ゲーミングチェアを手がけるAKRacingが、新たなPCデバイスへ進出する。その第1弾として投入されるのが、OLED(有機ELパネル)を採用したPC用モニター「AKRacing OL2701」だ。

OLEDは家庭用テレビでは一般的になってきたが、PC向けのモニターでは非常に稀な存在だ。その理由は、20〜30インチ台の中型OLEDパネルの生産が極めて少ないため。テレビ向けの40インチ以上や、ノートPC、携帯電話向けの20インチ以下のものはあるが、中型サイズだけはぽっかりと空いてしまっていた。
本機「AKRacing OL2701」に搭載されるOLEDパネルは、日本メーカーのJOLEDが開発・生産したもの。生産には極めて高い技術が求められるため、パネル価格もかなり高価になるものの、同社が手がけるRGB印刷方式によるOLEDパネルは、忠実な色表現や色域の広さといった品質の高さを売りにしている。
それでもOLEDパネルにこだわり、AKRacingの新ジャンル第1弾製品として持ってくるところに、AKRacingの気概を感じる。今回、発売前に製品にふれる機会をいただけたので、ゲーマーの視点から評価していこう。
まずは、「AKRacing OL2701」の主なスペックを見てみよう。
解像度は4K(3,840×2,160ドット)、リフレッシュレートは最高60Hzとなっている。昨今のゲーミングモニターは120Hz以上が一般的で、本格的な大会では240Hz、360Hzといったハイリフレッシュレートが主流だが、本機は一般的なモニターと同じ60Hzまでの対応となる。
応答速度は0.1msとされており、液晶パネルでは実現し得ない高速性能であることを示している。またコントラスト比も1,000,000:1と極めて高い。残像感がなく明暗が締まった美しい映像を取るか、高いリフレッシュレートを求めるかというのが、液晶パネルを採用するゲーミングモニターとの比較基準の1つとなる。
入力端子はHDMI 2.0×2、DisplayPort 1.4×1、USB 3.0 Type-C×1と計4系統。PCだけでなく、ゲーム機など複数の機器を接続して切り替えて利用できる。サウンド関連は、2W×2の内蔵スピーカーに加え、ヘッドフォン端子もあるので、スピーカーから音を出したくない時にも安心だ。
2基のUSB 3.0 Type-A端子は、PCとUSB Type-Cで接続している際にUSBハブとして機能する(USB Type-Cがアップストリーム接続を兼ねる)。
具体的な使用例としては、あらかじめ本機のUSBポートにマウスとキーボードを接続しておけば、ノートPCをUSB Type-C経由で接続するだけで、モニター出力と同時にすぐに外付けのマウスとキーボードで操作できるようになる。

「AKRacing OL2701」の特徴としてもう1つ、モニターのみで3.52kgと軽量な点も注目に値する。これは液晶パネルを採用した製品に比べてかなり軽量だ。
例えば、筆者が所有している27型4K液晶モニターは比較的薄型軽量のモデルだが、それでも4.6kgある。モニターの設置や移動はそれなりに力仕事なので、これだけ軽いとありがたい。
100×100mmのVESAマウントにも対応するので、壁掛けやモニターアームでの利用にも対応できる。ただ、モニターアームによってはむしろ、軽すぎることが問題になる可能性もあるので、アームを使う際には対応重量は要確認だ。

実機は簡単な組み立てが必要。モニターとスタンドのアーム部と土台部の3つがあり、モニターの4つのネジ穴(=VESAマウント)にアーム部を固定した後、土台部を接続するだけでいい。モニターが軽量なおかげで、男性の筆者は1人で楽に作業を進められた。土台は長方形で、幅28cm、奥行き23cmとそれなりに場所を取る。
モニターは26.7インチで、外枠が2cmほどある。最近の狭額縁液晶に比べると、若干サイズは大きくなる。ただ額縁部分はヘアライン加工され、最外周はシルバーで囲われており、高級感もある。

高さ調整は最大120mmとかなり調整幅が広い。チルトやスイベルの角度もつけられ、位置調整機能としては十分と言える。

さて、気になる画質を見ていこう。電源を入れてすぐ感じるのは、圧倒的なコントラストの高さだ。
Windowsのデスクトップ画面を黒単色の背景で表示すると、電源オフ時とほぼ同じ暗さのままに見えてしまうほど。液晶パネルだとこうはいかず、黒部分でも電源オフ時よりほのかに明るく、違いがわかるものだ。
発色も素晴らしい。赤、緑、青のどの色も濃厚で、ゲームのグラフィックは細部までメリハリがあるし、写真などを表示した際にも自然な色味が再現されている。コントラストの高さも相まって、RGB印刷方式のOLEDパネルの良さがはっきりと感じられる。
パネル表面はノングレア(非光沢)処理されているにもかかわらず、黒の深さと色の鮮やかさのせいで、たびたび脳がグレアパネルと勘違いしてしまい、「ノングレアだよね?」と照明の反射光をのぞき込んでしまったほどだった。
さらに、視野角も極めて広い。スペックシートでは上下左右178度と、一般的なIPS液晶パネルと同等の数値なのだが、実物はほぼ真横の角度から見ても全く違和感がないほどで、ここも液晶より優れていると感じられる。


サウンドはモニター底面の左右にある2基のスピーカーから再生される。音質は人の声の音域はよく通るものの、低音はかなり弱めだが、2Wというサイズからすれば一般的なレベルだ。ステレオ感はあるので、ゲームの音を情報として取る分には不足はない。よりいい音で聴きたいなら好みのスピーカーを用意しよう。
ちなみに、音量設定は0から100までだが、0(ミュート)から1にした時の音量変化が大きめなので、小さい音にしたければPCの出力側で音量を絞るといい。
本体の設定操作のインターフェイスは、モニターに向かって右側の裏面にあるボタンで行う方式。5個のボタンが縦に並んでおり、上から順に、①設定呼び出し/決定、②音量/上操作、③画面モード切替/下操作、④入力切替/キャンセル、⑤電源、となっている。すべてのボタンが同じ大きさで並んでいるため、どのボタンをさわっているのかすぐにわからないのが難点といえば難点ではある。

設定できる項目は一般的なPC用モニターと同様。ここで特筆すべきは、明るさ設定の範囲だ。明るさを0にすると相当暗くなるので、モニターを暗めにして使いたい用途には非常にありがたい。また明るくした場合の光量はまぶしいほどで、設定幅が非常に広い。
映像の明暗差を近づけて自然な色を再現するHDR(ハイダイナミックレンジ)入力にも対応(USB Type-C接続を除く)。HDRの映像を入力すると、自動で明るさ100の最大値に設定される。この設定は他のモニターでも同様の挙動だ。

「AKRacing OL2701」が従来の液晶モニターとは一線を画した画質を持つことは間違いない。ただ、ゲーミングモニターとして重要な点は、やはり遅延関連だろう。パネルの応答速度と、信号入力から映像表示までの表示遅延の両方を確認してみる。
テストにはフリーソフトの「LCD Delay Checker」を用いて、筆者所有のノートPC(TN液晶パネル/フルHD)の画面をミラーリングで出力し、双方を4,000分の1秒の高速シャッターで撮影した。
まず応答速度について。ノートPCのモニターでは、表示している数字より1つ前の数字が残像として見えるのに対し、「AKRacing OL2701」の映像は残像が一切なく、ピタッと止まった絵になっている。

カラーバーが移動する表示モードでは、ノートPCのモニターは色が変化している部分がグラデーションのように見えるのに対し、本機では表示更新部分の黒線をまたいで、上下ともにグラデーションが一切見えない。2つのテストのいずれも、本機の応答速度が極めて高速である証拠を示している。

一方、表示遅延はどうか。画面に表示されているタイムカウントを比較すると、ノートPCの方が「08345」、「AKRacing OL2701」が「08343」と、常に2フレームほどノートPCの方が早く進んでいる。もしかすると解像度の違いが問題かと思い、別の4Kモニターを接続してクローン表示してみたが、やはり液晶モニターの方が2フレームほど早かった。

つまり本機は、液晶モニターに比べて応答速度は圧倒的に速いが、表示遅延は2〜3フレーム程度はある。
もっともOLEDモニターは焼き付き防止処理のためにあえて表示遅延を持たせた製品が多く、本機も例外ではない。メーカーによれば、有機ELパネルの高画質を長期にわたって安心して利用できるように、ピクセル単位で輝度を制御することによる焼き付き低減機能を搭載しているという。
「AKRacing OL2701」を総評すると、映像の美しさは全く文句の付けどころがない。デザインやインターフェイスは保守的でオーソドックスにも感じられるが、RGB印刷方式のOLEDパネルが持つ映像美があれば、華美な演出をする必要もないと考えるのも当然かもしれない。
普段使いではウェブブラウザーなどでのスクロール表示がとてもキビキビしていて、応答速度の速さが効いている。発色の良さやコントラストの高さも素晴らしく、本機を見てから普段使っている液晶に戻ると、これまで満足できていた画質の落ち幅にがっくりしてしまうほどだ。色域の広さを考えても、グラフィック制作や映像編集といったクリエイティブ向けに使っても何ら問題ないだろう。
唯一の難点を挙げるとすれば、表示遅延の大きさだが、1フレーム単位を競うようなFPSや対戦格闘ゲームには、やはりeスポーツに特化したゲーミングモニターを選ぶべきであり、OLEDの映像美を兼ねたいというのはないものねだりというものだ。
逆に、美しいグラフィックで楽しみたいMMO RPGやRPG、アクションアドベンチャーのようなゲームであれば、色再現性の部分で、これまでにない最高のゲーム体験が約束されている。
そして重要なことは、本機の価値は性能だけに留まるものではないということだ。
JOLED製のRGB印刷方式のOLEDパネルを採用した製品は、極めて数が少なく入手も困難で、価格も非常に高価。税込29万8000円という価格も、一般的なモニターとして考えると高価に感じられるが、新型コロナと半導体不足の影響も続いている現状では、必要とするユーザーが欲しいと思った時に購入できる製品があるというだけで大きな価値がある。
加えて、本機はAKRacingブランドにとって新たな挑戦の第一歩となる製品でもある。その意味で、価格や性能で他社と競うような中途半端な製品であるはずはない。AKRacingとすれば、新たな市場に打って出るなら、強烈なインパクトで一撃お見舞いしてやろうといったところだろう。
ゲーミングチェア業界だけでなく、スポーツ分野やテレビ業界など、ゲームにとらわれないブランドの広がりを見せているAKRacing。今後さらにジャンルが広がっていくとしても、そのたびに他社を圧倒する製品を出してくるのではないかと期待せざるを得ず、見事な戦略と言える。

AKRacing
https://www.akracing.jp/
「AKRacing OL2701」商品情報ページ
https://www.akracing.jp/products/detail/25
「AKRacing OL2701」Amazon商品ページ
https://www.amazon.co.jp/dp/B0B1TWX8QT

▲AKRacing OL2701
OLEDは家庭用テレビでは一般的になってきたが、PC向けのモニターでは非常に稀な存在だ。その理由は、20〜30インチ台の中型OLEDパネルの生産が極めて少ないため。テレビ向けの40インチ以上や、ノートPC、携帯電話向けの20インチ以下のものはあるが、中型サイズだけはぽっかりと空いてしまっていた。
本機「AKRacing OL2701」に搭載されるOLEDパネルは、日本メーカーのJOLEDが開発・生産したもの。生産には極めて高い技術が求められるため、パネル価格もかなり高価になるものの、同社が手がけるRGB印刷方式によるOLEDパネルは、忠実な色表現や色域の広さといった品質の高さを売りにしている。
それでもOLEDパネルにこだわり、AKRacingの新ジャンル第1弾製品として持ってくるところに、AKRacingの気概を感じる。今回、発売前に製品にふれる機会をいただけたので、ゲーマーの視点から評価していこう。
国産有機ELパネルを採用。軽さも大きなメリットに
まずは、「AKRacing OL2701」の主なスペックを見てみよう。
- パネルサイズ:26.9インチ
- パネル方式:OLED
- 解像度:3,840×2,160ドット
- リフレッシュレート:25〜60Hz
- 応答速度:0.1ms(tr+tf)
- 輝度:540cd/m2(ピーク)、250cd/m2(ラスター)
- コントラスト:1,000,000:1
- 視野角:178度(上下・左右)
- 色域:sRGB比130%、DCI-P3比99%
- 最大表示色:約10億7,000万色(10bit)
- 映像入力:HDMI 2.0×2、DisplayPort 1.4×1、USB 3.0 Type-C×1
- その他端子:USB 3.0 Type-A×2(ダウンストリーム)、ヘッドフォン端子
- スピーカー:2W×2
- 消費電力:60W
- VESAマウント:対応(100×100mm)
- チルト/高さ調整/スイベル/ピボット:-5〜20度/120mm/-30〜30度/なし
- 付属品:ACアダプタ、HDMIケーブル、DisplayPortケーブル、USB Type-Cケーブル
- 本体サイズ(幅×高さ×奥行き): 630×571×230mm(スタンド込み)、630×374×38mm(モニターのみ)
- 重量:5.47kg(スタンド込み)、3.52kg(モニターのみ)
- 市場想定価格:税込29万8000円
解像度は4K(3,840×2,160ドット)、リフレッシュレートは最高60Hzとなっている。昨今のゲーミングモニターは120Hz以上が一般的で、本格的な大会では240Hz、360Hzといったハイリフレッシュレートが主流だが、本機は一般的なモニターと同じ60Hzまでの対応となる。
応答速度は0.1msとされており、液晶パネルでは実現し得ない高速性能であることを示している。またコントラスト比も1,000,000:1と極めて高い。残像感がなく明暗が締まった美しい映像を取るか、高いリフレッシュレートを求めるかというのが、液晶パネルを採用するゲーミングモニターとの比較基準の1つとなる。
入力端子はHDMI 2.0×2、DisplayPort 1.4×1、USB 3.0 Type-C×1と計4系統。PCだけでなく、ゲーム機など複数の機器を接続して切り替えて利用できる。サウンド関連は、2W×2の内蔵スピーカーに加え、ヘッドフォン端子もあるので、スピーカーから音を出したくない時にも安心だ。
2基のUSB 3.0 Type-A端子は、PCとUSB Type-Cで接続している際にUSBハブとして機能する(USB Type-Cがアップストリーム接続を兼ねる)。
具体的な使用例としては、あらかじめ本機のUSBポートにマウスとキーボードを接続しておけば、ノートPCをUSB Type-C経由で接続するだけで、モニター出力と同時にすぐに外付けのマウスとキーボードで操作できるようになる。

▲入力端子は背面に下向きで配置されている
「AKRacing OL2701」の特徴としてもう1つ、モニターのみで3.52kgと軽量な点も注目に値する。これは液晶パネルを採用した製品に比べてかなり軽量だ。
例えば、筆者が所有している27型4K液晶モニターは比較的薄型軽量のモデルだが、それでも4.6kgある。モニターの設置や移動はそれなりに力仕事なので、これだけ軽いとありがたい。
100×100mmのVESAマウントにも対応するので、壁掛けやモニターアームでの利用にも対応できる。ただ、モニターアームによってはむしろ、軽すぎることが問題になる可能性もあるので、アームを使う際には対応重量は要確認だ。

▲本体とスタンドの接合部は100×100mmのVESAマウントと共用。背面上部には「AKRacing」のロゴがあり、検証機のスタンド部はシルバーだった
圧倒的なコントラストと発色! ただただ美しい
実機は簡単な組み立てが必要。モニターとスタンドのアーム部と土台部の3つがあり、モニターの4つのネジ穴(=VESAマウント)にアーム部を固定した後、土台部を接続するだけでいい。モニターが軽量なおかげで、男性の筆者は1人で楽に作業を進められた。土台は長方形で、幅28cm、奥行き23cmとそれなりに場所を取る。
モニターは26.7インチで、外枠が2cmほどある。最近の狭額縁液晶に比べると、若干サイズは大きくなる。ただ額縁部分はヘアライン加工され、最外周はシルバーで囲われており、高級感もある。

▲今時のモニターにしては外枠はやや広め
高さ調整は最大120mmとかなり調整幅が広い。チルトやスイベルの角度もつけられ、位置調整機能としては十分と言える。

▲モニターを一番高くしたところと低くしたところ。ピボット(回転)機能はない
さて、気になる画質を見ていこう。電源を入れてすぐ感じるのは、圧倒的なコントラストの高さだ。
Windowsのデスクトップ画面を黒単色の背景で表示すると、電源オフ時とほぼ同じ暗さのままに見えてしまうほど。液晶パネルだとこうはいかず、黒部分でも電源オフ時よりほのかに明るく、違いがわかるものだ。
発色も素晴らしい。赤、緑、青のどの色も濃厚で、ゲームのグラフィックは細部までメリハリがあるし、写真などを表示した際にも自然な色味が再現されている。コントラストの高さも相まって、RGB印刷方式のOLEDパネルの良さがはっきりと感じられる。
パネル表面はノングレア(非光沢)処理されているにもかかわらず、黒の深さと色の鮮やかさのせいで、たびたび脳がグレアパネルと勘違いしてしまい、「ノングレアだよね?」と照明の反射光をのぞき込んでしまったほどだった。
さらに、視野角も極めて広い。スペックシートでは上下左右178度と、一般的なIPS液晶パネルと同等の数値なのだが、実物はほぼ真横の角度から見ても全く違和感がないほどで、ここも液晶より優れていると感じられる。

▲コントラストの高さは液晶とは異次元のレベル。発色も極めて良好

▲視野角はどこまで角度をつけても違和感がない
サウンドはモニター底面の左右にある2基のスピーカーから再生される。音質は人の声の音域はよく通るものの、低音はかなり弱めだが、2Wというサイズからすれば一般的なレベルだ。ステレオ感はあるので、ゲームの音を情報として取る分には不足はない。よりいい音で聴きたいなら好みのスピーカーを用意しよう。
ちなみに、音量設定は0から100までだが、0(ミュート)から1にした時の音量変化が大きめなので、小さい音にしたければPCの出力側で音量を絞るといい。
本体の設定操作のインターフェイスは、モニターに向かって右側の裏面にあるボタンで行う方式。5個のボタンが縦に並んでおり、上から順に、①設定呼び出し/決定、②音量/上操作、③画面モード切替/下操作、④入力切替/キャンセル、⑤電源、となっている。すべてのボタンが同じ大きさで並んでいるため、どのボタンをさわっているのかすぐにわからないのが難点といえば難点ではある。

▲操作は背面のボタンを使う。ボタンサイズ的には押し間違えることはない
設定できる項目は一般的なPC用モニターと同様。ここで特筆すべきは、明るさ設定の範囲だ。明るさを0にすると相当暗くなるので、モニターを暗めにして使いたい用途には非常にありがたい。また明るくした場合の光量はまぶしいほどで、設定幅が非常に広い。
映像の明暗差を近づけて自然な色を再現するHDR(ハイダイナミックレンジ)入力にも対応(USB Type-C接続を除く)。HDRの映像を入力すると、自動で明るさ100の最大値に設定される。この設定は他のモニターでも同様の挙動だ。

▲設定項目はシンプル。明るさ調整の幅はとても広い
有機ELならではの高速な応答速度
「AKRacing OL2701」が従来の液晶モニターとは一線を画した画質を持つことは間違いない。ただ、ゲーミングモニターとして重要な点は、やはり遅延関連だろう。パネルの応答速度と、信号入力から映像表示までの表示遅延の両方を確認してみる。
テストにはフリーソフトの「LCD Delay Checker」を用いて、筆者所有のノートPC(TN液晶パネル/フルHD)の画面をミラーリングで出力し、双方を4,000分の1秒の高速シャッターで撮影した。
まず応答速度について。ノートPCのモニターでは、表示している数字より1つ前の数字が残像として見えるのに対し、「AKRacing OL2701」の映像は残像が一切なく、ピタッと止まった絵になっている。

▲下のノートPCの画面ではタイムカウントがブレて見えるが、上の「AKRacing OL2701」は全くブレがない
カラーバーが移動する表示モードでは、ノートPCのモニターは色が変化している部分がグラデーションのように見えるのに対し、本機では表示更新部分の黒線をまたいで、上下ともにグラデーションが一切見えない。2つのテストのいずれも、本機の応答速度が極めて高速である証拠を示している。

▲下のノートPCは色変化がグラデーションのように見えるが、上の「AKRacing OL2701」は境目がくっきりしている
一方、表示遅延はどうか。画面に表示されているタイムカウントを比較すると、ノートPCの方が「08345」、「AKRacing OL2701」が「08343」と、常に2フレームほどノートPCの方が早く進んでいる。もしかすると解像度の違いが問題かと思い、別の4Kモニターを接続してクローン表示してみたが、やはり液晶モニターの方が2フレームほど早かった。

▲4Kモニター同士でも比較。やはり「AKRacing OL2701」(右)の方が遅れている
つまり本機は、液晶モニターに比べて応答速度は圧倒的に速いが、表示遅延は2〜3フレーム程度はある。
もっともOLEDモニターは焼き付き防止処理のためにあえて表示遅延を持たせた製品が多く、本機も例外ではない。メーカーによれば、有機ELパネルの高画質を長期にわたって安心して利用できるように、ピクセル単位で輝度を制御することによる焼き付き低減機能を搭載しているという。
ゲーミングブランドの枠を超えて、普段使いもクリエイティブも快適に
「AKRacing OL2701」を総評すると、映像の美しさは全く文句の付けどころがない。デザインやインターフェイスは保守的でオーソドックスにも感じられるが、RGB印刷方式のOLEDパネルが持つ映像美があれば、華美な演出をする必要もないと考えるのも当然かもしれない。
普段使いではウェブブラウザーなどでのスクロール表示がとてもキビキビしていて、応答速度の速さが効いている。発色の良さやコントラストの高さも素晴らしく、本機を見てから普段使っている液晶に戻ると、これまで満足できていた画質の落ち幅にがっくりしてしまうほどだ。色域の広さを考えても、グラフィック制作や映像編集といったクリエイティブ向けに使っても何ら問題ないだろう。
唯一の難点を挙げるとすれば、表示遅延の大きさだが、1フレーム単位を競うようなFPSや対戦格闘ゲームには、やはりeスポーツに特化したゲーミングモニターを選ぶべきであり、OLEDの映像美を兼ねたいというのはないものねだりというものだ。
逆に、美しいグラフィックで楽しみたいMMO RPGやRPG、アクションアドベンチャーのようなゲームであれば、色再現性の部分で、これまでにない最高のゲーム体験が約束されている。
そして重要なことは、本機の価値は性能だけに留まるものではないということだ。
JOLED製のRGB印刷方式のOLEDパネルを採用した製品は、極めて数が少なく入手も困難で、価格も非常に高価。税込29万8000円という価格も、一般的なモニターとして考えると高価に感じられるが、新型コロナと半導体不足の影響も続いている現状では、必要とするユーザーが欲しいと思った時に購入できる製品があるというだけで大きな価値がある。
加えて、本機はAKRacingブランドにとって新たな挑戦の第一歩となる製品でもある。その意味で、価格や性能で他社と競うような中途半端な製品であるはずはない。AKRacingとすれば、新たな市場に打って出るなら、強烈なインパクトで一撃お見舞いしてやろうといったところだろう。
ゲーミングチェア業界だけでなく、スポーツ分野やテレビ業界など、ゲームにとらわれないブランドの広がりを見せているAKRacing。今後さらにジャンルが広がっていくとしても、そのたびに他社を圧倒する製品を出してくるのではないかと期待せざるを得ず、見事な戦略と言える。

▲映像の美しさを最優先にするなら、用途を問わず「AKRacing OL2701」を選ぶ価値が大いにある
AKRacing
https://www.akracing.jp/
「AKRacing OL2701」商品情報ページ
https://www.akracing.jp/products/detail/25
「AKRacing OL2701」Amazon商品ページ
https://www.amazon.co.jp/dp/B0B1TWX8QT
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- 【暗闇で光る蓄光モデルも!】Turtle Beachから背面ボタン付きで5,800円のコスパ高ゲーミングパッド「Rematch Advanced」が発売中
- ゲーミングギアブランドTurtle Beachから、5,800円のゲーミングゲームパッド「Rematch Advanced」が発売中。本製品の特徴は、背面ボタン付きで低価格。Xbox公式ライセンスを取得しているのもうれしいポイントだ。またトリガー部分は2ストップヘアトリガー機能により深さを調整可能。カラーバリエーションは6種類で、暗闇で光る蓄光モデルもある。▲蓄光モデル <以下、ニュースリリースより>多彩なカスタマイズ機能と快適な操作性を備えたTurtle Beachの有線ゲーミングコントローラー「Rematch Advanced」を販売開始 SB C&S株式会社は、VOYETRA TURTLE BEACH, INC(本社:米国カリフォルニア州、CEO:Cris Keirn)が展開する米国でコンソールゲーミングヘッドセット業界をけん引しているTurtle Beach(タートルビーチ)から、多彩なカスタマイズ機能と快適な操作性を備えた有線ゲーミングコントローラー「Rematch Advanced(リマッチ アドヴァンスド)」を2025年9月5日から、TURTLE BEACH公式ストア、Amazon、全国の大手家電量販店(一部店舗を除く)で販売を開始します。販売の開始に先立ち、各店舗では本日から順次予約の受け付けを開始します。 「Rematch Advanced」は、多彩なカスタマイズ機能と快適な操作性を備えたXbox公式ライセンス製品です。安定した有線接続により遅延を抑えた快適なゲームプレーを実現します。2ストップヘアトリガーやマッピング可能なクイックアクションボタンを搭載し、プレーヤーの操作スタイルに応じた調整が可能です。さらに、デュアルランブルモーターとインパルストリガーが搭載され、アクションに応じた多様なフィードバックを提供します。方向パッドにはオーディオコントロール機能を搭載しており、ゲーム中でも素早く音量調整やマイクミュート操作が可能です。また、無料のControl Hubアプリを活用すれば、ボタンマッピングや感度調整、ファームウェア更新が簡単に行えます。人間工学に基づいた設計で長時間のプレーでも快適に使用できる他、蓄光モデルは紫外線を吸収して暗闇で輝くユニークなデザインを採用しています。製品画像 主な特長 ・遅延を抑え快適なゲームプレーを実現する有線接続 ・2ストップヘアトリガーで操作精度を調整可能 ・マッピング可能なクイックアクションボタンを搭載 ・デュアルランブルモーターとインパルストリガーによる多彩なフィードバック ・オーディオコントロール機能搭載の方向パッドで素早く音量調整やマイクミュートが可能 ・Control Hubアプリでボタンマッピングや感度調整が可能 ・レーザーエッチング加工されたサムスティック、グリップ、トリガーによる安定した操作性 ・人間工学に基づいたデザインで長時間プレーも快適 ・Xbox公式ライセンスを取得 ・紫外線を吸収して暗闇で輝くユニークなデザイン(蓄光モデルのみ)製品概要 価格 オープン価格 (SB C&S希望小売価格:税込み5,800円)製品の詳細 Titan Steel(蓄光モデル) ・Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/B0FFP228WW ・Yahoo!ショッピング: https://store.shopping.yahoo.co.jp/turtlebeach/9760145281283.html ・楽天市場: https://item.rakuten.co.jp/turtle-beach/9760145281283/Spirit Red ・Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/B0FFNYMW59 ・Yahoo!ショッピング: https://store.shopping.yahoo.co.jp/turtlebeach/9760145281283.html ・楽天市場: https://item.rakuten.co.jp/turtle-beach/9760145281283/Purple Fade ・Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/B0FFPDZ7D4 ・Yahoo!ショッピング: https://store.shopping.yahoo.co.jp/turtlebeach/9760145281283.html ・楽天市場: https://item.rakuten.co.jp/turtle-beach/9760145281283/Glitch Green ・Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/B0FFPJQH3W ・Yahoo!ショッピング: https://store.shopping.yahoo.co.jp/turtlebeach/9760145281283.html ・楽天市場: https://item.rakuten.co.jp/turtle-beach/9760145281283/Blossom(蓄光モデル) ・Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/B0FFP8WT5F ・Yahoo!ショッピング: https://store.shopping.yahoo.co.jp/turtlebeach/9760145281283.html ・楽天市場: https://item.rakuten.co.jp/turtle-beach/9760145281283/Android Dream(蓄光モデル) ・Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/B0FFPB11HZ ・Yahoo!ショッピング: https://store.shopping.yahoo.co.jp/turtlebeach/9760145281283.html ・楽天市場: https://item.rakuten.co.jp/turtle-beach/9760145281283/【製品に関するお問い合わせ】 SB C&S株式会社グローバル製品のお問い合わせhttps://gp.supportweb.jp/Turtle Beachについて 1975年に米国カリフォルニアでサウンドカードメーカーとしてスタートしたTurtle Beachは、PlayStationやXbox、Nintendo Switch、パソコンやモバイルなどでのゲーミングセッティングに最適化された製品を生産し、サービスを提供するグローバルゲーミングギア会社です。長い歴史とともに蓄積された製品ノウハウを基に、さまざまなゲーミングプラットフォームで最高のパフォーマンスを発揮するヘッドセットやキーボード、マウス、ゲームパッド、シミュレーターなどをデザインして生産しています。 軽くて快適なデザインや革新的な技術、利便性をはじめとする数多くの特長を有し、エントリーユーザーからカジュアルプレーヤー、プロゲーマーまで多様な消費者に選ばれ、北米での人気にとどまらず、世界のゲーマーに愛されるグローバルブランドです。 ●SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標です。 ●その他、このお知らせに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。
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- 【Pixio×初音ミク】Pixioから初音ミクとのコラボゲーミングモニターが今冬発売
- ゲーミングアクセサリーブランドPixioが、寝田ルネ描き下ろしイラストを使用した初音ミクとのコラボレーションモデル「Pixio ゲーミングモニター 初音ミク コラボモデル」を発表。今冬(2025年11月頃~2026年3月頃)発売予定で、予約開始日や追加情報は特設サイトおよびPixio公式SNSにて順次案内される。<以下、ニュースリリースより>寝田ルネ氏描き下ろしイラスト×ミントグリーン筐体で“ミク色”に染まる高スペックゲーミングモニター Hamee(ハミィ)株式会社(所在地:神奈川県小田原市、代表取締役社長:水島 育大、証券コード:東証スタンダード3134)が運営するゲーミングアクセサリーブランド「Pixio(ピクシオ)」は、クリプトン・フューチャー・メディア株式会社が展開するバーチャル・シンガー「初音ミク」とのコラボレーションモデル『Pixio ゲーミングモニター 初音ミク コラボモデル』を発表いたします。本製品は今冬(2025年11月頃~2026年3月頃)の発売を予定しています。 本モデルは、初音ミクを象徴するミントグリーンを筐体カラーに採用し、背面には人気イラストレーター・寝田ルネ氏描き下ろしのイラストを大胆に配置。さらに、Pixioブランドロゴも初音ミクのテーマカラーとモチーフを取り入れた“コラボ限定デザイン”にを採用。細部までミクワールドを表現しています。 パネルには高精細WQHD解像度のFast IPSを採用し、180Hzリフレッシュレートと1ms(GTG)の応答速度で、eスポーツからクリエイティブ作業まで快適にこなします。 本製品は、2025年8月29日(金)~31日(日)に開催された「初音ミク『マジカルミライ 2025』in TOKYO」で先行展示を実施。来場者からは「デザインもイラストも最高!」と嬉しいお言葉を多数いただきました。 今後、予約開始日や追加情報は特設サイトおよびPixio公式SNSで順次ご案内いたします。製品概要 (※監修中)Art by 寝田ルネ © Crypton Future Media, INC. www.piapro.net 商品名:Pixio ゲーミングモニター 初音ミク コラボモデル 予定販売価格:49,390円(税込) 発売予定時期:今冬(2025年11月頃~2026年3月頃)特設サイト:https://pixiogaming.jp/pages/miku2025寝田ルネ氏:https://x.com/Nelta_Rene主な製品スペック ・画面サイズ :27インチ ・解像度 :WQHD(2560×1440) ・パネルタイプ :Fast IPS ・リフレッシュレート:180Hz ・応答速度 :1ms(GTG) ・筐体カラー :ミントグリーン『初音ミク』について クリプトン・フューチャー・メディア株式会社が開発した、歌詞とメロディーを入力して誰でも歌を歌わせることができる「ソフトウェア」です。大勢のクリエイターが「初音ミク」で音楽を作り、インターネット上に投稿したことで一躍ムーブメントとなりました。「キャラクター」としても注目を集め、今ではバーチャル・シンガーとしてグッズ展開やライブを行うなど多方面で活躍するようになり、人気は世界に拡がっています。Pixioについて Pixio(ピクシオ)はゲーマーの「自分らしさ」を応援し、理想のゲーム部屋を実現するプロダクトを届けるゲーミングアクセサリーブランドです。 コミュニティと共にゲームカルチャーを盛り上げ、あなただけのゲーム体験をサポートする様々なプロダクトを、手に取りやすい価格と高いクオリティで創り出します。■Pixio公式SNSアカウント ・X(旧Twitter) : https://twitter.com/pixiojapan ・Youtube : https://www.youtube.com/channel/UCK_rS3hIJNoyMM9Qzi5HNBg ・Instagram : https://www.instagram.com/pixiojapan/ ・twitch : https://www.twitch.tv/pixio_japan【Hamee(ハミィ)株式会社 概要】 ( URL:https://hamee.co.jp ) 会社名 :Hamee株式会社 (東証スタンダード 証券コード:3134 ) 設立 :1998年5月 代表者 :代表取締役社長 水島 育大 所在地 :神奈川県小田原市栄町2-12-10 Square O2 事業内容 :スマートフォンアクセサリーの開発・製造事業、 米国・中国・韓国におけるEC展開、 ゲーミングアクセサリーブランドPixioを取り扱うゲーミングアクセサリー事業、 ByURブランドで展開するコスメティクス事業、 専用スマートフォンにより子供の防犯・安心をサポートするHamic事業を展開 URL :https://hamee.co.jp
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- 【ポーリングレート8K】ASUSからプロゲーマーと共同開発したゲーミングマウス「ROG Harpe II Ace Gaming Mouse」が発売
- ASUSのゲーミングブランドROGより、プロゲーマーと共同開発したゲーミングマウス「ROG Harpe II Ace Gaming Mouse」が本日より発売。ブラックとホワイトの2カラー展開で参考価格は25,272円。<以下、ニュースリリースより>プロゲーマーとの共同開発したゲーミングマウス「ROG Harpe II Ace Gaming Mouse」を発表 ASUS JAPAN株式会社は、ゲーミングブランドのRepublic of Gamersより、Valorant世界王者「Demon1」選手や多くのプロゲーマーとの共同開発、軽快なフリックや素早いスワイプを思いのままに操れる絶妙なバランスを実現したゲーミングマウス「ROG Harpe II Ace Gaming Mouse」を発表しました。2025年8月29日(金)より発売開始します。ROG Harpe II Ace Gaming Mouse Black ROG Harpe II Ace Gaming Mouse White 製品ページhttps://rog.asus.com/jp/mice-mouse-pads/mice/ambidextrous/rog-harpe-ii-ace/製品特徴 プロゲーマーとの共同開発:プロゲーマー「DEMON1」選手や多くのプロゲーマーとの共同開発により、軽快なフリックや素早いスワイプを思いのままに操れる絶妙なバランスを実現。あらゆるプレーで精密な操作を可能にします。48gの超軽量設計:革新的なバイオベースナイロン素材を採用し、軽量化と耐衝撃性を両立。ROG AimPoint Pro 光学センサーとROG光学マイクロスイッチ:42,000dpiの高精度センサーがガラス面でも正確にトラッキングしオリジナルのマイクロスイッチでシャープなクリック感と瞬時の応答性、さらに1億回の高耐久クリック寿命を誇ります。別売ブースター不要のROG SpeedNova 8K ワイヤレス技術:最大8KHzのポーリングレートで、極限まで高められた精度と安定性を実現しワイヤレスでも妥協のない応答性を提供します。また標準同梱のUSBワイヤレスレシーバーで、そのまま8kHzに対応。2.4GHzワイヤレス/有線接続いずれでも、Armoury CrateまたはWeb版設定ツールから直接8kHzへの切り替えが可能。Webベースの設定:Gear Link を使えば、ブラウザから簡単にデバイスの設定やカスタマイズが可能。ソフトのインストールなしで、すぐに自分好みに調整できます。ゾーンモード搭載:ワンタッチでRGBオフ・8Kモード最適化など競技用設定に切り替え、勝負時に集中できる環境を構築。製品詳細 Republic of Gamers(ROG)について ASUSのゲーミング向けブランドRepublic of Gamers(ROG)はさまざまな製品が存在し、PCはもちろん、ヘッドセット・モニター・イヤフォンなど、すべてのゲーミングソリューションを持っています。ROGはその読み方の通り、「ゲーマー共和国を作る、ゲームが好きな方で集まって、楽しい国を作ろう」という考えのもと、名づけられました。ROGが追求する革新的な技術と、「Start with People:人を中心に据えた製品開発」の理念はさまざまな分野で認められています。ROG公式サイト : https://rog.asus.com/jp/ ROG JAPAN公式X(旧Twitter) : https://x.com/ASUSROGJPASUSについて ASUSは、世界で最も革新的で直感的なデバイス、コンポーネント、ソリューションを提供し、世界中の人々の生活を豊かにする素晴らしい体験を届けるグローバル・テクノロジー・リーダーです。ASUSは、社内に5,000人の研究開発の専門家チームを擁しており、品質、イノベーション、設計の分野で毎日11以上の賞を獲得し、Fortune誌の「世界で最も賞賛される企業」に選ばれています。ASUS公式サイト:https://www.asus.com/jp/ ASUS JAPAN公式X(旧Twitter):https://x.com/ASUSJapan