『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)の世界大会「Worlds 2023」のスイスステージにて、LCK(韓国)のGen.GとLPL(中国)のBeijing JDG Intel Esports Clubが、3勝0敗の全勝でノックアウトステージへの最初の切符を勝ち取った。

今大会で初採用となったスイスステージは、10月19日(木)~23日(月)の5日間にわたって開催。勝敗数が同じチーム同士が戦いながら、先に3勝を挙げたチームが勝ち抜け。最終的に16チームから8チームに絞られ、次のノックアウトステージに進出する。基本はBo1(1試合先取)だが、3勝/3敗をかけた重要な試合に関してはBo3(2試合先取)で行われる。

19日(木)に0勝0敗の16チーム横並びから1勝0敗の8チームと0勝1敗の8チームに分かれ、さらに20日(金)の試合で2勝0敗の4チーム、1勝1敗の8チーム、0勝2敗の4チームの3グループに分けられた。

そして、21日(土)は2勝0敗の4チームによる試合を実施。この試合で勝利した2チームが最初にノックアウトステージに勝ち上がる。

Beijing JDG Intel Esports Club VS Suzhou LNG Esports


第1試合は、Team BDS(VCS)とBilibili Gaming Pingan Bank(LPL)を破ったJDG(LPL)と、Fnatic(LEC)とCloud9(LCS)を破ったSuzhou LNG Esports(LPL)による、LPL Summer Split グランドファイナルと同じカードだ。


試合は、互いにリズムをつかんで1試合ずつ勝利したものの、拮抗した3試合目はJDGのミッド・ボットから集団戦できっかけをつかみ、JDGがスイスステージを最初に突破した。


Gen.G VS G2 Esports


第2試合は、T1(LCK)とGAM Esports(VCS)を下したGen.G(LCK)と、Dplus Kia(LCK)とWDG(LPL)を下したG2 Esports(LEC)のカード。


序中盤にかけてうまく試合を進めたG2に対して、後半に向けてボットやミッドをスノーボールさせていったGen.Gが後半の集団戦をしっかり勝ち切り、2-0のストレートで勝利した。


ここまでの戦績から、1ゲームも落としていないGen.Gが1位、この日のLNG戦で1ゲームを失ったJDGが2位でノックアウトステージに進出した。22日(日)は1勝1敗同士の8チームによる試合が行われる。


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