【大会レポート+インタビュー】 無課金勢のイスコ選手、世界で活躍するぐっさん選手を下して驚異の全勝優勝! ——東京eスポーツフェスタ2026 eFootball部門
提供元: eSports World
「eFootball」の大会は小学生以上なら誰でも参加できるオープン大会。最大128名により当日の会場予選から決勝まで行われた。

▲準決勝・決勝はステージ上で行われた
優勝したのは、普段からランクマッチなどをプレーしているという“無課金勢”のイスコ選手。アマチュアの立場からプロを押し退けて優勝を果たした。
東京eスポーツフェスタとは
東京都や関連団体で構成される実行委員会が主催する「東京eスポーツフェスタ」は、eスポーツの普及と関連産業の振興を目的に開催されているeスポーツイベントだ。2020年から開催されていて、今年開催される「東京eスポーツフェスタ2026」は7回目となる。
東京都や関連団体で構成される実行委員会が主催する「東京eスポーツフェスタ」は、eスポーツの普及と関連産業の振興を目的に開催されているeスポーツイベントだ。2020年から開催されていて、今年開催される「東京eスポーツフェスタ2026」は7回目となる。
予選から決勝までオフラインで行う短期決戦
「eFootball」の予選はスイスドロー方式で、5回試合を行って上位4名が決勝に進出。1位と4位、2位と3位により準決勝を行い、勝者同士がステージ上で決勝を戦う。試合はBo3(2試合先取)だ。
【主な大会レギュレーション】
参加資格:2025年4月2日時点で満6歳以上のプレーヤー
会場予選:
最大128名によるスイスドロー5回戦を行い、上位4名を決定。勝利選手の勝ち点は3点、敗北選手は0点。不戦勝は勝ち点3で、0-0のスコアとして扱う。
ステージ決勝:
会場予選のスイスドロー上位4名でシングルエリミネーショントーナメントを実施。準決勝は1位と4位、2位と3位で戦う。Bo3(2試合先取)で、第1試合で選択したチームを試合を通して使用する
使用端末:参加者本人のスマホなどを使用
優勝賞品:「東京都知事杯」
参加資格:2025年4月2日時点で満6歳以上のプレーヤー
会場予選:
最大128名によるスイスドロー5回戦を行い、上位4名を決定。勝利選手の勝ち点は3点、敗北選手は0点。不戦勝は勝ち点3で、0-0のスコアとして扱う。
ステージ決勝:
会場予選のスイスドロー上位4名でシングルエリミネーショントーナメントを実施。準決勝は1位と4位、2位と3位で戦う。Bo3(2試合先取)で、第1試合で選択したチームを試合を通して使用する
使用端末:参加者本人のスマホなどを使用
優勝賞品:「東京都知事杯」
決勝大会に勝ち上がった4名には、スイスドローを5戦5勝で駆け抜けたイスコ選手、2年連続世界大会に参戦しているぐっさん選手(Gu_038games)らのほか、FIFA日本予選などにも挑戦しているにゃにゃみ選手(DOPENESS所属のNagi選手)、ナッチャン選手が勝ち上がった。戦績により、公式大会にも数多く参戦しているぐっさん選手とにゃにゃみ選手が、準決勝第2試合で早くも戦うかたちとなってしまった。

▲ステージ左からイスコ選手(左から2番目)、ナッチャン選手、Gu_038games(ぐっさん)選手、にゃにゃみ選手

▲決勝大会のトーナメント。第2試合に実力者が集まった
準決勝第1試合は、予選のスイスドローを負けなしの5戦全勝で駆け抜けたイスコ選手(アーセナル)とナッチャン選手(マンチェスター・ユナイテッド)の試合。1試合目はナッチャン選手が先制するが、イスコ選手が前後半に1点ずつ追加し勝利。2試合目も先制はナッチャン選手だったが、無課金で戦い続けたことが奏功したというイスコ選手が3-2のスコアで2試合目も勝利。決勝に駒を進めた。

準決勝第2試合は、公式大会にも多数参戦しているぐっさん選手とにゃにゃみ選手の対決。1試合目は前半1-1で折り返すが後半は決め手に欠け、PK戦へ。2連続中央を選んだにゃにゃみ選手に読み勝ったぐっさん選手だったが、残り3本を右、左、左と決められ3-2でにゃにゃみ選手が勝利。しかし2試合目は2-1でぐっさん選手が取り返し、勝負は3試合目へ。にゃにゃみ選手が先制点を取り勢い付くかと思われたが、ボール支配率の高いぐっさん選手のフライスルーパスからのシュートなどを決め、3-2で勝利した。

迎えた決勝は、無課金勢のイスコ選手と歴戦のぐっさん選手。1試合目、序盤でイスコ選手が先制するが
ぐっさん選手も巧みなパスワークから取り返し、PK勝負へ。互いに取っては取られてと同スコアで迎えた8本目、イスコ選手が左に決め、ぐっさん選手の右を止めて6-5で勝利する。
2試合目、イスコ選手は開始早々センターに攻め込み、シュートキャンセルからゴールを揺らし先制ゴール。ぐっさん選手も2点を取り返したが、後半でイスコ選手も取り返し2-2に追いつく。そして、3分のアディショナルタイムに突入すると、イスコ選手が早いパス回しからの決勝ゴール。3-2でイスコ選手が優勝を決めた。

イスコ選手インタビュー
優勝したイスコ選手がインタビューに応じてくれたので、その様子をお届けしよう。
▲優勝したイスコ選手
──優勝おめでとうございます。優勝したお気持ちをお聞かせください。
イスコ選手:まさか優勝できるとは思ってなくて、気軽な気持ちで参加したので、名だたるプレーヤーを倒せてすごくうれしいです。
──今回の勝因を教えてください。
イスコ選手:準決勝も決勝も1試合目はすごく緊張して固かったんですけど、2試合目で適応して自分のペースに持っていくことができたのがよかったかなと思います。
──普段大会などにもあまり出ていないとのことですが、どんなふうに『eFootball』を遊んでいるんでしょうか?
イスコ選手:1度『ウイニングイレブン』時代にeJリーグの予選に出たことがあるんですが、大会などは出たことがなく、今日は参加無料だし「やってみるか」と。結構練習はして挑みました。
──では、普段はレートを上げているくらい?
イスコ選手:そうですね。普通に会社員なので、暇つぶしに遊ぶくらいです。
──「東京eスポーツフェスタ」としては、今回初めて『eFootball』が採用されましたが、それが参加のきっかけですか?
イスコ選手:そうですね、配信者の方が「こういうのやるから来なよ」みたいなことを言ってくれたので、ちょっと行ってみるかと思って参加しました。
──ご自身の強さには自信がありましたか?
イスコ選手:結構自信はありました。
──準決勝、決勝と戦ってきた相手についてはどう思われましたか? 特に決勝のぐっさん選手は大会でも活躍されている方でした。
イスコ選手:実は……特に知らなかったんです。すごい方らしいということを聞いて、「えーっ」と思ったんですけど、準決勝の試合も見ていて、自分のプレーができたら勝てるかも、という感覚はありました。試合の序盤はやっぱり圧倒されましたけど、しっかり戦える自信もあったので、うまくプレーできたかなと思います。
──今後の目標があれば教えてください。
イスコ選手:「無課金でレート2000」を目標に頑張ろうと思ってます。
──最後に、応援してくれた方々にメッセージをお願いいたします。
イスコ選手:結構いろいろな反応だったり、彼女が応援してくれたのも含めてすごく力になったと思うので、またこういう大会があったら参加したいと思います。
まとめ
今回から初めて採用された『eFootball』だが、プロからアマチュアまで幅広い層が参加しており、まさに東京eスポーツフェスタの「eスポーツの普及」を目的とするイベントとしては大成功だったと言えるだろう。
特に『eFootball』は誰もが知っているサッカーという競技をベースにしたタイトルでもあり、試合自体も本物のサッカーを見るのと大きく変わらずに楽しめる点で、遊ぶ側にも観る側にも非常に敷居が低い。
また、決勝戦では歴戦のプロを前にアマチュアのイスコ選手が優勝し、eスポーツの「誰にでも可能性が広がっている」という点も体現してくれた。大どんでん返しという意味でもドラマチックな結末となり、会場でも大きな歓声に包まれていた。
ちなみに、イスコ選手に今後の大会参加についても聞いてみたところ、「優勝した後のことなどは特に考えていない」とのこと。あくまで無課金を貫きたいというその姿勢も、多様な楽しみ方を許容してくれるeスポーツらしい。
コナミという日本メーカー発祥のゲームという意味でも、近年国内外で非常に盛り上がっている『eFootball』。老若男女、誰でも無課金で楽しめることを示してくれたイスコ選手の優勝で、さらにゲームの人気が高まるかもしれない。
■東京eスポーツフェスタ 2025 『eFootball』競技大会 アーカイブ
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