2024年4月27日(土)~4月29日(祝・月)有明GYM-EXにて格闘ゲームの祭典「EVO Japan 2024」が開催中。今回は初の有料化にも関わらず、チケットは早々に完売。eスポーツの盛り上がりを肌で感じている。
今回のメイントーナメントのタイトルは、『グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-』、『GULITY GEAR -STRIVE-』、『The King of Fighters XV』、『ストリートファイターIII 3rd STRIKE』、『ストリートファイター6』、『鉄拳8』、『Under Night in-Birth II Sys:Celes』の7タイトル。
そのメイントーナメントとは別に、さまざまなサイドイベントや物販販売などが各ブースにて開催されている。今回は、サイドイベントや物販に焦点を置いてレポートしていこう。
なお、出展ブース一覧は下記のページから確認できる。気になるメーカーがないか事前にチェックしておこう。
出展ブース一覧:
https://service.evojapan.gg/s/evoj2024/page/booth
サイドイベント:
https://www.evojapan.gg/events/#side_events
会場に行ったからには掘り出し物をゲットしたい。今回は非常に多くの物販ブースが展示されていたので、気になるメーカーを突撃取材してきた。

昨年に引き続き特別協賛のロート製薬株式会社のブース。リザクゼーションスペースでは限定のYogiboでゆっくり休憩することができる。ブースが入口付近にあることもあり、ちょっと休憩というのに最適だ。また、ブース内に設置された巨大ロートZ!マンと
超巨大ロートZ!マンとの撮影スポットも設置。一緒に撮影した画像をXに投稿することで限定アイテムが当たるガチャガチャにもチャレンジできるぞ!


いわずと知れた三和電子の物販。レバーボールやプッシュボタンなどアケコンパーツを多数取りそろえている。会場では通常価格よりお得に買えるチャンスなので、気になるパーツはぜひともゲットしてほしい。


EVO Japan初参戦のセイミツ工業株式会社のブース。目玉はなんといってもEVO Japan限定のコンプリートボックス。レバーはドライサーフ仕様になっていて非常に滑らか入力が可能になっている。限定200個という超レアものなので気になる人はいち早くセイミツ工業株式会社のブースへ向かおう。
またEVO Japanデザインのバレットレバーや、CHERRY MXスイッチを採用した新型ボタンAlutimoも販売中だ。

ゲーマー御用達アパレルブランド無敵時間のブース。注目は新作のハートロゴのTシャツを限定先行販売。またカンフーアーティストのイナミさんがモデルの鉄山靠(てつざんこう)も好評販売中!
また限定ステッカーはなんと無料! 早い者勝ちなのでレアものステッカーをゲットしよう。


元祖レバーレスコントローラーともいえるhitBOXのブース。気軽にボタンを増設できる「C.O.M.B.O. Extension」を展示。ボタンが増設できるだけでなく、キースイッチを採用し、アクチエーションポイントを0.3mm、0.5mm、1.0mmへと変更できるボタンも展示されていた。

「C.O.M.B.O. Extension」は5月発売予定で会場購入することはできないが、実際に試せる貴重な機会となっている。hitBOXは購入可能なのでそちらも要チェックだ。

Mad Catzのブースではお買い得商品がもりだくさん。オリジナルうちわが100円と大変お得、さらにうちわとTシャツ、うちわ+Tシャツ+ゲームパッドのセットまで販売されている。

また、来店するだけでオリジナルステッカーももらえる大盤振る舞い。Day2、Day3は夏日とも予想されているので、まずはマッドキャッツのうちわをゲットして暑さ対策をしてみてはいかが♪
人気のアケコンTE3も販売中だ。

ゴールデンレバーブース。ゴールデンレバーを購入したユーザーを対象にレバーのフィッティングサービスを実施中。入力を硬くしたいとか、斜めに入れるのをしっかりしたいといたユーザーごとのお悩みを解決すべく、自分に合ったゴールデンレバーへとカスタマイズしてくれるのだ。フィッティングサービスはもちろん無料で、すでにゴールデンレバーを持っているユーザーも持参すればフィッティングをしてくれるとのこと。
また、Qanba各種アケコンやボタンも販売中で、アケコン内蔵デスクで注目となった「Qanba 2009 Arcade 」が展示されている。



HORIブースでのイチオシは新作ゲーミングパッドの「ファイティングコマンダーOCTA」だ。PS5対応版とPC対応版の両モデルが販売中で、もちろん試遊もできる。
また、静音モデルの「ファイティングスティックα SILENT for PlayStation5, PlayStation4, PC」を購入するとオリジナル天板がプレゼントされるキャンペーンも実施中。また先着30名にはsako選手のサイン入り天板もプレゼントされる。


高級アケコンでおなじみのVICTRIXのブース。昨年同様お手持ちのVICTRIX製アケコンにレーザー刻印のサービスを展開。新作の『鉄拳8』コラボモデルが発売中だ。
また、多機能ゲーミングゲームパッド「Victrix Pro BFG」のホワイトカラーや、Xbox Series X|S or PC対応モデルが新登場。本日発売ということでいち早くゲットするチャンス!



高性能ゲーミングデバイスを取り扱うネットショップ「ふもっふのおみせ」では、メカニカルキーボードメーカー「VARMILO(アミロ)」と共同開発したラピッドトリガー搭載のレバーレスコントローラーが先行体験できる。いよいよレバーレスコントローラーでもラピッドトリガー搭載の時代がやってきた。

現在ボタンの厚みは2.2mmになっているが、発売時では1.8mmや1.5mmといったより反応速度を重視していくようだ。価格も2万円以下とかなりリーズナブルなので、気になる人はぜひ手に取ってみてほしい。

『ストリートファイター6』のグッズを販売しているGRAPHTのブース。6月発売予定で、『スト6』の効果音が聞き取りやすくなるゲーミングイヤホン「GRAPHT THE STANDARD」が先行体験できる。実際に聞いてみると、非常に高音が強めになり、シャリシャリ系の音質になる分、効果音が聞き取りやすくなる印象だ。
また筆者が個人的におすすめしたいのが、三和製のボタンキャップを換装するだけでさまざまな入力方法がしやすくなるという「クイックアクションボタンキャップ」も発売中。

「クイックアクションボタンキャップ」は試遊可能で販売もしているので、実際にさわってみて気になったら購入してみよう。

『リーグ・オブ・レジェンド』や『VALORANT』でおなじみのRiot Games初の格闘ゲーム『2XKO』のブース。こちらでは試遊が可能になっている。

必殺技は方向キーとワンボタンで発動可能なため、比較的簡単に入力できる。また相手を打ち上げる技が共通であり、浮かせてからのコンボが爽快。ボタンの長押しで技が変わるのも確認できた。
わかる人にしかわからない例えをするならば「ヴァンパイアセイバー+マーブル+ワールドヒーローズ」みたいなシステム。一応パリィもあったがモーションだけで1ゲージ消費する上に、タイミングがシビアなので気軽には使えない印象だ。

ユーザーや企業がもちよって開催されるサイドイベントもEVO Japanの魅力のひとつ。今年もメイントーナメントに負けじと熱い戦いを繰り広げるサイドイベントを紹介していこう。

バリアフリーeスポーツを提唱する株式会社ePARAが「ゲームアクセシビリティ体験会」を実施。視覚情報なしで『スト6』で対戦を行う心眼体験コーナーや、Accessコントローラー体験コーナーが展示されていた。


ここ『スト6』を皮切りに、障害の有無にかかわらず楽しめるタイトルが増えてきている。ePARAの活動を通じて、新たな可能性を体験できるのはうれしいポイントだ。

1994年にアーケードでリリースされた「フライングパワーディスク」が、2022年に続編をリリースしていたのをご存じだろうか。「フライングパワーディスク」が好きすぎる海外プレーヤーによって開発された「フライングパワーディスク2」のサイドトーナメントも開催されていた。

話によると「フライングパワーディスク」が好きすぎるプレーヤーたちは、プレーヤーレベルが高くなりすぎ、シュートを打ってもなかなか得点につながらない試合が続いてしまったという。そこで、ルールを改め得点が入りやすいシステムにしたのが続編の「フライングパワーディスク2」なのだ。
うまくなりすぎて試合が進まないって、どんだけ極まってるんだよとファンの熱意を肌で感じることができたブースだった。
なお、「フライングパワーディスク2」はPlayStation 5、 Nintendo Switch、 PlayStation 4、 Xbox One、 Microsoft Windowsとさまざまなプラットフォームでプレー可能で、さらにクロスプレイにも対応している。気になる人は「Windjammers 2」で検索!

千葉県銚子市の農家「ウッド村ファーム」木村PによるストⅡターボ大会が今年も開催された。参加者は現役のガチゲーマーやプロ選手など、隠れた名トーナメントだ。


『スト2ターボ』といえば、1993年に開催された全国大会「スト2ターボ チャンピオンシップ'93 IN 国技館」。当時決勝だけで8,000名のプレーヤーが国技館に集結したという、伝説の大会。その大会で優勝を手にしたのが、何を隠そう本大会に出場している中野サガット氏なのだ。

本大会のルールは先述した『スト2ターボ チャンピオンシップ'93 IN 国技館』にならって、キーコンフィグは不可。デフォルトの設定でしかもスーパーファミコンの純正パッドでプレーが必須となっているため、操作はかなり独特になるはずなのに、参加者の多くはそんな設定をもろともせず非常にレベルの高い戦いを繰り広げていた。

安定した強さを見せつけたこにたま氏が2連覇を達成! 決勝戦はフルセットに持ち込まれるなどめちゃめちゃ熱い試合を繰り広げていた。

なんと来年の開催決定もアナウンスされた「スト2ターボ大会」。こにたま氏の3連覇となるのか、中野サガット氏のリベンジが成功するのか。はたまた新たなチャレンジャーが優勝をかっさらうのか——。来年のEVO Japanが楽しみである。
———
今年は初の有料化となったEVO Japanだが昨年以上の盛り上がりを肌で感じることができた。お客さんの層にも変化が見られ、いわゆる格ゲーマーというよりかは、カジュアルにイベントを楽しみに来ているようなユーザーも多く見られ、ストリーマーやインフルエンサーによって格闘ゲームの間口が広がったようにも感じた。
また『2XKO』をはじめとする新作タイトルのシステムにも大きな変化を感じた。『スト6』で導入されたモダンシステムにならい、多くのメーカーが簡単操作で奥の深いシステムになるような試みにチャレンジしているようにも感じる。今回紹介はしていないが、2D対戦格闘ゲーム『HUNTER×HUNTER NEN×IMPACT』も、特定のボタンを押しながら、攻撃ボタンを連打するだけで超強力なコンボを自動で入力してくれるお手軽システムが導入されていた。
格闘ゲームというと、どうしても覚えることが多くて敷居が高いと敬遠されがちなジャンルが、こうした大きな変化で新規ユーザーの獲得につながることを期待したい。
そしてサイドイベントでは本当にたくさんのイベントが開催されている。今年はBYOCブースがなかったのが残念でならないが、まるでタイムマシンで時代をさかのぼったかのような懐かしい気持ちにさせてくれるサイドイベントは本当に楽しい。
ぜひメイントーナメントに参加しているプレーヤーも時間を見つけてサイドイベントに参加してみてほしい。
編集:いのかわゆう
撮影:いのかわゆう
今回のメイントーナメントのタイトルは、『グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-』、『GULITY GEAR -STRIVE-』、『The King of Fighters XV』、『ストリートファイターIII 3rd STRIKE』、『ストリートファイター6』、『鉄拳8』、『Under Night in-Birth II Sys:Celes』の7タイトル。
そのメイントーナメントとは別に、さまざまなサイドイベントや物販販売などが各ブースにて開催されている。今回は、サイドイベントや物販に焦点を置いてレポートしていこう。
なお、出展ブース一覧は下記のページから確認できる。気になるメーカーがないか事前にチェックしておこう。
出展ブース一覧:
https://service.evojapan.gg/s/evoj2024/page/booth
サイドイベント:
https://www.evojapan.gg/events/#side_events
物販情報
会場に行ったからには掘り出し物をゲットしたい。今回は非常に多くの物販ブースが展示されていたので、気になるメーカーを突撃取材してきた。
ROHTO

昨年に引き続き特別協賛のロート製薬株式会社のブース。リザクゼーションスペースでは限定のYogiboでゆっくり休憩することができる。ブースが入口付近にあることもあり、ちょっと休憩というのに最適だ。また、ブース内に設置された巨大ロートZ!マンと
超巨大ロートZ!マンとの撮影スポットも設置。一緒に撮影した画像をXに投稿することで限定アイテムが当たるガチャガチャにもチャレンジできるぞ!

▲でかい!
三和電子 物販

いわずと知れた三和電子の物販。レバーボールやプッシュボタンなどアケコンパーツを多数取りそろえている。会場では通常価格よりお得に買えるチャンスなので、気になるパーツはぜひともゲットしてほしい。

▲入力のポイントを可変できる新型静音レバー「JLX-TPML-8YT-SK」も発見。実際にさわることも可能だ
セイミツ工業株式会社

EVO Japan初参戦のセイミツ工業株式会社のブース。目玉はなんといってもEVO Japan限定のコンプリートボックス。レバーはドライサーフ仕様になっていて非常に滑らか入力が可能になっている。限定200個という超レアものなので気になる人はいち早くセイミツ工業株式会社のブースへ向かおう。
またEVO Japanデザインのバレットレバーや、CHERRY MXスイッチを採用した新型ボタンAlutimoも販売中だ。
皆様、セイミツ工業です。コンプリートセットの価格につきましては、¥8,500-の税込になります。かなりお得なセットになります。 pic.twitter.com/oIkTzXlycK
— セイミツ工業株式会社 (@seimitsuJOY) April 24, 2024
無敵時間

ゲーマー御用達アパレルブランド無敵時間のブース。注目は新作のハートロゴのTシャツを限定先行販売。またカンフーアーティストのイナミさんがモデルの鉄山靠(てつざんこう)も好評販売中!
また限定ステッカーはなんと無料! 早い者勝ちなのでレアものステッカーをゲットしよう。

▲三和電子やマッドキャッツといったメーカーさんの名前が無敵時間仕様になったステッカー
hitBOX

元祖レバーレスコントローラーともいえるhitBOXのブース。気軽にボタンを増設できる「C.O.M.B.O. Extension」を展示。ボタンが増設できるだけでなく、キースイッチを採用し、アクチエーションポイントを0.3mm、0.5mm、1.0mmへと変更できるボタンも展示されていた。

▲穴開け不要でボタンが増設できる「C.O.M.B.O. Extension」。ボタンの向きを簡単に変えられるので、自分が入力しやすい方向にカスタマイズできるのが強み。『スト6』のドライブパリィなどに割り当てればとっさの判断で対応しやすくなる
「C.O.M.B.O. Extension」は5月発売予定で会場購入することはできないが、実際に試せる貴重な機会となっている。hitBOXは購入可能なのでそちらも要チェックだ。
Mad Catz

Mad Catzのブースではお買い得商品がもりだくさん。オリジナルうちわが100円と大変お得、さらにうちわとTシャツ、うちわ+Tシャツ+ゲームパッドのセットまで販売されている。

▲Tシャツとアケコンがセットで4,000円。さらにBrookのコンバーターもセットも!
また、来店するだけでオリジナルステッカーももらえる大盤振る舞い。Day2、Day3は夏日とも予想されているので、まずはマッドキャッツのうちわをゲットして暑さ対策をしてみてはいかが♪
人気のアケコンTE3も販売中だ。
ASIndo.pro

ゴールデンレバーブース。ゴールデンレバーを購入したユーザーを対象にレバーのフィッティングサービスを実施中。入力を硬くしたいとか、斜めに入れるのをしっかりしたいといたユーザーごとのお悩みを解決すべく、自分に合ったゴールデンレバーへとカスタマイズしてくれるのだ。フィッティングサービスはもちろん無料で、すでにゴールデンレバーを持っているユーザーも持参すればフィッティングをしてくれるとのこと。
また、Qanba各種アケコンやボタンも販売中で、アケコン内蔵デスクで注目となった「Qanba 2009 Arcade 」が展示されている。

▲まるでゲーセンの筐体のようなアケコン内蔵デスク

▲コンパネのようにがばっと中も開けられるのでメンテナンスも◎
HORI

HORIブースでのイチオシは新作ゲーミングパッドの「ファイティングコマンダーOCTA」だ。PS5対応版とPC対応版の両モデルが販売中で、もちろん試遊もできる。
✨お買い上げ、ありがとうございます!✨ pic.twitter.com/6hGptp9amP
— HORI /ゲーム周辺機器のホリ (@HORI__OFFICIAL) April 27, 2024
▲ジャスティンも購入!
また、静音モデルの「ファイティングスティックα SILENT for PlayStation5, PlayStation4, PC」を購入するとオリジナル天板がプレゼントされるキャンペーンも実施中。また先着30名にはsako選手のサイン入り天板もプレゼントされる。

▲『スト6』のキャラクターがデザインされたオリジナル天板がもらえる!
VICTRIX by PDP

高級アケコンでおなじみのVICTRIXのブース。昨年同様お手持ちのVICTRIX製アケコンにレーザー刻印のサービスを展開。新作の『鉄拳8』コラボモデルが発売中だ。
また、多機能ゲーミングゲームパッド「Victrix Pro BFG」のホワイトカラーや、Xbox Series X|S or PC対応モデルが新登場。本日発売ということでいち早くゲットするチャンス!

▲ギアを白で統一しているユーザー待望のホワイトモデル! しかもPC対応版もでているのはうれしい

▲刻印サービスも大人気。画像データを渡せばオリジナルのアケコンが完成するぞ
ふもっふのおみせ/VARMILO

高性能ゲーミングデバイスを取り扱うネットショップ「ふもっふのおみせ」では、メカニカルキーボードメーカー「VARMILO(アミロ)」と共同開発したラピッドトリガー搭載のレバーレスコントローラーが先行体験できる。いよいよレバーレスコントローラーでもラピッドトリガー搭載の時代がやってきた。

▲まだまだ試作段階で押し込みの度合いなどもさらに調整がはいるとのこと。USB C接続なのもうれしい
現在ボタンの厚みは2.2mmになっているが、発売時では1.8mmや1.5mmといったより反応速度を重視していくようだ。価格も2万円以下とかなりリーズナブルなので、気になる人はぜひ手に取ってみてほしい。
GRAPHT

『ストリートファイター6』のグッズを販売しているGRAPHTのブース。6月発売予定で、『スト6』の効果音が聞き取りやすくなるゲーミングイヤホン「GRAPHT THE STANDARD」が先行体験できる。実際に聞いてみると、非常に高音が強めになり、シャリシャリ系の音質になる分、効果音が聞き取りやすくなる印象だ。
また筆者が個人的におすすめしたいのが、三和製のボタンキャップを換装するだけでさまざまな入力方法がしやすくなるという「クイックアクションボタンキャップ」も発売中。

▲4種類のタイプがあり、タイプBの「はじきタイプ」は指をスライドさせるような動きでボタンが入力できたのが革新的だった
「クイックアクションボタンキャップ」は試遊可能で販売もしているので、実際にさわってみて気になったら購入してみよう。
2XKO

『リーグ・オブ・レジェンド』や『VALORANT』でおなじみのRiot Games初の格闘ゲーム『2XKO』のブース。こちらでは試遊が可能になっている。

▲シンプルな操作と奥が深いコンボが楽しめそうな雰囲気だ。相手を浮かせてから空中でエリアルコンボを決めるといった駆け引きが楽しめた
必殺技は方向キーとワンボタンで発動可能なため、比較的簡単に入力できる。また相手を打ち上げる技が共通であり、浮かせてからのコンボが爽快。ボタンの長押しで技が変わるのも確認できた。
わかる人にしかわからない例えをするならば「ヴァンパイアセイバー+マーブル+ワールドヒーローズ」みたいなシステム。一応パリィもあったがモーションだけで1ゲージ消費する上に、タイミングがシビアなので気軽には使えない印象だ。

▲アンケートに答えるとガチャにもチャレンジできる
サイドイベントもアツイ!
ユーザーや企業がもちよって開催されるサイドイベントもEVO Japanの魅力のひとつ。今年もメイントーナメントに負けじと熱い戦いを繰り広げるサイドイベントを紹介していこう。
株式会社ePARA

バリアフリーeスポーツを提唱する株式会社ePARAが「ゲームアクセシビリティ体験会」を実施。視覚情報なしで『スト6』で対戦を行う心眼体験コーナーや、Accessコントローラー体験コーナーが展示されていた。

▲アイマスクで視界を遮って音だけを頼りにプレーするのが心眼の醍醐味。写真は全盲プレーヤーでおなじみのNAOYA氏(写真左)とePARA所属の実里さん

▲障害で身体が不自由なユーザーをアシストする「アシスティブテクノロジー」に特化した商品を提供・サポートしているテクノツールの干場氏はAccessコントローラー体験で対戦に挑戦!
ここ『スト6』を皮切りに、障害の有無にかかわらず楽しめるタイトルが増えてきている。ePARAの活動を通じて、新たな可能性を体験できるのはうれしいポイントだ。
フライングパワーディスク2

1994年にアーケードでリリースされた「フライングパワーディスク」が、2022年に続編をリリースしていたのをご存じだろうか。「フライングパワーディスク」が好きすぎる海外プレーヤーによって開発された「フライングパワーディスク2」のサイドトーナメントも開催されていた。

▲フリスビーのようなディスクを相手ゴールめがけて投げ合うといったシンプルなルールで人気を博した「フライングパワーディスク」
話によると「フライングパワーディスク」が好きすぎるプレーヤーたちは、プレーヤーレベルが高くなりすぎ、シュートを打ってもなかなか得点につながらない試合が続いてしまったという。そこで、ルールを改め得点が入りやすいシステムにしたのが続編の「フライングパワーディスク2」なのだ。
うまくなりすぎて試合が進まないって、どんだけ極まってるんだよとファンの熱意を肌で感じることができたブースだった。
なお、「フライングパワーディスク2」はPlayStation 5、 Nintendo Switch、 PlayStation 4、 Xbox One、 Microsoft Windowsとさまざまなプラットフォームでプレー可能で、さらにクロスプレイにも対応している。気になる人は「Windjammers 2」で検索!
スト2ターボ大会

千葉県銚子市の農家「ウッド村ファーム」木村PによるストⅡターボ大会が今年も開催された。参加者は現役のガチゲーマーやプロ選手など、隠れた名トーナメントだ。

▲Revoのオーナーであり選手でもある中野サガット氏。昨年に引き続き今年も優勝を狙う

▲Rox³Gaming所属のKNIGHT選手に、NOモーション。の星ノこてつ。さんの対戦。
『スト2ターボ』といえば、1993年に開催された全国大会「スト2ターボ チャンピオンシップ'93 IN 国技館」。当時決勝だけで8,000名のプレーヤーが国技館に集結したという、伝説の大会。その大会で優勝を手にしたのが、何を隠そう本大会に出場している中野サガット氏なのだ。

▲細かいテクニックは未だ衰えず。この引きつけアッパーカットって地味に難しいはずなのに……すごい
本大会のルールは先述した『スト2ターボ チャンピオンシップ'93 IN 国技館』にならって、キーコンフィグは不可。デフォルトの設定でしかもスーパーファミコンの純正パッドでプレーが必須となっているため、操作はかなり独特になるはずなのに、参加者の多くはそんな設定をもろともせず非常にレベルの高い戦いを繰り広げていた。

▲前回チャンプのこにたま氏(写真左)と、前回も参加したEBI氏の決勝戦対決。エドモンド本田相手でも冷静な返しで勝利をもぎ取ったこにたま氏
安定した強さを見せつけたこにたま氏が2連覇を達成! 決勝戦はフルセットに持ち込まれるなどめちゃめちゃ熱い試合を繰り広げていた。

▲今年はトロフィーもでかーい!
なんと来年の開催決定もアナウンスされた「スト2ターボ大会」。こにたま氏の3連覇となるのか、中野サガット氏のリベンジが成功するのか。はたまた新たなチャレンジャーが優勝をかっさらうのか——。来年のEVO Japanが楽しみである。
———
今年は初の有料化となったEVO Japanだが昨年以上の盛り上がりを肌で感じることができた。お客さんの層にも変化が見られ、いわゆる格ゲーマーというよりかは、カジュアルにイベントを楽しみに来ているようなユーザーも多く見られ、ストリーマーやインフルエンサーによって格闘ゲームの間口が広がったようにも感じた。
また『2XKO』をはじめとする新作タイトルのシステムにも大きな変化を感じた。『スト6』で導入されたモダンシステムにならい、多くのメーカーが簡単操作で奥の深いシステムになるような試みにチャレンジしているようにも感じる。今回紹介はしていないが、2D対戦格闘ゲーム『HUNTER×HUNTER NEN×IMPACT』も、特定のボタンを押しながら、攻撃ボタンを連打するだけで超強力なコンボを自動で入力してくれるお手軽システムが導入されていた。
格闘ゲームというと、どうしても覚えることが多くて敷居が高いと敬遠されがちなジャンルが、こうした大きな変化で新規ユーザーの獲得につながることを期待したい。
そしてサイドイベントでは本当にたくさんのイベントが開催されている。今年はBYOCブースがなかったのが残念でならないが、まるでタイムマシンで時代をさかのぼったかのような懐かしい気持ちにさせてくれるサイドイベントは本当に楽しい。
ぜひメイントーナメントに参加しているプレーヤーも時間を見つけてサイドイベントに参加してみてほしい。
編集:いのかわゆう
撮影:いのかわゆう
【井ノ川結希(いのかわゆう)プロフィール】
ゲーム好きが高じて19歳でゲーム系の出版社に就職。その後、フリーランスでライター、編集、ディレクターなど多岐にわたり活動している。最近はまっているゲームは『VALORANT』。
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- 【Apex Legends】新モードはまさかのタイマン戦!?——ワットソンとヴァンテージに大幅なバフが追加されたシーズン25ミッドシーズンアップデート情報まとめ
- 2025年6月21日(土)に『Apex Legends』シーズン25のアップデート情報が公開された。このアップデートでは、ワットソン、ヴァンテージ、アッシュのバフに加え、新モード「アリーナ:デュエル」や新イベントが実装される。本稿ではそんなチャンピオンたちの細かな調整がどんなものなのか紹介していこう。新モード「アリーナ:デュエル」は1vs1の真剣勝負! 新たに追加されるモード「アリーナ:デュエル」は、1対1をひたすら行う期間限定モードのようだ。ゲームには30人が参加し、プレーヤーはランダムに選ばれたレジェンド・装備・出現位置で次々と対戦し、5分間でどれだけ勝てるかを競う。▲今まで射撃訓練場でプレーヤーが集まって行われていた1対1にルールが追加されたようなもの。ひとつのモードとして用意されているので、誰でも気軽に1対1の撃ち合うが楽しめる スプリット前半ではアビリティが無効になっており、エイムとキャラコンにフォーカスした戦闘になっているが、後半になるとアビリティが有効になるルールが追加される。期間限定のモードだが、前半と後半で異なるルールが楽しめるようなので多くのプレーヤーと1対1の勝負がしたいプレーヤーには待望のゲームモードとなることだろう。▲同じ武器、同じレジェンドを使うということで、純粋なプレーヤーの技量が勝負のカギを握りそうだ ワットソンのプレステージスキンが登場 フューチャーアイコンイベントが開催され、期間限定のアイテムを獲得できる。イベント中はランパート、オクタン、ピースキーパーのレジェンダリースキンが「Future Icons イベントパック」から入手できるほか、ワットソンの専用ダイブ軌道付きプレステージスキンも入手できる。▲ほかにも、ニューキャッスルやミラージュ、ホライゾン、クリプトなどのスキンも用意されているようだ ワットソンのスキンはピンクと白を基調としたかわいらしいスキンになっていて、ワットソン好きならぜひとも入手したいスキンとなっている。▲『Apex Legends』で特にかわいいスキンが多いワットソンに待望のプレステージスキンが登場。ワットソン好きにはたまらないスキンとなっている ワットソンは守りに特化したレジェンドに変貌 ワットソンは大幅なバフをもらうアップデートとなっている。中でも、戦術アビリティに大きな変更が加わり、パークの選択肢によってサポートキャラのような立ち回りができるレジェンドになった。■パッシブアビリティ:天才のひらめき ・アルティメット促進剤の消費速度が50%加速・パッシブのシールド回復量を2秒に増加(従来は1秒)ワットソンはもともと、アルティメット促進剤を使うとすぐにチャージされるというパッシブだったので、この調整はシナジーがあってかなりうれしい変更だ。加えて、シールドの回復量が2倍になるということで、シールドセルなどの回復アイテムが格段に節約できるようになることだろう。■戦術アビリティ:周辺セキュリティ・フェンスノードのHPを50に増加(以前は25)・クールダウンを4秒に短縮(以前は15秒)・フェンスはスライディング中およびジャンプ中の敵を遅延させ、アッシュの「ダッシュ」およびスパローの「ダブルジャンプ」のクールダウンを消費させる・ドアをまたぐように設置されたフェンスは、そのドアを通電状態にする・通電中のドアを敵が開けたり蹴破った場合、スタン効果を付与・フェンスが妨害されたり撤去されると通電は終了し、フェンスが再稼働すると再び通電状態になる・フェンスの方向にドアを開けた際にドアが爆発する演出を削除フェンスノードのHPが50に増えたり、クールダウンが4秒に短縮されたりと数値だけ見ても大幅なバフを受けている。しかし、最も大きな変更点はフェンスを使ってドアを強化できるようになったところだ。今までのフェンスはドアがふれた瞬間に破壊されてしまう仕様だった。その仕様がなくなり、代わりにドアを通電状態にするようになった。通電状態のドアは敵にスタン効果を付与できるため、家の中が非常に守りやすくなるはずだ。とりわけ、ドア付近での戦闘にめっぽ強くなる印象を受けた。通電状態のドアを見たらグレネードなどの投げもので破壊するという対応が求められそうだ。■アップグレード:レベル2・フォーリングスター:ベースキットに統合・NEW ヘルプイズヒア: すべてのサポートパークを獲得(サポート用ボックスの利用、蘇生速度アップと体力回復、バナー所持時にMRBを獲得)・NEW 究極電導体: 敵へのダメージがアルティメットチャージに変換され、ノックを取ると30%のアルティメットチャージを獲得■アップグレード:レベル3・NEW エネルギーヒーラー:小回復アイテムの回復量が2倍・パワーパイロン:アルティメットの耐久値、回復速度、および回復容量が2倍パーク効果は一新され、レベル2ではサポート能力を手に入れられる「ヘルプイズヒア」とダメージがアルティメットチャージに変換される「究極電導体」、レベル3では小型回復アイテムの回復量が2倍になる「エネルギーヒーラー」を選択できる。「ヘルプイズヒア」はサポートパークをすべて獲得できるパークとなっており、サポートボックスを開けたり、蘇生速度が早くなったり、蘇生時にHP回復を付与したりできるようになった。以前は、蘇生が早くなるというサポートの能力を一部もらえるパークを持っていたが、それが強化されたパークを獲得できるようになった。「究極電導体」は与えたダメージがアルティメットチャージに変換され、ノックダウン時は30%のアルティメットチャージに獲得できるパークだ。ダメージがアルティメットチャージに変換されるということで、時間経過でしか溜められなかったアルティメットを意図的に溜められるようになった。アルティメット「インターセプターパイロン」は回復する効果も持っているため、ガンガンアルティメットを使うムーブができそうだ。ヴァンテージは移動力の上がった索敵キャラに! ヴァンテージも大幅なバフをもらうアップデートとなっている。ほかのリコンキャラに比べて強みが少なかったので、今回のバフでどれだけ使いやすくなったのか注目したい。ヴァンテージの上半身のヒットボックスを縮小し、キャラクターモデルにより正確に一致するように調整■パッシブアビリティ:スポッターレンズ・敵を最大3人までピンできるように変更・ターゲットにした敵の体力バーが表示されるように・敵との距離が50m以上離れている場合、ピンで位置を明示 (従来は100m)ヴァンテージは、パッシブアビリティが強化され、より遠距離からの索敵が強いレジェンドになった。ただし、クリプトやシア、ブラッドハウンドと違い、自らピンを挿さないと味方に伝えることができない点は注意したい。■戦術アビリティ:エコー配置・ジャンプ後にエコーが自動で帰還するように・ジャンプの発動速度を向上・エコーの初期値および最大飛行可能距離を10m延長・「ダブルジャンプ」をベースキットに統合・ジャンプ後の武器再装備までの時間を0.2秒に短縮 (従来は0.5秒)・ジャンプできるエコーの視野角を拡大簡単にいうと戦術アビリティ「エコー配置」が使いやすくなったということ。今まではジャンプした後もエコーの位置は変わらなかったが、自動で帰還するようになったため、エコーを見失いづらくなった。ジャンプまでの速度も短縮され、距離も伸びたので移動がしやすくなっているのもうれしいポイント。スキルの移動距離が伸びた索敵キャラとなっており、ヒットボックスが小さくなったことで被弾が抑えられ、非常に使いやすくなったと思う。■アルティメットアビリティ:スナイパーのマーク・「アルティメット・リロード」のアップグレードをベースキットに統合・レーザーはヴァンテージが発射するまで表示されないように変更・レーザーの持続時間は15秒に(各射撃でリフレッシュ)・レーザーが照準をより正確に反映するように改善この変更で一番うれしいポイントはレーザーが表示されなくなったという点。今まではヴァンテージがアルティメットをのぞくだけでレーザーが表示され、他プレーヤーに見られていることが丸分かりだった。しかし、このレーザーが見えなくなったことで、敵が見られていることに気づきづらくなり、アルティメットの初弾が当てやすくなった。1発撃ったとはレーザーが表示され、今までと同じ仕様になるのだが、1発当てられるだけでも戦闘で有利になるため、非常に大きな変更だと感じた。■アップグレード:レベル 2・NEW コントロールマイプレー: リングコンソールの使用とゾーンオーバーチャージに対応・NEW マーク改善: マークされた敵のアイコンが壁越しに表示され、短時間ハイライトされ、体力バーも分隊に共有される■アップグレード:レベル 3・NEW 戦術アビリティ クールダウン:戦術アビリティのクールダウンを5秒短縮・NEW スナイパーカバー:「スナイパーのマーク」使用時にガンシールドを追加「コントロールマイプレー」はコントローラーのパークを獲得できるという効果。コントローラーの能力が代わりに得られるため、パーティーにコントローラーキャラがいない場合は取ってもいいかもしれません。「マーク改善」はアルティメット「スナイパーのマーク」で付与したマークが見やすくなる効果。マークされた敵を壁越しにも見ることができ、短時間ハイライトしたり、体力バーを表示したりと起点作りに適したパークになった。「戦術アビリティ クールダウン」はその名の通り、戦術アビリティのクールダウンを5秒短縮する効果。戦術アビリティを使って高所を取ったり、移動を頻繁に行うプレーヤーにおすすめのパークだ。「スナイパーカバー」はアルティメット「スナイパーのマーク」使用時にガンシールドを付与する効果。ガンシールドがあると撃ち合いがそのシールド分有利になるため、遠距離での撃ち合いが非常に強くなる。アッシュはダッシュが頻繁に使えるように! アッシュは少ない変更点ながら、バフをもらったアップデートになっている。パッシブアビリティ「ダッシュ」のクールダウンが10秒から8秒へと変更され、より頻繁に使えるようになった。■パッシブアビリティ:ダッシュのクールダウンを8秒に短縮(従来は10秒)■戦術アビリティ: 強く引っ張られる状況(移動系アビリティ使用中など)でのテザーの強度をわずかに減少■アップグレード:レベル 2・デュアルティア: レベル2へ移動・NEW チャージノック:ノック時にHP回復を獲得■アップグレード:レベル 3・機械仕掛けの亡霊:消去・グリーディースネアとツインスネア:レベル3へ移動アッシュは少ない変更点ながら、バフをもらったアップデートになっている。パッシブアビリティ「ダッシュ」のクールダウンが10秒から8秒へと変更され、より頻繁に使えるようになった。そしてアッシュで最も大きな変更点がパーク効果だ。アルティメット「フェーズティア」が2回使えるようになる「デュアルティア」がレベル2で獲得できるようになり、チーム全体の機動力が高くなった。また、新たに追加された「チャージノック」も敵をノックダウンさせるとHP回復を獲得できる効果となっていて、キルムーブが好きなプレーヤーにおすすめのパークとなっている。まとめ 今回注目したいのがワットソン、ヴァンテージの変更点だ。ワットソンは仕様変更と純粋な強化をもらったことで、室内の守りがしやすくなり、サポートクラスと同様の効果も得られることで味方のカバーを主体としたサポートキャラへと変貌した。こちらは競技シーンでも使われる機会が増えると思う。また、ヴァンテージは敵の位置を味方に共有しやすくなり、自身の戦術アビリティも使いやすくなるため、ランクマッチでのピック率は上がると思われる。ただし、競技シーンではあまり使われないと思う。このほかにも細かな調整が行われており、ワットソン、ヴァンテージのバフが環境にどれだけ影響を及ぼすのか注目したい。■関連リンク公式サイト:https://www.ea.com/ja/games/apex-legends/apex-legends編集:いのかわゆう【フリーダム山中プロフィール】2022年より活動を始めた新人ライター。RPGやアクション、シューティングなど、さまざまなジャンルのゲームを愛している。最近では『VALORANT』や『Apex Legends』、『リーグ・オブ・レジェンド』などの競技シーンを視聴しており、暇さえあれば日本の大会だけでなく、海外の大会も見るほど競技シーンが好き。
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- 【結果速報 6月16日】CEO 2025 スト6部門優勝はDRX 🇰🇷Leshar!——日本勢はFAV りゅうきちが躍進しTOP 5へ
- 2025年6月13日(金)〜15日(日)に格闘ゲームのeスポーツ大会「Community Effort Orlando 2025(CEO 2025)」がアメリカ・フロリダ州オーランドにて開催。「CEO 2025」は『ストリートファイター6(スト6)』をはじめとする、多くの格闘ゲームが競技タイトルとなっている大型大会で、一部のタイトルは世界大会や、7月サウジアラビアで開催される「Esports World Cup 2025(EWC 2025)」の出場権がかかった予選にもなっているため、多くの日本人選手が出場している。スト6部門は、年間王者を決める世界大会「カプコンカップ 12」のポイントが獲得できる「カプコンプロツアー 2025(CPT 2025)」のプレミア大会に位置づけられ、またEWC 2025の出場権が得られる大会となっている。最終日のDay 3では、TOP 48からスタート。ウメハラ、ときど、ひぐちなど、多くの日本勢が出場したが、TOP 8まで残った選手はFAV gaming所属のりゅうきちのみと、海外勢の躍進が止まらない結果となった。さらにTOP 8には🇧🇷NotPedro(19歳)や🇨🇱Craime(14歳)といった10代の選手も活躍。ニュージェネレーションとベテラン勢が入り乱れる白熱の試合は必見だ。▲TOP 8トーナメント表 Community Effort Orlando 2025(CEO 2025)とはCEO Gaming, Inc.が主催するアメリカのオフライン格闘ゲーム大会で、『スト6』を含む複数のタイトルが競技として開催されるイベント。2025年のスト6部門では「カプコンプロツアー 2025(CPT 2025)」のプレミア大会として位置づけられていて、837人のプレーヤーが参加している。また成績上位2名は「EWC 2025」の出場権も獲得できるため、多くの日本人選手が参加している注目の大会でもある。なおCEOの大会会場はプロレスのリングのようなステージがあり、その上で対戦をするという演出が特徴だ。https://ceogaming.org CEO 2025 結果発表 決勝戦は韓国勢同士の戦い。冷静沈着な🇰🇷Lesharに対し、ルーザーズからはい上がってきた🇰🇷NLが大胆で強気な攻めで勝ち星を重ねる。ルーザーズ側が勝利し試合はリセットからの再戦になったが、使用キャラを舞から、ED、テリーへと変えながら戦った🇰🇷Lesharの作戦が刺さり、3:2で🇰🇷Lesharが優勝した。順位所属チーム|選手名1 DRX|🇰🇷Leshar(れしゃー) 2 Falcons|🇰🇷NL(えねる) 3 FLY|🇺🇸Punk(ぱんく) 4 KSG|🇨🇳Zhen(ぜん) 5 FAV|🇯🇵りゅうきち 5 BLK|🇨🇱Craime(くらいめ) 7 Karmine Corp|🇫🇷Kilzyou(きるずゆー) 7 E1Sports|🇧🇷NotPedro(のっとぺどろ) なお、本大会で優勝した🇰🇷Lesharはすでに5月24日(土)〜26日(月)に開催された「COMBO BREAKER 2025」にて、「カプコンカップ 12」の出場権を獲得しているので、繰り上がりで2位の🇰🇷NLが出場権を獲得した。さらに450ポイントを獲得しているりゅうきちは現状獲得ポイント1位で一歩駒を進めた。ちなみに「カプコンカップ 12」の出場権は、年間通して開催される「カプコンプロツアー 2025(CPT 2025)」のプレミア大会で優勝するか、同大会で獲得できるポイント上位6名が獲得できる。また、上位2名に与えられる「EWC 2025」の出場権だが、TOP 8に進出した選手のうち、🇨🇳Zhen、🇫🇷Kilzyou、🇧🇷NotPedro、🇨🇱Craime以外は、すでに別の大会で出場権を獲得しているため、4位の🇨🇳Zhen、5位の🇨🇱Craimeが繰り上がりで「EWC 2025」の出場権を獲得した。🏆CAPCOM Pro Tour 2025 Premier📍CEO 2025👑Champion👑DRX | LESHAR(@leshar15 )圧巻の2連覇を成し遂げた。 https://t.co/zfzuDdFnq7 pic.twitter.com/IrxnExeQTK— CAPCOM eSports (@CAPCOM_eSports) June 16, 2025 配信URL 【日本語実況】CEO2025 - Day1 「CAPCOM Pro Tour 2025 Premier」:https://www.youtube.com/live/b87KihRpAdM?si=OoJF24if1W2NhFGt【日本語実況】CEO2025 - Day2 Part1「CAPCOM Pro Tour 2025 Premier」:https://www.youtube.com/live/jjqpDMjSO-s?si=-v0wbxUP2Zi1WKZT【日本語実況】CEO2025 - Day2 Part2「CAPCOM Pro Tour 2025 Premier」:https://www.youtube.com/live/IIL9rCpY8mk?si=2GghAFrSAEmbBydS【日本語実況】CEO2025 - Day3 Part1「CAPCOM Pro Tour 2025 Premier」:https://www.youtube.com/live/qKR-yuvKkbA?si=Qi_H3brDZ1bso5ZV【日本語実況】CEO2025 - Day3 Part2「CAPCOM Pro Tour 2025 Premier」:https://www.youtube.com/live/S2vazELSnnk?si=2kVpWaMKFyQ7C0nb■関連リンクstart.gg:https://www.start.gg/tournament/ceo-2025-6/event/street-fighter-6/overview© CAPCOM
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- 【大会レポート】『eFootball』の公式大会「eJリーグ eFootball™ 2025シーズン」優勝はFC町田ゼルビア
- 『eFootball』の公式大会「eJリーグ eFootball™ 2025シーズン」の決勝大会が2025年6月7日(土)に開催され、FC町田ゼルビアが初優勝を飾った。eJリーグ eFootball™ 2025シーズンとは誰でも参加可能な、J1・J2の全40クラブの頂点を決める公式eスポーツ大会。決勝大会は、厳しい予選を勝ち上がった16クラブのトーナメント戦となり、モバイル部門・PlayStation®部門の代表選手1名がそれぞれ対戦。トータルスコアで優勝クラブを決定する。 <以下、ニュースリリースより>「eJリーグ eFootball™ 2025シーズン」FC町田ゼルビアが初優勝を飾る 公益社団法人 日本プロサッカーリーグ(以下、Jリーグ)と株式会社コナミデジタルエンタテインメント(以下、KONAMI)は、基本プレー無料でPC、モバイル、家庭用で配信中の『eFootball™』を競技タイトルとした公式eスポーツ大会「eJリーグ eFootball™ 2025シーズン」の決勝大会を6月7日(土)に開催し、FC町田ゼルビアが初優勝を決めたことをお知らせします。 「eJリーグ eFootball™ 2025シーズン」は、JリーグとKONAMIが共同開催する『eFootball™』ユーザーなら誰でも参加可能な、J1・J2の全40クラブの頂点を決める公式eスポーツ大会。決勝大会は、厳しい予選を勝ち上がった16クラブのトーナメント戦となり、モバイル部門・PlayStation®部門の代表選手1名がそれぞれ対戦。トータルスコアで優勝クラブを決定しました。 決勝戦では、FC町田ゼルビアとアビスパ福岡が対戦。モバイル部門のFC町田ゼルビア・行徳 慎太郎選手が前半39分に先制すると、立て続けに2点を奪う猛攻で3-0の勝利を収め、影山 昭平選手にバトンを渡しました。 大量リードのアドバンテージをもって臨んだPlayStation®部門のFC町田ゼルビア・影山 昭平選手は、昨年の世界王者らしい試合巧者の試合運びを見せ、試合を完璧にコントロール。 1点を追加して、トータルスコア4-0で初の栄冠を手にしました。 見事、J1・J2全40クラブの頂点に輝いたFC町田ゼルビアの行徳 慎太郎選手、影山 昭平選手は、7月21日(月・祝日)にベルサール渋谷ガーデン(東京都渋谷区)で開催予定の『eFootball™』世界No.1プレーヤーを決める「eFootball™ Championship 2025 World Finals」(以下、World Finals)への出場権を獲得しました。 J1・J2全40クラブの頂点に次ぎ、「世界No.1プレーヤー」の称号を目指し、世界中の猛者たちと対戦する両選手にご注目ください。「eJリーグ eFootball™ 2025シーズン」 決勝大会アーカイブ 初の「eJリーグ」制覇を果たしたFC町田ゼルビア行徳 慎太郎選手、影山 昭平選手のコメント 行徳 慎太郎選手(モバイル部門) 驚きとうれしさが大きいです。『eFootball™』プレーヤーとオフラインで対戦できていい大会だったと思いますし、勝てて良かったです。 準々決勝、準決勝で勝利を収められず影山 昭平選手に助けてもらったので借りを返せてよかったです。影山 昭平選手(PlayStation®部門) 大会を通してゲームプランが良かったと思います。決勝戦も主役になれるチャンスかと思いましたが、行徳 慎太郎選手に見せ場を持っていかれたのでなるべく相手に何もさせず試合を終わらせようとしました。勝ちにはこだわっていたので勝てて良かったです。決勝大会トーナメント表 『eFootball™』とは 長年多くのお客様に支えられてきた「ウイニングイレブン」は、大きく飛躍する本作への決意をこめて、新たなブランド名『eFootball™』として生まれ変わりました。PlayStation®5版を含め対応するすべてのデバイスで“基本プレー無料”で遊べるようになるなど、ゲームプレーや遊び方を一新しました。現実の試合で活躍した選手や注目リーグの選手、サッカー史に名を刻むレジェンド選手などを獲得・育成して”自分だけ”のオリジナルチームで戦う「ドリームチーム」で楽しめるほか、オンラインで最大3vs3の協力プレーが楽しめる「Co-op」で“熱狂”を体感できます。eFootball™公式サイト: https://www.konami.com/efootball/ja/ 公式Xアカウント: @we_konami ************************************************************* タイトル:eFootball™ メーカー:KONAMI ジャンル:サッカー 配信日:2024年9月12日 希望小売価格:基本プレー無料(アイテム課金制) 対応機種: ■家庭用版:PlayStation®5、PlayStation®4、Xbox Series X|S、Xbox One ■PC版:Windows、Steam® ■モバイル版:iOS、Android 権利表記: All copyrights or trademarks are the property of their respective owners and are used under license. ©J.LEAGUE ©Konami Digital Entertainment Unreal® is a trademark or registered trademark of Epic Games, Inc. in the United States of America and elsewhere adidas, the 3-Bars logo, the 3-Stripe trade mark, Predator are registered trade marks of the adidas Group, used with permission. "eFootball"、"e-Football"、"eサッカー"、"e-サッカー"および"eFootballロゴ"は、株式会社コナミデジタルエンタテインメントの日本およびその他の国と地域における登録商標または商標です。
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- 【結果速報 6月8日】勝負を決めたのはわずか一度の集団戦!「LCP 2025 Mid Season」はCFOが連覇 GAMとともに「MSI 2025」に挑む
- 『リーグ・オブ・レジェンド』のアジア太平洋リーグ「LCP Mid Season」のプレーオフトーナメント「Qualifying Series」の決勝戦が6月8日(日)に行われ、台北のCTBC Flying Oyster(CFO)がベトナムのGAM Esportsを下し、優勝を果たした。CFOは「LCP 2025 Season Kickoff」に続き2連覇となった。「Qualifying Series」は、5月30日(金)〜6月8日(日)の3週にわたって開催。ラウンド2以降は一度敗退してもロワーブラケットから逆転のチャンスが与えられるシステムとなっている。Finalsは、全勝で勝ち進んできた王者CFOと、ロワーブラケットでTeam Secret WhalesとTALONを下してきたGAMの対決。GAMは一度2-1でCFOに負けているが、ここまでの対戦経験をもってリベンジを狙う。集団戦に強いGAMに対してCFOはじわじわとマップを制圧していく戦い方が特徴だが、ゲーム1はCFO、ゲーム2はGAMと、シーソーゲームで2-2のイーブンに。フィアレスドラフトでバンピックの枠も消えていく中で、最終ゲーム5では一転、1-1のまま互いにキルが生まれないゆっくりした展開になっていく。しかし30分過ぎ、CFOのミッドのHonQがへクステックロケットベルトからキャリーを落とすと、そのままCFOが集団戦を勝利。この一度の集団戦からそのままネクサスを破壊。ここまでの4ゲームとはまったく異なる、水面下でのせめぎ合いと一瞬の判断から勝負が決まった。LCP Mid Season Qualifying Series Finals リザルト ゲーム1 CFO勝利ゲーム2 GAM勝利ゲーム3 CFO勝利ゲーム4 GAM勝利ゲーム5 CFO勝利最終結果「MSI 2025」は6月27日(金)より この結果により、LCP代表としてCFOが第1シード、GAMが第2シードで「MSI 2025」への出場が決定。「MSI 2025」は6月27日(金)~7月12日(土)にかけて、カナダ・バンクーバーにて行われる。試合の配信時間は日本時間の早朝4時頃からとなる予定だ。© 2025 Riot Games, Inc. Used With Permission■関連SNSLoLEsports:https://lolesports.com/ja-JP/■配信URLTwitch:https://www.twitch.tv/riotgamesjpYouTube:https://www.youtube.com/LoLeSportsJP