対戦。年間チャンピオンの座をかけて争います。 詳細情報は順次公式Xにて公開していきます。■「RAGE SHADOWVERSE PRO TOUR」とは「RAGE SHADOWVERSE PRO TOUR」は、株式会社CyberZ、エイベックス・エンタテインメント株式会社、株式会社テレビ朝日、株式会社Cygamesが合同で開催する国内最大級のeスポーツ大会「RAGE」のプロツアーです。デジタルカードゲーム『Shadowverse』のプロプレーヤーたちが、日本最高峰の戦いを繰り広げます。「AXIZ」、「DetonatioN FocusMe」、「名古屋OJA ベビースター」、「NORTHEPTION」、「福岡ソフトバンクホークスゲーミング」、「横浜F・マリノス」、「よしもとゲーミング」、「レバンガ☆SAPPORO」の8チームが戦います。 公式X(旧Twitter):https://twitter.com/ShadowverseRAGE