【優勝インタビュー+現地レポート】チームブースがパワーアップで今シーズンは会場にも大きな変化が!?——RIDDLE ORDERが完全優勝を果たした国内リーグ「VALORANT Challengers Japan 2025」
提供元: eSports World

▲正面以外にも、巨大なサブディスプレーが吊り下がっており、どの位置にいても試合は見やすい
そんなすさまじい試合が開催されたのは、東京の西側にある「京王アリーナTOKYO」。以前、東京五輪の会場としても利用されたことがあり、今年2月に「武蔵野の森総合スポーツプラザ」から名前が変わったばかりの大型スポーツ施設だ。

▲会場のいたるところに戦略フレンズが隠されているという、遊び心満載の会場。場所は日替わりなので、フルコンプリートはかなり難しい
今回はそんなChallengers Japan最終決戦の様子を、余すところなくレポートするとしよう。
初日から大激戦——スーパープレー連発で会場は大熱狂
初日に実施された準決勝の対戦カードは、NFX vs FL。NFXの円陣、そしてFLの「一本締め」で気合いを入れる。

▲NFXの円陣。BlackWiz「練習したことをやって、勝つだけ。あとは楽しもう!」
第1マップの「カロード」は、4:13でNFXが勝利。一方で第2マップの「サンセット」は、13:3でFLが勝利。お互い、自身のピックマップは堅調に獲得していく。
第3マップの「ロータス」は、ほぼ同点のまま試合が進み、最終的にはオーバータイムに突入。勝っては負け……というもどかしい展開の中、王手をかけたのはFLであった。

▲角に隠れたEsperanza。最後の最後まで我慢し、スティンガーで全員をキル。武器不利ラウンドをACEでひっくり返す、波乱の幕開けとなった(https://www.youtube.com/live/NFuviQM9KRc?si=UVJJg7851uWy_QZj&t=11686)
運命の第4マップは「ヘイヴン」。こちらも互いに拮抗しながら、ほぼ同点のままラウンドを重ねていく。だが勝負ラウンドの第22ラウンド、FL側の的確なカバーによりNFXは惜敗。FLのマッチポイントの中、NFXは武器が不利な状況に追い込まれた。
迎えた第23ラウンド、ここでもFLは安定したプレーを見せ、結果NFXは敗北。翌日の決勝戦に駒を進めたのはFLであった。

▲必死に喰らいつくNFXだったが、先に人数有利を獲得したFLがそのまま勝利。NFXはこの時点で3位敗退が確定した(https://www.youtube.com/live/NFuviQM9KRc?si=eyMRVvVX7QfXix2C&t=19721)

▲カメラに向けて啖呵を切るGON。「おいJoxJo、首洗って待っとけ!」と明日の試合を盛り上げる(https://www.youtube.com/live/NFuviQM9KRc?si=YJtuN_tWS4aRL3q-&t=20090)

▲翌日には、さっそく応援ボードが作られていた
推しグッズが買える! 推し選手に会える!——チームブースを散策してみた
会場内には、国内チームのブースが設けられた。どのチームも、グッズ販売やファン交流などといった独自の企画が目白押しだ。
NOEZ FOXX(NFX)
準決勝で惜しくも敗れたNFX。翌日の決勝では、ブース内に選手たち、そしてDJふぉいオーナーが登場。誰と撮影するかも、好きに選ぶことができる。ファンにはたまらない企画であること間違いなしだ。

▲キツネのポーズで記念撮影! 終了後にはグータッチまでしてくれるぞ

▲「一押しのグッズは?」と聞くと、NFXのロゴのついたハンドスピナー(数量限定で無料配布)をオススメされた。なぜかマーカーペンが付いているが、実用性は未知数だ
REJECT(RC)
RCブースでは、グッズ販売の他にマウスの展示も行われていた。国内未発売を含む新作デバイスを、実際にさわって試すことができる。
ここ最近は「REJECT GEAR」として、ゲーミングデバイス開発に力を入れていることがうかがえる。やはり、選手目線での商品開発ができることが強みなのだろう。単なるファングッズではなく、1ゲーマーにしっかりとオススメできるデバイスばかりだ。

▲REJECTとLAMZUがコラボした、ポーリングレート8kの新作マウスたち。特に一番左の「MAYA 8K」は45g(±2g)という驚きの軽さ

▲hiroronn選手(左)とMeatPieN選手(右)もブースに登場。バッチリ記念撮影もできるぞ!
QT DIG∞(QTD)
今年4月に「Sengoku Gaming」からリブランディングされたQTDでは、シーズン中も活躍したmisaya選手とKippei選手が、ほぼ2日間フルでブース内でファン対応を行っていた。以前から選手と会える率が高いことで有名なチームだが、今年もやはり健在のようだ。

▲オススメグッズはやはり「色紙」だろう。そのままブースにいる選手に、サインを書いてもらうことができるぞ

▲ブースでは、なんとクローヴとキルジョイがアルバイト中! 実は以前開催されたチームのファンミーティングで直接勧誘したそうな

▲クローヴのアビリティー「ピック・ミー・アップ」のポーズで記念撮影
駒を進めるFL、立ち向かうRID——運命の決勝戦
8月24日(日)に行われた決勝戦。見事勝ち進んだFLと、待ち構えるRIDの対決が行われることとなった。観客席ではFLファンの応援ボードがキラキラと輝く一方で、RID側の黄色と黒の警告色のユニフォームもいっそう目立った。

▲円陣を組むRIDに対して、FLは観客と共に一本締め。会場との妙な一体感が生まれた瞬間である
第1マップ、第2マップは、お互いのピックマップをそれぞれ堅調に獲得する。だが第3マップの「アイスボックス」では、さらにノッてきたRID。若干FLが勢いを増す場面はあったものの、基本的には追随を許さない。

▲戦車のようにすべてを薙ぎ払う素早い展開で、勢いのまま第3マップを勝利。先にマッチポイントを獲得したのはRIDだ
第4マップは「バインド」。FL側も決して劣ってなどいないのだが、RIDの単純な火力に前半から押され気味の様子だ。だが中盤には少しずつFLも持ち直し、前半を5:7で折り返す展開となった。

▲yatsukaのデッドロックが、ここぞという時に活躍。RIDの完璧な守りを攻略するのに、あまりにも時間が足りなさすぎる(https://www.youtube.com/live/SdqI3FsHtPE?si=fsDHGYjSO0Y9SRFq&t=21201)
堅調にFLがピストルラウンドを獲得したのも束の間、その次のエコラウンドではまさかのRIDが逆転でラウンドを獲得。有利な状況だったはずが、逆に差をつけられてしまう展開に。

▲yatsukaのシェリフが武器差を一瞬で覆していく。圧倒的なキルスピードに、もはやオブザーバーのカメラも追いつけていない(https://www.youtube.com/live/SdqI3FsHtPE?si=z2fNhiOezsNrKHwc&t=22600)
その結果、FLは思うように得点を重ねることができず、終始RID優勢のまま試合は進行。完全に試合展開を握ったRIDは、第21ラウンド目、残されたGONをそのまま制し勝利。見事日本一の座を手にした。

▲残ったMintyとJoxJoの連携は、少しのチャンスも許さない。そのまま8:13でRIDが優勝(https://www.youtube.com/live/SdqI3FsHtPE?si=ufCssePzmFssu4ND&t=23513)

▲JoxJoは立ち上がって雄叫びを上げた。タイ・バンコクでのリベンジマッチの切符を掴んだ瞬間である

▲昨年の敗北から、ほぼ1からチームを作り直したFL。だがついに、日本一の座を掴むことはできなかった
RIDDLE ORDER 合同記者会見

▲左からryota-(りょうた)サブコーチ、Vorz(ぼるず)コーチ、Minty(みんてぃー)、Seoldam(そるだむ)、Caedye(かえで)、yatsuka(やつか)、JoxJo(じょじょ)
最後に、試合終了直後に行われた選手・コーチとの合同記者会見の様子をお届けしよう。
——まずは優勝おめでとうございます!
全員:ありがとうございます!!
——さっそくですが、試合を終えての感想をお願いします。
JoxJo:Split 1・2でも勝ってはいたんですが、このSplit 3で負ければ、今のメンバーでやるのは最後かもしれなかったので、頑張って勝てて良かったと思います。
yatsuka:JoxJoの言う通り、このメンバーで(負ければ)続くことは多分なかったと思うので、本当にこのVCJ(VALORANT Challengers Japanの俗称)で勝てて良かったと思います。
Caedye:2025年のSplit 1・2・3の全部、シーズンを通して勝てたのがめちゃくちゃうれしいです。日本初らしいです(笑)。

Seoldam:みんなでコールを合わせて、うまく行けたり——。なんだろう、今日は本当に全部が良くて、普通に勝ててうれしいです。
Minty:勝った瞬間は、いっぱい泣くくらいうれしくかったです。RIDDLEに入って、直さなければいけないことも、まだいっぱいあると思うんですけど、努力して勝利できたのでうれしいです。
Vorzコーチ:さっきCaedyeも言っていましたが、すべての大会で勝てたことがうれしいです。またここから気を引き締めて頑張ります。
いきなりJoxJoに「お前シェリフ買え」と言われた——yatsuka選手のスーパープレーの裏事情とは
——バインドの後半14ラウンド、空中を飛ぶレイズをシェリフで撃ち落とすなど、yatsuka選手のかなり展開を大きく変えるプレーが際立ちました。このプレーをしたときの心境をお聞かせください。

▲明らかにFLが有利なはずのエコラウンドだったが、yatsukaのシェリフが破壊した。4キル目には空中のレイズを撃ち落とすスーパープレーを見せ、会場の興奮は最高潮に(https://www.youtube.com/live/SdqI3FsHtPE?si=z2fNhiOezsNrKHwc&t=22600)
yatsuka:あの時は、なんかJoxJoにいきなり「お前シェリフ買え!」って言われて始まったラウンドだったんですけど、最初の1キルを取ったときに「これラウンド取るかも」みたいなエイムの感覚があったので、自分自身では驚かなかったです。

——Seoldam選手は、モニターを少し傾けるセッティングをされていると思います。あれには何か理由はあるのでしょうか。
Seoldam:あれって特に何もないんですけど——。「今日はなんか調子いいな」みたいなノリで調整しながらなので、あまり気にしていないです(笑)。
——本日の試合中に、何か印象に残った会話はありますか?
Seoldam:多分、ピストルラウンドかな? 「みんなで気合い入れて頑張ろう! ファイティン!」と言った瞬間、テックポーズが来て笑った記憶があります。
Minty:あー(笑)。
——以前からCaedye選手は、師匠のBijuさんから伝授された「SiuFatBBのモノマネ」をよくされていたと思うんですが、今回の試合ではMinty選手も一緒になってやっていたかと思います。チーム内で何か伝授したりということはあったのでしょうか。

▲🇨🇳Wolves EsportsのSiuFatBB選手のパフォーマンスが元ネタ。ラウンドを守りきったMinty選手とともに、観客席に向けて堂々と披露(https://www.youtube.com/live/SdqI3FsHtPE?si=GzZg2872700nKtDW&t=21322)
Caedye:俺がやらせました。「Minty立て!」って言って。
Minty:「お前やれ!」つって(笑)。
Caedye:師匠の教えをどんどん広めていく、っと。
——これからはRIDのメンバー全員に広げていく?
Caedye:RID全員もそうだし、RID以外のチームにも広まってくれればうれしいです。
「練習通りにやれば絶対に勝てる」——試合にも現れた王者RIDの風格
——この試合における勝因は何だと思いますか?
Vorzコーチ:練習でやってきたことを、5人それぞれやって、想定通りに勝つマップで勝てたという感じです。
Minty:みんながやるべきことをやって、無理しないといけないところでは無理をして、みんな5人がまとまってたからだと思います。
Seoldam:すいません、何て……。あっ、勝った理由! あー(笑)。
有利な状況でも甘えずに、みんなでやることをやって、コールを合わせて落ち着いたり——。結構FLは少人数戦でゆっくりやるのが好きだとみんな知っていたので、ちゃんとコールを回して情報を交換して、それがうまくいって勝てたと思います。

Caedye:僕たちがスクリムで「バインド」をするときに、大差で勝つ時は僕がピストルラウンドで3キルするんですよ。で、今日の大会もピストルラウンドで3キルしたので、「あ、これ勝ったな」と思いました。
yatsuka:僕たちが勝った一番の要因は、やっぱりryota-サブコーチだと思いますね。チーム練習でも、6人だと詰まりがちな部分があるんですけど、ryota-コーチが入ってからはその詰まりがちな部分を解いてくれるというか。練習の幅が広がったところを、ちゃんと出し切れたのだと思います。
ryota-選手……あっ、ryota-コーチありがとうございます!
Vorzコーチ:そこ間違えるなよ(笑)。

▲後ろで会見を聞いていたryota-サブコーチ。前に出るように背中を押されていたが、恥ずかしそうに断っていた
JoxJo:ちょっと話がずれるかもしれないんですけど、去年のオフラインは僕らの中で勝てるかどうか「50-50じゃない」って感じで、どちらが勝ってもおかしくないという気持ちでいたんですよ。
でも今回は、Split 1・2でも優勝したし、練習のクォリティも高くて、練習通りやれば絶対に勝てるというマインドがみんなの中にあったと思います。心でみんなを信じていたからこそ、それがそのまま大会に出てきたのだと思います。
——今大会のMVPは誰だと思いますか?
Vorzコーチ:ムズっ。そんなに見ないでよ(笑)。

▲回答に困り、ニヤニヤしながらVorzコーチを見つめるMinty
Vorzコーチ:じゃあ、Mintyで。Mintyにします。
——その理由は?
Vorzコーチ:前回のオフラインでも感じたんですけど、何故かオンラインよりオフラインの方がうまくて。与えられた役割にプラスして、期待値以上のことをやってくれる感じ。
なんか正直オンラインの時は、正直たまに「ぽけ~」としている時があるんですけど、オフラインではマジで頼りになります。
——Minty選手はいかがでしょうか?
Minty:全員で——。さすがに。
今日の試合は、本当にチームで勝ち取れた勝利だと思うので、全員ということでお願いします。
——今大会では比較的トラブルが少なかったように感じますが、特にメンタル面において昨年と比べて、何か感じることはありますか?
Vorzコーチ:「去年が~」とか言いたいわけじゃないんですが、今年の運営さんは何かあったときのレスポンスはすごく早いように感じます。
去年のピックミスに関しては、まずそもそもピックミスする奴らがあり得ないんですけど、それ対策としてエージェント提出があったりなど、いろいろとリマインドしてくれるんですよね。そういう面では、あまりいろいろなことを考えなくてもいいというか、本当に助かっています。

▲昨年(2024年)のChallengers Japanでの一幕。選手たちの勘違いにより、適当に選んだエージェントがそのまま採用されてしまった。この結果、RIDは自身のピックマップを落とし危うく敗北寸前に(https://www.youtube.com/live/QWsVg5Pbvyo?t=7347)
——昨年の経験は生きていると思いますか?
Vorzコーチ:自分はちょっと選手じゃないんで——。ただテックポーズには、どこのチームよりも慣れているんじゃないかと感じます。どうですかね?
(無言でうなずく選手たち)
Vorzコーチ:らしいです。
——JoxJo選手は過去、さまざまなチームを日本一に導いた経験があります。この「優勝請負人」として、チームを作るうえで考えていることを教えてください。

JoxJo:いろいろ——本当にいろいろあるんですけど、その中で選ぶとすれば、「雰囲気」ですよね。チーム全体としてチームのメンバーを信じるのか。コーチ含めて、チームに対して不安がないこと。味方を信じたら勝てる。そういう雰囲気を作ることが、勝つために5人全員で頑張ることです。
2度目となるアセンションに向けて

▲このチケットを手にしたのは2度目となるRIDDLE。🇹🇭バンコクで開催されるこの「VCT Ascension Pacific 2025」で準優勝以上になれれば、国際リーグへの昇格を果たすことができる
——VCT Ascensionに向けての意気込みをお願いします。
JoxJo:今は勝ったからプレッシャーを感じるんですけど、僕らは日本で3連続優勝して、ただアセンションでいい実績が出なかったら、それはそれでちょっと不味いなって感じがして。でも今は自信もあるし、本当に勝てるように頑張るので、応援よろしくお願いします。
yatsuka:去年アセンションに出たんですけど、その時も今回出場する🇰🇷Nongshim RedForceと🇮🇩BOOM Esportsに負けてしまったんですが、今回はこの2チームにも勝てる自信があるので、全部倒して、VCT Pacificに行くための努力をしていこうと思います。
Caedye:去年アセンションで負けて、1年間ティア2で頑張って、またアセンションまで行けたんですけど——。まぁ、チャンスだと思って全力で頑張ります。
Seoldam:正直まだ足りないこともいっぱいあるし、もっと完璧にできるように、次の大会まで全力で練習して、勝てるようにしたいと思います。
Minty:海外の公式大会はこのアセンションが初めてなので、まだどういうことになるか僕も分からないんですけど——。僕も成長して、アセンションに優勝できるように練習したいと思います。
Vorzコーチ:去年、海外の地で感じた経験や反省点を、今年は同じミスをしないように、学んだことを生かして頑張りたいと思っています。

▲チームで唯一、昨年の優勝を経験していないMinty選手。さまざまな地域の強豪が集う中、果たして海外でも練習通りの成果を発揮できるのだろうか
——最後にファンへのメッセージを、代表してお願いします。
Caedye:日本代表として、応援してくれている人たちに、RIDDLEのガンバディーを買わせてあげるために頑張ります! 応援お願いします。
——ありがとうございました!
———
昨年のドラマティックな勝利とは異なり、今大会のRIDは極めて安定したプレーであっただろう。もちろん昨年はさまざまなトラブルがあったとはいえ、それを抜きにしても今年ほどの落ち着きはなかったように思える。これはやはり、長い長い練習と数多の勝利に裏打ちされた、圧倒的な自信の現れだろう。
結局のところ、RIDが目指すのは今よりも遥かに厳しい国際リーグだ。ここで圧倒的な勝利ができなければ、ティア1の国際リーグでやっていくことは難しいのかもしれない。
そんな圧倒的王者が世界を目指し戦う「VCT Ascension Pacific 2025」は、再来月の10月13日(月)から開幕予定。RIDにとっては束の間のオフシーズンとなるが、果たしてこの期間に、どのような成長を見せてくれるのだろうか。RIDガンバディーのためにも、ぜひとも応援したい。
撮影:まいる
編集:いのかわゆう
【まいるプロフィール】
関西を拠点にする男性コスプレーヤー。イベントや大会によくコスプレ姿で出没する。2021年頃から『VALORANT』にハマり、競技シーンを追い続ける。現在の推しチームは「CREST GAMING」。
X:@mlunias(Photo by Subaru.F.)
関西を拠点にする男性コスプレーヤー。イベントや大会によくコスプレ姿で出没する。2021年頃から『VALORANT』にハマり、競技シーンを追い続ける。現在の推しチームは「CREST GAMING」。X:@mlunias(Photo by Subaru.F.)
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- 【VALORANT】日本勢、あと一歩届かず。世界大会「Masters Santiago」進出を逃す——VCT Pacific 2026 : KICKOFF
- 『VALORANT』の国際大会「VCT Pacific 2026」が1月22日(木)から開幕。今シーズン最初の世界大会「Masters Santiago」出場権をかけた「KICKOFF」が韓国・ソウルで開催された。日本勢は、昨年に引き続きインターナショナルリーグを戦うZETA DIVISION(ZETA)、DetonatioN FocusMe(DFM)の2チームに加え、昨年のAscension Pacific覇者である韓国チーム「SLT Seongnam」のメンバーを吸収し、昇格枠を継承したVARRELが初参戦。計3チームが世界の強豪に挑んだ。今シーズンは大会初となるトリプルエリミネーションを採用したことで、2度の敗戦から巻き返しが狙えるフォーマットとなった。参考:【VALORANT】「VCT 2026」徹底解説!——スケジュール発表、来年の最高峰リーグ全貌が明らかに。試合数の大幅増加や新システムの導入も躍進を見せたDetonatioN FocusMe、Mastersまであと2勝 今大会、最もMastersに近い位置まで勝ち上がったのが🇯🇵DFMだ。初戦、昨年の強豪🇰🇷Gen.G Esportsを2:0で破る金星を挙げ、最高のスタートを切った。しかし、続くクォーターファイナルでは🇮🇩Rex Regum Qeon(RRQ)に0-2で敗戦。そこから過酷なミッドブラケットへと回ることになった。ミッドブラケットでは、🇵🇭Team Secret、🇮🇳Global Esports、そして🇹🇭FULL SENSEを相手に3連勝を飾る驚異的な粘りを見せたが、セミファイナルで🇰🇷T1に0:2で敗北。最終的に、負けたら終わりのローワーブラケット・セミファイナルで、パシフィックの絶対王者🇸🇬Paper Rex(PRX)と対戦。強気の攻めに食らいついたものの、0:2と悔しい結果に終わり、Masters進出まであと2勝というところで涙を飲んだ。ZETA、VARRELは初戦の壁を突破できず 一方、🇯🇵ZETAと🇯🇵VARRELは苦しい展開を強いられた。 🇯🇵ZETAは初戦で🇹🇭FULL SENSEに0:2で敗北。ローワーブラケットで🇵🇭Team Secretを2:1で下し意地を見せたものの、続く🇰🇷DRX戦で1:2と競り負け、9-10位で大会を終えた。初参戦の🇯🇵VARRELは、初戦の🇮🇳Global Esports、続くローワーブラケットの🇰🇷DRXといずれも強豪相手に善戦したものの、白星を挙げることは叶わず。パシフィックリーグの洗礼を受ける形となった。Pacific代表として「Masters Santiago」へは、🇰🇷Nongshim RedForce、🇰🇷T1、🇸🇬Paper Rexの3チームが駒を進めることとなった。 Masters Santiago出場チームが決定! VCT Pacificのほか、Americas、EMEA、Chinaといった各地域からも「Masters Santiago」への出場チームが決定した。「Masters Santiago」は今シーズン初の世界大会。各地域で開催されたインターナショナルリーグ(KICKOFF)上位のチームが集結し、2026年シーズンの初の世界王者を決める非常に重要な大会だ。本大会は、2026年2月28日(土)から3月15日(日)にかけて、チリ・サンティアゴの会場「Espacio Riesco」で開催される。■ 出場チーム一覧【Pacific】1位:🇰🇷Nongshim RedForce2位:🇰🇷T13位:🇸🇬Paper Rex【Americas】1位:🇧🇷FURIA2位:🇺🇸G2 Esports3位:🇺🇸NRG【EMEA】1位:🇹🇷BBL Esports2位:🇫🇷Gentle Mates3位:🇪🇺Team Liquid【China】1位:🇨🇳All Gamers2位:🇨🇳XLG Esports3位:🇨🇳EDward Gaming大会はスイスステージ(2月28日~3月4日)からスタートし、勝ち抜いたチームがプレーオフ(3月6日~3月15日)へと進出する形式。 すでにスイスステージ初戦のカードも一部決定しており、🇸🇬Paper Rex vs 🇺🇸G2 Esportsや、🇰🇷T1 vs 🇪🇺Team Liquidといった、地域を代表するスター軍団同士の激突が、開幕早々から予定されている。2026年シーズンの勢力図を占うこの最初の大舞台で、どのチームが世界一の称号を手にするのか。南米の地で繰り広げられる熱戦に期待が高まる。次なる戦い「Stage 1」の組み合わせも発表! 大会最終日のライブ配信では、「Masters Santiago」の閉幕後に開催される「VCT Pacific 2026 Stage 1」のグループ分けも発表された。Stage 1では、全12チームが「GROUP ALPHA」と「GROUP OMEGA」の2グループに分かれ、再び熱い戦いを繰り広げる。グループ分けは以下の通り。■GROUP ALPHA🇯🇵DetonatioN FocusMe🇰🇷Nongshim RedForce🇰🇷T1🇸🇬Paper Rex🇮🇩Rex Regum Qeon🇹🇭FULL SENSE■GROUP OMEGA🇯🇵ZETA DIVISION🇯🇵VARREL🇰🇷DRX🇰🇷Gen.G Esports🇮🇳Global Esports🇵🇭HTeam Secret「GROUP ALPHA」には今大会のトップ3が集結する過酷な組となった。一方で「GROUP OMEGA」には🇯🇵ZETA DIVISIONと🇯🇵VARRELが同組となり、パシフィックの舞台での「日本ダービー」にも大きな注目が集まる。KICKOFFでの雪辱を誓う日本勢が、このStage 1でどのような進化を見せてくれるのか。Masters後の再開幕から目が離せない。© 2025 Riot Games, Inc. All Rights Reserved.■関連SNSVALORANT // JAPAN:https://x.com/VALORANTjpVALORANT Champions Tour JAPAN:https://x.com/valesports_jp