韓国で開催されている『VALORANT』の公式リーグ「2023 VCT Pacific」。リーグも佳境に入ったタイミングではあるが、筆者はまだ現地に行けておらず、5月12日(金)に初めて会場を訪れた。その時の会場の様子を、写真とエピソードを添えつつ順を追ってお伝えしていこうと思う。
まず、会場となっているのはソウル西側の上岩(サンアム)にある「Sangam afreeca Colosseum」。もともとゲーム専門チャンネル・OGNの常設競技場で『リーグ・オブ・レジェンド』(以下、LoL)のプロリーグ「LCK」等をメインに使用されていたが、新競技場のオープンとともに閉鎖されていたところを2022年にafreeca TVが運営権を得て再開させた。

最寄り駅は地下鉄の「デジタルメディアシティ駅」だが、結構歩くので韓国に慣れている人はマウルバスに乗って「上岩小学校前」で下車すると近い。慣れていない人にはタクシーをおすすめしておく。
ビルの1階の入り口入ってすぐのところに、スパイクの置かれたフォトスポットがある。その右側にあるエレベーターで上がった15、16階が試合会場だ。エレベーターの15、16階の扉には「VCT Pacific」に参加している各チームの選手の写真がラッピングされている。15階は韓国チームと日本チーム、16階はそれ以外の地域のチームとなっている。


会場の扉のすぐ隣には、応援ボードを書くための机がある。VCTのロゴ入りの厚紙とカラフルなペンがたくさん置いてあり、お客さんはここで思い思いのメッセージを書いて席に持ち込むのが一般的だ。

15年以上前のStarCraft: BlooodWarのプロリーグ時代からまったく変わっていない韓国式のeスポーツ応援文化のひとつである。日本だとクオリティの高い凝った自作ボードを持っている人が多いが、個人的には韓国の走り書きでも許されてしまう敷居の低さは、絵心のない筆者のような人間にはとてもありがたい。



会場では、凝ったものから手書きボードまでいくつか写真を撮らせていただいた。すべて掲載できず申し訳ない。ご協力いただいた皆様に感謝!
観客の中にちょっと目立つ団体がいたので話しかけてみたところ、マレーシアからの留学生だという。幸い簡単な韓国語であれば通じたので、少しだけ会話をすることができた。韓国在住の🇸🇬Paper Rex(🇸🇬PRX)ファンで集まって応援にきたのだとか。

このように多くの日本人を始めとする外国人が会場を訪れていたのだが、座席を見つける手順でつまずく人の多いこと。会場自体はそれほど複雑ではないのだが、座席の表示がハングルなのだ。念のためここに載せておくので、形を見てうまく探してもらえればと思う。

観客席は1階席と2階席がある。1階席は選手との距離が近く非常によく見えるし、何なら生声も聞こえるレベルだ。スクリーンが高い場所にあるので、ゲームの見やすさだけを考えると2階に軍配が上がる。自分の好みに合わせて観戦環境を選べるというわけだ。


ところで韓国のeスポーツの試合会場では、観客席の左右で応援席が分かれているのをご存知だろうか。これも15年以上前から変わっていない韓国の応援文化である。決勝戦ともなると、どちら側がどちらのチームの応援席なのかを示した看板が用意されるほどだ。今回面白いなと思ったのは真ん中に中立席が用意されていること。静かにゲームを楽しみたい、連れが敵チームの応援という場合には重宝しそうだ。
応援ボードを映してもらえるのは、韓国も日本も同じだ。観客席右側はクレーンがあるので、映してもらいたい人はカメラマンさんに向けてわかりやすくアピールするといい。観客席左側は舞台袖で待機しているカメラマンの手持ちカメラで映されるので、試合中もできるだけボードを掲げていたほうが映る確率が高くなりそうだ。

ところで筆者はかれこれ10年以上韓国eスポーツの取材をしているが、プレスルームの素晴らしさは昔から変わっていない。机と椅子、電源とネットが完備され、正面には大きなモニターが置かれている。

ここの特徴といえばネットがWiFiであること。これまではLANケーブルが一般的だったので、最初に案内されたときも「ここWiFiなんですよねぇ」とちょっとバツが悪そうな感じで言われた。使いにくいのかなと心配したが、日本語放送を流しながら会場で撮った写真をPCに取り込んでも快適だったので試しにスピードテストを実施してみたところ、爆速インターネットであることが判明。さすがIT大国である。

また、お弁当の支給も昔から変わっていない。この日のメニューはプルコギ。韓国のお弁当は日本のものと似ているし、辛いものが苦手な筆者にとっても非常にありがたい。

プレスルームで合同インタビューを実施するのも昔から同じである。ただし国際大会であるため、合同インタビューは勝敗に関係なく実施される。オンラインでの参加も可能で、選手の目の前にはノートPCが置かれている。このあたりは、時代の変化とともにテクノロジーの進化を感じるところである。
インタビューを終えて1階に降りると、ロビーでファンミーティングが行われていた。🇰🇷T1は試合前に先着70名にリストバンドを配ってファンミーティングの応募をしているのを見かけたが、🇯🇵ZETA DIVISIONは自主的にやっているのだそう。素晴らしいファンサに感動しつつ、この時点ですでに0時を回っていたのもあり、めちゃくちゃ参加したい気持ちを抑えて帰路についた。


常設競技場は、やっぱりいいものである。特に試合後のファンミーティングなどは、小さな会場ならではといえる。大きな会場では警備の問題もあり、こうはいかない。日本でも常設競技場でのオフライン大会が開かれるようになれば、多くの日本人にこの良さを感じてもらえる環境になるだろう。韓国での楽しい観戦ライフの経験を胸に、日本にもそんな日が来ることを切に願っている。
© 2023 Riot Games, Inc. Used With Permission
■関連SNS
VALORANT // JAPAN:
https://twitter.com/VALORANTjp
VALORANT Champions Tour JAPAN:
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■配信URL
Twitch:
https://www.twitch.tv/valorant_jpn
YouTube:
https://youtube.com/@VALORANTjp
AfreecaTV:
https://bj.afreecatv.com/valorantjp
会場へのアクセスはマウルバスかタクシーがおすすめ!
まず、会場となっているのはソウル西側の上岩(サンアム)にある「Sangam afreeca Colosseum」。もともとゲーム専門チャンネル・OGNの常設競技場で『リーグ・オブ・レジェンド』(以下、LoL)のプロリーグ「LCK」等をメインに使用されていたが、新競技場のオープンとともに閉鎖されていたところを2022年にafreeca TVが運営権を得て再開させた。

▲外観はこんな感じ。一般的なテレビ局のような雰囲気でもある
最寄り駅は地下鉄の「デジタルメディアシティ駅」だが、結構歩くので韓国に慣れている人はマウルバスに乗って「上岩小学校前」で下車すると近い。慣れていない人にはタクシーをおすすめしておく。
ビルの1階の入り口入ってすぐのところに、スパイクの置かれたフォトスポットがある。その右側にあるエレベーターで上がった15、16階が試合会場だ。エレベーターの15、16階の扉には「VCT Pacific」に参加している各チームの選手の写真がラッピングされている。15階は韓国チームと日本チーム、16階はそれ以外の地域のチームとなっている。

▲フォトスポットは多くのファンがスパイク解除のポーズを取りながら記念撮影をしていた。スパイクは思ったよりも大きいイメージだ

▲エレベーターはPacific リーグ一色。どちらのエレベーターを利用しようか迷ってしまうほど
会場の扉のすぐ隣には、応援ボードを書くための机がある。VCTのロゴ入りの厚紙とカラフルなペンがたくさん置いてあり、お客さんはここで思い思いのメッセージを書いて席に持ち込むのが一般的だ。

▲応援ボードのコーナーは非常にシンプル。チームによってはチームオリジナルの応援ボードが置いてあることも
15年以上前のStarCraft: BlooodWarのプロリーグ時代からまったく変わっていない韓国式のeスポーツ応援文化のひとつである。日本だとクオリティの高い凝った自作ボードを持っている人が多いが、個人的には韓国の走り書きでも許されてしまう敷居の低さは、絵心のない筆者のような人間にはとてもありがたい。



会場では、凝ったものから手書きボードまでいくつか写真を撮らせていただいた。すべて掲載できず申し訳ない。ご協力いただいた皆様に感謝!
チームごとに分かれた観客席が観戦を盛り上げる
観客の中にちょっと目立つ団体がいたので話しかけてみたところ、マレーシアからの留学生だという。幸い簡単な韓国語であれば通じたので、少しだけ会話をすることができた。韓国在住の🇸🇬Paper Rex(🇸🇬PRX)ファンで集まって応援にきたのだとか。

▲異国の文化を感じることができるのも国際大会の魅力のひとつ
このように多くの日本人を始めとする外国人が会場を訪れていたのだが、座席を見つける手順でつまずく人の多いこと。会場自体はそれほど複雑ではないのだが、座席の表示がハングルなのだ。念のためここに載せておくので、形を見てうまく探してもらえればと思う。

▲1階席が 라(la) 마(ma) 바(ba) 사(sa) 아(a) 2階席が 타(ta) 파(pa) 하(ha) となっている
観客席は1階席と2階席がある。1階席は選手との距離が近く非常によく見えるし、何なら生声も聞こえるレベルだ。スクリーンが高い場所にあるので、ゲームの見やすさだけを考えると2階に軍配が上がる。自分の好みに合わせて観戦環境を選べるというわけだ。

▲1階席の様子。やはり臨場感といえばこちら!

▲2階席は全体を見渡せて、これはこれで圧巻
ところで韓国のeスポーツの試合会場では、観客席の左右で応援席が分かれているのをご存知だろうか。これも15年以上前から変わっていない韓国の応援文化である。決勝戦ともなると、どちら側がどちらのチームの応援席なのかを示した看板が用意されるほどだ。今回面白いなと思ったのは真ん中に中立席が用意されていること。静かにゲームを楽しみたい、連れが敵チームの応援という場合には重宝しそうだ。
応援ボードを映してもらえるのは、韓国も日本も同じだ。観客席右側はクレーンがあるので、映してもらいたい人はカメラマンさんに向けてわかりやすくアピールするといい。観客席左側は舞台袖で待機しているカメラマンの手持ちカメラで映されるので、試合中もできるだけボードを掲げていたほうが映る確率が高くなりそうだ。

▲ボードを映してもらいやすいのはタイムアウトの時間だ
これがeスポーツ先進国である所以(ゆえん)
ところで筆者はかれこれ10年以上韓国eスポーツの取材をしているが、プレスルームの素晴らしさは昔から変わっていない。机と椅子、電源とネットが完備され、正面には大きなモニターが置かれている。

▲まるでちょっとしたオフィスのような快適空間が用意されている。韓国の標準的なプレスルームの姿だ
ここの特徴といえばネットがWiFiであること。これまではLANケーブルが一般的だったので、最初に案内されたときも「ここWiFiなんですよねぇ」とちょっとバツが悪そうな感じで言われた。使いにくいのかなと心配したが、日本語放送を流しながら会場で撮った写真をPCに取り込んでも快適だったので試しにスピードテストを実施してみたところ、爆速インターネットであることが判明。さすがIT大国である。

▲WiFiなのにこの安定感。こういう些細な部分にeスポーツ先進国らしさを感じる
また、お弁当の支給も昔から変わっていない。この日のメニューはプルコギ。韓国のお弁当は日本のものと似ているし、辛いものが苦手な筆者にとっても非常にありがたい。

▲取材の疲れを癒やしてくれるお弁当
プレスルームで合同インタビューを実施するのも昔から同じである。ただし国際大会であるため、合同インタビューは勝敗に関係なく実施される。オンラインでの参加も可能で、選手の目の前にはノートPCが置かれている。このあたりは、時代の変化とともにテクノロジーの進化を感じるところである。
インタビューを終えて1階に降りると、ロビーでファンミーティングが行われていた。🇰🇷T1は試合前に先着70名にリストバンドを配ってファンミーティングの応募をしているのを見かけたが、🇯🇵ZETA DIVISIONは自主的にやっているのだそう。素晴らしいファンサに感動しつつ、この時点ですでに0時を回っていたのもあり、めちゃくちゃ参加したい気持ちを抑えて帰路についた。

▲🇰🇷T1のブース。サイン会のような雰囲気は、まるでアイドルグループのよう

▲こちらは🇯🇵ZETA DIVISIONのTENNN選手。長蛇の列のファンにもこころよく応じていた
まとめ
常設競技場は、やっぱりいいものである。特に試合後のファンミーティングなどは、小さな会場ならではといえる。大きな会場では警備の問題もあり、こうはいかない。日本でも常設競技場でのオフライン大会が開かれるようになれば、多くの日本人にこの良さを感じてもらえる環境になるだろう。韓国での楽しい観戦ライフの経験を胸に、日本にもそんな日が来ることを切に願っている。
© 2023 Riot Games, Inc. Used With Permission
■関連SNS
VALORANT // JAPAN:
https://twitter.com/VALORANTjp
VALORANT Champions Tour JAPAN:
https://twitter.com/valesports_jp
■配信URL
Twitch:
https://www.twitch.tv/valorant_jpn
YouTube:
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AfreecaTV:
https://bj.afreecatv.com/valorantjp
【スイニャン プロフィール】

韓国在住時にeスポーツと出会い、StarCraft: Brood Warプロゲーマーの追っかけとなる。帰国後、2009年ごろからさまざまなWEBメディアで取材・執筆活動を開始。また、語学力を生かして韓国人選手のインタビュー通訳や翻訳などの活動も行っている。自らはゲームをほとんどプレイせず、おもにプロゲーマーの試合を楽しむ観戦勢。 Twitter:@shuiniao

韓国在住時にeスポーツと出会い、StarCraft: Brood Warプロゲーマーの追っかけとなる。帰国後、2009年ごろからさまざまなWEBメディアで取材・執筆活動を開始。また、語学力を生かして韓国人選手のインタビュー通訳や翻訳などの活動も行っている。自らはゲームをほとんどプレイせず、おもにプロゲーマーの試合を楽しむ観戦勢。 Twitter:@shuiniao
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- 【結果速報 11月4日 SFL2025 Division F 第7節】 ももちvsマゴのベテラン対決は「インパクト返し」でももちが勝利! RCが第2節以来の単独首位に浮上!
- 『ストリートファイター6』(スト6)の国内プロリーグ「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2025」(SFリーグ 2025)が8月29日(金)より開催中。本リーグは、出場する12チームがDivision S、Division FといったふたつのDivisionに分かれリーグ戦を行うeスポーツ大会だ。各試合では、チームメンバー4名の中から3名が、先鋒、中堅、大将として対戦をし、勝利するとそれぞれポイントが付与される。総合得点が高い方が勝利となり、同点の場合はリザーブ(控え)の選手同士による延長戦を実施。延長戦に勝利したチームが勝利となる。11月4日(火)はDivision Fの後半戦となる第6節。広島 TEAM iXA(iXA)が190ポイント、REJECT(RC)が160ポイント、ZETA DIVISION Geekly(ZETA)が120ポイントと点差はかなり開いている。しかし、4位のDetonatioN FocusMe(DFM)は110ポイント、VARREL(VL)が90ポイント、前戦で40ポイントを獲得したFUKUSHIMA IBUSHIGIN(IBSG)は80ポイントとなり、プレーオフ進出の3位をめぐる戦いはさらに激化している。チームマッチ1はDFMとIBSG、チームマッチ2はiXAとRC、チームマッチ3はZETAとVLの対決となった。チームマッチ1 DFM(アウェー) vs IBSG(ホーム) 4位のDFMと6位のIBSGは試合開始前の時点で30ポイント差。ここでIBSGがストレートで勝利すれば、プレーオフ進出のボーダーに十分に届く。しかもIBSGにとっては対戦相手を選べるホーム側と、絶好のチャンスでもあった。先鋒戦は板橋ザンギエフ(ザンギエフ)に対して2BASSA(ジュリ)というオーダー。コマンド投げの脅威を感じながらも2BASSAが自分の距離で戦い、初戦に勝利する。続く中堅戦はナウマン(舞)に対して有利とも言われる鶏めし(ダルシム)だが、用意した対策がうまくはまったというナウマンが取り返す。そして大将戦はGO1(春麗)に対してジョニィ(マリーザ)が登場。開幕からアーマー技などで圧をかけてジョニィが2セットを連取するが、垂直ジャンプやしゃがみ中KなどがヒットしたGO1が追いつくと、ラッシュ中段からのコンボをきれいに決めたGO1が見事な逆転勝利を果たした。マリーザの力押しで攻めるジョニィに序盤は押されていたGO1だったが、後半からは差し返しや距離をとった立ち回りでジョニィを攻めさせるように戦い、要所のラッシュ中段もすべて決まり、逆転で勝利した(https://www.youtube.com/live/Jy15HK_lTXA?si=jSPVv2dXwIVajJp5&t=4840) 勝利したGO1は「ザンギさんとマリーザ対策したのが実った」と感謝の言葉を述べると、板橋ザンギエフはボーダーを争っているZETA戦にむけて、「ZETA戦対策はやり続けていますが、さらなる準備を持って戦いたい」と意気込みを語った。対戦カードDFM(アウェー)IBSG(ホーム)動画先鋒(1-2) 板橋ザンギエフ(ザンギエフ:C) ✅2BASSA(ジュリ:C) 🎥 中堅(2-0) ✅ナウマン(舞:C) 鶏めし(ダルシム:C) 🎥 大将(3-2) ✅GO1(春麗:C) ジョニィ(マリーザ:C) 🎥 延長(-) 竹内ジョン(ジェイミー:C) — — 合計 30pt 10pt チームマッチ2 iXA(アウェー) vs RC(ホーム) 今節最大の注目試合である首位iXAと2位RCの対決。その差は30ポイントでRCがホームと、RCにとっては絶対に落としたくない、かつ負けられない1戦。一方のiXAも、プレーオフを有利な位置で戦うには首位の座をしっかり守りたいところ。しかし、あでりいが体調不良により欠場となったため、イーブンの場合は不戦敗となってしまう不利を背負っての試合となった。先鋒戦はあきら(キャミィ)vsときど(ケン)。用意してきたキャミィ対策が奏功したというときどが勝利する。中堅戦はACQUA(ブランカ)にはLeShar(エド)を指名。序盤はACQUAがトリッキーな動きで翻弄したが、ラッシュ投げ返しやジャストパリィなどで慣れていったLeSharがきっちり勝ち切る。あでりい欠場でのアウェーという不利を背負う中で全力で挑んだiXA。序盤は通用したACQUAのフェイントもLeSharがだんだん見切っていき、最後は無敵技ODサイコアッパーで決められてしまった(https://www.youtube.com/live/Jy15HK_lTXA?si=UZk3z5Ql3vilDKF9&t=7371) 大将戦はひびき(リリー)とふ〜ど(エド)の一戦。近づきたいひびきに対して、ODサイコアッパーやコマンド投げのバックステップなどの対策がうまくハマったふ〜どが、見事ストレート勝利を決めた。これでRCはiXAを10ポイント上回り首位に浮上。ふ〜どは「(ひびきへの対策は)まだまだこんなもんじゃない」と、プレーオフでのiXA戦も見据えてさらに手綱を引き締めた。次節にむけてリーダーのときどは「VL戦はアウェーですが、我々に穴らしい穴はありません!」と自信をのぞかせた。 対戦カードiXA(アウェー)RC(ホーム)動画先鋒(0-2) あきら(キャミィ:C) ✅ときど(ケン:C) 🎥 中堅(1-2) ACQUA(ブランカ:C) ✅LeShar(エド:C) 🎥 大将(0-3) ひびき(リリー:C) ✅ふ〜ど(エド:C) 🎥 延長(-) あでりぃ※欠場 — — 合計 0pt 40pt チームマッチ3 ZETA(アウェー) vs VL(ホーム) 前節で見事な勝利を挙げた3位のZETAと、30ポイント差でそれを追いかける5位のVL。ZETAは延長戦がヤマグチで固定されているため、実質的に3人での勝負となり、VLにとっては追い風が吹く状態だ。ひぐち(ガイル)とYHC-餅(ダルシム)の先鋒戦は、ダルシムの遠距離攻撃をうまくさせない立ち回りでひぐちが動きを封じ込めて1勝目。中堅戦はブランカをピックしたひかるにts(豪鬼)というオーダー。波動拳とラッシュでの地上戦を制したtsがひかるに思うような動きをさせず、2勝目を挙げる。そして大将戦は、ももち(エド)に対して満を持してマゴ(ジュリ)が登場。ともに長年の経験を持つベテラン対決は、普段からスパーリングもしている仲というマゴが2セット連取で早くもリーチをかける。しかし、人読みができるのはももちも同様。再三のピンチもうまく対応したももちが追いついた最終ラウンド、マゴの攻撃圏外から体力を削ったももちに対し、マゴは柔道で削っていき、最後はマゴのドライブインパクトに対してももちがしっかり返し、そのままKO。ギリギリの熱戦をももちが勝利した。一進一退とはまさにこのこと。持ち前のスピードと的確なコンボで攻めるマゴに対して、間合いを制して試合中に対応を変えていくももちが一歩上回った。バーンアウトさせられないままマゴが放ったドライブインパクトをももちに返されたものの、『スト6』らしい駆け引きの応酬が見られた緊迫の1戦だった(https://www.youtube.com/live/Jy15HK_lTXA?si=vgIRx9a_bPdx8Ewd&t=12062) ももちは「マゴさんが思ったより強かった。チームメイトのアドバイスや信じてくれている言葉などでチーム戦の良さを感じた」とコメント。次節のDFMとの3位争いについて「ここを勝つか負けるかでプレーオフが決まる。今まで以上に力を合わせてがんばります」と語った。対戦カードZETA(アウェー)VL(ホーム)動画先鋒(2-0) ✅ひぐち(ガイル:C) YHC-餅(エド:C) 🎥 中堅(0-2) ひかる(ブランカ:C) ✅ts(豪鬼:C) 🎥 大将(3-2) ✅ももち(エド:C) マゴ(ジュリ:C) 🎥 延長(-) ヤマグチ(舞:C) ー ー 合計 30pt 10pt Division F 第7節 試合結果 Division F 第7節を終えて、RCが単独首位に浮上。iXAは0ポイントに終わったものの、3位ZETAとは40ポイント差、さらに10ポイント差の4位にDFMがつけている。残る3節で取れるのは最大120ポイント(40×3戦)のため、100ポイントのVL、90ポイントのIBSGにもまだ逆転の可能性は残されている。順位チーム獲得ポイント獲得バトル獲得ラウンド1 REJECT 200 9 20 2 広島 Team iXA 190 12 21 3 ZETA DIVISION Geekly 150 1 6 4 DetonatioN FocusMe 140 -1 -5 5 VARREL 100 -5 -5 6 FUKUSHIMA IBUSHIGIN 90 -16 -36 ※プレーオフボーダーラインは3位まで Division Fの次の対戦は11月11日(火)の第8節。RC vs VL、ZETA vs DFM、iXA vs IBSGが予定されている。配信アーカイブ ■関連リンクCAPCOM eSports公式YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@CapcomFightersJPCAPCOM eSports公式Twitchチャンネル:https://www.twitch.tv/capcomfighters_jpSFL 2025 出場チーム:https://sf.esports.capcom.com/sfl2025/team/SFL 2025 日程・試合結果:https://sf.esports.capcom.com/sfl2025/schedule/©CAPCOM
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- 【結果速報 11月2日】『スト6』中国大会は14歳のひなおが鮮烈のデビューウイン! ももち、こばやん、りゅうきち、板橋ザンギエフが「CC12」出場確定!
- 2025年10月31日(金)〜11月2日(日)(現地時間)に格闘ゲームのeスポーツ大会「Kuaishou FightClub Championship VI・Chengdu」(快手王者之战VI · 成都)が中国・成都で開催された。『ストリートファイター6』(スト6)の年間王者を決める世界大会「CAPCOM CUP 12」(CC12)のポイントが獲得できる、「カプコンプロツアー 2025(CPT 2025)」のプレミア大会に位置づけられ、優勝者には「CC12」の出場権が与えられるほか、プレミアポイントでも出場権が確定する重要な1戦だ。すでに出場権を持っている選手や、大規模オフライン大会での経験や腕試しの意味でも、世界中からトッププレーヤーが集結した。Kuaishou FightClub Championship VI・Chengduとは「Kuaishou FightClub Championship VI」は、中国・成都で開催される格闘ゲームの大会。Kuaishou(快手)は中国で3番目に大きなショート動画プラットフォームアプリ。「CPT 2025」のプレミアアジアの主催者として、Bolo Esportsと協力し「FIGHTCLUB CHAMPIONSHIP VI・CHENGDU」を開催している。 Kuaishou FightClub Championship VI・CHENGDU 結果 四川省・成都で行われた中国大会は500名以上がエントリー。地元の選手も多数参戦したが、やはり上位に名を連ねたのは各地で好成績を収めてきた選手たちだ。トップ8のウイナーズ側には、日本のjojotaro、ひなお、ときど、アメリカのNoahTheProdigyが勝ち上がったが、jojotaroが3-2のフルセットの末にひなおを下してグランドファイナル進出を決めた。ルーザーズ側にはPunk、Kilzyou、地元の2sk-怪人王子、そして日本のegutoが残ったが、Punkがときど、egutoを倒してルーザーズファイナルに降りてきたひなおと対決。ここでひなおが驚愕の3-0ストレート勝利で、グランドファイナルは再びjojotaroとひなおの対決となる。互いに持てるさまざまな技の選択肢を出し合うが、ひなおのリュウの技がかみ合い、jojotaroのミスもあってひなおがリセットに成功。リセット後もひなおの勢いは止まらず、2セットを奪ってリーチをかけるが、jojotaroもラッシュを小技で止めるなどしっかり対応し、2-2のフルラウンド、フルセットまでもつれ込む。SAゲージも満タンで、迎えた最終ラウンドは、ひなおが大ダメージを叩きこみついに逆転に成功。弱冠14歳のひなおが、海外大会デビュー戦でいきなり優勝を決めた。運命の最終ラウンド、jojotaroの百鬼を昇竜拳で落としたひなおは、さらに投げにつなげてjojotaroを追い込むと、立ち強PからSA3までつなげるコンボで5割以上を削り取り、最後はシミーからのしゃがみ中KでパーフェクトKOで締めくくった。 ひなおは優勝インタビューで、「Punkに負けた時点で『やば』と思ったんですが、本当に勝ててうれしい」とコメント。強気な発言と表情の中にも、うれしさをにじませた。順位所属チーム|選手名1 REJECT|ひなお 2 LaVISION|jojotaro(じょじょたろう) 3 FLY|Punk(ぱんく) 4 REJECT|eguto(えぐーと) 5 TwinsMinds|NoahTheProdigy(のあざぷろでぃぎー) 5 REJECT ROHTOZ!|ときど 7 Karmine Corp|Kilzyou(きるずゆー) 7 2sk-怪人王子 プレミアポイントによる「CAPCOM CUP 12」出場6名が確定 これで、優勝したひなおが「CAPCOM CUP 12」の出場権を獲得。さらに、「CAPCOM PRO TOUR 2025」のポイントも今大会で終了したため、Punk、ももち、こばやん、りゅうきち、Dual Kevin、板橋ザンギエフの上位6名も出場権を確定させた。配信URL ■Day1 日本時間 10月31日(金)YouTube:https://youtu.be/gMmSXiDBP8QTwitch:https://www.twitch.tv/capcomfighters_jp■Day2 日本時間 11月1日(土)YouTube:https://youtu.be/Kc2BCurPYl4Twitch:https://www.twitch.tv/capcomfighters_jp■Day3 日本時間 11月2日(日)YouTube:https://youtu.be/hLwEg3-xk6ATwitch:https://www.twitch.tv/capcomfighters_jp■関連リンクstart.gg:https://www.start.gg/tournament/vi-kuaishou-fightclub-championship-vi-chengdu/detailsFight Club:https://x.com/FightClubChina© CAPCOM