障害者の就労支援に親和性の高いeスポーツ。株式会社ePARAを筆頭に、障害者の就労支援の一環としてeスポーツを取り入れている団体が増えてきている。
そんな障害者の新たな可能性に着目したのがテクノツール株式会社(テクノツール)だ。テクノツールは、誰もが“できる”ことを増やすをコンセプトに、さまざまな障害で身体が不自由なユーザーをアシストする「アシスティブテクノロジー」に特化した商品を提供・サポートしている会社。
そんなテクノツールが2023年10月にクラウドファンディングを開始。目標金額の90万円を超えた101万3,000円の支援を集め、重度障害者の遊びの可能性を広げるイベント「本当の可能性に、アクセスする。」の開催を実現した。
今回はそんな「本当の可能性に、アクセスする。」の現地レポートをお届けしよう。
重度肢体不自由でも楽しめる!
「本当の可能性に、アクセスする。」はテクノツール株式会社、株式会社シアン、株式会社コボリンの3社がそれぞれのアプローチで重度肢体不自由のユーザーにアプローチをしていくイベント。会場にはさまざまな参加団体のブースが出展されていた。
中でもテクノツールの出展ブースはeスポーツに関われるレーシングシミュレーターを展示。手足が不自由な車椅子ユーザーでもeモータースポーツが楽しめるデバイスを使って『グランツーリスモ7』を楽しむことができた。やはり、eモータースポーツでも採用されているタイトルでもあり、間口の広さからこちらのタイトルを採用したとのこと。
今回のコンセプトは手動装置にこだわるということ。上半身は動かせるけど、下半身は動かせないといったユーザーが、手の操作だけで運転が楽しめる感覚を、レーシングシミュレーターでも体験してほしいという願いが込められていた。
実際にこちらの装置を開発した有限会社フジオート代表の杉山さんに話を聞いてみると、「ゲームだけどリアルな操作感を意識して開発に取り組んだ。こういった体験を通じて、実際の車の操作にも興味を持ってもらえたらうれしい」とのこと。身体が不自由だからといって諦めるのではなく、彼らが一歩前進するためのきっかけになれるのではないかと杉山さん。
ただ操作できるのではなく、普通の車と同じようにチューニングすることを意識したのがこちらの装置の特徴で、レバー自体は結構重めの操作感となっていた。こういった重みのある操作がよりリアリティーを演出しているようだ。
またソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が発売しているAccess コントローラーを体験することも可能で、こちらはより柔軟に操作性をカスタマイズすることができていた。
実際にプレーした感想を聞いてみると「普段できないことができたのが楽しかったです。昔から車の運転がしたかったので、それが実現できたのはうれしかった」と喜びの声を聞かせてくれた。
実際にテクノツール広報の干場さんも、普段からAccess コントローラーを使用しているとのことで、「今まではデュアルショック(純正コントローラー)を使っていたことで、一部のボタンが押しづらいといったことに悩まされていましたが、Access コントローラーによりキャラクターを操作する敷居が低くなり、できるゲームの幅が広がったのはうれしい」と、Access コントローラーの可能性を語ってくれた。
何より、自分の身体にあったボタン配列にできるのは、まさに多様性を具現化したともいえるデバイスだ。
続いて紹介するブースは、一般社団法人 オンラインボッチャ協会が出展するオンラインボッチャ。ボッチャは障害者のために考案されたスポーツでパラリンピックの正式種目でもある。カーリングのようなルールで、どれだけ多くのボールを的に近づけられるかがを競う競技だ。
そんなボッチャをより手軽に気軽に楽しめるようにしたのがオンラインボッチャだ。参加者は手持ちのタブレットに表示された操作パネルで遠隔地にある勾配具を操作してボールを転がすことができるという仕組み。
「ゆくゆくは世界中の人たちとオンラインボッチャを楽しみたい。そして世界大会を開きたい」とオンラインボッチャ協会代表の大川さん。ご自身のお子さんも身体が不自由で、みんなと一緒に遊べない状況を見てオンラインボッチャを企画したとのこと。
現在は全国大会も開催されているオンラインボッチャ。オンラインゲームのような感覚でオフラインゲームが楽しめるのは、非常に画期的な試みだと感じた。
ついにここまで来たかと感じたのはテクノツール株式会社と株式会社シアンらが共同で開発した視線入力によるドローンを操作する「ドローン アクセシビリティ プロジェクト」だ。
事前にキャリブレーションでユーザの目の動きを確認すれば、あとは視線の動きでドローンを制御できてしまうというもの。もはや手足を使わずしてドローンを操作することができるのは、非常に可能性を感じる試みといえる。
また、ドローンに内蔵されたカメラも視線移動で制御できる。見たい方向を見渡したり、静止画を撮影することもできてしまう。
車椅子ユーザーのeモータースポーツチームを作りたい
最後にテクノツール代表の島田氏、広報の干場氏のインタビューをお届けしよう。
——まず今回のイベントを開催しようとした経緯を教えてください。
島田:2022年に筋ジストロフィー患者が視線入力でドローンを飛ばす「ドローン アクセシビリティ プロジェクト」を実施した時、特定の人だけでなく、色んな人に成果を楽しんでもらいたいという気持ちが高まりました。
そこで、イベントならば誰もが楽しめるのではないかと考え、クラウドファンディングで資金を募り、さまざまな企業の方に参加していただくことで、今回のようなイベントを開催することができました。
——クラウドファンディングの反鏡はいかがでしたか?
干場:僕自身、クラウドファンディング文化に対して懐疑的な部分があって、性格的にも「そんなに集まるのかなぁ……」なんて気持ちでいました。
障害があっても「仕事や遊びといった選択肢をもっともっと広げたい」というものを作ってきたいという気持ちに、こんなにも共感してくれる方がいるんだということをクラウドファンディングを通じて知ることができ、またこうして結果を出すことができたのはうれしかったですね。
同じ思いの人がこんなにもいるという安心感だけでなく、モチベーションにつながりました。
——イベント会場を見て感じたのは、参加されている方がみんな笑顔で楽しんでいるということでした。今回のイベントで特に注目してもらいたいポイントというのはありましたか?
干場:それぞれの企業が色んなジャンルの楽しみ方を提供しているので、各テーマの違いを楽しんでいただけたらうれしいです。
——今後もこのようなイベントを続けていきたいですか?
島田:そうですね。イベントという形になるかはわかりませんが、今後もいろいろな人にテクノツールの新しい可能性を体験していただける場を提供していきたいと思っています。それこそ別の企業さんと一緒にやっていけたらうれしいですね。
——今後の展望もぜひお聞かせください。
島田:テクノツールとしては、できないと思われていたことも、テクノロジーを使って工夫をすればできるようになるんだよということをさまざまな形で発信していきたいと思います。
物づくり、機会づくりといったふたつの方向からアプローチしていきたいです。
干場:今回、実行委員長としてやらせていただきました。今後も自分と同じ思いの人がいるというのを形にして、いろんな人を巻き込んで、それぞれを取り組みがフォーカスされる仕組みを作っていきたいと思っています。
採算や運営を度外視するのであれば、こういったイベントを続けていきたいですね。
——ちなみにeスポーツの方はいかがでしょうか。
干場:実は今『グランツーリスモ7』にどハマりしています(笑)。
島田:レーシングゲームを深めていきたくて、eモータースポーツチームを作りたいと思っています。
先ほどお話しした「環境を配慮したり工夫したりすればできるようになる」ということを示すひとつの形として、車椅子ユーザーだけのeモータースポーツチームを結成して活動していきたいですね。
——ゆくゆくはeスポーツ大会に出場したらアツイですよね! 本日はありがとうございました!
———
eスポーツを筆頭に、多くのことが障害の有無にかかわらず挑戦したり楽しめたりするようになったのを肌で感じることができたイベントだった。特にeモータースポーツの進化はめざましいものを感じることができた。
障害者というと、やれる仕事は限られ、遊び方も限られるといったかつての常識は、今となっては古い考えとなり、誰もが輝ける場というのがテクノロジーの進化によって徐々に近づいてきているのではないだろうか。
「本当の可能性にアクセスする。」
何も障害がある人だけにとどまることではなく、自分の中で無理だと思っていたことを「できる」という気持ちに変えるいいきっかけになった。
■関連リンク
テクノツール株式会社:
https://ttools.co.jp/
島田真太郎:
https://twitter.com/shimada_ttools
干場慎也:
https://twitter.com/Imhossy
撮影:いのかわゆう
編集:いのかわゆう
そんな障害者の新たな可能性に着目したのがテクノツール株式会社(テクノツール)だ。テクノツールは、誰もが“できる”ことを増やすをコンセプトに、さまざまな障害で身体が不自由なユーザーをアシストする「アシスティブテクノロジー」に特化した商品を提供・サポートしている会社。
そんなテクノツールが2023年10月にクラウドファンディングを開始。目標金額の90万円を超えた101万3,000円の支援を集め、重度障害者の遊びの可能性を広げるイベント「本当の可能性に、アクセスする。」の開催を実現した。
今回はそんな「本当の可能性に、アクセスする。」の現地レポートをお届けしよう。
イベント概要
イベント名:本当の可能性に、アクセスする。
開催日:2024年1月13日(土)10時~15時
場所:国際交流会議場
イベント名:本当の可能性に、アクセスする。
開催日:2024年1月13日(土)10時~15時
場所:国際交流会議場
重度肢体不自由でも楽しめる!
eモータースポーツの可能性!
「本当の可能性に、アクセスする。」はテクノツール株式会社、株式会社シアン、株式会社コボリンの3社がそれぞれのアプローチで重度肢体不自由のユーザーにアプローチをしていくイベント。会場にはさまざまな参加団体のブースが出展されていた。
中でもテクノツールの出展ブースはeスポーツに関われるレーシングシミュレーターを展示。手足が不自由な車椅子ユーザーでもeモータースポーツが楽しめるデバイスを使って『グランツーリスモ7』を楽しむことができた。やはり、eモータースポーツでも採用されているタイトルでもあり、間口の広さからこちらのタイトルを採用したとのこと。
今回のコンセプトは手動装置にこだわるということ。上半身は動かせるけど、下半身は動かせないといったユーザーが、手の操作だけで運転が楽しめる感覚を、レーシングシミュレーターでも体験してほしいという願いが込められていた。
実際にこちらの装置を開発した有限会社フジオート代表の杉山さんに話を聞いてみると、「ゲームだけどリアルな操作感を意識して開発に取り組んだ。こういった体験を通じて、実際の車の操作にも興味を持ってもらえたらうれしい」とのこと。身体が不自由だからといって諦めるのではなく、彼らが一歩前進するためのきっかけになれるのではないかと杉山さん。
ただ操作できるのではなく、普通の車と同じようにチューニングすることを意識したのがこちらの装置の特徴で、レバー自体は結構重めの操作感となっていた。こういった重みのある操作がよりリアリティーを演出しているようだ。
またソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が発売しているAccess コントローラーを体験することも可能で、こちらはより柔軟に操作性をカスタマイズすることができていた。
実際にプレーした感想を聞いてみると「普段できないことができたのが楽しかったです。昔から車の運転がしたかったので、それが実現できたのはうれしかった」と喜びの声を聞かせてくれた。
実際にテクノツール広報の干場さんも、普段からAccess コントローラーを使用しているとのことで、「今まではデュアルショック(純正コントローラー)を使っていたことで、一部のボタンが押しづらいといったことに悩まされていましたが、Access コントローラーによりキャラクターを操作する敷居が低くなり、できるゲームの幅が広がったのはうれしい」と、Access コントローラーの可能性を語ってくれた。
何より、自分の身体にあったボタン配列にできるのは、まさに多様性を具現化したともいえるデバイスだ。
遠隔操作でボッチャに挑戦!
続いて紹介するブースは、一般社団法人 オンラインボッチャ協会が出展するオンラインボッチャ。ボッチャは障害者のために考案されたスポーツでパラリンピックの正式種目でもある。カーリングのようなルールで、どれだけ多くのボールを的に近づけられるかがを競う競技だ。
そんなボッチャをより手軽に気軽に楽しめるようにしたのがオンラインボッチャだ。参加者は手持ちのタブレットに表示された操作パネルで遠隔地にある勾配具を操作してボールを転がすことができるという仕組み。
「ゆくゆくは世界中の人たちとオンラインボッチャを楽しみたい。そして世界大会を開きたい」とオンラインボッチャ協会代表の大川さん。ご自身のお子さんも身体が不自由で、みんなと一緒に遊べない状況を見てオンラインボッチャを企画したとのこと。
現在は全国大会も開催されているオンラインボッチャ。オンラインゲームのような感覚でオフラインゲームが楽しめるのは、非常に画期的な試みだと感じた。
ドローンフライトを目の動きで制御する!
ついにここまで来たかと感じたのはテクノツール株式会社と株式会社シアンらが共同で開発した視線入力によるドローンを操作する「ドローン アクセシビリティ プロジェクト」だ。
事前にキャリブレーションでユーザの目の動きを確認すれば、あとは視線の動きでドローンを制御できてしまうというもの。もはや手足を使わずしてドローンを操作することができるのは、非常に可能性を感じる試みといえる。
また、ドローンに内蔵されたカメラも視線移動で制御できる。見たい方向を見渡したり、静止画を撮影することもできてしまう。
車椅子ユーザーのeモータースポーツチームを作りたい
テクノツール株式会社インタビュー
最後にテクノツール代表の島田氏、広報の干場氏のインタビューをお届けしよう。
——まず今回のイベントを開催しようとした経緯を教えてください。
島田:2022年に筋ジストロフィー患者が視線入力でドローンを飛ばす「ドローン アクセシビリティ プロジェクト」を実施した時、特定の人だけでなく、色んな人に成果を楽しんでもらいたいという気持ちが高まりました。
そこで、イベントならば誰もが楽しめるのではないかと考え、クラウドファンディングで資金を募り、さまざまな企業の方に参加していただくことで、今回のようなイベントを開催することができました。
——クラウドファンディングの反鏡はいかがでしたか?
干場:僕自身、クラウドファンディング文化に対して懐疑的な部分があって、性格的にも「そんなに集まるのかなぁ……」なんて気持ちでいました。
障害があっても「仕事や遊びといった選択肢をもっともっと広げたい」というものを作ってきたいという気持ちに、こんなにも共感してくれる方がいるんだということをクラウドファンディングを通じて知ることができ、またこうして結果を出すことができたのはうれしかったですね。
同じ思いの人がこんなにもいるという安心感だけでなく、モチベーションにつながりました。
——イベント会場を見て感じたのは、参加されている方がみんな笑顔で楽しんでいるということでした。今回のイベントで特に注目してもらいたいポイントというのはありましたか?
干場:それぞれの企業が色んなジャンルの楽しみ方を提供しているので、各テーマの違いを楽しんでいただけたらうれしいです。
——今後もこのようなイベントを続けていきたいですか?
島田:そうですね。イベントという形になるかはわかりませんが、今後もいろいろな人にテクノツールの新しい可能性を体験していただける場を提供していきたいと思っています。それこそ別の企業さんと一緒にやっていけたらうれしいですね。
——今後の展望もぜひお聞かせください。
島田:テクノツールとしては、できないと思われていたことも、テクノロジーを使って工夫をすればできるようになるんだよということをさまざまな形で発信していきたいと思います。
物づくり、機会づくりといったふたつの方向からアプローチしていきたいです。
干場:今回、実行委員長としてやらせていただきました。今後も自分と同じ思いの人がいるというのを形にして、いろんな人を巻き込んで、それぞれを取り組みがフォーカスされる仕組みを作っていきたいと思っています。
採算や運営を度外視するのであれば、こういったイベントを続けていきたいですね。
——ちなみにeスポーツの方はいかがでしょうか。
干場:実は今『グランツーリスモ7』にどハマりしています(笑)。
島田:レーシングゲームを深めていきたくて、eモータースポーツチームを作りたいと思っています。
先ほどお話しした「環境を配慮したり工夫したりすればできるようになる」ということを示すひとつの形として、車椅子ユーザーだけのeモータースポーツチームを結成して活動していきたいですね。
——ゆくゆくはeスポーツ大会に出場したらアツイですよね! 本日はありがとうございました!
———
eスポーツを筆頭に、多くのことが障害の有無にかかわらず挑戦したり楽しめたりするようになったのを肌で感じることができたイベントだった。特にeモータースポーツの進化はめざましいものを感じることができた。
障害者というと、やれる仕事は限られ、遊び方も限られるといったかつての常識は、今となっては古い考えとなり、誰もが輝ける場というのがテクノロジーの進化によって徐々に近づいてきているのではないだろうか。
「本当の可能性にアクセスする。」
何も障害がある人だけにとどまることではなく、自分の中で無理だと思っていたことを「できる」という気持ちに変えるいいきっかけになった。
■関連リンク
テクノツール株式会社:
https://ttools.co.jp/
島田真太郎:
https://twitter.com/shimada_ttools
干場慎也:
https://twitter.com/Imhossy
撮影:いのかわゆう
編集:いのかわゆう
【井ノ川結希(いのかわゆう)プロフィール】
ゲーム好きが高じて19歳でゲーム系の出版社に就職。その後、フリーランスでライター、編集、ディレクターなど多岐にわたり活動している。最近はまっているゲームは『VALORANT』。
Twitter:@sdora_tweet
ゲーム好きが高じて19歳でゲーム系の出版社に就職。その後、フリーランスでライター、編集、ディレクターなど多岐にわたり活動している。最近はまっているゲームは『VALORANT』。
Twitter:@sdora_tweet
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- 【大会レポート】史上初となる二度目の世界王者で優勝賞金2,300万円を獲得!——『チームファイト タクティクス』の世界大会「TACTICIAN’S CROWN」でZETA DIVISION所属のtitle選手が優勝!
- eスポーツチームZETA DIVISION所属のtitle選手が、『チームファイト タクティクス』の世界大会「TACTICIAN’S CROWN」にて優勝。史上初となる二度目の世界王者に輝き、優勝賞金2,300万円を獲得した。<以下、ニュースリリースより>史上初となる二度目の世界王者に! GANYMEDE株式会社(本社:東京都港区 代表:西原 大輔)が運営するプロeスポーツチーム『ZETA DIVISION』は、同チームのTeamfight Tactics(以下TFT)部門に所属するtitle選手が、公式世界大会『MAGIC n’ MAYHEM TACTICIAN’S CROWN』で優勝を果たし、史上初となる二度目の世界王者に輝いたことをお知らせいたします。 TFTはRiot Gamesが手がける世界で最もプレーされているオートバトラーゲームで、高度な戦略と一瞬の判断力が鍵を握るeスポーツタイトルです。11月8日(金)から11月10日(日)にかけて開催された世界大会『MAGIC n’ MAYHEM TACTICIAN’S CROWN』では、厳しい地域予選大会を戦い抜いた40名のトッププレーヤーが出場し、賞金総額$470,000(日本円で約7,200万円)をめぐり3日間に渡る激戦を繰り広げました。 日本最強プレーヤーと称されるtitleは、今大会の優勝候補の一角として参戦。終始苦しい試合展開が続く中、持ち味である的確で素早い状況判断力を生かし、針の穴を通すような高度なプレーを見せ続け、見事優勝の栄冠と優勝賞金$150,000(日本円で約2,300万円)を獲得しました。 また優勝インタビューでtitleは、TFTの競技シーンにおいて日本はマイナー地域であることにふれつつ「TFTのプロプレーヤーとして先駆けとなる選手になりたい」と語り、競技活動のみならず日本のTFTコミュニティ全体の発展に寄与していきたい思いを明かしました。 今後もZETA DIVISIONは、TFT部門をはじめさまざまな競技タイトルのチーム運営を通じてゲームコミュニティの発展に貢献すべく、活動を続けてまいります。title選手について 史上初となる二度目の世界一の座に輝いた彼はまさに、日本のTEAMFIGHT TACTICS史に名を残すレジェンドです。その圧倒的な実力で、国内のプレーヤーからも「日本最強」と称賛されています。睡眠時間以外のほとんどを練習に捧げる程ストイックな努力家です。 X : https://x.com/loltitle YouTube : https://www.youtube.com/@title-xo2ku Twitch : https://www.twitch.tv/title_tftTeamfight Tacticsについて 『Teamfight Tactics』は、『League of Legends』の開発元であるRiot Gamesが手がける世界で最もプレーされているオートバトラーゲームです。League of Legendsの個性豊かなチャンピオンたちを駒として配置し、戦略的な編成と的確な操作で最後のひとりになるまで勝ち続けるゲームです。MAGIC n’ MAYHEM TACTICIAN’S CROWNについて 『MAGIC n’ MAYHEM TACTICIAN’S CROWN』は11月8日(金)から11月10日(日)にかけて開催された2024年度の世界一を決める大会です。最終日には、たったひとりの選手がタクティシャンの王冠と優勝賞金$150,000を獲得し、世界王者として歴史にその名を刻みます。ZETA DIVISIONについて ZETA DIVISIONは、東京に本社を置く日本発のゲーミングライフスタイルブランドです。ゲーマーとそれを取り巻くカルチャーをより豊かにし、新しいクリエーターを探し、次世代の文化を形成します。既存の文化にとらわれない新たなスタイルを発信しつづけ、ゲーミングカルチャーが広く親しまれる共通の価値観として確立した未来を目指し、活動してまいります。 WEBサイト:https://zetadivision.com X:https://x.com/zetadivision Instagram:https://www.instagram.com/zetadivision YouTube:https://www.youtube.com/c/ZETADIVISION