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- 【現地レポート】高校生eスポーツ日本一を決める祭典が「大阪・関西万博」で開催! プロ顔負けの熱い試合に会場は大盛況——「STAGE:0 eSPORTS High-School Championship 2025」
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全国の高校生によるeスポーツ日本一を決める祭典「STAGE:0 eSPORTS High-School Championship 2025」が、8月15日(金)~17日(日)にて開催された。特に1番目の競技タイトルは『VALORANT』、全国ベスト4のチームが一堂に会し、熱いバトルを繰り広げる。▲3日間にわたり、計7種目の競技が実施される。15日(Day1)は、ライアットゲームズの『VALORANT』と『リーグ・オブ・レジェンド』の2タイトル そして本イベントが開催されたのは、なんと「大阪・関西万博2025」の会場内。夢洲駅を抜け、会場内に入ると、出迎えるのは超巨大な大屋根リング。そしてイベントが行われるのは、大屋根リングの外周を少しまわった先にあるホールだ。現地の来場者は自由に会場へ入ることができ、観客席には飛び入り参加の方も非常に多かった。▲大屋根リングは生で見ると圧巻の大きさ! この暑い日差しの中、休憩スペースとしても大活躍だ ▲限定デザインのタオルが先着で無料配布。汗を拭いつつ、応援もできるという一石二鳥のグッズ ▲コカ・コーラのテイスティングも実施。キンキンに冷えたコーラは、火照った体を冷ますのに最適だ ▲大会アンバサダーのアンガールズ・田中卓志(左)。スペシャルサポーターのアルコ&ピース・平子祐希と酒井健太(中・右)が登場。芸人がいることでトークもいっそうと盛り上がる ▲観客の多くは、たまたまこの日万博に来ていた来場者がほとんど。ゲームの詳しいルールまでは知らなくとも、場を盛り上げる実況解説と、高校生たちのが見せる熱い試合展開に、会場からは非常に温かい歓声が上がっていた ▲フィストバンプ(グータッチ)を交わし、自身の席へと向かう選手たち。お互いの健闘を称え合う、いわば試合前の挨拶だ 若さが光るアグレッシブな試合展開 昼過ぎから行われた決勝戦では、ルネサンス「Across」 vs ルネサンス豊田「大阪に行くために」の、日本一を決める最後の戦いとなった。▲「大阪に行くために」(画面右)は、驚きの3センチネル構成だ。サッカーに例えるとフォワードがいない状態だという 「Across」が選択したマップはロータス。古代遺跡をモチーフにした、3つのサイトを持つ比較的広めのマップだ。そんな中で、「大阪に行くために」は近年稀に見る3センチネル構成を選択した。▲守備を得意とするキャラクターばかりで、本来ならば攻撃側は苦手なはずだが、攻撃側スタートの「大阪に行くために」は最序盤からラウンドを連取 4点差をつけられた「Across」だったが、特に攻守が交代すると徐々に反転攻勢をかけはじめる。▲試合中盤、8-8という同点の展開にまで持ち込んだ「Across」 だがここで「大阪に行くために」が先に9:12でマッチポイントを決める。13点を獲得すれば勝利のところ、このままあと1点を取りきれば勝利だ。しかし、対する「Across」もこの崖っぷちの状況の中で見事な逆転劇を見せる。22ラウンド目、23ラウンド目と「Across」はギリギリのところで持ちこたえ、じわじわと追いついていく。波乱の展開となり、会場内は声援が飛び交っている。▲早々にマッチポイントを決めた「大阪に行くために」だったが、それに必至に喰らいつく「Across」。1対4という人数不利をひっくり返す見事なクラッチで、会場を大いに沸かせた(https://www.youtube.com/live/q09sCT_Pf1M?si=eQ6QJoJULlHGC8b4&t=18227) ▲「大阪に行くために」のメンバーにとっては、非常に苦しい展開。背後から追いつかれ、プレーにも焦りが滲み出る しかし迎えた24ラウンド目、堅い守りで徐々に人数を削り、相手を翻弄する「大阪に行くために」。逃げるようにして遠くのサイトへ移動する「Across」だったが、最後は「大阪に行くために」へ軍配が上がった。▲Aサイト、Bサイトとことごとく止められ、消去法で選んだCサイトだったが、人数差にあらがうことはできなかった(https://www.youtube.com/live/q09sCT_Pf1M?si=rGi9RHP0rw25GtCF&t=18370) ▲優勝の瞬間、思わず抱き合う選手たち。会場からは温かい拍手が湧き上がった 優勝チーム囲みインタビュー ▲優勝チームのルネサンス豊田(大阪に行くために)のメンバー。左からイクラはいくら、reia7sh(れいあ)、JackReacher(じゃっくりーちゃー)、インスモークサンジ、sunday(さんでー)、ursus(あーさす) ——皆さん、ご優勝おめでとうございます。全員:ありがとうございます!——優勝して、率直な感想をお聞かせください。イクラはいくら:優勝できて、めちゃめちゃうれしいです! 緊張ですごくテンパったりしていたんですが、今回の大会で次に向けての課題を見つけられてよかったです。reia7sh:ちょっと危ないところもあったけど、後半になるにつれて、落ち着いていつも通りにプレーができ、優勝することができました。JackReacher:STAGE:0に懸ける思いは段違いだったので、すごく緊張しましたが、この大舞台で優勝できて良かったです。インスモークサンジ:優勝できてめちゃくちゃうれしいです。練習が報われました。sunday:今年はリザーバーとして試合に出場することはなかったんですが、みんなが2連覇を勝ち取ってくれてうれしいです。ursus:もう率直に、超うれしいです。——この万博内で実際にプレーしてみて、なにか感じたことはありますでしょうか?イクラはいくら:会場がすごくデカくて、より勝とうという思いがありました。JackReacher:この先、生きているうちにこの大阪という地で万博が開催されるかどうかは分からないので、そこに足を踏み入れることができてとてもうれしいです。——今大会では、大阪府からのeスポーツに対する支援があったかと思います。環境面など、この支援について感想をお聞かせください。イクラはいくら:当日の車での送迎だったり、できるだけ体力を使わないようにしてくださったので、体感でいつも通りのパフォーマンスが出せるようになったかなと思います。JackReacher:日本ではまだeスポーツが浸透しているとは言えない中で、大阪府がこのような支援をしてくれてとてもうれしかったです。インスモークサンジ:全体的な支援は物すごく厚かったので、選手目線ですごく助かりました。——このSTAGE:0という晴れ舞台、そして今回の勝利が、皆さんにとってどういったものだったか教えてください。reia7sh:STAGE:0は、同い年とか、自分と歳の近い人が出場できる数少ない大会だと思います。ここまでチームで勝てて良かったと思います。JackReacher:高校生活の中で3回しかなく、1年1年が貴重なので、やっぱり練習をすればするほどうまくなって勝つ確率も上がることが実感できました。sunday:このSTAGE:0は、高校生にとっても一種の青春でもあるし、新しい選手の芽を見つけることができる場所でもあるので、もっとこういった大きな舞台がたくさん開催されてほしいですね。勝利については——正直、1年生から3年生の間で3連覇したかったけど、今回は去年のメンバーとともに2連覇を達成することができてうれしいです。ursus:STAGE:0のために、このメンバーで集まって毎日練習してきて、めっちゃ頑張ってきたので、今日はちゃんと勝ちきれてすごくうれしいです。▲優勝トロフィーを掲げる「大阪に行くために」のメンバーたち ——普段の練習というのは、どういうことをされているのでしょうか?reia7sh:スクリム(練習試合)の相手を外部で募集できるサイトがあるんですけど、そこでよくプロチームなどとスクリムをしています。——決勝戦では3センチネルという尖った構成を使用していましたが、これはどういった意図だったのでしょうか?インスモークサンジ:ほとんどのチームがやらない構成なので対策されづらいし、その上セットアップも多くて刺さりやすいという感じだったので、強かったですね。——後半、少し相手に追いつかれる展開もありました。その中で最後勝ちきれた要因とは何でしょうか?ursus:タイムアウト中にコーチが「絶対勝てるよ」と声を掛けてくれて、だいぶ緊張がやわらぎました。▲焦る選手たちを落ち着けるかの如く、コーチによりタイムアウトが発動。選手たちは明確に、このタイムアウトが勝利の要因だと答えた ——チームメイトやコーチ、ご家族などに感謝を伝えたいと思う方がいれば、少し教えていただきたいと思います。JackReacher:お母さんに感謝したいと思います。お母さん……eスポーツは嫌いなんですけど(一同笑い)JackReacher:ゲームそのものが嫌いなんですけど、それでも自分がプロゲーマーになりたいと言うと、それを信じていろいろな支援をしてくれて、ここまで来れたということがすごくうれしいです。サプライズゲスト登場!ステージに現れたのは、まさかの吉村大阪府知事 この日の夕方、『League of Legends』部門の決勝戦が行われる直前のこと、突如としてステージに登壇したのは、この大阪・関西万博開催の立役者である吉村洋文大阪府知事であった。▲報道陣も直前に知らされた知事の登壇。ステージから降りた後、このあと実施される『LoL』部門の決勝戦を観戦していた アンガールズ田中:大阪府は結構eスポーツにも力を入れていると聞いたんですけども。吉村知事:「eスポーツといえば、大阪」と……呼ばれてませんが! そうなれるくらい力を入れたいと思って、今進めています。アンガールズ田中:(STAGE:0は)ずっと東京で開催していたんですけども、万博でやるということで、こちらでやらせていただいて。凄い盛り上がってるんですよ、朝から。吉村知事:ほんまですか?アンガールズ田中:いやいやいや、めちゃめちゃ朝から何回も鳥肌が! 大阪で言うと「さぶいぼ出てもうて~」吉村知事:さぶいぼね(笑)▲「このSTAGE:0が、できればまた大阪でやってもらえたら……」と、知事自ら誘致活動。試合に出場する高校生たちにエールを送りつつ、大阪府全体でeスポーツを盛り上げていくことを宣言した(https://www.youtube.com/live/q09sCT_Pf1M?si=g56ISY_Wew0tIkCQ&t=31209) ——— 今回のイベントで興味深かったのは、明らかに観客層が通常のeスポーツイベントとは異なっていた点だ。もちろん観客の中には、ゲームのルールを理解している人も多少いたが、その他大勢はeスポーツの試合を見ることすら初めてだという人も多かった。老若男女、本当に幅広い人々が観戦をしていた。だからこそ、競技シーンならば当たり前の「どちらかのチームを応援する」という現象が、今回はあまりなかった。むしろ「どちらも頑張れ」という、温かい声援と拍手が印象的だった。一昔前の価値観からすると考えられないというか、先人たちの努力もあってここまで社会に受け入れられてきたのだと、特に肌で感じた大会であった。今後、日本の競技シーンやその芽となる学生たちにとって、よりいっそう活躍の舞台が広がっていくことを期待したいと思う。なお関西に住む筆者としては、多くのゲーム系イベントが東京で開催される中、このようなイベントを大阪で開催してくれるのは非常に喜ばしい。「eスポーツといえば大阪」と言われるようになるまで、ぜひこの万博をてこにして頑張っていただきたい。■関連リンクSTAGE:0(ステージゼロ)|全国高校対抗eスポーツ大会 公式サイト:https://stage0.jpSTAGE:0(ステージゼロ) 公式X:https://x.com/stage0_jp配信アーカイブ:https://www.youtube.com/live/q09sCT_Pf1M?si=T9SHUhK4YB-e8lHq撮影:まいる編集:いのかわゆう【まいるプロフィール】関西を拠点にする男性コスプレーヤー。イベントや大会によくコスプレ姿で出没する。2021年頃から『VALORANT』にハマり、競技シーンを追い続ける。現在の推しチームは「CREST GAMING」。X:@mlunias(Photo by Subaru.F.)
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- 【結果速報 8月10日】 「LCP 2025 Season Finals」 注目の日本チーム直接対決はSHGに軍配!
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『リーグ・オブ・レジェンド』のアジア太平洋リーグ「LCP 2025 Season Finals」のグループステージ フェーズ1が8月10日(日)に行われ、日本のFukuoka SoftBank HAWKS gaming(SHG)とDetonatioN Focus Me(DFM)の直接対決で、SHGが2-1でDFMを下した。グループステージ フェーズ1は、「Mid Season」の順位に応じて4チームずつ2つのグループに分けられ、上位グループと下位グループの勝敗数によってフェーズ2での有利不利が決まる。SHGとDFMはともに1勝1敗での直接対決で、勝った方がフェーズ2に有利な位置で挑める。1vs1はEvi vs Aria ピック順を決めるための1vs1はSHGのEvi選手とDFMのAria選手の対決。Evi選手はヴァルスでAria選手のイレリアを遠距離から攻め立てるも、Aria選手の攻め+タワーダメージで1キルを獲得。アイテムで強化したAria選手はアルティメットからまとわりつき、見事に勝利した。互いに一歩も譲らない好ゲーム ゲーム1はDFMがブルーサイドを選択。タワーや視界の有利を広げてアタカンを狙うSHGは、近づいてくるDFMを待ち受けて迎撃。ここからゴールド差と視界をさらに広げたSHGがまずは勝利した。ゲーム2はSHGがレッドサイドを選択。DFMはボット・トップともに相打ち覚悟で序盤にキルを奪うと、そのゴールド有利をさらに伸ばして1勝を取り返す。Bo3最後のゲーム3もDFMはブルーサイドを選択。DFMが有利で試合を進め、タワー、ゴールドともにDFM有利で迎えたアタカンファイトで、人数有利を取られたSHGがDFMを追い返しアタカンもリセット。ドラゴンをめぐる集団戦ではEvi選手のエンゲージから勝ち切り、そのままドラゴン&バロンを獲得。育ったMarble選手のカイ=サ、FATE選手のサイラスが止まらず、ゴールド差も逆転すると、じっくりひとつずつタワーを破壊していったSHGが勝利した。LCP 2025 Season Finals グループステージ フェーズ1 SHG vs DFM リザルト ゲーム1 SHG勝利バン&ピック試合結果ゲーム2 DFM勝利バン&ピック試合結果ゲーム3 SHG勝利バン&ピック試合結果最終結果グループステージ フェーズ2は8月15日(金)より この結果を受けてグループステージはフェーズ2に移行。再びグループを組み替えて、プレーオフ進出6チームを目指す。なお、下位2チームは「LCP 2026」への参戦をかけた入れ替え戦を行う。グループステージ フェーズ2は8月15日よりスタートする。© 2025 Riot Games, Inc. Used With Permission■関連SNSLoLEsports:https://lolesports.com/ja-JP/■配信URLTwitch:https://www.twitch.tv/riotgamesjpYouTube:https://www.youtube.com/LoLeSportsJP
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- 【試遊レポート】知ってる『バトルフィールド』が帰ってきた!——“あの頃”の戦場が美しく、パワーアップして、正統進化してくれた!
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『バトルフィールド6』が、遂にお披露目を迎えた。香港ではマルチプレーヤーのイベントが開催され、日本からメディアとコンテンツクリエイターが招待。開発者へのQ&Aセッションや、マルチプレーヤーモードを実際にプレーする機会を得た。本稿では、そのなかで数時間プレーした内容とインプレッションをお届けする。結論から述べると「バトルフィールドが帰ってきた」ということだ。『バトルフィールド3』および『バトルフィールド4』の正統続編である印象を受けた。大量のビークルが登場する大規模戦闘から、歩兵戦でばらまかれる大量の医療キットまで、地に足のついた現代戦で丁寧にパッケージされている。リベレーション・ピークで体験する大規模戦闘の醍醐味 今回の試遊では、コンクエスト(リベレーションピークおよびエンパイア・ステート)と分隊デスマッチ(エンパイア・ステート)の3つをプレーすることができた。まず「リベレーションピーク」のコンクエストについて。このマップは、戦車、軽車両、戦闘機、ヘリコプターなどが登場し、広大なフィールドとたくさんのポイントを舞台に大規模戦闘を楽しめる。▲乗り物で一発逆転を狙うのもまた一興、ただし操作は難しい 説明しただけで伝わるだろうが、まさに“バトルフィールド”といった具合で、大量の歩兵とビークルがいっせいに駆け出していく様子など、シリーズの醍醐味を存分に味わうことができる。ひとつあたりの拠点はそれほど大きくなく、これまた本作の醍醐味である建造物の破壊も楽しむことが可能だ。戦車がつっこんでいって建物が半壊し、残された残骸に敵兵たちが必死に隠れているなど、『バトルフィールド』らしい景色が最もよく見られるマップだ。▲同乗する味方があらぬ方向を撃っているのもまた、『バトルフィールド』 今回の試遊では、一時的に自チームがすべての拠点を制圧し、敵チームのスポーン地点を取り囲むという事態に陥った。これもまた『バトルフィールド』だ。しかし気付けば後ろの拠点が徐々に制圧されていき、最終的には競る結果となった。気付いたら敵が抜けていたり、ヘリコプターや戦闘機(をタクシーのように使った敵歩兵)などの活躍で、注目のそれた拠点が一気に奪取されたりと、なんとかチャンスをつかもうとあがく姿もまた『バトルフィールド』だ。▲そこかしこで爆発で起きているのもまた、『バトルフィールド』 エンパイア・ステートが魅せる歩兵戦の真骨頂 もうひとつのマップ「エンパイア・ステート」は、お披露目トレーラーでも象徴的なブルックリンの街中を舞台とした、歩兵のみで展開されるコンクエストだ。▲ブルックリン橋が象徴的なマップ こちらは大量の歩兵が躍動する“ひとりひとりのパワー”がものを言う、『バトルフィールド』が持つもうひとつの側面だ。具体的には、大量の歩兵がまわりでバタバタと倒れていき、除細動器(蘇生するガジェット)を手にした援護兵がバチューバチューと蘇生していく光景がみられる。これもまた『バトルフィールド』だ。▲絶対起こしても意味がない味方を起こそうとしている図 なお、援護兵の除細動器のチャージは『バトルフィールド4』よりもだいぶコンパクトに感じた。感覚としては『バトルフィールド3』に近く、バチュバチュと蘇生可能だ。また、除細動器を使わない蘇生時には、味方の身体を引きずり、安全な場所に退避しながら蘇生できる。より蘇生のチャンスは増えることになるだろう。▲不毛な撃ち合いもまた『バトルフィールド』 分隊デスマッチはカジュアルに撃ち合いが楽しめる 一方の分隊デスマッチは、4人分隊×4チームの16名で戦う小規模かつ近接戦闘が楽しめるモードだ。『バトルフィールド3』のDLC「クロースクォーター」を想像してほしい、さらに本作ではそれが多彩に破壊できるようにもなっている。▲ロケーションの数々は視覚的にも楽しい マップはコンクエストよりもこぢんまりとしているが、高低差など一方的な射線で倒されることもザラ。やはり分隊内でのカバーや蘇生といった連携が求められる。(正直筆者はこのモードが『バトルフィールド』に必要は懐疑的なのだが)フレンドとしっかり連携をとって群れを成す動物のように戦場を駆け抜けたいユーザーにとってはうれしいモードだろう。▲味方を引きずりながら蘇生する様子 やはりこれらが現代戦で行えるというのが楽しい。4足歩行ロボットや敵の位置が分かるグレネードなどは(いまのところ)存在せず、いわば「『バトルフィールド4』の続編」くらいの時代感覚で展開される。また、コンクエストでは64人対戦という人数設定とマップデザインもしっかり一致しているようにも感じた。前述の通り、蘇生しまくれるなどある程度のお祭り感がありつつも、適度に裏をとって逆転のチャンスをつかめる絶妙なあんばいになっている印象だ。復活した兵科システムと洗練されたカスタマイズ機能 そのほか、兵科システムもカムバックした。武器2本持ちや体力回復などを持つ戦闘に特化した突撃兵、車両の破壊や修理などを行う工兵、蘇生や医療キットなどで味方をサポートする援護兵、スナイパーライフルなどを持ち敵の位置の索敵などに特化した斥候兵の4つだ。言うなれば『バトルフィールド4』とだいたい同じだ。兵科による武器縛りもなく、自由に選択することができる。▲援護兵の特殊性能 武器のアタッチメントシステムは、武器ごとに最大のアタッチメントポイントが定められ、アタッチメントごとに振り分けられたポイントを考慮しながら、定められたポイントの範囲内でやりくりする。影響力の大きいアタッチメントはデメリットがあったりポイントが多かったりと、調整されている形だ。▲アタッチメントも豊富に用意されている 射撃場も用意されている。武器ごとのページからアクセスできるが、驚くことにほぼロード画面なしでアクセスできる。武器をカスタムし、すぐ試すことができるのはかなり快適だ。それに加え、全体的にインターフェースの動作も良好。不具合にも遭遇しなかった。正式リリース後にどうなるかは定かではないが、いまのところ安心して良さそうだ。▲射撃場の様子、できることそのものは少ないが、その分ロードはない コミュニティと作る姿勢、は言葉だけじゃない 総じて「僕らの知ってる『バトルフィールド』が正統進化して帰ってきた」というところだ。命の価値がめちゃくちゃ軽かったり、逆に重くなったりと、『バトルフィールド』らしいプレーはそのままに、リッチなグラフィックと破壊表現が追加され、より遊びやすくなった「バトルフィールド新定番」になるポテンシャルを感じた。▲イベントは香港の某所で行われ、豪華なセットも用意されていた また、本作の開発に伴い、「バトルフィールドラボ」と呼ばれるコミュニティ向けのクローズドテストも進行していた。そのほか、今回のマルチプレーヤーモードお披露目で得たフィードバックをもとに、さっそくバランス調整が予告されている。こういった細かなコミュニティとのコミュニケーションによって、よりゲームが快適になると、その姿勢を発売前から見せているというのもポイントが高い。本当に『バトルフィールド』が過去の栄光を取り戻そうという気概を感じる。https://t.co/PUmQAp9C2T— Battlefield Comms (@BattlefieldComm) August 4, 2025 ▲随時公式Xで調整内容が報告されている アジアのメディアやコンテンツクリエイターを招待した大規模なイベントとなった。——— 『バトルフィールド6』は2025年10月11日に、PC/PS5/Xbox Series X|S向けに発売予定だ。8月9日~11日、14日~17日の間にはオープンβテストも行われる。詳しくは公式サイトを確認されたし。 ■関連リンクバトルフィールド6 公式:https://www.ea.com/ja/games/battlefield/battlefield-6Battlefield 公式X:https://x.com/BattlefieldBattlefield コミュニティーチーム 公式X:https://x.com/BattlefieldComm撮影:岡野朔太郎編集:いのかわゆう【岡野朔太郎プロフィール】「AUTOMATON」や「Game*Spark」に寄稿するフリーライター。「狭く深く深淵へ」をモットーにシューティングやアクションゲームを貪り食って生きている。オフラインイベントが大好きで、幼少期からゲームイベントに通っているが、いまだに武蔵野線と京葉線は間違える。X:@sakunationninth
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- 【結果速報 8月4日】「EVO 2025」鉄拳8部門は、「EVO」通算6度目&3年連続のArslan Ash選手が優勝!
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2025年8月1日(金)〜3日(日)(現地時間)に格闘ゲームのeスポーツ大会「Evolution Championship Series(EVO)」がアメリカ・ラスベガスで開催された。『鉄拳8』部門は上位プレーヤーに「Esports World Cup 2025」の出場権が与えられる。EVO 2025とはアメリカ・ラスベガスで開催される世界最大の対戦格闘ゲーム大会。「Evolution Championship Series」の略称。2025年度は「EVO Japan」「EVO France」と3つの大会が開催されている。メインタイトルは『ストリートファイター6』『鉄拳8』『ギルティギア ストライヴ』『グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-』『UNDER NIGHT IN-BIRTH II Sys:Celes』『Mortal Kombat 1』『餓狼伝説 City of the Wolves』『Marvel vs. Capcom 2』の8タイトル。さらに拡張ラインアップとして、『THE KING OF FIGHTERS XV』『Rivals of Aether II』『Virtua Fighter 5 R.E.V.O.』『BlazBlue Centralfiction』『Killer Instinct』『SAMURAI SPIRITS』『GUILTY GEAR Xrd REV 2』『Capcom vs. SNK 2』の8タイトルの大会も行われる。 EVO 2025 鉄拳8部門 結果発表 トップ8は、過去のEVO覇者が集結する豪華な顔ぶれに。ウイナーズ側は、Arslan AshがNOBI、チクリンの日本人2人を下しグランドファイナルに駒を進める。ルーザーズ側はJDCR、NOBI、Mulgold、チクリンを破ったATIFが勝ち上がった。迎えたグランドファイナルはパキスタン人同士、アンナ同士のミラーマッチ。まずはATIFが読み合いで上回り、3-0のストレートでリセットに成功する。しかし、通算4戦目をATIFが獲得したところで、Arslan Ashが姉のニーナにキャラを変更。ATIFのレイジアーツであと一撃まで追いめられたArslan Ashだったが、サイドステップで見事にかわし、ついに1ゲームをもぎとる。ここが勝負の分かれ目となった。常にATIFが追い込むにも関わらずあと一歩のところで倒しきれない展開が続き、最終的にArslan Ashが3-1で優勝を決めた。これでArslan Ashは2023年から3年連続の「EVO」制覇となった。 順位所属チーム|選手名1 Twisted Minds / Red Bull eSports|🇵🇰Arslan Ash 2 Team Falcons|🇵🇰ATIF 3 THY esports|🇯🇵チクリン 4 Freecs|🇰🇷Mulgold 5 DRX|🇰🇷LowHigh 5 Team YAMASA|🇯🇵ノビ 7 Freecs|🇰🇷Meo-IL 7 Rex Regum Qeon|🇰🇷JDCR なお、今大会の上位プレーヤーに与えられる「EWC 2025」の出場権は、トップ8および上位選手が別の大会で出場権を獲得しているため、13位タイのeyemusician選手、CHANEL選手、Kirakira選手、17位タイのHafiz Tanveer選手が繰り上がりで獲得した。配信URL 【配信】公式日本語配信 ※日本時間8月2日(土)1:10~ Day1 Pool Round1 前半 YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=p_Zv4wFhMss8月2日(土)7:00~ Day1 Pool Round1 後半YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=dH_jgs0fLm88月3日(日)1:10~ Day2 Pool Round2YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=rbXHYiVU7TM8月3日(日)7:00~ Day2 Pool Round3→Top24YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=B-ThT7tZIJM8月4日(月)7:20~ Day3 Top8YouTube:https://www.youtube.com/live/JydHbb1msck■関連リンクstart.gg:https://www.start.gg/tournament/evo-2025/event/tekken-8EVO公式X:https://x.com/EvoEVO公式サイト:https://www.evo.gg
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- 【大会レポート】賞金総額4.4億円のeスポーツ大会「Honor of Kings World Cup(KWC)」で中国チームAG.ALが優勝!
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サウジアラビアで開催中のeスポーツ大会、「Esports World Cup 2025 (EWC)」内にて、『Honor of Kings』の世界大会「Honor of Kings World Cup(KWC)」が開催された。世界各国から集結した18チームの中から中国代表のAG.ALが優勝。世界王者となり賞金75万ドル(約1.1億円)を獲得した。<以下、ニュースリリースより>賞金総額 約4.4億円『Honor of Kings (オナー・オブ・キングス)』のワールドカップ「KWC」でAG.ALが世界王座を獲得! 世界最大のeスポーツイベント、「Esports World Cup 2025 (EWC)」の一環としてサウジアラビアのリヤドで開催された、「Honor of Kings World Cup(KWC)」において、AG.ALが7回戦までもつれ込む接戦の末にTT Global を下し、見事優勝を果たしました。 AG.ALが第5回戦で流れを逆転させる爽快なリバーススイープを実行し、第6回戦と第7回戦で圧倒的な勝利を収めた決勝戦は、TwitchとYouTubeにてライブ配信が行われており、ピーク同時視聴者数は65万5,612人を記録*2、11月に続く国際大会もeスポーツ新興国となるフィリピンでの開催を予定するなど、モバイルタイトルとして今年最大級の注目度を獲得しています。 今回の大会概要と賞金額、決勝結果と優勝チームの獲得賞金などの情報は、以下のとおりです。大会の結果と優勝チームの獲得賞金を発表 「Honor of Kings World Cup(KWC)2025」は、7月15日(火)よりサウジアラビア・リヤドにて「Esports World Cup 2025 (EWC)」の競技種目タイトルとして開幕。世界各地から選ばれた18の最強チームが集結し、総額300万ドル(日本円で約4億4000万円)の賞金を懸けて激戦を繰り広げました。世界王者の座をかけて激突した一連の試合を締めくくる最後の決戦に挑んだのは、AG.ALとTT Global。優勝したAG.ALは、300万ドルの賞金プールのうち75万ドル(約1.1億円)を獲得し、『Honor of Kings』の世界最高峰チームのひとつとしてその名を刻みました。今回の「KWC」ハイライト 今大会の決勝では、世界中のファンと会場の観客が息をのむようなBo7(ベスト・オブ・セブン)形式の試合を見守るなか、序盤では3-1とTT Globalにマッチポイントを握られる苦しい展開となりましたが、冷静さを保ったAG.ALが見事な逆転でTT Globalを下して、『Honor of Kings』のeスポーツ史にその名を刻みました。また、AG.ALのChen “Zoe” Jiahao選手が、大会を通しての圧巻のパフォーマンスにより、グランドファイナルMVPに選出されました。オンライン上の視聴者がゲーム内で行った投票結果でもAG.ALが「最も好きなチーム」として輝き、「最も好きなプレーヤー」はAG.YINUOに、「最も好きな声」はMara Aquinoに贈られました。 Level Infinite Global Esports Centerのシニアディレクター、ジェームズ・ヤン氏は以下の通り述べています。 「私たちはこれまで世界中のプレーヤーに向けて、eスポーツのエコシステムを構築してきました。16万人を超えるプレーヤーが、それぞれ独自のeスポーツストーリーを創り上げています。これらのストーリーは世界中で、プレーヤーそれぞれの日常生活の中で起こっています。2025年後半においては、大会規模を拡大し、参加ハードルを下げ、プレーヤーが活躍できる機会を増やすことで、これらのストーリーをさらに力強く伝えていきます。」フィリピン開催の世界大会「KIC」、賞金総額は約1.4億円 今年11月に開催予定の『Honor of Kings』eスポーツの最高峰である「Honor of Kings International Championship(KIC)」は、フィリピンで開催されることが発表されました。会場には各地からトップチームが集結し、世界一の座をかけて激突します。開催地の文化を大切にする姿勢で知られる「KIC」は、今年も開催地域および世界のファンに向けて、盛大な大会をお届けする予定です。優勝チームには、総額100万ドル(日本円で約1億4000万円)の賞金プールの中から大きな報酬が与えられます。また、勝者には栄光を称える専用ヒーロースキンがゲーム内に実装され、その名が永遠に刻まれます。さらに、「KIC」でトップ3に入賞したチームは、それぞれの地域を代表して、12月に中国で開催される「Challenger Cup」へ出場します。『Honor of Kings』ネーションクラッシュ(国別対抗戦) 『Honor of Kings』は新たな大会「Honor of Kings Nation Clash」の開催も発表しました。より多くのプレーヤーに競技の場を提供することを目的とした本大会は、初回が10月にマレーシアで開催され、インドネシア、マレーシア、フィリピンのトップ選手たちが招待され、競い合います。『Honor of Kings』地域別プロリーグ 2025年後半には、『Honor of Kings』地域別プロリーグの第2シーズンも開幕予定です。 「IKL」、「MKL」、「PKL」の各リーグで優勝したチームには、ヒーロー「元流の子」の 特別なチームテーマスキンが贈られます。 ・Indonesia King Laga(IKL) - 8月22日(金)~ 10月5日(日) ・MY Honor of Kings League(MKL) - 9月5日(金)~ 10月19日(日) ・Philippine Kings League(PKL) - 8月29日(金)~ 10月12日(日) ・Wildcard Kings Series(WKS) - 9月5日(金)~ 9月7日(日) ・Honor of Kings Brazil Championship(CHOKBR) - 9月5日(金)~ 9月28日(日) ・Major East League(KME) - 9月11日(木)~ 9月28日(日) ・Major West League(KMW) - 9月11日(木)~ 9月28日(日)『Honor of Kings』オープンシリーズ(一般プレーヤー向け) 今年の『Honor of Kings』オープンシリーズでは現在に至るまで、成績優秀なプレーヤーたちが世界の舞台へと歩みを進めてきました。Twisted Mindsは、オープンシリーズからHonor of Kings Major West Leagueと駆け上がり、「KWC 2025」への出場権(リーダーボード4位)を獲得しました。「Open Series Split 3」では、160,000人以上のプレーヤーが100以上の国・地域から参戦し、18チームが地域別プロリーグへの進出を果たしました。そして現在、「Split 4」が開幕。参加条件を緩和し、新たなフォーマットで、より競争性の高いバトルが繰り広げられています。 『Honor of Kings』キャンパスシリーズ(大学生向け) 第1回目となるキャンパスシリーズ大会の「KCS」は、世界各地の500校以上のキャンパスで開催され、参加した数千人の学生たちがプロレベルの競技体験を味わい、志を同じくする仲間たちと出会う機会を得ました。今年後半も、さらに多くのキャンパスでKCS大会が実施される予定であり、より多くの学生が参加できるオンラインイベントも拡充予定です。 『Honor of Kings』eスポーツに関する最新情報は、公式eスポーツSNSアカウントをフォローしてご確認ください。 Instagram:@hok_global_esports Facebook: @HOK Global Esports X: @HoKEsports YouTube: @hokglobalesports Twitch: @HOK_Esports TikTok:@hokglobalesports 世界で最もプレーされている MOBA ゲーム*1 『Honor of Kings(オナー・オブ・キングス)』は、 現在iOSとAndroidでプレー可能です。 以下URLより無料でダウンロードいただけます。 App Store:https://apps.apple.com/jp/app/honor-of-kings/id1619254071 Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.levelinfinite.sgameGlobal&hl=ja日本語版公式サイトおよびSNS Honor of Kings (オナー・オブ・キングス)公式サイト:https://www.honorofkings.com/jp/ Honor of Kings(オナー・オブ・キングス)X: https://x.com/hok_jp Honor of Kings Japan Esports情報局 X: https://x.com/hokjp_esports Honor of Kings Japan Discord: discord.gg/ExBmZdRjCR英語版公式SNS Instagram:@honorofkings Facebook:@HonorofKingsGlobal X:@HonorOfKings YouTube:@honorofkings Twitch:@hok_global_esports TikTok:@hokglobal『Honor of Kings(オナー・オブ・キングス)』製品概要 タイトル: 『Honor of Kings(オナー・オブ・キングス)』 ジャンル: MOBA プラットフォーム: iOS / Android Google Play ストア: https://play.google.com/store/apps/details?id=com.levelinfinite.sgameGlobal&hl=ja App Store: https://apps.apple.com/jp/app/honor-of-kings/id1619254071 配信日時: 2024年6月20日 価格: 基本プレー無料 ※ゲーム内課金あり 公式サイト: https://www.honorofkings.com/jp/ 権利表記: ©2025 Proxima Beta Pte. Ltd. All rights reserved. *1自社調べhttps://www.timistudios.com/tencents-timi-studios-sets-world-daily-active-user-record-as-mobile-moba-honor-of-kings-hits-100-million-dau/ *2 Esports Charts調べ https://escharts.com/tournaments/hok/honor-kings-world-cup-2025 *記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。『Honor of Kings(オナー・オブ・キングス)』についてTiMi Studio Groupが開発する『Honor of Kings(オナー・オブ・キングス)』は世界で最も人気のあるMOBA となり、登録ユーザー数は2億人を超え、毎日1億人以上のプレーヤーがチーム戦のスリルを楽しんでいます。多様なキャラクターや細部まで描かれた戦場デザインに加え、ハンス・ジマー、久石譲、ハワード・ショアなど世界的に有名な作曲家が手がけた音楽が特徴となっており、プレーヤーをユニークでカラフルな世界に引き込みます。『Honor of Kings』は、無料プレーながら、自由なプレーで公平に勝てるバトルシステムに誇りを持っており、成功はプレーヤーの費やした金額ではなく、プレーヤーのスキルと戦術によって決まります。 『Honor of Kings』は、アマチュアからプロまでの競技プレーをサポートする、活発なeスポーツエコシステムの本拠地でもあります。『Honor of Kings』の詳細については、X、YouTubeやDiscord、TikTokをご覧ください。Level Infiniteについて Level Infinite は、Tencentのグローバルゲームブランドです。我々は、世界中のお客様が魅力的でオリジナルなゲームをいつでもどこでも、好きなように体験できるようお届けしているほか、国内外のネットワークにおける開発会社やパートナースタジオに向けて、幅広いサービスやサポートを提供し、彼らの作品の真の可能性を解き放てるよう支援しています。Level Infiniteは『PUBG MOBILE』や『Honor of Kings』、『勝利の女神:NIKKE』などの人気作品のパブリッシャーであり、Funcomの『Dune: Awakening』や『Warhammer 40K: Darktide』などを含む数々の作品の共同パートナーです。Level Infiniteの詳細については、公式ウェブサイト www.levelinfinite.com/jaや公式X x.com/LevelInfiniteJPをご覧ください。TiMi Studio GroupについてTencent Games の子会社である TiMi Studio Group は、世界をリードするビデオゲーム開発および運営チームであり、世界中のプレーヤーに提供するエンターテイメントの質の向上に努めています。中国の深圳に本社を置き、モントリオール、ロサンゼルス、シアトル、シンガポール、上海、成都にオフィスを構えるTiMiは、これまでにさまざまなジャンルと複数のプラットフォームにわたり、高品質で創造性の高いゲームを忠実に作り上げてきました。2008年に設立されたTiMiは、『Honor of Kings(オナー・オブ・キングス)』、『爆走ドリフターズ』、『Delta Force』 など、一連のヒットタイトルを開発してきました。 またTiMiは世界最大級ゲームブランドの信頼できるパートナーとして、『コール オブ デューティ モバイル』やポケモン初の戦略的チームバトルゲーム『Pokemon UNITE』、『エイジ・オブ・エンパイア モバイル』、そして今後リリースを控える『モンスターハンターアウトランダーズ』などのAAAタイトルを制作しています。TiMi Studio Groupについての詳細は、LinkedInの@timistudiosをご覧ください。
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- 【大会レポート】高校対抗eスポーツ大会「STAGE:0 2025」のストリートファイター6部門において、中央国際高等学校の渋谷学習センターの生徒が優勝!
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国内最大級の高校対抗eスポーツ大会「Coca-Cola STAGE:0 eSPORTS High-School Championship 2025」(STAGE:0 2025)」のストリートファイター6において、広域通信制高校「中央国際高等学校」の渋谷学習センターの生徒が優勝した。<以下、ニュースリリースより>中央国際高等学校の渋谷学習センターの生徒が「STAGE:0」の「ストリートファイター6」部門で優勝の快挙!! 広域通信制高校「中央国際高等学校」(本校所在地:千葉県御宿町、校長 : 大屋雅由)の渋谷学習センターに所属する生徒が、「Coca-Cola STAGE:0 eSPORTS High-School Championship 2025 全国大会(以下、ステージゼロ)」の「ストリートファイター6」部門に出場し、優勝という快挙を成し遂げました。 「ステージゼロ」は、日本最大級のeスポーツの高校対抗戦で、同じ学校の生徒でチームを組んで日本一を目指します。2019年に始まり、eスポーツ競技の発展と世界で活躍する日本人選手の輩出を目標としています。「ストリートファイター6」部門は、2025年の今大会から初めてゲームタイトルに追加されました。7月初旬から予選が行われ、決勝大会が 2025年 7 月27 日(日)にオンラインで開催されました。 決勝大会は各地域ごとのブロック予選を勝ち抜いた9チームが出場。2勝先取のバトルを3バトル行い、先に2バトル獲得すると勝ち上がりとなります。1チーム2名で構成され、1勝1敗となった場合には、各チームの前の対戦で勝利した選手同士で対戦し、勝敗を決します。優勝したチームは、8月16日に大阪関西万博で行われる表彰式に参加します。 優勝した「むにじゅの伝説」は、3年生2名のチームで、ふだんは渋谷学習センターで勉強やeスポーツに励んでいます。メンバーのひとり、okenochi選手は2年生の時に「第2回 NASEF JAPAN 全日本高校eスポーツ選手権」でも優勝経験がある有力選手です。 1試合目で東奥義塾高等学校と、2試合目では逗子開成高等学校と対戦し、それぞれ勝利を収めました。次の準決勝ではルネサンス大阪高等学校と対戦。今大会で唯一「マスターレート(MR)※このゲーム内でプレーヤーの強さを測るレベル」が、最上位レベルの「レジェンド (Legend)」選手が所属しているチームのため、苦戦が予想されましたが、むにじゅ選手が得意技を連続で叩き込み、見事勝利を収めました。その勢いのまま、決勝戦では境港総合技術高等学校と対戦。途中、得意技を次々と封じられるといったとシーンもありましたが、怒涛の力技で相手を捩じ伏せ、勝ち切ることができました。 優勝したチーム「むにじゅの伝説」からの優勝コメントを紹介します。生徒からのコメント むにじゅ選手(3年生) 「このゲームが発売された時からジェイミー(※ゲームに登場するキャラクター)を使い続けてきて、最後に決めた技も最近のアップデートで使えるようになった技で、その技で勝敗を決められてうれしかったです」okenochi選手(3年生) 「エントリーした時はランクが高い選手が多くて勝ち残れるか怖かったんですけど、これまで何度も延長戦でむにじゅが勝って助けてくれたので、優勝できて本当にうれしいです」 中央国際高等学校は、2013年に開校した通信制高校で、首都圏を中心に全国に学習センターがあります。開校以来、一貫して子どもたちに「社会で生き抜く力を身につける」教育の実現をテーマに掲げています。 今回の「ステージゼロ」には、「ストリートファイター6」以外のゲームタイトルでもエントリーしており、今後開催される全国大会にも登場予定です。 中央国際高等学校では、今後も生徒の力を最大限に引き出し、持続可能な社会に貢献できる人材の育成に努めていきます。生徒たちのさらなる挑戦に、どうぞご期待ください。 【中央国際高等学校 概要】 法人名:学校法人 中央国際学園 学校名:中央国際高等学校 理事長:斉藤 守 校長 :大屋 雅由 創立 :2013年 所在地:千葉県夷隅郡御宿町久保1528 電話 :0470-68-2211 HP :https://www.chuo-kokusai.ac.jp/
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- 【結果速報 8月4日】「EVO 2025」 餓狼伝説 City of the Wolves部門優勝はGO1選手! 「EWC」に続き2連覇!
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2025年8月1日(金)〜3日(日)(現地時間)に格闘ゲームのeスポーツ大会「Evolution Championship Series(EVO)」がアメリカ・ラスベガスで開催された。『餓狼伝説 City of the Wolves』部門は優勝者に「SNK World Championship 2025 Finals」の出場権が与えられる。EVO 2025とはアメリカ・ラスベガスで開催される世界最大の対戦格闘ゲーム大会。「Evolution Championship Series」の略称。2025年度は「EVO Japan」「EVO France」と3つの大会が開催されている。メインタイトルは『ストリートファイター6』『鉄拳8』『ギルティギア ストライヴ』『グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-』『UNDER NIGHT IN-BIRTH II Sys:Celes』『Mortal Kombat 1』『餓狼伝説 City of the Wolves』『Marvel vs. Capcom 2』の8タイトル。さらに拡張ラインアップとして、『THE KING OF FIGHTERS XV』『Rivals of Aether II』『Virtua Fighter 5 R.E.V.O.』『BlazBlue Centralfiction』『Killer Instinct』『SAMURAI SPIRITS』『GUILTY GEAR Xrd REV 2』『Capcom vs. SNK 2』の8タイトルの大会も行われる。 EVO 2025 「餓狼伝説 City of the Wolves」部門結果発表 「餓狼伝説」部門は、トップ8のうち5人が日本人。ウイナーズでは「EWC」を制したGO1が、ウイナーズファイナルで「EVO Japan 2025」チャンピオンのETを下してグランドファイナルに駒を進める。ルーザーズ側では、フェンリっちがルーザーズファイナルまで勝ち進むものの、ウイナーズから降りてきたETに敗退。グランドファイナルは再びGO1 vs ETの対決に。ETはウイナーズファイナルの3ゲーム目に投入した北斗丸を選びリセットに成功。一進一退の攻防は2-2フルセット、フルラウンドまでもつれこんだが、最後まで冷静さを保ったGO1が見事に優勝した。 順位所属チーム|選手名1 DetonatioN FocusMe|🇯🇵GO1 2 Team Falcons|🇹🇼ET 3 CAG Osaka|🇯🇵フェンリっち 4 Weibo Gaming|🇰🇷Poongko 5 🇯🇵小路KOG 5 REJECT / 三和電子|🇯🇵ラギア 7 Gaimin Gladiators|🇸🇬Xian 7 よしもとゲーミング|🇯🇵kubo なお、今大会の優勝者に与えられる「SNK World Championship 2025 Finals」の出場権は、GO1選手が別の大会で獲得しているため、2位のET選手が繰り上がりで獲得した。配信URL 【配信】■SNK OFFICIAL 日本語公式ミラー配信(DAY2まで)YouTube:https://www.youtube.com/@snkplaymoreGame■EVO公式配信 ※日本時間8月2日(土)2:00~ ラウンド1Twitch.tv/EVO5:https://www.twitch.tv/evo58:00~ ラウンド1Twitch.tv/EVO4:https://www.twitch.tv/evo48月3日(日)2:00~ ラウンド2・3、TOP24Twitch.tv/EVO4:https://www.twitch.tv/evo48月4日(月)5:30~ TOP8Twitch.tv/EVO:https://www.twitch.tv/evo■関連リンクstart.gg:https://www.start.gg/tournament/evo-2025/event/fatal-fury-city-of-the-wolvesEVO公式X:https://x.com/EvoEVO公式サイト:https://www.evo.gg
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- 【結果速報 8月4日】「EVO 2025」ギルティギア ストライヴ部門はKshuewhatdamoo選手が「CEO 2025」に続いて優勝!
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2025年8月1日(金)〜3日(日)(現地時間)に格闘ゲームのeスポーツ大会「Evolution Championship Series(EVO)」がアメリカ・ラスベガスで開催された。『ギルティギア ストライヴ』部門は、優勝者に「ARC World Tour 2025-2026 Finals」の出場権が与えられる。EVO 2025とはアメリカ・ラスベガスで開催される世界最大の対戦格闘ゲーム大会。「Evolution Championship Series」の略称。2025年度は「EVO Japan」「EVO France」と3つの大会が開催されている。メインタイトルは『ストリートファイター6』『鉄拳8』『ギルティギア ストライヴ』『グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-』『UNDER NIGHT IN-BIRTH II Sys:Celes』『Mortal Kombat 1』『餓狼伝説 City of the Wolves』『Marvel vs. Capcom 2』の8タイトル。さらに拡張ラインアップとして、『THE KING OF FIGHTERS XV』『Rivals of Aether II』『Virtua Fighter 5 R.E.V.O.』『BlazBlue Centralfiction』『Killer Instinct』『SAMURAI SPIRITS』『GUILTY GEAR Xrd REV 2』『Capcom vs. SNK 2』の8タイトルの大会も行われる。 EVO 2025 ギルティギア ストライヴ部門 結果発表 DAY3のトップ8に残ったのは、アメリカ4名、韓国1名、日本1名、英国1名、セネガル1名。ウイナーズは「EVO Japan」優勝のDaru_I-Noと2位で「ARC World Tour Finals 2024」チャンピオンのRedDitto、「CEO 2025」優勝のKshuewhatdamoo、Aboiiの4名。ルーザーズには日本のたつま、「ARC World Tour Finals 2023」チャンピオンのVerix、「Combo Breaker 2025」2位、「CEO 2025」4位のJack、北欧のコミュニティ大会で頭角を表してきたPrechoと、各大会で入賞している選手たちの共演となった。ウイナーズ側では、Aboii、Kshuewhatdamooが「EVO Japan」の1-2位を下し、接戦を制したKshuewhatdamooがグランドファイナル進出を決める。一方、ルーザーズ側では日本のたつまがDaru-I-Noを下すも、ウイナーズから降りてきたRedDittoが勝ち上がった。グランドファイナルは、ジョニーを操るKshuewhatdamooと、ラムレザルを操るRedDittoによる、この日初めての対決。ルーザーズのRedDittoがリーチを生かした攻撃とカウンターを決めて3-0でリセット成功。しかしここからKshuewhatdamooの動きが一変。これまで食らっていたRedDittoの初撃をうまく交わしつつ、逆にスキをついていく。互いに一気に勝負が決まる矛と矛のぶつかり合いは、Kshuewhatdamooが3-0ストレートで優勝を果たした。 順位所属チーム|選手名1 🇺🇸Kshuewhatdamoo 2 🇺🇸RedDitto 3 🇺🇸Aboii 4 🇯🇵たつま 5 Paragon|🇰🇷Daru_I-No 5 Paragon|🇺🇸Jack 7 🇸🇳Verix 7 Team Factor|🇬🇧Precho なお、今大会の優勝により、Kshuewhatdamooは「ARC World Tour 2025-2026 Finals」の出場権を獲得。これで、「EVO Japan」優勝のDaru_I-No、「Combo Breaker 2025」優勝のUMISHOに続き、3人目のファイナリストとなった。配信URL 【配信】※日本時間8月2日(土)7:00~ DAY 1 ラウンド1Twitch.tv/EVO5:https://www.twitch.tv/evo58月3日(日)2:00~ DAY 2 ラウンド2・3、TOP 24Twitch.tv/EVO5:https://www.twitch.tv/evo58月4日(月)2:00~ DAY 3 TOP 8Twitch.tv/EVO:https://www.twitch.tv/evo■関連リンクstart.gg:https://www.start.gg/tournament/evo-2025/event/guilty-gear-striveEVO公式X:https://x.com/EvoEVO公式サイト:https://www.evo.gg
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- 【結果速報 8月4日】「EVO 2025」スト6部門、MenaRDが「EVO Japan」に続き連覇! 鶏めしが「EWC」出場権を獲得
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2025年8月1日(金)〜3日(日)(現地時間)に格闘ゲームのeスポーツ大会「Evolution Championship Series(EVO)」がアメリカ・ラスベガスで開催された。『ストリートファイター6』部門は、上位プレーヤーに「CAPCOM CUP 12」と「Esports World Cup 2025」の出場権が与えられる。EVO 2025とはアメリカ・ラスベガスで開催される世界最大の対戦格闘ゲーム大会。「Evolution Championship Series」の略称。2025年度は「EVO Japan」「EVO France」と3つの大会が開催されている。メインタイトルは『ストリートファイター6』『鉄拳8』『ギルティギア ストライヴ』『グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-』『UNDER NIGHT IN-BIRTH II Sys:Celes』『Mortal Kombat 1』『餓狼伝説 City of the Wolves』『Marvel vs. Capcom 2』の8タイトル。さらに拡張ラインアップとして、『THE KING OF FIGHTERS XV』『Rivals of Aether II』『Virtua Fighter 5 R.E.V.O.』『BlazBlue Centralfiction』『Killer Instinct』『SAMURAI SPIRITS』『GUILTY GEAR Xrd REV 2』『Capcom vs. SNK 2』の8タイトルの大会も行われる。 EVO 2025 ストリートファイター6部門 結果発表 日本時間の8月4日(月)11:45から始まったトップ8には、ウイナーズに翔、ふ〜ど、MenaRD、Phenomが、ルーザーズにLeshar、Xiaohai、AngryBirdが並び、香港の若手・Mickyという組み合わせ。ウイナーズ側はふ〜どを破った翔とPhenomを破ったMenaRDによるウイナーズファイナル。久々の国際戦の舞台で試合前からバチバチの戦いとなったが、MenaRDが3-0のストレートでグランドファイナル進出を決めた。ルーザーズ側では、MickyがAngryBird、ふ〜ど、Phenomを倒しロワーファイナルまで勝ち進むも、翔に3-1で阻まれて3位に終わった。そして、グランドファイナルは2度目のMenaRD vs 翔。1戦目ではすべてのゲームで1セットを奪っていた翔だったが、この試合ではMenaRDの勢いが止まらず、翔に1セットも与えず優勝。これで、MenaRDは「EVO Japan」、「EVO」とウイナーズで一度も負けることなく連覇を達成した。順位所属チーム|選手名1 Weibo Gaming / Red Bull Gaming |🇩🇴MenaRD 2 ZETA DIVISION|🇯🇵翔 3 ー|🇭🇰Micky 4 Ninjas in Pyjamas|🇳🇴Phenom 5 REJECT|🇯🇵ふ~ど 5 KuaiShou Gaming|🇨🇳xiaohai 7 DRX / REJECT|🇰🇷Leshar 7 REJECT|🇦🇪AngryBird なお、MenaRD、翔がともに「CAPCOM CUP 12」出場を決めているため、3位のMickyが「CAPCOM CUP 12」の出場権を獲得。また、「Esports World Cup 2025」の出場権は多くの選手がすでに獲得していることから、3位のMicky、12位の鶏めしが獲得した。配信URL 【配信】■Day1 日本時間 8月1日(金)25:45~ ※8月2日(土)深夜1:45~YouTube:https://youtube.com/live/xa0-2dvqifQTwitch:https://www.twitch.tv/capcomfighters_jp■Day2 日本時間 8月2日(土)25:45~ ※8月3日(日)深夜1:45~YouTube:https://youtube.com/live/IkdiwJRSjZ0Twitch:https://www.twitch.tv/capcomfighters_jp■Day3 日本時間 8月4日(月)11:15~YouTube:https://youtube.com/live/OeCg6wMbEQoTwitch:https://www.twitch.tv/capcomfighters_jp■関連リンクstart.gg:https://www.start.gg/tournament/evo-2025/event/street-fighter-6EVO公式X:https://x.com/EvoEVO公式サイト:https://www.evo.gg
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- 【大会レポート】3,642万人の頂点が決定!——「eFootball™ Championship 2025 World Finals」優勝はタイ、ブラジルの選手が優勝!
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人気サッカーゲーム『eFootball™』の公式世界大会「eFootball™ Championship 2025 World Finals」が7月20日(日)〜21日(月・祝)にベルサール渋谷ガーデンにて開催。コンソール部門はタイのBRU_JEANSUI選手が、モバイル部門はブラジルのJuninho efootball選手が優勝した。<以下、ニュースリリースより>コンソール部門でBRU_JEANSUI選手、モバイル部門でJuninho efootball選手が優勝! 株式会社コナミデジタルエンタテインメントは、基本プレー無料の家庭用・PC・モバイルで配信中の『eFootball™』を競技タイトルとした公式のeスポーツ世界大会「eFootball™ Championship 2025 World Finals」(以下、「World Finals」)を7月20日(日)と21日(月・祝)にベルサール渋谷ガーデン(東京・渋谷)で開催し、コンソール部門(PS5)でBRU_JEANSUI選手(タイ)が、モバイル部門でJuninho efootball選手(ブラジル)がそれぞれ優勝したことをお知らせします。 オンライン予選を勝ち抜いたコンソール部門(PS5)16名、モバイル部門16名が、世界一の座をかけて20日のグループステージ、 21日のノックアウトステージ(準々決勝~決勝)で熱戦を繰り広げました。コンソール部門の決勝戦では、 BRU_JEANSUI選手とM_Mestre選手(スペイン)が対戦。 BRU_JEANSUI選手がPK戦を3-2で制し、初優勝しました。モバイル部門の決勝では、 Juninho efootball選手がDing選手(中国)を2-0で制し、初優勝を飾りました。 本大会は今年で6回目を迎え、予選には世界200を超える国と地域から、過去最多の約3,642万人が参加。決勝大会の「World Finals」は、 「eFootball™」シリーズ30周年を記念した初のファンフェスタ「eFootball™ World Festival in Tokyo」と同時に開催し、多くのファンが会場に詰め掛け、世界最高峰の戦いに熱狂しました。 大会の模様は、『eFootball™』公式Youtubeチャンネルでもライブ配信を行い、Day1・Day2を合わせた大会の総視聴回数は280万再生に及んでいます。World Finalsの熱戦はこちらから! 7/20(日)グループステージ: 7/21(月・祝)ノックアウトステージ コンソール部門(PS5)、モバイル部門の優勝者 コンソール部門優勝BRU_JEANSUI選手(タイ) 去年の雪辱を果たすことができてとてもうれしいです。 いろいろなチームと対戦する中で、自分がどのようにプレーすればよいかについての技術を学びました。 その学びをもとに、自信をもってプレーすることができたと思います。タイで応援してくれているすべての人々、そして会場にいて応援してくださっているすべての人々に感謝を伝えたいです。モバイル部門優勝Juninho efootball選手(ブラジル) 言葉にならないです。 これまで支えてくれたすべての人々と、活動当初から応援し続けてくれ、今日も会場に駆けつけてくれた何人かのコミュニティのメンバーに心から感謝を伝えたいです。『eFootball™』とは 『eFootball™』は、1995年7月21日に第1作を発売した、人気サッカーゲーム「ウイニングイレブン」シリーズをリブランディングしたタイトルです。世界累計ダウンロード数は8億5000万を超え、世界中のサッカーファンの皆様に愛され、今年で30周年を迎えます。 家庭用ゲーム機、PC、モバイルで“基本プレー無料”で遊ぶことができ、実在するクラブや代表チームでリアルなアクションサッカーを楽しめます。また、選手の移籍や試合での活躍など、現実のサッカーの動向も毎週反映されます。 “自分だけ”のオリジナルチームで対戦できる「ドリームチーム」や、オンラインで最大3vs3の協力プレーが楽しめる「co-op」など、初心者から上級者まで楽しめるモードが用意されています。 ■eFootball™公式サイト: https://www.konami.com/efootball/ja/ ■公式Xアカウント: @we_konami タイトル:eFootball™ メーカー:KONAMI ジャンル:サッカー 配信日:2024年9月12日 希望小売価格:基本プレー無料(アイテム課金制) 対応機種: ■家庭用版:PlayStation®5、PlayStation®4、Xbox Series X|S、Xbox One ■PC版:Windows、Steam® ■モバイル版:iOS、Android 権利表記: All copyrights or trademarks are the property of their respective owners and are used under license. ©Konami Digital Entertainment Unreal® is a trademark or registered trademark of Epic Games, Inc. in the United States of America and elsewhere adidas, the 3-Bars logo, the 3-Stripe trade mark, Predator are registered trade marks of the adidas Group, used with permission. "eFootball"、"e-Football"、"eサッカー"、"e-サッカー"および"eFootballロゴ"は、株式会社コナミデジタルエンタテインメントの日本およびその他の国と地域における登録商標または商標です。
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- 【大会レポート】eスポーツチームREJECT ブロスタ部門初の月間優勝で世界大会進出に迫る!——「ブロスタ チャンピオンシップ 2025東アジア 7月マンスリー決勝戦」
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スマートフォンゲーム『ブロスタ』の公式大会「ブロスタ チャンピオンシップ 2025東アジア 7月マンスリー決勝戦」が2025年7月12日(土)に開催され、REJECTが優勝した。ブロスタ チャンピオンシップ(Brawl Stars Championship)とは年間を通じて開催される公式大会。世界各地のプレーヤーがチャンピオンシップチャレンジ、マンスリー予選、マンスリーファイナルを勝ち抜き、ポイントを獲得。最終的にポイント上位チームやラストチャンス予選を通過したチームが、世界大会「Brawl Stars Championship」に出場する。https://event.supercell.com/brawlstars/jp/ なお、日本は東アジア地域に属していて、現在のポイントランキングは以下の通りとなっている。チーム名ポイントREJECT 358 ZETA DIVISION 335 NAVI 281 CRAZY RACCOON 237 ※太字は世界一決定戦進出圏内を示す<以下、ニュースリリースより>ブロスタ チャンピオンシップ 2025東アジア 7月マンスリー決勝戦で優勝 株式会社REJECT(本社:東京都港区、代表取締役:甲山翔也)が運営するプロeスポーツチーム「REJECT」Brawl Stars部門が、2025年7月12日(土)に開催された『ブロスタ チャンピオンシップ 2025東アジア 7月マンスリー決勝戦』にて優勝したことをお知らせいたします。 「Brawl Stars Championship」は、モバイルゲーム『ブロスタ(Brawl Stars)』の公式大会として世界各地域で予選が行われ、年間を通じて世界王者を決定する、ブロスタ競技シーンにおいて最大規模のeスポーツイベントです。毎月実施される「チャンピオンシップチャレンジ」「マンスリー予選」「マンスリーファイナル」を勝ち抜いた上位4チームが、世界大会「Brawl Stars Championship」に出場します。 REJECTはこれまで、2月・3月・6月のマンスリー決勝で準優勝という好成績を収めながらも、あと一歩で優勝を逃す展開が続いていました。今回の7月大会では、激戦を制してついに初の月間優勝を達成。悲願のタイトル獲得とともに、チームとして大きな前進となりました。 この結果により、REJECTは現在イーストアジアランキングで1位となっており、来月開催される8月マンスリー大会でベスト4以上に入れば、オフラインで開催される世界大会への出場が確定します。引き続き、世界の頂点を目指すREJECT Brawl Stars部門にご注目ください。Brawl Stars部門 ロスター ■ Shu(@Shu_bs_) ■ Melty(@Melty_bs) ■ Battoman(@Batmam_bs)【大会スケジュール】 ■ 8月マンスリー予選:2025年8月2日(土)~3日(日) ■ 8月マンスリー決勝戦:2025年8月9日(土)eスポーツチーム REJECTについて REJECTは2018年に発足した、株式会社REJECTが運営するプロeスポーツチームです。世界的に人気のゲームタイトル部門を多数展開する日本有数のeスポーツチームであり、ESPORTS WORLD CUP FOUNDATION CLUB PARTNER PROGRAM 2025のパートナーチームにも選出。累計賞金獲得額は国内1位を記録し、特にモバイルシューティングジャンルにおいては日本トップの実績を誇ります。 『PUBG MOBILE』部門では12度の世界大会を経て、2024年に日本チーム初の世界一を獲得。『Apex Legends』部門では「ALGS 2024」にてAPAC NORTH地域初の世界一を達成するなど、国際大会でも確かな成果を残しています。 Web:https://reject.jp/ X:https://x.com/RC_REJECT Instagram:https://www.instagram.com/rc_reject/ YouTube:https://www.youtube.com/c/REJECTesports株式会社REJECTについて 株式会社REJECTは、“EMPOWER GAMING LIFE ゲーマーをもっと豊かに”をミッションに掲げ、プロeスポーツチーム「REJECT」の運営を中心に、eスポーツを軸とした多角的な事業を展開しています。競技シーンでの成果追求に加え、ゲーミングギアの開発・販売、ストリーマー・VTuberのマネジメント、コンテンツ・イベントプロデュース、スポンサープロモーションなどを通じて、プレーヤーとファンの体験価値を高め、豊かなゲーミングライフの実現を目指しています。 会社名:株式会社REJECT(リジェクト) 設立:2018年12月 代表者:代表取締役 甲山翔也 所在地:〒105-0001 東京都港区虎ノ門3丁目4-10 虎ノ門35森ビル 5階 公式サイト:https://reject.co.jp/ オンラインストア:https://brand.reject.jp
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- 【大会レポート&インタビュー】 最後の「モンストグランプリ」は、きまぐれクリティカルが悲願の初優勝! 日本のeスポーツを牽引した「モンスト」10年の歩みを振り返る
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2025年7月12日(土)・13日(日)にLala Arena(千葉県)にて、『モンスターストライク(モンスト)』のライブイベント「DREAMDAZEIII」が開催されました。『モンスト』のステージイベント、グッズ販売、コラボフード、ミニゲーム体験、ミート&グリートなど、さまざまな趣向を凝らした『モンスト』の祭典です。ステージイベントで毎年開催しており、欠かせないプログラムとなっているのが、「モンストグランプリ」です。今年で10周年、9回目となる「モンストグランプリ2025」ですが、なんと今年が最後の大会となります。「モンストグランプリ」は、『モンスト』の対戦モードだけに特化した別アプリ『モンストスタジアム』を使用して対戦しますが、その『モンストスタジアム』も2025年いっぱいでサービス終了となっていることも発表されています。今回は「モンストグランプリ2025」のみを取材してきました。今年で最後となる「モンストグランプリ」 ラストイヤーに相応しい、豪華なステージを用意。昇降機でせり上がり、高い位置で対戦をします ステージには「モンストグランプリ」10年の歴史を刻む、すべてのトロフィーが飾られていました 1万人収容できるlala Arenaは満席状態。最後の「モンストグランプリ」に大いに盛り上がっていました 元王者vsベスト4による最終決戦 「モンストグランプリ」は5月10日に開催された中部予選を皮切りに、関東予選、九州予選、関西予選を行い、それぞれ2チームが決勝大会である、本大会への進出が決まります。中部予選はミラノ風カルボナーラとクルセイダーズ、関東予選はRelieRとラピッドトリガー、九州予選ではきまぐれクリティカルとはなまるブラザーズ、関西予選ではメモワールとユナイトブリッズが勝ち抜け、決勝大会へと進出しました。Day1では「タイムアタックRound」と「バトルRound」1回戦が行われました。タイムアタックは対戦ではなく個々で規定のステージをクリアするまでのタイムを競います。タイム順で決勝トーナメントの組み合わせが決まり、対戦時にはタイムアタック上位のチームがピックの先攻後攻選択権を得られます。Day2では準決勝と決勝戦の計3試合が行われ、最後の優勝チームが決まります。Day2まで進出できたのは、ミラノ風カルボナーラ、ラピッドトリガー、きまぐれクリティカル、はなまるブラザーズの4チームです。そして、決勝に進んだのはきまぐれクリティカルとミラノ風カルボナーラの2チーム。どちらもモンストグランプリが始まったあとに結成された若いチームです。勢い、実力ともにトップの2チームが満を持して決勝戦で対戦します。ちなみに、ミラノ風カルボナーラは2022年に優勝しており、きまぐれクリティカルはここ数年、決勝大会へは進出していますが、最高位はベスト4で初優勝を狙っています。決勝戦はきまぐれクリティカルとミラノ風カルボナーラの対戦となりました 最終局面での大逆転! きまぐれクリティカルが初にして最後の王者に どちらもミスの少ないチームですが、さすがに決勝戦ではミスが出てしまいます。お互いに実力を認め合ったチームだけに、ギリギリの戦略、難易度の高い操作を求められた結果によるものです。1ゲームを獲得したきまぐれクリティカルは、2ゲーム目でも序盤でミスが生じます。大幅にリードされながらも相手のミスもあり、追い上げていきます。しかし、それでも1ステージ分の差が残った状態で第5ステージに突入。ここから挽回するには、ここでボスに大ダメージを与え、次のステージに行く前に倒し切るしかありません。できなくはない行動ですが、倒せればラッキー程度の期待値です。それでも果敢に挑戦し、結果、ボスを倒し切り、逆転で勝利しました。最後の最後で大きな運も味方につけたきまぐれクリティカルが、最後の「モンストグランプリ」王者に輝きました。まさに10年の集大成として締めくくりに相応しい勝利だったのではないでしょうか。これで長きに渡って繰り広げられてきた「モンストグランプリ」も終了です。優勝したきまぐれクリティカルがティファニー社製のトロフィーを掲げます きまぐれクリティカルインタビュー「高校生から一緒にやってきて、大人になって優勝できたのは感慨深い」 有終の美を飾ったきまぐれクリティカルのメンバー(Spring/HHP/らせつ/エルニーTOSSY)に話を聞きました。——「モンストグランプリ2025」の優勝、おめでとうございます! 優勝の感想をお聞かせください。Spring選手:長かった。『モンストスタジアム』をやっていて、つらい時期もあって、辞めようかとも思いました。最後の最後で優勝できて、本当によかった。HHP選手:毎大会、決勝大会まで行けて、優勝まで行けるポテンシャルは持っていたと思うんですけど、いつも行けなかった。ようやくたどり着けました。らせつ選手:(ここに来るまでに)何度も辞めようと思いました。でも、最後までやり続けて本当によかった。他のメンバーにも感謝しきれないくらいにサポートしてもらえて、ここまで来られました。あと、最後にミラノ風カルボナーラと戦えたのはうれしかったです。エルニーTOSSY選手:うれしいという気持ちと安心できているのと両方ですね。チームメイトの3人は本当に実力がある選手です。このメンバーに自分が加わることでどうなるか心配していましたが、メンバーは信頼してくれて、難しいショットの担当にしてくれました。期待に応えて難しいショットを決められたのは本当に良かった。——きまぐれクリティカルはずっと地方予選を突破し、決勝大会まで進出していました。ある意味、最も安定したチームと言えますが、それでも勝ち切れずに優勝を逃していましたが、今大会はどんな手応えだったのでしょうか。Spring選手:チームに流れが来ていたのは感じました。準決勝のはなまるブラザーズも決勝のミラノ風カルボナーラも強敵だったので、最後は気持ちで戦いに行きました。それがいい状態だったのかもしれません。らせつ選手:流れはありましたね。我々の負けパターンって、ミスしてリカバリーできずにそのまま負けることが多いんです。今大会は、何度かミスをやらかしていたんですけど、それでも勝ちきることができたので、運もあったと思います。実力とは違う部分で追い風があった気がします。——ミラノ風カルボナーラは「タイムアタックRound」が6位と絶えずピック選択権がなく、きまぐれクリティカルは「タイムアタックRound」が2位でずっとピック選択権を持っていました。これは有利に働きましたか。HHP選手:これまでグランプリのタイムアタックで3位以下になったことがないんですよ。なので、ピック選択権を得られることが多く、今回が特に有利とかはなかったですね。Spring選手:そうですね、あまり順位は気にしていませんでした。それよりも相手のやりたいことを考えて、それに対応できるピックをしようと考えていました。——決勝戦の2試合目では大きく離された状態から大逆転で勝ちましたが、あれは最初から織り込み済みだったのでしょうか。Spring選手:あれは序盤に思いっきりミスしました(笑)。あそこで一撃で終わらせられるかどうかは、できなくもないけど確率は低かったので、とりあえずやるだけやって、ダメだったら3試合目に備えようって考えていました。そこは運が良かったですね。エルニーTOSSY選手:自分たちもまさか倒せるとは思っておらず、勝ってもすぐに実感できず、ちょっと間が空いてしまいました。まさかの決着に優勝した瞬間、何が起こったかわからない状態のきまぐれクリティカル ——今回で「モンストグランプリ」が終了してしまいますが、最後の大会で名を残せたことについてはいかがですか。Spring選手:我々が最強なので(笑)。HHP選手:このゲームって昔に比べるとどんどんレベルが上がっていって、その最終環境の中で自分たちが一番強いことを見せられたのは本当にうれしいです。らせつ選手:来年があればシード権を獲得できたんですけど、そうかぁ、来年ないからシードもないのかぁ。まあ、いろいろ残念なところもありますし、悲しいですけど、何事も終わりはあるので。——グランプリが終了するだけでなく、『モンストスタジアム』も今年でサービス終了してしまうので、しばらくは競技シーンがなさそうですね。まあ、アプリごと復活するってことはゼロではないと思いますが。エルニーTOSSY選手:そうですね、グランプリに代わる競技ができればいいですね。——「モンストグランプリ」について、最後に気持ちをぶつけてください。HHP選手:大人になっても情熱をかけて打ち込めたものがあったのは本当に幸せでした。最後にいい形で終われたのは良かったです。Spring選手:2019年に開催された高校生向けの大会である「ジュニアグランプリ」から出場していました。(HHP選手とらせつ選手は)高校生の頃から一緒にやってきて、大人になってまで一緒にやれたのは本当に感慨深いです。そのうえで優勝できたのは本当にうれしいです。今回もこんなに大きな会場で対戦できて、去年よりも大きな声援を感じました。ファンと一体となって盛り上がれたので、ここで終わってしまうのはもったいない気がします。何かあればいいんですけど。HHP選手:終わってしまうことは悲しいですけど、我々にとっては競技シーンが続いてその渦中に居られたのは本当にラッキーでした。たまたま好きになったゲームが競技になって、たまたまそのゲームが得意で、本当にラッキーでした。『モンスト』自体の人気がなければ大会も開かれていませんでしたし、自分の得意なものを多くの人に披露できる機会もあったのは良かった。らせつ選手:2021年からずっと応援してくれたファンには本当に感謝です。グランプリが好きな人にも感謝です。終わるって話を聞いた時、なんで終わるんだろうと思ったけど、最後の大会だからこういった演出にしてくれたと思えるところもあって、心にくるものがありました。運営にも感謝。みんなには感謝しかありません。エルニーTOSSY選手:運営はもちろん、競技シーンを盛り上げてくれた仲間、ライバルが泣いているところをみて、背負ってやってきたんだなと実感しました。本当に関わった人すべてに感謝です。——ありがとうございました。優勝盾を掲げるきまぐれクリティカル 柴田将平アナインタビュー:「『モンストグランプリ』は私のゲーム実況の原点」 フリーアナウンサーとして独立して以降、「モンストグランプリ」に携わってきた柴田アナウンサーにも、最後の「モンストグランプリ」を終えた感想をうかがいました。——「モンストグランプリ」の実況を長年勤め、携わってきましたが、振り返ってみて、モンストグランプリについての感想をお聞かせください。柴田アナ:すごくいい大会でしたね。「モンストグランプリ」では、いつも以上に点での実況にならないように気をつけていました。点での実況になると試合試合のうまいプレーだけをピックアップすることになり、見たまんまで実況がいらなくなるとまで思っています。今大会も最高位がベスト4で優勝しきれない無冠の帝王のきまぐれクリティカルと、グランプリで2回の優勝を経験したのは4人だけの中、その功績に挑むミラノ風カルボナーラという、それぞれのチームの背景を紡いでいきたかった。「モンストグランプリ」は他のタイトルと比べても選手の熱さや思いが強いタイトルです。その熱さをしっかりと伝えられたことは良かったと思います。終わってしまうのは残念ですが、長いゲーム大会の歴史において、いい締めくくりであったとは思います。——柴田さんはテレビ局を辞めてフリーのeスポーツ実況に転身すると同時に、「モンストグランプリ」の実況を担当していました。いわば、柴田さんのeスポーツ実況の歴史と「モンストグランプリ」はリンクしていると思いますが、そのあたりはいかがですか。柴田アナ:2018年にフリーアナウンサーになってから現在まで、ずっと携わらせていただいている3タイトルがあります。『モンスト』『コンパス』『ポケモンカード』ですね。その3つはeスポーツ実況の軸になっていると思います。どのタイトルもそれぞれに熱い思いがあるんですが、参加する人たちの大会に対する思いは(モンストグランプリが)一番強く感じていました。それだけにその思いを伝えるために、最も実況する前の取材をしたタイトルでもありますね。私が担当してからの7年間をみても、いろんなことがありました。チームの解散があったり、メンバーの脱退があったり、ずっと届かなかったグランプリの優勝にようやくたどり着いたりと、それぞれのチームにドラマがありました。そこをしっかり取材させてもらったタイトルですね。——すべての試合、大会に思い入れがあると思いますが、それでも一番印象に残っている大会、試合はありますか。柴田アナ:あえて言うのであれば、2023年のグランプリですかね。それまでの競技シーンを支えていた今池壁ドンズαやGVなどの代表選手がチームを離れ、新たなチームとして参戦していました。そこに2019年のジュニアグランプリから登場した新星たちが挑んで来ました。ミラノ風カルボナーラときまぐれクリティカルはどちらも決勝大会に進出するも対戦する前に敗退。そして、決勝戦は先ほど言ったベテラン選手が新たに率いたMTTとクルセイダーズの対決となり、クルセイダーズが優勝しました。まさに新旧入り交じった集大成のような大会でしたね。ミラノ風カルボナーラのリーダーのleft選手は、2016年の今池壁ドンズの優勝をみてグランプリを目指すようになり、そこも繋がっていたんですよね。実況で思い出されるのは、2019年のグランプリですね。2018年に(JeSUの)プロライセンス制度が始まってプロ化の波が押し寄せてきた翌年、地方予選でプロチームが軒並み敗退し、決勝大会に進出できたのはアラブルズのみ。唯一残ったアラブルズの、プロとしての責任と意地が相まった熱い思いを伝えられたことが思い出されます。——大会自体も「XFLAG PARK」や「DREAMDAZE」ではなく、『モンスト』10周年を記念する「MONSTER STRIKE 10th Anniversary Party」の中で行われ、いつも以上に特別な大会でもありました。柴田アナ:その大会を受けて、今回の大会ではミラノ風カルボナーラときまぐれクリティカルの新たな力が決勝でぶつかったのは本当に運命的でしたね。今池壁ドンズαとGVがグランプリの中期を支えた代表的なチームだとすると、ミラノ風カルボナーラときまぐれクリティカルは間違いなく後期を支えたチームでした。この新旧のチームの活躍の前には、ミラノ風カルボナーラやきまぐれクリティカルよりも一歩早く、グランプリの最若手として登場したCatsの存在がありました。このチームが特異点となり、世代を紡ぎ始めていったと思います。——最後に、柴田さんがチームの人に良く聞いていたセリフだと思いますが、柴田さんにとって「モンストグランプリ」はどんな存在でしたか?柴田アナ:いつも聞いている立場ですが、自分がいざ聞かれると少し困りますね。そうですね、ゲーム大会の実況を教えてくれた原点かな。ゲームで一番大事なのは、人と人を繋げることだと思っています。それを教えてくれたのは「モンストグランプリ」です。ゲームをプレーする人の多くは、ひとりで遊ぶ。そこから人と繋がっていき、現在があります。同じチームとして練習し、ライバルと切磋琢磨し、お互いを認め合う。ゲームにとって一番大事なものがあった大会だった。今思うと、アナウンサーとして、大会の熱量に呼応するだけの表現力は足りていなかったかもしれません。おそらく実況している内容以上に、シーンごとに思い入れはありました。ストライクショットを決める柴田将平アナウンサー 国産タイトルとしてeスポーツ黎明期を牽引した「モンストグランプリ」の功績 実は筆者がモンストグランプリを取材しはじめたのも、2018年からです。当時はまだeスポーツという言葉も定着していませんでしたが、多くの観客を集めていたのには驚きを隠せませんでした。日本でもこのクラスの大会が開催できることをみて、eスポーツが観戦するエンターテインメントとして確立していくことを確信しました。プロライセンス制度の導入からプロツアーの開催と順風満帆と思えた『モンスト』の競技シーンでしたが、コロナ禍によって大きく後退せざるを得なくなりました。eスポーツはエンタメの中では、コロナ禍の影響を受けなかった部類にカウントされますが、それでも個々で見てみると大打撃を喰らったタイトルはいくつもあります。『モンスト』はそのひとつでしょう。eスポーツは海外発祥で、海外で発展してきたものを輸入してきた感があります。なので、eスポーツの中心はMOBAであり、シューティングでした。そこに『モンスト』が国産タイトルとして、日本のeスポーツを牽引できたことは大きな意味がありました。ジャンルを問わず競技シーンが作れること。日本有数のプレーヤー人口を誇る『モンスト』だからこそ日本でのeスポーツの知名度と理解を高めるのに役立ったこと。このふたつは、日本のeスポーツの発展に大きく寄与したのではないでしょうか。「モンストグランプリ」はこれで終了しますが、これで二度と大会が行われなくなるということではないと思います。環境や状勢が変わり、競技シーンを望む声が高くなれば、復活する可能性は十分にあると思います。これだけ熱量とポテンシャルのある大会は数多くありません。きっと一度休んで見直したあと、よりパワーアップした形で復活してくれると信じています。今は長年、多くの人を楽しませてくれた「モンストグランプリ」に感謝しかありません。写真で振り返る「モンストグランプリ」 最後に、2018年からのモンストグランプリの名シーンを振り返ります。2018年 「モンストグランプリ2018」では優勝の副賞としてカローラスポーツが提供されていました 優勝した今池壁ドンズα。この年からプロライセンス制度が始まります モンストプロツアーもこの年から始まりました。12月には秋葉原UDXでファイナルが行われ、多くの来場者を集めました ファン対応をする今池壁ドンズα 2019年 プロチームが1チームしか決勝大会に進めなかったという波乱が起きた「モンストグランプリ2019」。決勝戦ではどんどんススムンガの“伝説のこゆき”が炸裂しました 2年目となった「モンストプロツアー」は名古屋最終戦まで有観客で行われていました ファイナルでコロナ禍に突入し、急遽無観客での開催に。優勝したのはアラブルズ 2020年 2020年はコロナ禍が始まり、「XFLAG PARK」がオフライン無観客で行われました。「モンストグランプリ」は予選大会の開催もままならず、今大会では開催を見送っています 2021年 「モンストグランプリ2021」はなんとか開催できましたが、スタジオ撮りの無観客大会でした 「モンストグランプリ2021」から優勝トロフィーがティファニー社製に プロツアーはプロリーグと名を変え、復活。ファイナルはなんと12月31日の大晦日に開催し、年が明けて2年越しで開催されました。また、少ないながらも有観客での開催も解禁しています 「モンストプロリーグ2021」で優勝したのはCats 2022年 「モンストグランプリ2022」は、新世代代表といえるミラノ風カルボナーラが優勝しました 2023年 「モンストグランプリ2023」は、モンスト10周年アニバーサリーパーティにて行われました。『モンスト』を初期から支えた有名ストリーマー、YouTuberが出演。会場は音楽祭などが開催されえるホテルの大ホールで行われ、ゲームイベントとしては類を見ない豪華さでした 「モンストグランプリ2023」を制したのは、クルセイダーズ 2024年 舞台がDREAMDAZEに変わった「モンストグランプリ2024」はAMiiiiDA。プロツアーから参加しながら、プロライセンスに届かなかったななか選手がようやくプロライセンスを取得しました モンストグランプリ2025:https://event-info.monster-strike.com/grandprix/2025/モンスターストライク(モンスト)公式サイト:https://www.monster-strike.com/モンスターストライク スタジアム:https://www.stadium.monster-strike.com/