2021年12月19日に「Shadowverse World Grand Prix 2021」のグランドファイナルズが、さいたまスーパーアリーナにて開催された。新型コロナウイルス感染拡大の影響から2年ぶりの開催となった本大会では、世界中のトッププレイヤーが、史上最高額となる優勝賞金1億5000万円、賞金総額2億8000万円を賭けて戦った。
「Shadowverse World Grand Prix 2021」のグランドファイナルズの環境下では、以下の3デッキが三つ巴の状況となっている。

「セッカエルフ」は「瘴気の妖精姫・アリア」や「宿命の狐火・セッカ」を軸としたデッキだ。1ターンでも早く「瘴気の妖精姫・アリア」を展開することで、フェアリーによる盤面処理・打点を狙う。また、プレイ枚数を稼ぐことで「九尾の決意」や「閃光のエルフ・アルバータ」、「優美な猫姉妹・シャム&シャマ」による高打点が決められるのが特徴的だ。

「進化ウィッチ」は「虚無ノ哭風・グリームニル」を始めとした、進化回数が肝となるカードによるリーサルを狙うデッキだ。「清澄の蒼・テトラ」などのEPなしで進化する効果のあるカードが軸となり、最速で進化回数を稼ぐことが重要となる。

「進化ネクロマンサー」は、進化回数を稼ぎ「虚無ノ哭風・グリームニル」「スケルトンレイダー」などによるリーサルを狙うデッキだ。直接召喚やリアニメイトを駆使し、進化回数を増やしていく。また、「スケルトンレイダー」の盤面処理能力も非常に強力だ。
上記3デッキが大多数を占めるため、ミラー対決も多く見られた。勝利を掴むためには、ミスのないプレイングはもちろんのこと、カードの引きの運も重要である。

決勝戦はnegima(ねぎま)選手とkakip(かきぴー)選手の日本人対決だ。kakip選手はこの対決を、お互いの名前から「おつまみ対決」と称した。
negima選手は「RAGE Shadouverese 2020 Spring」の優勝者、kakip選手は「RAGE Shadowverese 2021 Winter」優勝者である。世界大会まで2年待ったnegima選手と最新大会の覇者であるkakip選手の、RAGE新旧王者対決となった。
negima選手、kakip選手ともに、使用デッキは以下のとおりだ。

1試合目はnegima選手「進化ウィッチ」とkakip選手「セッカエルフ」の対決。
序盤から理想的なムーヴを行うnegima選手。一方決定打がない状況のkakip選手は、7ターン目にPP計算を誤るという取り返しのつかないミスにより、「宿命の狐火・セッカ」を投じてしまう。その後、8ターン目にnegima選手が「虚無ノ哭風・グリームニル」を投じ、10点ダメージを与えて勝利した。

2試合目は「進化ネクロマンサー」のミラー対決。
negima選手は盤面展開こそしているものの、リーサルに至るほどの火力がない状況が続く。一方kakip選手は「スケルトンレイダー」を2枚、「虚無ノ哭風・グリームニル」を1枚引いているため、進化回数を稼ぎたいところだ。
迎えた6ターン目でkakip選手は必要な進化回数を達成。「スケルトンレイダー」で盤面を処理しつつnegima選手の体力を7まで削る。その後7ターン目に2枚目の「スケルトンレイダー」と「虚無ノ哭風・グリームニル」を投じて勝利。引き分けに持ち込んだ。

3試合目は「セッカエルフ」のミラー対決。
お互い初手でキーカードの「瘴気の妖精姫・アリア」を引いたことで、会場が大きく湧いた。negima選手は「優美な猫姉妹・シャム&シャマ」を3枚引いてしまう、少々動きづらい状況だ。後の打点を考えると、不用意に「優美な猫姉妹・シャム&シャマ」を投じることはできない。
一方kakip選手は4ターン目に最速で「瘴気の妖精姫・アリア」を投じる。5ターン目には「閃光のエルフ・アルバータ」を投じ、negima選手の体力を削りつつリーサルへの準備をするが、現状の手札では打点が足りない。negima選手も回復しつつ応戦する。
7ターン目にkakip選手は「奇跡の実り」から「閃光のエルフ・アルバータ」を引く。これにより5ターン目に仕込んだ「閃光のエルフ・アルバータ」と共にリーサルを迎えた。kakip選手が世界王者に向けて王手をかける。

kakip選手がリーチをかけた4試合目は、negima選手「セッカエルフ 」とkakip選手「進化ウィッチ」の対決。
negima選手は初手で「瘴気の妖精姫・アリア」を引く強運っぷりを見せる。一方のkakip選手も、序盤からスムーズな動きができる手札状況だ。
negima選手は最速4ターンで「瘴気の妖精姫・アリア」を展開。kakip選手は進化回数こそ稼げていないが、有利盤面を構築していく。
お互いカード展開や手札管理に全く無駄がない、世界大会の決勝にふさわしい試合展開。6ターン目にはnegima選手が「宿命の狐火・セッカ」によるリーサルが見えている状況だ。一方のkakip選手は7ターン目に進化回数を達成。回復と盤面処理でリーサルを回避した。8ターン目に「ソニック・フォー」と「虚無ノ哭風・グリームニル」で一気に14点体力を削り、kakip選手が世界王者となった。

1試合目でPP計算を誤るという痛恨のミスを見せたkakip選手。コンボ計算が重要なエルフクラスにおいては、致命的なミスである。「宿命の狐火・セッカ」を誤って展開したときは、ショックの表情を浮かべていた。しかし以降の試合ではしっかりと気持ちを切り替え、いたって冷静なプレイングを見せた。
今大会は史上最高の1億5000万円を賭けた戦い。しかも久しぶりのオフライン開催で、多くの観客に見守られるという緊張感がある環境だ。このような環境下で最初のミスを引きずることなく、冷静にプレイをできる精神力の強こそが、kakip選手を世界王者へと導いたのだろう。

試合後に行われたkakip選手へのインタビューの様子をお送りする。
──グランドファイナルズ優勝、本当におめでとうございます。
kakip選手:ありがとうございます。
──改めて今の胸の内を聞かせてください。
kakip選手:信じられないくらい最高です。
──今日1日を振り返っての戦いぶりはいかがでしたか?
kakip選手:RAGE優勝から流れがずっとあるんだなって感じました。
──1億5000万円をどうお使いになりますか?
kakip選手:とりあえずパソコンを買います。
──あなたにとって『シャドウバース』とはなんですか?
kakip選手:”宝”です。
「Shadowverse World Grand Prix 2021」グランドファイナルズの最終結果は以下のとおり。
優勝:kakipi選手
準優勝:negima選手
同3位:Hanada選手
同3位:MingiGod選手
同5位:Shitaue|iDeal選手
同5位:KSW選手
同5位:Meow944選手
同5位:ZeNX選手

「機械ネメシス」で死闘の末粘り勝ちを見せたHanada選手や、予選を最高成績で勝ち上がり、1回戦でも勢いそのままに3連勝を見せたMingiGod選手など、さまざまなドラマが生まれた。
今大会は新型コロナウイルスの影響から、残念ながら海外選手が入国できない状況での開催となった。そのため、海外選手についてはオンラインでの参戦である。公式大会としては久しぶりのオフライン大会であるため、一部選手がオンラインになってしまったのは少々残念に思う。
しかし、コロナ禍において最善の形での開催となったのは間違いない。観客のバルーンによる応援や歓声があったことで、この2年間の集大成として大盛り上がりの大会となった。

新型コロナウイルスの感染状況を鑑み、2022年の世界大会の開催は見送られることとなった。その代わり、国内外の大会賞金が大幅に増額されるとの告知があった。RAGEにおいては従来400万円だった優勝賞金が、1000万円まで跳ね上がる。
2022年シーズンでは世界大会への出場が叶わないが、大幅アップする賞金と王者の栄冠を手にするべく、シャドバプレイヤーはこぞって参加してほしい。
パソコンを持っておらず、スマホひとつで世界王者となったkakip選手。スマホさえ持っていれば、誰でも世界王者になるチャンスがあるという夢を見せてくれたkakip選手に続き、今後も多くの名プレイヤー・名勝負が生まれることに期待したい。
SHADOWVERSE WORLD GRAND PRIX
https://esports.shadowverse.com/wgp/?lang=ja
エルフ・ウィッチ・ネクロマンサーの三つ巴環境
「Shadowverse World Grand Prix 2021」のグランドファイナルズの環境下では、以下の3デッキが三つ巴の状況となっている。
- セッカエルフ
- 進化ウィッチ
- 進化ネクロマンサー

「セッカエルフ」は「瘴気の妖精姫・アリア」や「宿命の狐火・セッカ」を軸としたデッキだ。1ターンでも早く「瘴気の妖精姫・アリア」を展開することで、フェアリーによる盤面処理・打点を狙う。また、プレイ枚数を稼ぐことで「九尾の決意」や「閃光のエルフ・アルバータ」、「優美な猫姉妹・シャム&シャマ」による高打点が決められるのが特徴的だ。

「進化ウィッチ」は「虚無ノ哭風・グリームニル」を始めとした、進化回数が肝となるカードによるリーサルを狙うデッキだ。「清澄の蒼・テトラ」などのEPなしで進化する効果のあるカードが軸となり、最速で進化回数を稼ぐことが重要となる。

「進化ネクロマンサー」は、進化回数を稼ぎ「虚無ノ哭風・グリームニル」「スケルトンレイダー」などによるリーサルを狙うデッキだ。直接召喚やリアニメイトを駆使し、進化回数を増やしていく。また、「スケルトンレイダー」の盤面処理能力も非常に強力だ。
上記3デッキが大多数を占めるため、ミラー対決も多く見られた。勝利を掴むためには、ミスのないプレイングはもちろんのこと、カードの引きの運も重要である。
決勝戦は「おつまみ対決」!RAGEの新旧王者が対決

決勝戦はnegima(ねぎま)選手とkakip(かきぴー)選手の日本人対決だ。kakip選手はこの対決を、お互いの名前から「おつまみ対決」と称した。
negima選手は「RAGE Shadouverese 2020 Spring」の優勝者、kakip選手は「RAGE Shadowverese 2021 Winter」優勝者である。世界大会まで2年待ったnegima選手と最新大会の覇者であるkakip選手の、RAGE新旧王者対決となった。
negima選手、kakip選手ともに、使用デッキは以下のとおりだ。
- セッカエルフ
- 進化ウィッチ
- 進化ネクロマンサー
1億5000万円の決め手は「精神力の強さ」

第1試合
1試合目はnegima選手「進化ウィッチ」とkakip選手「セッカエルフ」の対決。
序盤から理想的なムーヴを行うnegima選手。一方決定打がない状況のkakip選手は、7ターン目にPP計算を誤るという取り返しのつかないミスにより、「宿命の狐火・セッカ」を投じてしまう。その後、8ターン目にnegima選手が「虚無ノ哭風・グリームニル」を投じ、10点ダメージを与えて勝利した。

第2試合
2試合目は「進化ネクロマンサー」のミラー対決。
negima選手は盤面展開こそしているものの、リーサルに至るほどの火力がない状況が続く。一方kakip選手は「スケルトンレイダー」を2枚、「虚無ノ哭風・グリームニル」を1枚引いているため、進化回数を稼ぎたいところだ。
迎えた6ターン目でkakip選手は必要な進化回数を達成。「スケルトンレイダー」で盤面を処理しつつnegima選手の体力を7まで削る。その後7ターン目に2枚目の「スケルトンレイダー」と「虚無ノ哭風・グリームニル」を投じて勝利。引き分けに持ち込んだ。

第3試合
3試合目は「セッカエルフ」のミラー対決。
お互い初手でキーカードの「瘴気の妖精姫・アリア」を引いたことで、会場が大きく湧いた。negima選手は「優美な猫姉妹・シャム&シャマ」を3枚引いてしまう、少々動きづらい状況だ。後の打点を考えると、不用意に「優美な猫姉妹・シャム&シャマ」を投じることはできない。
一方kakip選手は4ターン目に最速で「瘴気の妖精姫・アリア」を投じる。5ターン目には「閃光のエルフ・アルバータ」を投じ、negima選手の体力を削りつつリーサルへの準備をするが、現状の手札では打点が足りない。negima選手も回復しつつ応戦する。
7ターン目にkakip選手は「奇跡の実り」から「閃光のエルフ・アルバータ」を引く。これにより5ターン目に仕込んだ「閃光のエルフ・アルバータ」と共にリーサルを迎えた。kakip選手が世界王者に向けて王手をかける。

第4試合
kakip選手がリーチをかけた4試合目は、negima選手「セッカエルフ 」とkakip選手「進化ウィッチ」の対決。
negima選手は初手で「瘴気の妖精姫・アリア」を引く強運っぷりを見せる。一方のkakip選手も、序盤からスムーズな動きができる手札状況だ。
negima選手は最速4ターンで「瘴気の妖精姫・アリア」を展開。kakip選手は進化回数こそ稼げていないが、有利盤面を構築していく。
お互いカード展開や手札管理に全く無駄がない、世界大会の決勝にふさわしい試合展開。6ターン目にはnegima選手が「宿命の狐火・セッカ」によるリーサルが見えている状況だ。一方のkakip選手は7ターン目に進化回数を達成。回復と盤面処理でリーサルを回避した。8ターン目に「ソニック・フォー」と「虚無ノ哭風・グリームニル」で一気に14点体力を削り、kakip選手が世界王者となった。

総評
1試合目でPP計算を誤るという痛恨のミスを見せたkakip選手。コンボ計算が重要なエルフクラスにおいては、致命的なミスである。「宿命の狐火・セッカ」を誤って展開したときは、ショックの表情を浮かべていた。しかし以降の試合ではしっかりと気持ちを切り替え、いたって冷静なプレイングを見せた。
今大会は史上最高の1億5000万円を賭けた戦い。しかも久しぶりのオフライン開催で、多くの観客に見守られるという緊張感がある環境だ。このような環境下で最初のミスを引きずることなく、冷静にプレイをできる精神力の強こそが、kakip選手を世界王者へと導いたのだろう。
『シャドウバース』とは“宝”です

試合後に行われたkakip選手へのインタビューの様子をお送りする。
──グランドファイナルズ優勝、本当におめでとうございます。
kakip選手:ありがとうございます。
──改めて今の胸の内を聞かせてください。
kakip選手:信じられないくらい最高です。
──今日1日を振り返っての戦いぶりはいかがでしたか?
kakip選手:RAGE優勝から流れがずっとあるんだなって感じました。
──1億5000万円をどうお使いになりますか?
kakip選手:とりあえずパソコンを買います。
──あなたにとって『シャドウバース』とはなんですか?
kakip選手:”宝”です。
コロナ禍での世界大会
「Shadowverse World Grand Prix 2021」グランドファイナルズの最終結果は以下のとおり。
優勝:kakipi選手
準優勝:negima選手
同3位:Hanada選手
同3位:MingiGod選手
同5位:Shitaue|iDeal選手
同5位:KSW選手
同5位:Meow944選手
同5位:ZeNX選手

「機械ネメシス」で死闘の末粘り勝ちを見せたHanada選手や、予選を最高成績で勝ち上がり、1回戦でも勢いそのままに3連勝を見せたMingiGod選手など、さまざまなドラマが生まれた。
今大会は新型コロナウイルスの影響から、残念ながら海外選手が入国できない状況での開催となった。そのため、海外選手についてはオンラインでの参戦である。公式大会としては久しぶりのオフライン大会であるため、一部選手がオンラインになってしまったのは少々残念に思う。
しかし、コロナ禍において最善の形での開催となったのは間違いない。観客のバルーンによる応援や歓声があったことで、この2年間の集大成として大盛り上がりの大会となった。
2022年シーズンは賞金額が大幅アップ!

新型コロナウイルスの感染状況を鑑み、2022年の世界大会の開催は見送られることとなった。その代わり、国内外の大会賞金が大幅に増額されるとの告知があった。RAGEにおいては従来400万円だった優勝賞金が、1000万円まで跳ね上がる。
2022年シーズンでは世界大会への出場が叶わないが、大幅アップする賞金と王者の栄冠を手にするべく、シャドバプレイヤーはこぞって参加してほしい。
パソコンを持っておらず、スマホひとつで世界王者となったkakip選手。スマホさえ持っていれば、誰でも世界王者になるチャンスがあるという夢を見せてくれたkakip選手に続き、今後も多くの名プレイヤー・名勝負が生まれることに期待したい。
SHADOWVERSE WORLD GRAND PRIX
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- 【大会レポート+インタビュー】太鼓の達人ドンカツカップ2025/2026 小学生部門優勝はゆうくん!選手——こころん選手は僅差で惜しくも2位!
- 「東京eスポーツフェスタ 2026」が1月9日(金)〜11日(日)に、東京ビッグサイトにて開催された。パブリックDayとなる10日(土)には、『太鼓の達人 ドンダフルフェスティバル』によるeスポーツ大会「太鼓の達人 ドンカツカップ2025/2026」を実施。白熱する試合が展開され、小学生部門ではゆうくん!選手が優勝した。東京eスポーツフェスタとは東京都や関連団体で構成される実行委員会が主催する「東京eスポーツフェスタ」は、eスポーツの普及と関連産業の振興を目的に開催されているeスポーツイベントだ。2020年から開催されていて、今年開催される「東京eスポーツフェスタ2026」は7回目となる。 太鼓の達人 ドンカツカップ2025/2026とはリズムゲーム『太鼓の達人 ドンダフルフェスティバル』の日本一を決めるeスポーツ大会。各地で開催されている予選を勝ち抜いたプレーヤーによる決勝大会が「東京eスポーツフェスタ 2026」にて開催される。2部門により開催され、レギュレーションは以下の通り。・一般部門(2025年4月2日時点の満年齢が、6歳以上の選手を対象)・小学生部門(2025年4月2日時点の満年齢が、6歳以上11歳以下の選手を対象) 小学生部門だからといって侮るなかれ!フルコン当たり前の白熱バトルが展開! 先述したとおり、「太鼓の達人 ドンカツカップ2025/2026」は一般部門と小学生部門の2部門により構成されている。各部門、予選、決勝ともに課題曲が決められていて、そこで合計スコアの高い選手が勝利となっている。【小学生部門レギュレーション】■課題曲1回戦:スターマイン、新時代 / 「ウタの歌 ONE PIECE FILM RED」より準決勝:ミックスナッツ / TVアニメ『SPY×FAMILY』第1クール オープニング主題歌、ダンスホール決勝:Surges、さいたま2000■難易度むずかしい 準決勝第1試合は、ごはんすき選手と、ゆうくん!選手の対決。1曲目、2曲目ともにお互いミスのないフルコンボで演奏を終え、1曲目はゆうくん!選手がわずかにスコアをリード、2曲目はごはんすき選手がわずかにスコアをリードと屈指の接戦となった。▲ここまでくるとフルコンボは当たり前の腕前の選手が名を連ねる ▲その差1,920点と僅差での勝利 準決勝第2試合は、こころん選手と、たんくねこ選手の対決。今回大きく差を開いた要因は、より正確なタイミングで演奏できたかという点にフォーカスが当てられた。お互いフルコンボ(大きなミスなく演奏)はできたものの、完璧なリズムである「良」判定と、わずかにリズムがずれたタイミングでの「可」判定の数で大きな差が開き、こころん選手が決勝進出となった。▲同じフルコンボでもリズム判定により大きな得点が開いたのが準決勝第2試合。圧倒的なミスの少なさでこころん選手に軍配が上がった 決勝戦は、ゆうくん!選手とこころん選手のガチンコバトル。決勝戦の課題曲「Surges」や「さいたま2000」は、特に連打パートが長いのが特徴。この長い連打でどれだけ差を付けられるのかが大きな勝因となっていた。▲連打パートでは、圧倒的にゆうくん!選手がアドバンテージを取っていた決勝戦 お互いフルコンボを決めるも、スコアの決定打になったのは連打数の違いとなり、最終結果はゆうくん!選手が初優勝に輝いた。▲点差は5,730点と、こころん選手との差は僅差だったが、見事な演奏で得点を重ねたゆうくん!選手の勝利! ▲東京都知事杯と、太鼓とバチ for Nintendo Switch ’’GOLD Edition’’、Amazonギフトカード15,000円が贈られた 入賞選手インタビュー 最後に、試合後の入賞選手がインタビューに応じてくれたのでその様子をお届けしよう。▲左から準優勝のこころん選手、優勝のゆうくん!選手、3位のごはんすき選手 優勝:ゆうくん!選手 ——優勝した感想をお聞かせください。ゆうくん!:自分の練習通りのいいスコアが出せて、かつ優勝もできて最高です!——会場の決勝に向けて取り組んでいたことはありますか?ゆうくん!:連打を早くするためがんばりました。連打の際は2本指だけでバチを持つやり方にしたんですけど、それだとバチを落としそうになるので、強く持つことを意識しました。準優勝:こころん選手 ——試合を終えた感想をお聞かせください。こころん:優勝したかったけど、でも決勝まで行けたことがうれしかったです。——特に決勝戦は連打の数で得点に差が開いてしまった部分はありましたね。こころん:そこも悔しい部分ではあるんですけど、ひとつ心残りなのは「ドンダフルコンボ」(すべての評価を「良」で演奏すること)しておきたかったなぁっていうのはありますね。でも、前出たときは3位だったので全然うれしいです。次回出るときは優勝目指してがんばります!3位:ごはんすき選手 ——3位に入賞できた感想をお聞かせください。ごはんすき:本当にうれしいです!——大会に向けて練習してきたことはありますか?ごはんすき:もう、連打だけですね。前まで、連打がものすごく遅かったので、めっちゃ練習しました。——連打以外に難しいところは?ごはんすき:やっぱり「良」の評価を取ることは難しいですね。次回は優勝目指してがんばります!まとめ 「太鼓の達人ドンカツカップ」は「東京eスポーツフェスタ」の競技大会として毎年開催されていいるが、小学生部門として独立したのは今回が初となる。そんな中、決勝戦に出場した小学生選手たちのレベルの高さに驚かされた。一方で、一般部門とくらべて難易度が下げられていたことに違和感を覚えた。トップクラスの小学生は、最高難易度の「おに」でも十分プレーできる実力を持っている。そんな中、今回設立された小学生部門では「おに」の難易度よりも1ランク低い「むずかしい」でのプレーがルールとなっていた。「むずかしい」のランクだと、小学生プレーヤーとはいえフルコンボで演奏することは珍しいことではない。また課題曲も事前に決まっていたため、練習するのはその課題曲での連打パートに集約されてしまうのではないかという懸念が感じられた。よりファミリーイベントとしての親しみやすさを見れば、妥当なレギュレーションではあるが、彼らの腕前をより鮮明に、かつドラマチックに観客へ届けるには、今のルールは少し窮屈すぎたのかもしれない。次回の開催では、小学生たちの驚異的なポテンシャルが最大限に発揮されるような、より挑戦的なルールへの進化を期待したい。■太鼓の達人ドンカツカップ2025/2026 小学生部門 アーカイブ ■関連リンク東京eスポーツフェスタ公式:https://tokyoesportsfesta.jp太鼓の達人ドンカツカップ2025/2026公式:https://taiko-esp.taiko-ch.net/2025_2026/撮影:いのかわゆう編集:いのかわゆう【井ノ川結希(いのかわゆう)プロフィール】ゲーム好きが高じて19歳でゲーム系の出版社に就職。その後、フリーランスでライター、編集、ディレクターなど多岐にわたり活動している。最近はまっているゲームは『Bloodborne』。X:@sdora_tweet
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- 【結果速報 1月11日】ひぐちが”攻めガイル”覚醒!驚異の6セット連取で「CAPCOM CUP 12」出場権を獲得! 「CAPCOM Pro Tour 2025 ワールドウォリアー日本大会」第5回大会
- 『ストリートファイター6』の公式大会「CAPCOM Pro Tour 2025 ワールドウォリアー」日本大会 第5回が2026年1月11日(日)にオンラインにて実施され、ルーザーズから逆転したひぐち選手が優勝を果たし、WWポイント50点を獲得。これにより、合計ポイント首位で「CAPCOM CUP 12」への出場権を獲得した。本大会は『ストリートファイター6』の世界大会「CAPCOM CUP 12」の出場権を獲得するために各地域でオンライン開催される「ワールドウォリアー」のひとつ。オンライン大会だが、esports Style UENOにてパブリックビューイングも行われた。最終戦となる今大会も1000人以上のエントリーを集めた。CAPCOM Pro Tour 2025 ワールドウォリアー 日本大会とは『ストリートファイター6』にて、世界中のプレーヤーが年間チャンピオンを目指し、各地域で激戦を繰り広げる大会「CAPCOM Pro Tour 2025」。その大会群のひとつつである「ワールドウォリアー」は、世界各地域のトーナメントオーガナイザーによって数カ月にわたり複数回開催される。「CAPCOM Pro Tour 2025 ワールドウォリアー 日本大会」は、順位に応じてポイントが獲得できる5回の通常大会と、ポイント順位上位選手8名による決勝大会の全6回で構成される。今年の日本大会は「スーパーリージョン」として位置付けられ、「CAPCOM CUP 12」の出場権を獲得できるのは2名。1名は5回の大会で最もポイントを獲得した選手。もう1名は、2〜8位までの選手の直接対決により決定する。なお、今回の「ワールドウォリアー」の成績優秀者の中から、2026年に愛知県で行われる「アジア競技大会」の日本代表選手の選考大会でもある。 ワールドウォリアー 日本大会 #5 試合結果 「ワールドウォリアー」日本大会 #5は1000人以上がエントリー。プールではダブルエリミネーションのBo3、トップ8以降はBo5で行われた。最終戦となる今大会は、全5戦の合計ポイント1位がそのまま「CAPCOM CUP 12」の出場権を獲得できる。さらに、2位以下であっても、5戦中3戦分の合計ポイント上位8名の中で、2月8日に行われる「Regional Finals」で勝ち抜いた1名にも出場権が与えられる。そのため、ポイント1位を目指すことはもちろん、上位8名に入ることも目標となっていた。そんなトップ8は、ウイナーズ側はtaketake-piano、こばやん、ボンちゃん、鶏めし、ルーザーズ側はJr.、ジャッシー、かずのこ、ひぐちといったプロがひしめく過酷なトーナメント。中でもポイントランキング8位の鶏めし(50pt)、11位のtaketake-piano(39pt)、17位のひぐち(35pt)、21位のこばやん(28pt)までは、他の選手の順位次第ではあるものの、優勝すれば暫定トップのどぐら(70pt)を逆転できる可能性が残されている。そんな中、ウイナーズ側はtaketake-pianoがこばやん、鶏めしを下して早々に可能性をつぶし、グランドファイナルに進出する。ルーザーズ側はひぐちがかずのこ、こばやん、ボンちゃんを下し、さらにウイナーズから降りてきた鶏めしにも勝利し、グランドファイナルに駒を進めた。この日初めての対戦となったtaketake-pianoとひぐちは、JPとガイルというどちらかというと互いに"受け"を得意とするキャラ同士。しかしこの日のひぐちはとにかく強気に、バーンアウトも辞さずという前のめりな戦い方でtaketake-pianoを追い詰め、まずは3-0のストレートでリセットに成功する。taketake-pianoも得意の遠距離攻撃、設置攻撃を中心に1ゲームは奪えるものの、ひぐちの圧の強さと要所でのSA1ソニックハリケーンなどでどうしても1セットが取れない。そして、攻めのガイルを見せ続けたひぐちが、グランドファイナルで6セット連続勝利で逆転、悲願の「CAPCOM CUP 12」出場を自力で勝ち取った。ひぐちは無敵対空技を持たないJPを相手にしたドライブラッシュや前ジャンプなどで、taketake-pianoに圧をかけ続ける。taketake-piano側は設置技で「安心感」を優先し、その分だけひぐちに時間を与えてしまったことで、逆に動きを規制されてしまったのかもしれない。奇襲にもODサマーソルトキックで反応するなど、この日のひぐちの仕上がり具合は圧倒的だった。(https://www.youtube.com/live/M4yEmSeqWhs?si=9uOMOjpvgJnZ-KSH&t=15031) 優勝したさはらは、「本当に信じられません」とまだ現実を受け止めきれていない様子でインタビューに応じ、「決勝戦は相手に対応されるまでは勢いが大事だと思いました。みんな強いし、通常じゃなかった」とライバルも同じようにいつものような戦いではなかったとコメント。前回の「CC」出場の際もルーザーズから勝ち取ったもののコロナで中止となっており、「あの時の雪辱を晴らせた」と笑顔を見せた。これで、ひぐちはWWポイントとして50ポイントを、2位以下もそれぞれポイントを獲得した。順位所属チーム|選手名pt1 ZETA|ひぐち 50pt 2 広島TEAM iXA|taketake-piano 40pt 3 IBSG|鶏めし 35pt 4 Red BullCR|CR|ボンちゃん 30pt 5 RIDDLE ORDER|Jr. 25pt = SS熊本 A.M.G|こばやん 25pt 7 CR|かずのこ 20pt = WIP|ジャッシー/Jaccy 20pt ※選手名はstart.ggのエントリー名。カッコ内は「SFL」等の呼称 さらに、合計ポイントランキングで3大会分のみを合計した上位8名は以下の通り。まったくの同ポイントとなったヤナイとSeiyaは6位決定戦を事前に実施し、ヤナイが6位となっている。順位所属チーム|選手名pt1 IZBSG|鶏めし 85pt 2 広島TEAM iXA|taketake-piano 75pt 3 CR|どぐら 70pt 4 SCARZ|きんちょ 65pt 5 SBI|ひびき 57pt 6 IBSG|ヤナイ 55pt 7 NTPOJA|Seiya 55pt 8 DFM/PWS|GO1 52pt なお、2月8日の「Regional Finals」では上位4名がウイナーズ、下位4名がルーザーズとしてダブルエリミネーションを実施。対戦相手はウイナーズ/ルーザーズそれぞれの1位と4位、2位と3位が最初の対戦カードとなる。配信URL CAPCOM Pro Tour ワールドウォリアー:https://sf.esports.capcom.com/cpt/jp/ワールドウォリアー 日本大会 #3:https://www.start.gg/tournament/world-warrior-2025-japan-3/details©CAPCOM