【大会レポート】「RAGE Shadowverse 2021 Autumn」GRAND FINALS開催!“夢追う弓道者”きるか選手が無敗で初優勝し賞金400万円を獲得!
提供元: eSports World
<以下、ニュースリリースより>
「RAGE Shadowverse 2021 Winter」開催も発表!
エントリーは10月3日(日)23時59分まで受付中
国内最大級のeスポーツイベント「RAGE」は、対戦型オンラインTCG『Shadowverse』の大会「RAGE Shadowverse 2021 Autumn」GRAND FINALSを2021年9月19日(日)に開催いたしました。
本大会は、2021年7月から行われてきたオンライン予選大会を勝ち進んできたファイナリスト8人が都内スタジオに集結。会場では司会と進行を務めたテレビ朝日アナウンサーの田中萌さん・布施宏倖さん、実況の平岩康佑さん・友田一貴さん、解説の海老原悠さん・くすきさん、ゲスト解説のあぐのむ選手(プロチーム「横浜F・マリノス」所属)・Surre選手(プロチーム「NTT-WEST リバレント」所属)・kendama選手(「RAGE Shadowverse 2021 Summer」優勝者)といった面々が大会の行方を見守りました。
トーナメントを無敗で勝ち上がり、きるか選手が初優勝。賞金400万円と優勝トロフィーを手にし、チャンピオンになった感想を問われると「今まで『Shadowverse』を続けてきてよかったです」とコメントし、誇らしげに拳を突き上げました。
GRAND FINALSはトーナメント形式で、各試合は先に3バトルを制した方が勝利するBO5方式。1試合で3つのデッキを使用でき、2バトル目以降は勝利したデッキは使用できなくなるというルールです。本大会終了後「RAGE Shadowverse 2021 Winter」に関する情報も解禁となりました。
すでに始まっているエントリーは10月3日(日)23時59分まで受け付け、1次予選は10月9日(土)と10月10日(日)、2次予選は10月17日(日)、プレーオフは10月23日(土)に開催となります。
本大会のアーカイブ配信はこちらから視聴することができます。
・OPENREC.tv:https://www.openrec.tv/live/e2zw66m7w8o
・YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=1vh5l-A46KA
・ABEMA:https://abema.tv/channels/world-sports-3/slots/9aGQUnB1W8bLo9
【1回戦第1試合】“友魂の挑戦者”びーびー選手 vs “夢追う弓道者”きるか選手
共にまったく同じタイプのデッキを持ち込んだ初戦は、無敗で予選を突破し「このまま勝ちきれるんじゃないか」と語っていたきるか選手が、その自信にふさわしい力を見せました。同選手はデッキ相性が悪かった第3バトルこそ落としたものの、残るバトルは危なげなく3勝。最初の準決勝進出者となったきるか選手は「あと2つ、がんばって勝って優勝します」と宣言します。
【1回戦第2試合】“不屈のドリームキャッチャー”掴む選手 vs “悠然たる豪勇”CDG選手
第2試合は、2年前の「RAGE Shadowverse 2019 Autumn」のGRAND FINALSで敗退したリベンジに燃える掴む選手と、「GRAND FINALSの対策は何も考えていない」と余裕のコメントをしていたCDG選手が対戦。ここではデッキ相性が優位だった初戦こそ掴む選手が取りますが、2戦目以降はCDG選手が3連勝します。CDG選手は勝利後のインタビューでも「滅茶苦茶緊張した……けど次も緊張するはず」「たぶん掴むさんのほうがうまいけど、滅茶苦茶運がよかった」と、ひょうひょうとした様子を見せていました。
【1回戦第3試合】“ラブ・ファーザー”tattan選手 vs “運命のオールドルーキー”彼方選手
プロを2人撃破してGRAND FINALSに出場した選手同士の第3試合は接戦に。競技シーンに参加するのが初めてながらGRAND FINALSまで辿り着いた彼方選手が2勝すると、第3バトルからはtattan選手が2連勝しこの日初の第5バトルへ突入。
すると最終バトルは彼方選手が丁寧なプレイで勝利し初戦を突破しました。その彼方選手はこの日が誕生日であることを踏まえて、「次も勝って、自分への最高の誕生日プレゼントに近づきたいです」と抱負を語りました。
【1回戦第4試合】“漆黒の剣聖”LVS|Ryu選手 vs “華麗なるスピードスター”井手パイセン/Bhh選手
事前の視聴者による優勝予想で1位となったプロ選手のLVS|Ryu選手と、アクセラレートエルフによる速攻を得意とする井手パイセン/Bhh選手という組み合わせの第4試合。
「プロ選手初の優勝を目指す」と意気込んでいたLVS|Ryu選手でしたが、井手パイセン/Bhh選手のプレイングも冴え渡り、実況席もうなる好バトルが続いて第5バトルまでもつれこみます。その勝者となった井手パイセン/Bhh選手は「ギリギリの戦いだったけど勝ててホッとしています」と安堵の表情を見せていました。
【準決勝第1試合】“夢追う弓道者”きるか選手 vs “悠然たる豪勇”CDG選手
1回戦の後半2試合に続いて、準決勝第1試合も第5バトルまで突入する接戦となりました。その第5バトルでは、きるか選手が冷静なプレイングで勝利。すると同選手は涙を見せながら、「ラスト一戦、絶対勝って優勝します」と力強く語りました。またこの勝利によって、きるか選手は「Shadowverse World Grand Prix 2021」の出場権も得ました。
【準決勝第2試合】“運命のオールドルーキー”彼方選手 vs “華麗なるスピードスター”井手パイセン/Bhh選手
大会初出場ながらここまで勝ち上がってきた驚異の新人・彼方選手がふたたび見事な活躍を見せます。第1バトルで先勝した彼方選手は、その後も冷静にプレイを進めて第4バトルで勝ち抜け。決勝進出と「Shadowverse World Grand Prix 2021」への出場を決めた彼方選手は、インタビュー中も自身の勝利に驚いた様子を見せながらも優勝を誓います。
【決勝】“夢追う弓道者”きるか選手 vs “運命のオールドルーキー”彼方選手
初めての競技参加、さらに誕生日に決勝まで辿り着いた彼方選手でしたが、その快進撃はきるか選手に止められました。きるか選手は第2バトルこそ落としたものの、弓道経験者らしい集中力を発揮し第1バトル、第3バトルで勝利。そして第4バトルでは劇的な勝利を収めて優勝を決めました。
インタビュー&セレモニー
決勝後のインタビューで現在の心境を問われたきるか選手は、目に涙を浮かべながら「まさかここまで来れると思ってなかったので滅茶苦茶うれしいです」と感無量の様子。
続く「この優勝を誰に伝えたいですか?」という質問には「大会前に朝まで練習に付き合ってくれた仲間に伝えたいです。みんなありがとう!」と答え、優勝カップを掲げました。
その後、きるか選手に「RAGE」総合プロデューサー・大友真吾から400万円の賞金プレートを渡されます。続いて『Shadowverse』プロデューサーの木村唯人さんはこの日の戦いを「難しい環境の中で非常にレベルの戦いを見せてもらった。一戦ごとに選手が力を出し切った表情をしていたこと、仲間との思いのようなものを背負っている姿が印象的だった」と振り返り、きるか選手をはじめとする大会参加者を労いました。
■「RAGE Shadowverse 2021 Winter」概要
エントリー期間:
2021年10月3日(日)23:59まで
開催日:
1次予選:10月9日(土)~10月10日(日)
2次予選:10月17日(日)
プレーオフ:10月23日(土)
GRAND FINALS:11月7日(日)
エントリーフォーム:
https://rage-esports.jp/shadowverse/2021winter/entry/howto
エントリー期間:
2021年10月3日(日)23:59まで
開催日:
1次予選:10月9日(土)~10月10日(日)
2次予選:10月17日(日)
プレーオフ:10月23日(土)
GRAND FINALS:11月7日(日)
エントリーフォーム:
https://rage-esports.jp/shadowverse/2021winter/entry/howto
関連記事
-
- 【大会レポート】「ぷよぷよ」年間王者が100万円をゲット!——セガ公式大会「太陽生命 ぷよぷよグランプリ 2024 ファイナル」マッキー選手が優勝!
- 「ぷよぷよ」シリーズの年間王者を決めるセガ公式大会「太陽生命 ぷよぷよグランプリ 2024 ファイナル」が3月17日(日)に開催。マッキー選手が優勝した。<以下、ニュースリリースより>ともくん選手にリベンジを果たしマッキー選手が優勝 株式会社セガは、ジャパン・eスポーツ・プロライセンス認定タイトルである、対戦アクションパズルゲーム「ぷよぷよ」シリーズについて、セガ公式大会「ぷよぷよグランプリ 2024 ファイナル」を2024年3月17日(日)にセガサミーグループ本社(東京・品川)にて開催いたしました。 年間王者の栄冠を獲得し、賞金100万円を勝ち取ったのは、マッキー選手となりました。セガ公式大会「太陽生命 ぷよぷよグランプリ 2024 ファイナル」結果 本大会を制したのは、帰ってきた最強戦士・マッキー選手です。おめでとうございます! 決勝の相手は前回優勝のともくん選手。15連鎖、16連鎖が飛び交う大連鎖勝負になりましたが、終始リードを保ち続けてともくん選手にリベンジを果たし、年間王者の座に輝きました。<優勝コメント・マッキー選手> 1年間ずっと調整してファイナルのために頑張ってきていて、また、今日の出場選手は全員仕上がっていてとても強く全部の試合が辛かったので、優勝できて本当にうれしいです。 GP1ではかなり根を詰めるような練習をし、精神的にも体調的にもギリギリな感じで「勝ちはしたけど調整法を変える必要がある」と感じていました。そこから座学をメインに調整したところ、それはそれで実践が足りずGP2ではともくん選手に負けてしまい優勝を逃したので、ファイナルでは間を取ったような形で調整をして、かなりコンディションのいい状態で挑めたと思います。 <予選リーグ表> <決勝トーナメント表><大会結果> 優勝:マッキー選手 準優勝:ともくん選手 ベスト4:momoken選手 ベスト4:Shiyota選手 大会の模様はライブ配信のアーカイブでご覧いただけます。数々の熱い激戦を、ぜひご覧ください。セガ公式大会「太陽生命 ぷよぷよグランプリ 2024 ファイナル」アーカイブ視聴ページYouTube:https://youtube.com/live/hdTZe02QtIE▲本大会の出場選手(全16名) ▲予選リーグの様子 ▲左から、決勝戦時のともくん選手と、マッキー選手
-
- 【大会レポート】最高同時接続者数は13万人超を記録!——初開催「RAGE STREET FIGHTER」大盛況にて閉幕
- 国内最大級のeスポーツエンタテインメントRAGEが『ストリートファイター6』採用した公式大会「RAGE STREET FIGHTER」を2024年3月24日(日)に有明GYM-EXにて開催。たいじ選手が優勝した。<以下、ニュースリリースより>実力派そろう豪華ストリーマーらによるトーナメントを制したのはたいじ選手 株式会社CyberZ、エイベックス・エンタテインメント株式会社、株式会社テレビ朝日が運営する国内最大級のeスポーツエンターテインメント「RAGE(レイジ)」は、カプコンが開発・運営する全世界販売本数300万本突破の『ストリートファイター6』を採用した公式大会「RAGE STREET FIGHTER」を2024年3月24日(日)に有明GYM-EXにて開催いたしました。 RAGEでは、今回初となる『ストリートファイター6』を採用した本大会は、SHAKAやドンピシャら豪華出演者による最強ストリーマーを決定するダブルエリミネーショントーナメント形式の個人戦で実施いたしました。また、先日Crazy Racoonに移籍したシュート選手や海外大会で優勝経験のある翔選手など有名選手がセコンドとして参戦する中、実力派ひしめく大会を見事制したのはたいじ選手でした。 会場ではオフラインならではのプロ選手との対戦や交流などを楽しむファンも多く、最高同時接続者数は13万人超を記録するなど、オンラインオフラインともに盛り上がりをみせました。 ▼配信アーカイブURL ・YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=NDL-h2z-L5U ・Twitch:https://www.twitch.tv/esports_rage試合の様子 注目の初戦を飾ったのは、SHAKA対蛇足の両者。セコンドのシュート選手の大きな協力もあり、SHAKAが勝利を飾りました。続いて注目のザクレイ対たいじの試合も、たいじが攻めの幅広さを見せて勝利。その後も快進撃を続けてウィナーズファイナルのCeros戦もそのまま物にし、グランドファイナルに進出しました。 ルーザーズブラケットにおいてはありけんが、ドンピシャやザクレイと言った並居るストリーマーをなぎ倒し、ルーザーズブラケットのファイナルまで意地の進出。しかし、ルーザーズファイナルでは、これまで勝利を続けたきたCerosに軍配が上がり、グランドファイナルはたいじ対Cerosというウィナーズファイナルの再戦となりました。 一進一退の白熱した最終戦は、たいじが会場を沸かせるプレーを遺憾なく発揮して、見事優勝を飾りました。優勝後のコメントでは「焦りはあったが、セコンドのAQUAさんの『いつもどおりでいい』という声かけによって優勝することができました」と喜びをあらわにしました。<出場選手一覧 ※括弧内はセコンド> SHAKA(シュート) 蛇足(歌広場 淳) おぼ(もけ) 赤見かるび(trashbox) Ceros(竹内ジョン) Zerost(どぐら) XQQ(立川) 高木(ニシキン) 如月れん(フェンリっち) ドンピシャ(ひぐち) よしなま(立川) しんじ(Jr) 天鬼 ぷるる(翔) ありけん(ナウマン) ザクレイ(ジョニィ) たいじ(AQUA)会場の様子 同会場で設置されたプロ選手交流エリアでは、プロチームのブースでの写真撮影やサイン会などが行われ、プロ選手と対戦するファンとの交流がありました。また、コスプレーヤーたちとの記念撮影会も開催され、オフラインならではの会場を楽しむ様子が見られました。■「RAGE STREET FIGHTER」概要 イベント名:RAGE STREET FIGHTER 開催日程:2024年3月24日(日) 会場:有明GYM-EX ゲームタイトル:ストリートファイター6 主催:RAGE 協力:カプコン
-
- 【大会レポート】ボンちゃん vs ガチくんの日本選手対決も!——『スト6』の招待制トーナメント「Red Bull Kumite 2024」はドミニカ共和国のMenaRD選手が優勝!
- 世界屈指の人気と地位を誇る招待制格闘ゲームトーナメント「Red Bull Kumite 2024」が3月18日(月)にニューヨークにて開催。ドミニカ共和国のMenaRD選手が優勝した。ガチくんはベスト8。<以下、ニュースリリースより>MenaRD (ドミニカ共和国)選手が優勝!日本人選手・ガチくんはベスト8に レッドブルは日本時間3月18日(月) 0時00分より、世界屈指の人気と地位を誇る招待制格闘ゲームトーナメント『Red Bull Kumite 2024』の本戦をアメリカ・ニューヨークで開催し、14名の招待プレーヤーと『Last Chance Qualifier』の優勝者並びに『Play-In』の優勝者の合計16名が出場。決勝では MenaRD 選手が NuckleDu 選手を見事下し、本大会の優勝を勝ち取りました。 日本選手に関しては、ボンちゃん vs ガチくんの日本人レッドブルプレーヤー同士での戦いで会場は大盛り上がり。見事ガチくんが勝利し、TOP8へと駒を進めたものの、次試合では惜しくも Menard 選手の巧みなブランカでの攻撃を打ち破ることができずベスト8でフィニッシュとなりました。 優勝した MenaRD 選手は 【過去いろいろ関わってきた人たちのサポートおかげでこの優勝を手に入れられた。自分のコミュニティや周りのコミュニティとこの優勝を分かち合いたい。自分だけの勝利ではなく、みんなの勝利だ。】と語りました。 来年の Red Bull Kumite は本イベント始まりの地、フランス・パリに凱旋予定です!【開催概要】 名称: Red Bull Kumite 2024 日時: 日本時間 3月18日(月)0:00~10:30 開催場所: Greenpoint Terminal Warehous (アメリカ・ニューヨーク) 内容: フランス発祥の招待制格闘ゲームトーナメント ゲームタイトル:Street Fighter 6 (ストリートファイター6) (C)CAPCOM ルール: 16名のプレーヤーによるシングルエリミネーション方式のトーナメント戦で開催。 14名の招待プレーヤーと『Last Chance Qualifier』の優勝者並びに 『Play-In』の優勝者が出場。各プレーヤーの組み合わせは、 それぞれの選手の初戦の前に発表され、ファーストラウンド、準々決勝、準決勝、 決勝で構成された4ステージをBO9(9回勝負の5本先取)で戦う。 参加人数: 16名 招待選手 ガチくん (日本) /ひびき (日本) /ボンちゃん (日本) /ときど (日本)/ Punk (米国)/ MenaRD (ドミニカ共和国) / Big Bird (アラブ首長国連邦)/ Chris Wong (香港)/ iDom (米国)/ Leshar (韓国)/ Broski (英国)/ Oil King (台湾)/ Mister Crimson (フランス)/ NuckleDu (米国) Red Bull Kumite Last Chance Qualifier 優勝者: Dual Kevin (米国) Red Bull Kumite Play-In 優勝者: Nephew (米国) 公式HP: https://www.redbull.com/jp-ja/events/red-bull-kumite-new-york 主催: レッドブル パートナー: AGON BY AOC /PlayStation/ VICTORIX【配信アーカイブは下記よりご覧ください】 レッドブルジャパン公式Twitch:https://www.twitch.tv/redbulljp レッドブルプレイYouTube:https://www.youtube.com/watch?v=sja3Cb3u4qMRed Bull Kumite New York までの道 ■3月17日(日)Red Bull Kumite Last Chance Qualifier 一般応募256名のプレーヤーによるダブルエリミネーション方式のトーナメント戦。 16組のグループに16名ずつ振り分けられ、上位3名が次のステージへと進出。合計48名によるダブルエリミネーション式トーナメントを実施。■3月17日(日)Red Bull Kumite Play-In 世界各国で行われた国内予選の勝者8名のプレーヤーによるダブルエリミネーション方式のトーナメント戦を実施。Red Bull Kumite とは 格闘ゲーム「ストリートファイター」シリーズを採用したフランス発ゲームトーナメントで、今年で9回目の開催を迎える。格闘ゲーム大国、マンガ大国、そしてアニメ大国である日本へのリスペクトをふんだんに盛り込んだ本トーナメントは2015年にフランスのパリで初開催し、2019年は初めてパリ以外の地、日本(愛知県)で開催しました。以降はロンドンやラスベガスなど世界各地で開催しています。
-
- 【速報レポート】「PCS 2024 Spring Split プレイオフ」SHG、PSGにわずかに及ばず…… 3月28日にDFMのリベンジマッチへ
- 『リーグ・オブ・レジェンド』の春の国際大会「MSI 2024」の出場権をかけて争われる「PCS 2024 Spring Split プレイオフ」のステージ2に、「LJL」1位のFukuoka SoftBank HAWKS gaming(SHG)が登場。PSG Talon(PSG)と激戦の末、惜しくも2-3で敗れた。この結果により、SHGはルーザーズブラケットに落ち、同じく初戦で敗れたDeep Cross Gaming(DCG)と互いに後がない戦いに挑む。多彩なバンピックが登場したSHG vs PSG戦 春のレギュラーシーズン(リーグ戦)では、リーグ自体の違いはあるものの、「LJL」首位のSHGと「PCS」2位のPSGのスタッツはほぼ同等。ヴォイドグラブの獲得率こそPSGが高いが、ドラゴン、ヘラルドなどはSHGの方が獲得している。どちらも集団戦を勝ち切って試合を決めることの多い、チームプレイが見どころのチームだ。迎えたゲーム1、SHGがブルーサイド、PSGがレッドサイドで静かな立ち上がり。レベル6を迎えたタイミングでPSGがヴォイドグラブを狙っている隙に、SHGはボットレーンにガンクを決めるも1-1トレード。わずかな隙をついてPSGがキャッチを狙えば、DashR選手のウルトやテレポートでSHGもすぐに集まる、どちらも譲らない試合展開となったが、ウーコンとアーリの強力な連携により、SHGは1敗を喫する。ゲーム2、SHGはジャングル起用が多いセジュアニを見せ、PSGにサポートのフレックスピックと警戒させることに成功。SHGはADCのセナにサポートアイテムを持たせ、サポートのヤスオにCSを取らせて両方を成長させる「断食セナ」を運用する。SHGが常に先手でドラゴンやオブジェクトを抑え、集団戦ではセジュアニとレネクトンの後ろからセナのポークやヤスオの飛び込みで有利を崩さずに1ゲームを返す。折り返しのゲーム3、ブルーサイドを選択したPSGはヴァイとカルマのジャングル-ミッドの連携を優先し、後半に強くなるスモルダーを選択。SHGはカ・サンテ、タリヤ、トリスターナ、ゼリといった機動力の高いチャンピオンをピックした。PSGがオブジェクトを取りながら、ヴァイ+カルマの連携などでキルを重ねていくが、SHG側はなかなかエンゲージさせてもらえず、バロンバフとミニオンウェーブを活かしてじわじわラインを上げていったPSGが1-2で再びリードする。なんとかゲーム4を取りたいSHGは、ブルーサイドでスモルダーを1stピックし、レネクトン、セジュアニ、ノーチラスで守りながら戦う陣形に。対するPSGはヴァイにフェイ、ルシアン+ナミを組み合わせてきた。そしてこの試合ではEvi選手のレネクトンが爆発。序盤こそオプジェクトもゴールドもPSGが有利をとっていたが、集団戦ではレネクトンとセジュアニが食い止めた敵をスモルダーが仕留め、大幅なゴールドリードで2-2とした。どちらも後がないゲーム5は、PSGがカリスタ+ノーチラスやミッドにニーコをピックする一方、SHGはフレックスのランブルとアッシュを先見せし、互いにトップ・ジャングルを後半のピックに。PSGがヴィエゴ、カ・サンテに対して、SHGはポッピー、エイトロックスをピックする。手の内を知り尽くした者同士、集団戦を取り合う拮抗した展開となったが、序盤からオブジェクトを押さえてバフを重ねたPSGが、Maple選手が使うニーコのアルティメットなどでSHGを切り崩していく。結局、この日最も長い38分の試合を制したのはPSGだった。 SHG、DFMを下したDCGとのリベンジマッチへ ステージ2はダブルエリミネーションのため、1敗したSHGにもまだルーザーズブラケットでのチャンスがある。SHGの次戦は3月28日(木)、DFMがステージ1でフルセットの末敗れたDeep Cross Gaming(DCG)との対決。LJL代表としてDFMのリベンジマッチ、「MSI」出場にむけて応援しよう。LoL Esports:https://lolesports.com/© 2024 Riot Games. All Rights Reserved.