昨今注目されているeスポーツ、さまざまなFPSや格闘ゲームが存在する中、今回は自身でデッキを構築し頭脳で戦い運を味方につけ勝利を目指す対戦型オンラインカードバトルゲーム『Shadowverse』(シャドウバース)をご紹介します!
魅力的なキャラクターのカードや音楽、世界観も興味深いゲームとなっています。
『シャドウバース』ってどんなゲーム?
『シャドウバース』は、1対1のカードバトルのアプリゲームです。
プレイヤーは8種類(エルフ、ロイヤル、ウィッチ、ドラゴン、ネクロマンサー、ヴァンパイア、ビショップ、ネメシス)のクラスから1種類を選び、そこから最大40枚からなる「デッキ」を構築します。
ゲームは自分のターン、相手のターンを交代しながら、1枚ずつデッキからカードを引いて行動していきます。最初の手札はお互いのデッキからランダムに選ばれた3枚。行動するには「PP」というコストが必要で、これはターンを経るごとに1ポイントずつ増えていきます。
お互い体力20から始め、相手の体力を0にすれば勝ちとなります。

『シャドウバース』独自のシステムとして「EP」(進化ポイント)という仕組みがあります。任意のカード1枚の効果を進化させることができ、この進化をどううまく使うかで、有利を広げたり逆転したりと、勝利への鍵になります。
「進化」させるには、先攻だと行動ポイントが2ポイント、後攻だと3ポイント必要で、4ターン目からしか発動ができません。
また、各クラスにも特殊なシステムが用意されています。ドラゴンクラスだと”覚醒”、ヴァンパイアクラスだと”復讐”、ネメシスクラスだと”共鳴”といった、そのクラスでしかできない戦い方が存在するので、自分に合うデッキ探しをするのも面白みの一つと言えるでしょう。

通常、カードゲームは核となるデッキを構築するために、ゲーム内で「カードパック」を購入しなければなりません。スマホゲームでよくある課金要素は、この追加カードによるランダム要素です。
しかし、このゲームにはプレイすることで入手できる「無料パック」があります。ゲーム内で使わないクラスのカード(※別のクラスのカードはデッキに使えない)を売却することでゲーム内通貨を入手し、欲しいカードをゲーム内通貨で購入しながら、理想のデッキに近づけられるのです。
さらに、大会公式サイトなどでは、上位入賞者のデッキ紹介やデッキ自動編成システムもあり、それらをマネすることで初心者でも始めやすいのも魅力の一つです。
『シャドウバース』には、一人で遊ぶモードとオンラインで対戦するモードが用意されています。
「ソロプレイ」モードには、選択したクラスでCPUと戦う「メインストーリー」があります。戦い方や操作方法などの練習にもなりますが、群像劇システムなので各クラスのキャラクターストーリーをフルボイスで楽しむこともできます。


でもやっぱり、『シャドウバース』最大の醍醐味といえばオンライン対戦です!
スマートフォンでもPC(Steam、DMM Gamesのいずれか)でもプレイ可能で、クロスプレイも可能です。スマホならいつでもどこでも対戦できるので、男女や年齢を問わず幅広い層に人気があります。人との対戦は、デッキの構築や動き方、カードバトルでの思考もより磨かれ、その奥深さにハマってしまうことでしょう。
頭を使って勝った時の爽快感や達成感は、カードゲームならでは。将棋のように数手先の動きまで考えてしまうので、疲労感もありますが……(笑)。
一つめの魅力は、プレイヤーの実力はもちろんですが、デッキからカードを引くという運要素が存在することです。
オフライン大会では、戦っている選手たちの手札が画面に表示されるので、観客は試合の流れをすべて把握できます。「ここでこのカードを引ければ一発逆転!」というとき、まさにそのカードをドローした瞬間、観客席からは歓声が上がります。
強いプレイヤーは「運」を味方につけているのか、そこまで考え尽くしてデッキを構築しているのか……そんな考察さえも楽しいのです。
プレイヤー側も狙っていたカードをドローした、その快感が忘れられなくなります。時には「運」を必要としないほどうまくデッキが回ることもあり、勝利できたときもうれしいものです。
そんなふうに、初心者でも「運」が良ければ勝てることが、このゲームのいいところだと思います。相手の運が悪い時にこちらが普通にプレイできれば、少し格上にも勝ててしまう時があります。それでも1勝は1勝ですし、自信がつくのではないでしょうか。
ゲームは勝つからこそ楽しいものです。初心者にも優しく始めやすい、さらに勝てる楽しさも得やすい、上を目指せばとてつもなく高みを目指せる……『シャドウバース』はそんなゲームだと言えるでしょう。
二つめの魅力はゲーム内の流動性です。
どんなに楽しいゲームでも、いずれは飽きがきてしまうものです。しかしカードゲームのシステムは、新カードが追加されるとこれまでのゲーム環境や強かったカード、デッキががらりと変わってしまうことが魅力だと思っています。
『シャドウバース』も定期的にカードの入れ替えが起こり、強すぎるカードに制限がかかったり、さらに強いカードが追加されたりして、また1からデッキを作り直し……なんてことも起こります。なので「この時期は勝てなかったけど今なら勝てる」という状況も起こり、飽きてきてもまた張り合いが出てきて楽しめます。

3つめの魅力は、このゲームに存在する1000種類以上のカードとキャラクターです。
各キャラクターにボイスが付いていて、召喚時や進化時には耳に残るセリフが数多くあります。セリフ集のまとめ動画が公開されていたり、好きなセリフランキングがファンの間で開催されていたりと、ゲーム以外でも話題になっています。

また、同じ会社で製作されたスマホゲーム『神撃のバハムート』と世界が繋がっていて、同一キャラクターが登場します。さらに他のアニメやゲームとコラボされることが多く、『ニーアオートマタ』シリーズや『ラブライブ』シリーズ、『Fate』シリーズのほか、『かぐや様は告られたい』など、なじみのある作品目当てでゲームを始めて、気づけばこの『シャドウバース』というカードゲームの虜になっていた、という人も少なくありません。
きっとお気に入りのキャラクター、切り札となるカードに必ず出会えるはずです。
そんな『シャドウバース』ですが、eスポーツとしても注目されており、多くの大会も開かれています。
最高峰の世界大会「Shadowverse World Grand Prix」の優勝賞金はなんとは1億1000万円! 世界各地の戦いを勝ち抜き、選ばれた24名の選手がこの優勝賞金と世界一の名誉を目指して戦うのです。
「Shadowverse World Grand Prix 2018」には、日本人スタープレイヤーで、よしもとLibalent所属のふぇぐ選手が優勝しています。この時の戦いは伝説とも言える内容で、ふぇぐ選手の実力に加えて「運」が炸裂。観客も感動と歓声に包まれ、賞金額と“世界最強”の座を得ることを目の当たりにした、まさに夢の詰まった試合でした。
ちなみに、直近で開催されるはずだった「Shadowverse World Grand Prix 2020」は新型コロナウイルス感染拡大防止のため延期されましたが、2021年6月6日(決勝大会GRAND FINAL)に開催される予定となっています。場所はなんと、さいたまスーパーアリーナ コミュニテイアリーナとなります。
【eスポーツ大会動画アーカイブ】『Shadowverse』の世界大会「World Grand Prix」
メディアなどに取り上げられている国内大会の一つに「RAGE」があります。これは年に4回開催されている公式のオフライン大会です。世界大会は個人戦ですが、国内のプロゲーミングチーム8チームにより、全21節にわたって開催。この大会で上位に入賞した者は「Shadowverse World Grand Prix」に出場できます。
「RAGE Shadowverse Pro League 20-21」は4人1組のチームバトル戦で、総額2400万円のインセンティブがあり、優勝チームには1500万円が授与されます。
国内でも最高峰の優勝賞金であることが『シャドウバース 』の評価につながるとまでは言えませんが、2016年6月のリリースから5年が経過してもなお注目されているゲームだということは、この賞金額からもわかると思います。
ぜひeスポーツの夢の詰まった『シャドウバース』の世界に、今から飛び込んでみませんか?
魅力的なキャラクターのカードや音楽、世界観も興味深いゲームとなっています。
執筆:千彰
『シャドウバース』ってどんなゲーム?

『シャドウバース』は、1対1のカードバトルのアプリゲームです。
プレイヤーは8種類(エルフ、ロイヤル、ウィッチ、ドラゴン、ネクロマンサー、ヴァンパイア、ビショップ、ネメシス)のクラスから1種類を選び、そこから最大40枚からなる「デッキ」を構築します。
ゲームは自分のターン、相手のターンを交代しながら、1枚ずつデッキからカードを引いて行動していきます。最初の手札はお互いのデッキからランダムに選ばれた3枚。行動するには「PP」というコストが必要で、これはターンを経るごとに1ポイントずつ増えていきます。
お互い体力20から始め、相手の体力を0にすれば勝ちとなります。
『シャドウバース』ならではの特徴


『シャドウバース』独自のシステムとして「EP」(進化ポイント)という仕組みがあります。任意のカード1枚の効果を進化させることができ、この進化をどううまく使うかで、有利を広げたり逆転したりと、勝利への鍵になります。
「進化」させるには、先攻だと行動ポイントが2ポイント、後攻だと3ポイント必要で、4ターン目からしか発動ができません。
また、各クラスにも特殊なシステムが用意されています。ドラゴンクラスだと”覚醒”、ヴァンパイアクラスだと”復讐”、ネメシスクラスだと”共鳴”といった、そのクラスでしかできない戦い方が存在するので、自分に合うデッキ探しをするのも面白みの一つと言えるでしょう。

『シャドウバース』を遊ぶのに必要なお金は?
通常、カードゲームは核となるデッキを構築するために、ゲーム内で「カードパック」を購入しなければなりません。スマホゲームでよくある課金要素は、この追加カードによるランダム要素です。
しかし、このゲームにはプレイすることで入手できる「無料パック」があります。ゲーム内で使わないクラスのカード(※別のクラスのカードはデッキに使えない)を売却することでゲーム内通貨を入手し、欲しいカードをゲーム内通貨で購入しながら、理想のデッキに近づけられるのです。
さらに、大会公式サイトなどでは、上位入賞者のデッキ紹介やデッキ自動編成システムもあり、それらをマネすることで初心者でも始めやすいのも魅力の一つです。
『シャドウバース』の一人用/オンラインマッチは?
『シャドウバース』には、一人で遊ぶモードとオンラインで対戦するモードが用意されています。
「ソロプレイ」モードには、選択したクラスでCPUと戦う「メインストーリー」があります。戦い方や操作方法などの練習にもなりますが、群像劇システムなので各クラスのキャラクターストーリーをフルボイスで楽しむこともできます。


でもやっぱり、『シャドウバース』最大の醍醐味といえばオンライン対戦です!
スマートフォンでもPC(Steam、DMM Gamesのいずれか)でもプレイ可能で、クロスプレイも可能です。スマホならいつでもどこでも対戦できるので、男女や年齢を問わず幅広い層に人気があります。人との対戦は、デッキの構築や動き方、カードバトルでの思考もより磨かれ、その奥深さにハマってしまうことでしょう。
頭を使って勝った時の爽快感や達成感は、カードゲームならでは。将棋のように数手先の動きまで考えてしまうので、疲労感もありますが……(笑)。
『シャドウバース』を遊んでほしい! 3つの魅力
なぜこんなに人々がeスポーツとしての『シャドウバース』に熱狂するのか、その魅力をお教えします。(1)プレイヤーの実力が引き寄せる運要素「神の引き」
一つめの魅力は、プレイヤーの実力はもちろんですが、デッキからカードを引くという運要素が存在することです。
オフライン大会では、戦っている選手たちの手札が画面に表示されるので、観客は試合の流れをすべて把握できます。「ここでこのカードを引ければ一発逆転!」というとき、まさにそのカードをドローした瞬間、観客席からは歓声が上がります。
強いプレイヤーは「運」を味方につけているのか、そこまで考え尽くしてデッキを構築しているのか……そんな考察さえも楽しいのです。
プレイヤー側も狙っていたカードをドローした、その快感が忘れられなくなります。時には「運」を必要としないほどうまくデッキが回ることもあり、勝利できたときもうれしいものです。
そんなふうに、初心者でも「運」が良ければ勝てることが、このゲームのいいところだと思います。相手の運が悪い時にこちらが普通にプレイできれば、少し格上にも勝ててしまう時があります。それでも1勝は1勝ですし、自信がつくのではないでしょうか。
ゲームは勝つからこそ楽しいものです。初心者にも優しく始めやすい、さらに勝てる楽しさも得やすい、上を目指せばとてつもなく高みを目指せる……『シャドウバース』はそんなゲームだと言えるでしょう。
(2)定期的に新カードが追加されるメタの流動性
二つめの魅力はゲーム内の流動性です。
どんなに楽しいゲームでも、いずれは飽きがきてしまうものです。しかしカードゲームのシステムは、新カードが追加されるとこれまでのゲーム環境や強かったカード、デッキががらりと変わってしまうことが魅力だと思っています。
『シャドウバース』も定期的にカードの入れ替えが起こり、強すぎるカードに制限がかかったり、さらに強いカードが追加されたりして、また1からデッキを作り直し……なんてことも起こります。なので「この時期は勝てなかったけど今なら勝てる」という状況も起こり、飽きてきてもまた張り合いが出てきて楽しめます。

(3)1000種類以上のカードとキャラクター
3つめの魅力は、このゲームに存在する1000種類以上のカードとキャラクターです。
各キャラクターにボイスが付いていて、召喚時や進化時には耳に残るセリフが数多くあります。セリフ集のまとめ動画が公開されていたり、好きなセリフランキングがファンの間で開催されていたりと、ゲーム以外でも話題になっています。

また、同じ会社で製作されたスマホゲーム『神撃のバハムート』と世界が繋がっていて、同一キャラクターが登場します。さらに他のアニメやゲームとコラボされることが多く、『ニーアオートマタ』シリーズや『ラブライブ』シリーズ、『Fate』シリーズのほか、『かぐや様は告られたい』など、なじみのある作品目当てでゲームを始めて、気づけばこの『シャドウバース』というカードゲームの虜になっていた、という人も少なくありません。
きっとお気に入りのキャラクター、切り札となるカードに必ず出会えるはずです。
国内外のeスポーツの盛り上がりは?
そんな『シャドウバース』ですが、eスポーツとしても注目されており、多くの大会も開かれています。
世界大会「Shadowverse World Grand Prix」
最高峰の世界大会「Shadowverse World Grand Prix」の優勝賞金はなんとは1億1000万円! 世界各地の戦いを勝ち抜き、選ばれた24名の選手がこの優勝賞金と世界一の名誉を目指して戦うのです。
「Shadowverse World Grand Prix 2018」には、日本人スタープレイヤーで、よしもとLibalent所属のふぇぐ選手が優勝しています。この時の戦いは伝説とも言える内容で、ふぇぐ選手の実力に加えて「運」が炸裂。観客も感動と歓声に包まれ、賞金額と“世界最強”の座を得ることを目の当たりにした、まさに夢の詰まった試合でした。
ちなみに、直近で開催されるはずだった「Shadowverse World Grand Prix 2020」は新型コロナウイルス感染拡大防止のため延期されましたが、2021年6月6日(決勝大会GRAND FINAL)に開催される予定となっています。場所はなんと、さいたまスーパーアリーナ コミュニテイアリーナとなります。
【eスポーツ大会動画アーカイブ】『Shadowverse』の世界大会「World Grand Prix」
国内大会「RAGE Shadowverse」
メディアなどに取り上げられている国内大会の一つに「RAGE」があります。これは年に4回開催されている公式のオフライン大会です。世界大会は個人戦ですが、国内のプロゲーミングチーム8チームにより、全21節にわたって開催。この大会で上位に入賞した者は「Shadowverse World Grand Prix」に出場できます。
「RAGE Shadowverse Pro League 20-21」は4人1組のチームバトル戦で、総額2400万円のインセンティブがあり、優勝チームには1500万円が授与されます。
まとめ
さまざまなカードを吟味し、自分に一番合ったデッキを目指して、お気に入りのカードを集めて戦ってみると、eスポーツの奥深さや魅力にふれることができると思います。国内でも最高峰の優勝賞金であることが『シャドウバース 』の評価につながるとまでは言えませんが、2016年6月のリリースから5年が経過してもなお注目されているゲームだということは、この賞金額からもわかると思います。
ぜひeスポーツの夢の詰まった『シャドウバース』の世界に、今から飛び込んでみませんか?
Shadowverse(シャドウバース)
ジャンル:対戦型オンラインTCG
価格:基本無料(アイテム課金制)
【iOS版】必須環境:iOS 9.0以降
【Google Play版】必須環境:Android 4.4以降
【DMM GAMES版/Steam版】必須環境:Windows 8.1/10(64ビット)、Mac OS X 10.11以上
シャドウバース公式サイト:https://shadowverse.jp/world/
シャドウバースeスポーツ公式サイト:https://esports.shadowverse.com/?lang=ja
ジャンル:対戦型オンラインTCG
価格:基本無料(アイテム課金制)
【iOS版】必須環境:iOS 9.0以降
【Google Play版】必須環境:Android 4.4以降
【DMM GAMES版/Steam版】必須環境:Windows 8.1/10(64ビット)、Mac OS X 10.11以上
シャドウバース公式サイト:https://shadowverse.jp/world/
シャドウバースeスポーツ公式サイト:https://esports.shadowverse.com/?lang=ja
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- 【本当の熱狂がここに!】陰キャも陽キャも全員集まれ!——FENNELがチアパーティにこだわる理由
- FENNEL(FL)が『VALORANT』の国内リーグ「VALORANT Challengers Japan Split2」のパブリックビューイング「FENNEL チアパーティ(チアパ)」を開催しています。以前、ブリティッシュバーHUBにてパブリックビューイングを経験した我々としては行かないわけにはならないので、さっそく行ってきました。今回は5月10日(水)行われたPlayoff DAY1、Crest Gaming Zst戦におうかがいしました。▲1ラウンド1ラウンド、固唾を呑んで見守るファン。1マップ目からOT(オーバータイム)に持ち込んだ接戦ということもあり、絶叫と歓声が入り交じった熱狂が会場を盛り上げていました ひとりで来ても大丈夫!入ったその日に仲良くなれるFENNELのチアパーティ チアパが開催されたのは、渋谷にあるロスカボス渋谷。入場料1,000円ですが、飲み放題(2,000円)をつけると、合計3,000円がかかります。▲アルコールをメインに扱う飲み放題。メニューを見る限りカクテルが充実しているのがうかがえます PlayOffはBO5なので、最大5試合が観られるとなると結構良心的な値段設定です。5月5日(金)はゴールデンウィークの上、試合は19時開始、対戦相手が国内でも人気のeスポーツチームCrazy Raccoonと、好条件がそろったこともあり、キャパシティ70名のところ100名以上もの参加者が集結。急遽他のフロアも使用しての開催となったとのことです。▲ものすごい熱気で会場が大盛り上がりだった5日5日(金)のCR戦 今回はゴールデンウィーク明けの水曜日、12時開始予定と、条件的にはかなり厳しい条件です。それでも20~30人の参加者はあり、チアパとFENNELの人気の高さがうかがえます。チアパが他のeスポーツチーム、大会など、はたまたフィジカルスポーツなどのパブリックビューイングと一線を画しているのは、その観戦スタイル。基本的に立ち見スタイルで、一緒に観ている人たちと円陣を組んだり、グータッチなどをしながらライブ会場さながらの応援をするところです。▲決められた座席に着席するパブリックビューイングとはことなり、自由に移動できるというとことも相まって会場の一体感は別格。試合前には円陣を組んで鼓舞するシーンも こういった説明をすると、一見、アクティブな人は楽しめるけど、おとなしめのコミュニケーションがうまくない人にとっては苦痛の空間になってしまうのではないかと言う懸念が生まれてくると思います。確かに見た目はスクールカースト上位っぽい人たちが騒いでいるように思えますが、その場に居る人は誰にでもフレンドリーで溶け込ませてくれる雰囲気があります。そのひとつが、スタッフが一緒になって観戦しているところです。▲スタッフもファンも入り交じった会場では、FLがラウンドを取るたびにグータッチで盛り上がる。我々は取材で遠巻きに観戦の様子を観ていましたが、常連と思われる参加者がグータッチをしに来てくれました こういったところは、スタッフが運営側としてしっかりと管理する立場にあると思いますが、チアパの場合は、一緒に楽しんでいます。初めてきた人には率先して声掛けしていましたし、それだからといって無理強いして一緒に盛り上がることを強要している感じでもありません。あくまでも、自主的に参加することを促して、参加してきたら全力で受け入れるっていう印象です。それらは参加者にも伝搬し、リピーターがスタッフと同様な態度で新規客を迎え入れてくれる好循環が生まれています。▲この日のために仕事を午前で切り上げ、他県からはるばるやってきたというファンのふたり。「怖いところかなと思ってたけど、ファンのみんなが優しくてすぐになじめた」と、hiroronn選手がファンだという右側の女性。左側の女性はなんと元CRのファンで、右側の女性に誘われてFLのチアパに参加しているとのこと ▲誰かが飲み物をこぼしてしまったアクシデントが起こってもファンの一体感が垣間見えます。どこからともなく雑巾やタオルを持った別のファンが駆け寄り、あっという間に片付けてしまう。その日出会ったメンツでこの一体感はチアパならではといえるのではないでしょうか 会場の雰囲気作りも手が込んでいました。クラブを彷彿させる店内にDJブースもあり、試合開始前から楽しめるようになっています。試合が始まる直前にはオープニングムービーが流れ、気持ちを高めてくれていました。店内に飾られたFENNELのグッズもいい雰囲気で並べられていました。▲入口にはファングッズの販売コーナーや応援フラッグなど、雰囲気作りにもこだわりを感じました このようにたびたびニュースで見かける地元の公民館でパイプ椅子に座ってオリンピアンを応援するパブリックビューイングとはまったく別モノであることがわかります。チアパだけではないですが、eスポーツチームが行うパブリックビューイングの良さのひとつに、一体感があります。以前取材したHUBではその日に行われた2対戦分の配信を観ていましたので、最大4チームのファン、もしくは『VALORANT』そのもののファンが集まっている感じでした。そのため、どちらかの贔屓のチームが勝利した時に感嘆の声を上げるというよりは、クラッチやエースなどのいいプレイが出た時に盛り上がります。eスポーツチーム開催のパブリックビューイングの場合、基本的にそのチーム、もしくはそのチームに所属する選手のファンです。勝利した時は全員で喜びを享受できますし、負けたら悔しさを共有することができます。例えラウンドを落としても、そのラウンドの良かった部分を褒め称えていたのは、なかなかいい光景でした。FENNELがチアパにこだわる理由 そんなチアパならではの応援形式を提案し、統括しているのがFENNEL エンターテインメント事業部ディレクターの石川龍平氏です。ちょうどチアパの会場に来ていたので、チアパを開催した経緯や今後の展開などを聞いてきました。——チアパを行うようになった経緯を教えてください。石川龍平氏(以下、石川):FENNELのスタッフは熱い人間が多く、事務所などで試合観戦をするとすごく盛り上がるんですよね。FENNELの試合だけでなく、サッカーワールドカップやWBCなど、大きな大会を観ても同様です。この盛り上がりをファンと分かち合いたいと思ったのがきっかけです。これまでeスポーツのイベントというと、スティックバルーンを叩いたり、観戦するだけだったり、ちょっと物足りない気がしていました。応援は全身でやった方が絶対に楽しいと思い、現在のチアパの形となりました。チアパ自体は2023年のVALORANT Challengers Japan Split1から実施していました。——結構やっていますね。実際、チアパをやってみた手応えはいかがでしょうか。石川:初日から来場者は結構いました。ただ、それまでのパブリックビューイングが大人しく観戦することが常識だったので、チアパの理念に共感してくれるか不安でした。ただ実際にやってみると、驚くほどスッとチアパに入ってくれました。最初は盛り上がり切れていないファンのケアをするのに苦慮しましたが、ファン同士の交流が行われるようになってからは、その心配もなくなりました。他のパブリックビューイングと違うのは、やはりスタッフとの距離感ですね。ファンとスタッフが会場で自然と会話できる距離感を保ってくれているので、スタッフとファンに一体感が生まれています。今やFENNEL FAMILYといっているくらいです。5月5日(金)のチアパには100人以上のファンが訪れてくれましたし、リピーターも多いんです。一度来てくれていた人が友だちを誘ってくれているようです。チアパに来て楽しいと思ってくれた結果、誘ってくれたんだと思います。——チアパとしてこだわっている点はありますでしょうか。石川:チアパだけでなく、FENNELというチームは誰からみても“カッコイイ”と思われる、憧れの対象となるチームを目指しています。そのひとつとしてHIPHOPに力を入れており、HIPHOPアーティストのOZworldがメンバーにいるのもその一環ですね。チアパはイベントとしてだけでなく、空間としての格好良さもこだわっています。物販ひとつにしても見栄えのよい展示方法をいつも模索しています。スペース的な問題や数時間の展示であることを考えれば、グッズ一覧の写真を用意するだけでも十分だと思います。しかし、空間としてこだわるのであれば、細部まで手を抜きたくないですね。照明とかもそうです。▲実物を手に取って楽しめるのは購買意欲にも大きく左右される。こういったささいなこだわりが重要だと石川氏 eスポーツの観戦スタイルを変えていきたいですね。観る側の体験をもっと良くしていきたい。——新型コロナも5類指定を受け、よりオフラインでの大会が増えていくと思いますが、チアパは同時に開催していく予定でしょうか。石川:スタジアムでチアパと同じ体験ができるのであれば、チアパを開催する必要はないかも知れません。そうでなければ、スタジアムとは違う体験ができる場としてチアパは残していきたいですね。あとは地方や海外での試合の時は東京でチアパを行うでしょう。先日のSplit1のPlayOffが大阪で開催されたときも東京でチアパを開催しました。東京開催だけでなく、オンラインで応援してくれているファンのためにも地方でのチアパも開催したいですね。——ありがとうございました。——— eスポーツは、個人戦であれ、団体戦であれ、選手のファンが中心で、チーム推し、箱推しをしているファンはあまり見かけないのが現状です。しかし、個人がこういったイベントを開催するにはコストも時間もかかりすぎ、荷が重すぎるといえます。そうなると、やはりチームとしての人気を高めていく必要があるわけです。FENNELのチアパは、憧れを作るきっかけのひとつとして価値が十分にあると感じました。憧れのチーム、もしくは所属する選手を応援する人たちが集まることで、よりそのチームの魅力を分かち合えます。これは憧れのグループアイドルのファンに近しいものがあるかも知れません。チアパを開催することで、チームに憧れるのファンが増え、その結果、FENNELがより多くの頻度、大きな会場でチアパを開催できるようになり、そこからさらにファンの拡大に繋がる好循環が生まれるのではないでしょうか。【岡安学 プロフィール】eスポーツを精力的に取材するフリーライター。ゲーム情報誌編集部を経て、フリーランスに。さまざまなゲーム誌に寄稿しながら、攻略本の執筆も行い、関わった書籍数は50冊以上。現在は、Webや雑誌、Mookなどで活動中。近著に『みんなが知りたかった最新eスポーツの教科書』(秀和システム刊)、『INGRESSを一生遊ぶ!』(宝島社刊)Twitter:@digiyas