2023年7月7日(金)に開幕した「ストリートファイターリーグ:Pro-JP 2023」が1月13日(土)に行われたグランドファイナルで終止符を打ちました。
今シーズンを制覇したのはFAV gaming(FAV)。1stステージこそ3位通過でしたが、2ndステージでは1位通過を決め、そのままグランドファイナルも制することとなりました。

今回はそんなグランドファイナルの現地レポートをお届けします。
対戦相手はDetonatiN FocusMe(DFM)です。1stステージでは3試合終わって10ポイントしか獲得できず、もはや足きり確定かと思われましたが、脅威の粘りで2ndステージ進出を果たしました。2ndステージではFAVに20ポイント差まで詰める2位で通過し、プレーオフでは再春館SOL熊本(SS熊本)を倒してグランドファイナルに進出しました。
グランドファイナルは90ポイント先取で優勝です。リーグ戦の時と同様に、先鋒・中堅・大将の3対3の団体戦を行い、先鋒・中堅で勝利したチームに10ポイント、大将で勝利したチームに20ポイント入ります。これを一巡とし、大将戦が終わったらまた先鋒戦から始める次の巡目が始まります。
一巡して同点の場合でも延長戦はありません。巡目が変わる毎にホームとアウェイが入れ替わります。アウェイ側となったチームは先に出場する3選手の順番を使用キャラクターと使用操作タイプを申告します。ホーム側はそれに対して、対戦する直前にひとりずつ申請をしていきます。ホーム側は対戦相手や対戦キャラクターに対して自由に選手やキャラクターを選択できるため、優位といえます。



一巡目はリーグ戦1位抜けしたFAVがアドバンテージとしてホーム側スタートとなります。アウェイ側のDFMは先鋒・竹内ジョンラシード、中堅・ナウマンケン、大将ふ~どディージェイの布陣で挑みます。FAVは竹内ジョン選手に対してりゅうせい選手を当ててきます。
そこで勝利した中堅戦ではsako春麗が、そして大将戦はボンちゃんルークが登場します。ホームの利を生かしたオーダーと、リーグ戦2ndステージでの絶好調さをキープしていたボンちゃん選手の活躍により、一巡目はまさかのFAV3連勝。40ポイントを獲得します。


二巡目はFAVがアウェイとなり、先にオーダーを申告します。先鋒・りゅうせいJP、中堅・sako春麗、大将・ボンちゃんルークと一巡目とまったく同じオーダーを選択。完勝だっただけに変える必要がないというところでしょうか。その強気のオーダーが見事にハマり、りゅうせい選手はナウマン選手を、sako選手は板橋ザンギエフ選手を退けます。
これでポイントは60-0とFAVが圧倒的な差を見せつけます。もはや後がないDFMでしたが、ふ~ど選手がボンちゃん選手相手に3連勝し、なんとか20ポイントをもぎ取ります。

三巡目は再び、DFMがアウェイ。オーダーは一巡目と同じです。この布陣に自信があるというよりは、このオーダー以外は使えないといったところでしょうか。そして、FAVも一巡目と同じオーダーで対抗します。
先鋒戦は竹内ジョン選手が粘り、りゅうせい選手を退け、勝利します。この時点ではまだ60-30とダブルスコアですが、1stシーズンでのほぼ死に体からの大逆転や2ndステージでの終盤の追い上げ、プレーオフの粘りを考えると、まだまだ可能性は十分にあると思えます。
しかしその期待もここまで。中堅戦はsako選手が自身3連勝となる勝利をあげ、ボンちゃん選手が二巡目のお返しとばかり、ふ~ど選手に3タテを喰らわせて優勝を決めました。

試合終了後には表彰式が行われ、そこにカプコンの辻本社長が訪れ、SFLの来シーズンノ開催を発表しました。2024年7月の開幕を予定しており、新たにCrazy Raccoon(CR)Fukushima IBUSHIGIN(IBUSHIGIN)、REJECT(RC)の3チームが増え、全12チームでの開催となります。
さらに、6チームずつの2リーグ制で行われることも発表されました。

大会終了後は優勝者インタビューがあり、その様子もお伝えします。
——優勝おめでとうございます。本日はときど選手が温存となったわけですが、その理由をおきかせください。
ときど:私の役目としては板橋ザンギエフ選手の攻略だったのですが、一巡目は板橋ザンギエフ選手が出場しなかったので、リザーブに回ることになりました。
二巡目のアウェイでは私が出場する目もあったのですが、一巡目で勝利したsako選手がそのまま行く方がいいと判断しました。二巡目もsako選手が勝ちましたし、三巡目でも板橋ザンギエフ選手が出てこなかったので、そのままsako選手が三度出て、結果的に私の出場機会がなかったということですね。

——会場の観客席は結構寒かったのですが、対戦するステージ上でのコンディションはどうだったのでしょうか。プレーに影響はありましたでしょうか。
sako:確かに会場が寒くて試合前までダウンを着て身体を冷やさないようにしていました。100%ベストな状態ではなかったかも知れませんが、動き自体はめちゃくちゃ良かったんですよね。私自身は3勝しているんですけど、実際は綱渡りの状態が多かった感じです。
——セカンドシーズンでは成績が残せなかったsako選手ですが、その上で、今回のフル出場はどういった経緯があったのでしょうか。
sako:そうですね。ナウマン選手に私が出るというマンツーマンの対策の予定で、ナウマン選手が出てきたので私が出ることになりました。もしそこで負けていた場合は他の人に交代するかもという話も出ていました。一巡目で勝利したので、そのまま二巡目のアウェイでも出ることになったという感じです。

ときど:ホームはsakoさんと私のどちらが出る感じだったんですけど、sakoさんがナウマン選手に勝ったので、「じゃあ、勝ち続ける限りはお願いします」って。
アウェイで当てられるとしたら竹内ジョン選手が来るかなと思っていました。一応、まんべんなく対策はしてきました。ただ、ふ~ど選手がきたらちょっとキツいなとは思っていました。
——プレーオフでDFMがSS熊本戦で、絶対的エースのShuto選手に対して、4人がかりで対戦するという作戦をとってきましたが、同じく絶対的エースであるボンちゃん選手に対しても、同じような特別な作戦をとってくると思っていましたでしょうか。それに対して対策はしたのでしょうか。
ボンちゃん:一応、相手が誰であれ、私が大将戦に出るというのが最初の作戦でした。
唯一、板橋ザンギエフ選手が対象に出てきた場合のみ「ときど選手が行った方がいいかもね」という話をしたくらいですね。アウェイは誰がくるかわからないじゃないですか。なので、一応、全員の対策はしてきました。
ただ、大将でくるのはふ~ど選手でしょって思っていましたね。板橋ザンギエフ選手はザンギエフで勝っちゃったのもあったので、これ(ザンギエフが)来るじゃんって思って、そこも考えていました。
あとは、私自身がラシード戦を得意としていたので、ラシードの担当をしようかなという話も最初はありました。けど、結局、ディージェイにも行けそうだし、そっちで行った方がいいかなって感じでした。

——SFLのグランドファイナルやプレーオフは、リードしたチームが後から逆転されるという展開が多かったですが、今回、大量リードした時の気持ちはいかがったでしょうか。
ボンちゃん:二巡目の中堅戦まで勝ち続け、このまま勝ったら、完全ゲームになってしまいそうだなった思っていました。私自身も二巡目の試合は結構自信があったんですよね。
一巡目であんな接戦を勝つことができたので。それを3タテ喰らわされるとはやっぱりふ~ど選手は強かったですね。ただ、それでもポイント的には60-20だったので「負けてすみませんでした、次頑張ります」的な軽い気持ちでした。
sako:一巡目にボンちゃんが接戦で勝って、二巡目は若干守り気味の戦い方をしたところ、そこをふ~ど選手にうまいこと攻められてという状況だったので、改善できるなら全然勝てるかなって思っていました。なので、二巡目のボンちゃんの負けは心配してなかったですね。
りゅうせい:確かにSFLの歴史では大逆転勝利みたいなのがあったので、ポイント取るごとに不安になっちゃいました。なんかフラグ立てちゃったみたいな感じで。ただ、ボンちゃん選手がふ~ど選手に負けた時は短期戦で負けるということは起こりうることだし、修正してくれるという信頼感はありました。

——ときど選手が試合中にモニターをスマホで撮影していましたが、あれは何を撮影していたのでしょうか。
ときど:あれは試合を動画で撮影していました。配信だとその場で巻き戻すことができないので、スマホの動画ですぐに確認できるように撮っていました。以前、アメフトの選手が同じことをやっていて、かっこいいと思っていたんですよ。選手がミスした時にiPadですぐに確認していました。
りゅうせい:2年くらい前のリーグからやっていましたね。
ボンちゃん:二巡目でストレート負けした時に見せて貰って、こういうところがダメだったなっていう反省ができて、それが三巡目に刺さりましたね。
——ありがとうございました。
さて、今回は新宿住友ビルの三角広場で開催したのですが、前回のTFTホールやその前に行われた品川プリンスホテルのクラブexに比べ、かなり大きな会場となりました。
座席はA・Bの2種類用意していましたが、A席は抽選に漏れた方も多く、その後行われた先着順の販売では瞬時に売り切れたそうです。B席もほぼ満席で完売状態でした。『スト6』の人気の高さがうかがえます。
ただ、当日は都内でも雪が降ったくらいのかなりの寒さ。会場自体は空調がフル回転していましたが、会場に直結するふたつのドアが開く度に、会場に冷気が漂い、ただならぬ寒さでした。ふたつのドアは自動ドアで二重構造になっていましたが、それでも少し開くだけで寒風が入ってきたので、封鎖してもよかったのかも知れません。






会場には物販ブースを用意していましたが、SFL参加の9チームとカプコングッズが売っていた販売ブースが1店舗出店していただけでした。SFL2023で唯一の有観客オフラインイベントだったので、ファンミーティングも兼ねて、全チームが選手を呼んで出店した方がよかった気がします。
いろいろな事情があると思いますが、そこは主催者であるカプコンがもう少し配慮すべきだったのではないでしょうか。また、カプコングッズは売っていましたが、SFLグランドファイナルのグッズはありませんでした。2022年や2019年の時は専用グッズが販売していたと記憶しているので、こちらもなかったのはイベントとして少し残念な感じでした。




ほかには、お馴染みRed Bullスタンドや靴下メーカーのTabioの出店もありました。おそらくtabioと『スト6』の関係性はないと思われますが、それだけに出店してくれるのは、うれしいところです。今後はさまざまな企業が『スト6』に関連しなくてもイベントへの出店としてブースを出してくれるようになってくれる未来が訪れることを期待します。



会場には選手以外にも多くの関係者が訪れていました。FAVやDFMをコーチングしたり、スパーリングパートナーとして一緒にプレーしたプロゲーマーやストリーマーイベントで関わりの持ったストリーマーなど多数訪れていました。試合開始前や終了後、インターバルの間など、ファンと交流しており、オフラインイベントの良さがここでも出ていました。






2023年は『スト6』リリースの年ということもあり、多いに注目されました。これが一過性のブームとならず定着するには、今年以上の労力が必要になってくるでしょう。簡単なことではないですが、それを達成できると期待して、来シーズンの開幕を待ち望みます。
編集:いのかわゆう
撮影:岡安学
今シーズンを制覇したのはFAV gaming(FAV)。1stステージこそ3位通過でしたが、2ndステージでは1位通過を決め、そのままグランドファイナルも制することとなりました。

▲優勝したFAV gaming
今回はそんなグランドファイナルの現地レポートをお届けします。
決勝戦の対戦相手はDetonatiN FocusMe
対戦相手はDetonatiN FocusMe(DFM)です。1stステージでは3試合終わって10ポイントしか獲得できず、もはや足きり確定かと思われましたが、脅威の粘りで2ndステージ進出を果たしました。2ndステージではFAVに20ポイント差まで詰める2位で通過し、プレーオフでは再春館SOL熊本(SS熊本)を倒してグランドファイナルに進出しました。
グランドファイナルは90ポイント先取で優勝です。リーグ戦の時と同様に、先鋒・中堅・大将の3対3の団体戦を行い、先鋒・中堅で勝利したチームに10ポイント、大将で勝利したチームに20ポイント入ります。これを一巡とし、大将戦が終わったらまた先鋒戦から始める次の巡目が始まります。
一巡して同点の場合でも延長戦はありません。巡目が変わる毎にホームとアウェイが入れ替わります。アウェイ側となったチームは先に出場する3選手の順番を使用キャラクターと使用操作タイプを申告します。ホーム側はそれに対して、対戦する直前にひとりずつ申請をしていきます。ホーム側は対戦相手や対戦キャラクターに対して自由に選手やキャラクターを選択できるため、優位といえます。

▲試合前にはアール氏、ハメコ。氏、NOモーション。による前説が行われました

▲入場はひとりずつ選手が呼ばれ、花道を通ってステージに向かいます

▲花道でパフォーマンスをするときど選手
一巡目はリーグ戦1位抜けしたFAVがアドバンテージとしてホーム側スタートとなります。アウェイ側のDFMは先鋒・竹内ジョンラシード、中堅・ナウマンケン、大将ふ~どディージェイの布陣で挑みます。FAVは竹内ジョン選手に対してりゅうせい選手を当ててきます。
そこで勝利した中堅戦ではsako春麗が、そして大将戦はボンちゃんルークが登場します。ホームの利を生かしたオーダーと、リーグ戦2ndステージでの絶好調さをキープしていたボンちゃん選手の活躍により、一巡目はまさかのFAV3連勝。40ポイントを獲得します。

▲出場選手にアドバイスをするFAV

▲同じく作戦会議をするDFM
二巡目はFAVがアウェイとなり、先にオーダーを申告します。先鋒・りゅうせいJP、中堅・sako春麗、大将・ボンちゃんルークと一巡目とまったく同じオーダーを選択。完勝だっただけに変える必要がないというところでしょうか。その強気のオーダーが見事にハマり、りゅうせい選手はナウマン選手を、sako選手は板橋ザンギエフ選手を退けます。
これでポイントは60-0とFAVが圧倒的な差を見せつけます。もはや後がないDFMでしたが、ふ~ど選手がボンちゃん選手相手に3連勝し、なんとか20ポイントをもぎ取ります。

▲二巡目で再び大将戦で対戦するふ~ど選手対ボンちゃん選手
三巡目は再び、DFMがアウェイ。オーダーは一巡目と同じです。この布陣に自信があるというよりは、このオーダー以外は使えないといったところでしょうか。そして、FAVも一巡目と同じオーダーで対抗します。
先鋒戦は竹内ジョン選手が粘り、りゅうせい選手を退け、勝利します。この時点ではまだ60-30とダブルスコアですが、1stシーズンでのほぼ死に体からの大逆転や2ndステージでの終盤の追い上げ、プレーオフの粘りを考えると、まだまだ可能性は十分にあると思えます。
しかしその期待もここまで。中堅戦はsako選手が自身3連勝となる勝利をあげ、ボンちゃん選手が二巡目のお返しとばかり、ふ~ど選手に3タテを喰らわせて優勝を決めました。

▲リーグ戦でもグランドファイナルでも活躍したボンちゃん選手
試合終了後には表彰式が行われ、そこにカプコンの辻本社長が訪れ、SFLの来シーズンノ開催を発表しました。2024年7月の開幕を予定しており、新たにCrazy Raccoon(CR)Fukushima IBUSHIGIN(IBUSHIGIN)、REJECT(RC)の3チームが増え、全12チームでの開催となります。
さらに、6チームずつの2リーグ制で行われることも発表されました。

▲CR、IBUSHIGIN、RCが新たに加わり各6チームの2リーグ制でストリートファイターリーグ:Pro-JP 2024が開催されることが発表されました
優勝インタビュー
大会終了後は優勝者インタビューがあり、その様子もお伝えします。
——優勝おめでとうございます。本日はときど選手が温存となったわけですが、その理由をおきかせください。
ときど:私の役目としては板橋ザンギエフ選手の攻略だったのですが、一巡目は板橋ザンギエフ選手が出場しなかったので、リザーブに回ることになりました。
二巡目のアウェイでは私が出場する目もあったのですが、一巡目で勝利したsako選手がそのまま行く方がいいと判断しました。二巡目もsako選手が勝ちましたし、三巡目でも板橋ザンギエフ選手が出てこなかったので、そのままsako選手が三度出て、結果的に私の出場機会がなかったということですね。

▲ときど選手(撮影:志田彩香)
——会場の観客席は結構寒かったのですが、対戦するステージ上でのコンディションはどうだったのでしょうか。プレーに影響はありましたでしょうか。
sako:確かに会場が寒くて試合前までダウンを着て身体を冷やさないようにしていました。100%ベストな状態ではなかったかも知れませんが、動き自体はめちゃくちゃ良かったんですよね。私自身は3勝しているんですけど、実際は綱渡りの状態が多かった感じです。
——セカンドシーズンでは成績が残せなかったsako選手ですが、その上で、今回のフル出場はどういった経緯があったのでしょうか。
sako:そうですね。ナウマン選手に私が出るというマンツーマンの対策の予定で、ナウマン選手が出てきたので私が出ることになりました。もしそこで負けていた場合は他の人に交代するかもという話も出ていました。一巡目で勝利したので、そのまま二巡目のアウェイでも出ることになったという感じです。

▲sako選手(撮影:志田彩香)
ときど:ホームはsakoさんと私のどちらが出る感じだったんですけど、sakoさんがナウマン選手に勝ったので、「じゃあ、勝ち続ける限りはお願いします」って。
アウェイで当てられるとしたら竹内ジョン選手が来るかなと思っていました。一応、まんべんなく対策はしてきました。ただ、ふ~ど選手がきたらちょっとキツいなとは思っていました。
——プレーオフでDFMがSS熊本戦で、絶対的エースのShuto選手に対して、4人がかりで対戦するという作戦をとってきましたが、同じく絶対的エースであるボンちゃん選手に対しても、同じような特別な作戦をとってくると思っていましたでしょうか。それに対して対策はしたのでしょうか。
ボンちゃん:一応、相手が誰であれ、私が大将戦に出るというのが最初の作戦でした。
唯一、板橋ザンギエフ選手が対象に出てきた場合のみ「ときど選手が行った方がいいかもね」という話をしたくらいですね。アウェイは誰がくるかわからないじゃないですか。なので、一応、全員の対策はしてきました。
ただ、大将でくるのはふ~ど選手でしょって思っていましたね。板橋ザンギエフ選手はザンギエフで勝っちゃったのもあったので、これ(ザンギエフが)来るじゃんって思って、そこも考えていました。
あとは、私自身がラシード戦を得意としていたので、ラシードの担当をしようかなという話も最初はありました。けど、結局、ディージェイにも行けそうだし、そっちで行った方がいいかなって感じでした。

▲ボンちゃん選手(撮影:志田彩香)
——SFLのグランドファイナルやプレーオフは、リードしたチームが後から逆転されるという展開が多かったですが、今回、大量リードした時の気持ちはいかがったでしょうか。
ボンちゃん:二巡目の中堅戦まで勝ち続け、このまま勝ったら、完全ゲームになってしまいそうだなった思っていました。私自身も二巡目の試合は結構自信があったんですよね。
一巡目であんな接戦を勝つことができたので。それを3タテ喰らわされるとはやっぱりふ~ど選手は強かったですね。ただ、それでもポイント的には60-20だったので「負けてすみませんでした、次頑張ります」的な軽い気持ちでした。
sako:一巡目にボンちゃんが接戦で勝って、二巡目は若干守り気味の戦い方をしたところ、そこをふ~ど選手にうまいこと攻められてという状況だったので、改善できるなら全然勝てるかなって思っていました。なので、二巡目のボンちゃんの負けは心配してなかったですね。
りゅうせい:確かにSFLの歴史では大逆転勝利みたいなのがあったので、ポイント取るごとに不安になっちゃいました。なんかフラグ立てちゃったみたいな感じで。ただ、ボンちゃん選手がふ~ど選手に負けた時は短期戦で負けるということは起こりうることだし、修正してくれるという信頼感はありました。

▲りゅうせい選手(撮影:志田彩香)
——ときど選手が試合中にモニターをスマホで撮影していましたが、あれは何を撮影していたのでしょうか。
ときど:あれは試合を動画で撮影していました。配信だとその場で巻き戻すことができないので、スマホの動画ですぐに確認できるように撮っていました。以前、アメフトの選手が同じことをやっていて、かっこいいと思っていたんですよ。選手がミスした時にiPadですぐに確認していました。
りゅうせい:2年くらい前のリーグからやっていましたね。
ボンちゃん:二巡目でストレート負けした時に見せて貰って、こういうところがダメだったなっていう反省ができて、それが三巡目に刺さりましたね。
——ありがとうございました。
寒気と歓喜が渦巻く会場は多くのファンであふれかえる
さて、今回は新宿住友ビルの三角広場で開催したのですが、前回のTFTホールやその前に行われた品川プリンスホテルのクラブexに比べ、かなり大きな会場となりました。
座席はA・Bの2種類用意していましたが、A席は抽選に漏れた方も多く、その後行われた先着順の販売では瞬時に売り切れたそうです。B席もほぼ満席で完売状態でした。『スト6』の人気の高さがうかがえます。
ただ、当日は都内でも雪が降ったくらいのかなりの寒さ。会場自体は空調がフル回転していましたが、会場に直結するふたつのドアが開く度に、会場に冷気が漂い、ただならぬ寒さでした。ふたつのドアは自動ドアで二重構造になっていましたが、それでも少し開くだけで寒風が入ってきたので、封鎖してもよかったのかも知れません。

会場はほぼ満席で大いにもりあがっていました

▲推しを応援するうちわを用意していたファンも多くみかけました

▲sako選手のファンと思われます

▲ときど選手とsako選手を応援していました

▲DFMのファンももちろんいます

▲かなり熱狂的なファンと思いきや、倉持由香さんじゃないですか
会場には物販ブースを用意していましたが、SFL参加の9チームとカプコングッズが売っていた販売ブースが1店舗出店していただけでした。SFL2023で唯一の有観客オフラインイベントだったので、ファンミーティングも兼ねて、全チームが選手を呼んで出店した方がよかった気がします。
いろいろな事情があると思いますが、そこは主催者であるカプコンがもう少し配慮すべきだったのではないでしょうか。また、カプコングッズは売っていましたが、SFLグランドファイナルのグッズはありませんでした。2022年や2019年の時は専用グッズが販売していたと記憶しているので、こちらもなかったのはイベントとして少し残念な感じでした。

▲物販ブース。インターバルや試合前はかなり混み合っていました

▲物販ブースで販売していたグッズ

▲物販ブースの近くには『スト6』のキャラクターのパネルが用意され、来場者は写真を撮っていました

▲フォトスポットとして、イベントのパネルも用意
ほかには、お馴染みRed Bullスタンドや靴下メーカーのTabioの出店もありました。おそらくtabioと『スト6』の関係性はないと思われますが、それだけに出店してくれるのは、うれしいところです。今後はさまざまな企業が『スト6』に関連しなくてもイベントへの出店としてブースを出してくれるようになってくれる未来が訪れることを期待します。

▲Red Bullスタンド

▲Red Bullを2杯同時購入すると、Red Bullアスリートであるボンちゃん選手、ガチくん選手、ウメハラ選手のステッカーが貰えました

▲tabioブース
会場には選手以外にも多くの関係者が訪れていました。FAVやDFMをコーチングしたり、スパーリングパートナーとして一緒にプレーしたプロゲーマーやストリーマーイベントで関わりの持ったストリーマーなど多数訪れていました。試合開始前や終了後、インターバルの間など、ファンと交流しており、オフラインイベントの良さがここでも出ていました。

▲昨年末から日本に滞在しているBigbird選手

▲私服のネモ選手。結構レア?

▲ひぐち選手

▲じゃじぃ選手

▲試合前の板橋ザンギエフ選手

▲子どもにサインをねだられるアール氏とハメコ。氏
2023年は『スト6』リリースの年ということもあり、多いに注目されました。これが一過性のブームとならず定着するには、今年以上の労力が必要になってくるでしょう。簡単なことではないですが、それを達成できると期待して、来シーズンの開幕を待ち望みます。
編集:いのかわゆう
撮影:岡安学
【岡安学 プロフィール】
eスポーツを精力的に取材するフリーライター。ゲーム情報誌編集部を経て、フリーランスに。さまざまなゲーム誌に寄稿しながら、攻略本の執筆も行い、関わった書籍数は50冊以上。現在は、Webや雑誌、Mookなどで活動中。近著に『みんなが知りたかった最新eスポーツの教科書』(秀和システム刊)、『INGRESSを一生遊ぶ!』(宝島社刊)
Twitter:@digiyas
eスポーツを精力的に取材するフリーライター。ゲーム情報誌編集部を経て、フリーランスに。さまざまなゲーム誌に寄稿しながら、攻略本の執筆も行い、関わった書籍数は50冊以上。現在は、Webや雑誌、Mookなどで活動中。近著に『みんなが知りたかった最新eスポーツの教科書』(秀和システム刊)、『INGRESSを一生遊ぶ!』(宝島社刊)Twitter:@digiyas
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- 【結果レポート】 「EVO Japan 2026」 DAY2(5月2日):傘兎が2連覇! ちゅらら、M’ら日本勢が大活躍
- 2026年5月1日(金)〜3日(日)、格闘ゲームのeスポーツ大会「EVO Japan 2026 presented by レバテック」が東京ビッグサイトで開催された。本記事では、DAY 2の5月2日(土)に行われたメインタイトルの優勝者をお伝えする。EVO Japan 2026とは世界最大の格闘ゲームの祭典「EVO」の日本版。2026年はレバテックがメインスポンサーとなり、東京ビッグサイトにて3日間にわたって開催され、前回を上回る12タイトルを実施する。会場は5つのステージで並行して試合が行われ、配信もそれぞれに実施。また、会場の様子をお届けする「ウォッチパーティー」も配信される。 餓狼伝説 City of the Wolves部門 順位所属チーム|選手名1 FALCONS|🇨🇳xiaohai(シャオハイ) 2 REJECT|🇯🇵Laggia(ラギア) 3 T1|🇹🇼ZJZ 4 WBG|🇰🇷POONGKO(プーンコ) 5 VP|🇯🇵mi2ha4(ミツハシ) 5 ONIC|🇺🇸NYChrisG 7 SS熊本|🇯🇵Nemo(ネモ) 7 VIT|🇺🇸CientifiKOF グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-部門 順位所属チーム|選手名1 🇯🇵傘兎 2 🇯🇵Zangief_Dream 3 🇯🇵sho-san 4 GS|🇯🇵gamera 5 Revo|🇯🇵JING 5 🇯🇵ひのきの棒 7 LAGLESS|🇯🇵Shio 7 🇯🇵ミライアス ギルティギア ストライヴ -ライジング-部門 順位所属チーム|選手名1 ZETA|🇯🇵Tyurara(ちゅらら) 2 PAR|🇰🇷Daru-I-No 3 🇯🇵コメコメ 4 🇯🇵眉間番長 5 🇰🇷doram 5 🇯🇵T Y 7 🇯🇵Tsuchiya 7 PHT|🇧🇷Abbysairaf MELTY BLOOD: TYPE LUMINA部門 順位所属チーム|選手名1 🇯🇵yutta 2 Sobasaba|🇯🇵Moai 3 🇯🇵てぃーる 4 PAR|🇨🇷ScrawtVermillion 5 🇯🇵Maid_love_syouki 5 🇯🇵カズ 7 🇯🇵Tazu 7 🇯🇵隆 Virtua Fighter 5 R.E.V.O. World Stage部門 順位所属チーム|選手名1 MGG|🇯🇵Virgo 2 🇯🇵やつき 3 🇯🇵毎度 4 🇯🇵びた 5 🇯🇵やそかみ 5 🇯🇵とんちゃん 7 HYDRIX|🇯🇵Akani Shiwapo 7 MGG|🇯🇵chinpanJ THE KING OF FIGHTERS XV部門 順位所属チーム|選手名1 SANWA|🇯🇵M' 2 🇰🇷Lacid 3 TEC|🇵🇪TheGio 4 🇭🇰Pineapple 5 GodLike|🇯🇵ATG SCORE 5 🇰🇷Pangma- 7 Komitê|🇧🇷PiterErn 7 WBG|🇨🇳XingChen ヴァンパイア セイヴァー部門 順位所属チーム|選手名1 🇯🇵Kaji 2 🇯🇵nakanishi 3 🇯🇵kosyo 4 🇯🇵こめまる 5 🇯🇵大内ジェダ 5 🇯🇵bow 7 🇯🇵にのうで 7 🇯🇵iseamo 配信アーカイブ 餓狼伝説 City of the Wolves/グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング- ギルティギア ストライヴ MELTY BLOOD: TYPE LUMINA/Virtua Fighter 5 R.E.V.O. World Stage THE KING OF FIGHTERS XV/ヴァンパイア セイヴァー ■YouTubehttps://www.youtube.com/@EVOJapanYT■TwitchStage V:https://www.twitch.tv/evojapan01Stage E:https://www.twitch.tv/evojapan02Stage O:https://www.twitch.tv/evojapan03Stage J:https://www.twitch.tv/evojapan04Stage P:https://www.twitch.tv/evojapan05Watch Party:https://www.twitch.tv/evojapan10【リンク】start.gg大会ページ:https://www.start.gg/tournament/evo-japan-2026-presented-by-levtech/detailsEVO Japan 2026 公式サイト:https://www.evojapan.gg/EVO Japan 公式X:https://x.com/evojapan_info
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- 【結果レポート】 「EVO Japan 2026」 DAY1(5月1日):初開催の『2XKO』は北米Hikariが優勝! 『北斗の拳』はやっぱり『北斗の拳』だった
- 2026年5月1日(金)〜3日(日)、格闘ゲームのeスポーツ大会「EVO Japan 2026 presented by レバテック」が東京ビッグサイトで開催された。本記事では、DAY 1の5月1日(金)に行われたメインタイトルの優勝者をお伝えする。EVO Japan 2026とは世界最大の格闘ゲームの祭典「EVO」の日本版。2026年はレバテックがメインスポンサーとなり、東京ビッグサイトにて3日間にわたって開催され、前回を上回る12タイトルを実施する。会場は5つのステージで並行して試合が行われ、配信もそれぞれに実施。また、会場の様子をお届けする「ウォッチパーティー」も配信される。 北斗の拳部門 順位所属チーム|選手名1 🇯🇵K.I 2 🇯🇵ゆっとり 3 🇯🇵KG 4 🇯🇵二代目志郎 5 🇯🇵おさだ 5 🇯🇵さんかぎん 7 🇯🇵Mint Blancmanche 7 🇯🇵そっと Under Night In-Birth II 部門 順位所属チーム|選手名1 🇯🇵奥州筆頭 2 🇯🇵ちょび 3 🇯🇵LAGr|Mawaru 4 🇯🇵Senaru 5 🇯🇵VH|kaji 5 🇯🇵MIYAGI Muteki 7 🇯🇵モブ村人 7 🇯🇵Fest|Libekichi 2XKO部門 順位所属チーム|選手名1 🇺🇸Hikari 2 🇺🇸Supernoon 3 🇫🇷Wawa 4 🇺🇸bleed 5 🇸🇪Leffen 5 🇯🇵ikoan 7 🇯🇵DRX|poka 7 🇫🇷Kayne 配信アーカイブ 北斗の拳/Under Night In-Birth II 2XKO ■YouTubehttps://www.youtube.com/@EVOJapanYT■TwitchStage V:https://www.twitch.tv/evojapan01Stage E:https://www.twitch.tv/evojapan02Stage O:https://www.twitch.tv/evojapan03Stage J:https://www.twitch.tv/evojapan04Stage P:https://www.twitch.tv/evojapan05Watch Party:https://www.twitch.tv/evojapan10【リンク】start.gg大会ページ:https://www.start.gg/tournament/evo-japan-2026-presented-by-levtech/detailsEVO Japan 2026 公式サイト:https://www.evojapan.gg/EVO Japan 公式X:https://x.com/evojapan_info©EVO Japan 2026©SNK CORPORATION ALL RIGHTS RESERVED.© Cygames, Inc. Developed by ARC SYSTEM WORKS© ARC SYSTEM WORKS©BURONSON・TETSUO HARA/ COAMIX 1983 ©SEGA©SNK CORPORATION ALL RIGHTS RESERVED.©TYPE-MOON / Project LUMINA©CAPCOMTEKKEN 8& ©Bandai Namco Entertainment Inc.©RIOT GAMES©FRENCH-BREAD / ARC SYSTEM WORKS©SEGA
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- 【EVO Japan 2026】超激安特価のレバーレスに、かたや10万コンのレバーレスなど売り切れ必至の新製品がズラリ!——お目当てグッズをゲットできる物販ブースぶらり旅
- 2026年5月1日(金)~3日(日)東京ビッグサイトにて、国内最大級の格闘ゲームの祭典「EVO Japan 2026」が開催中。今回は『ストリートファイター6』の人気も後押しして、過去最大規模のトーナメントとなることが期待されている。メイントーナメントは前回を上回る12タイトルと、規模も拡大。そして今年もまた、物販ブースやサイドイベントなど、来場しただけで楽しめるコーナーも盛りだくさんだ。今回は主に物販に焦点を当ててレポートしていこう。なお、出展ブース一覧は下記のページから確認できる。気になるメーカーがないか事前にチェックしておこう。ブースページ:https://www.evojapan.gg/events#booth※【】内の数字はブース番号三和電子 株式会社【6】 老舗アケコンパーツの三和電子のブース。ボタンやレバーボールといったアケコンのパーツが多数販売されている。大会中にボタンが壊れたなんて人にも安心!また、新型アケコン「Flexi(フレキシ)」の試作版が展示されている。自由にさわれるように展示されているので、気になる人はぜひ実際に手に取ってみよう。▲展示されているモデルはレバータイプとレバーレスタイプの2種類 ▲天板裏はマグネットで簡単に取り外し可能で、BrookのUFBが内蔵されている さらに物理的にアクチュエーションポイントが変更できるまったく新しいボタン「NEXFIELD(仮)」が展示されていた。こちらは株式会社 日本アレフが開発した押しボタンスイッチで、専用のスペーサーを入れるだけでアクチュエーションポイントが調節できるという。▲見た目は三和製のボタンと似ている。それもそのはず、ボタンのガワは三和製なのだ 一般的にアクチュエーションポイントを変更するには専用のソフトウェアが必要だったり、物理的にストロークを浅くする必要があった。しかし、こちらのボタンならば、操作感はそのままでアクチュエーションポイントを変更できるのが強みだ。逆に、押し心地は同じなので、今どれくらいのアクチュエーションポイントなのかを確認するには実際に入力してみないと分からない。あるいは、スペーサーが入っているか否かで判断することになる。セイミツ工業株式会社【7】 こちらもアケコンパーツの老舗メーカー、セイミツ工業株式会社のブース。なんといっても目玉は45周年アニバーサリーボックスだ。こちらは数量限定で通常のLS-32-01モデルと、LSX-NOBI-01の2パターン。どちらも1日目からかなりの売れ行きとのことなので早めにチェック!▲ピラミッドで積み上がっていたようだが、筆者が訪れた時にはすでに在庫が少なめに…… ▲LS-32-01モデルとLSX-NOBI-01の中身はレバー以外は同じ。オリジナルのステッカーも付いてるぞ! なお、三和電子のブースに展示されている「NEXFIELD(仮)」のセイミツバージョンが展示されている。ボタンのガワが異なるので違いを楽しんでみるのもアリ!▲色とりどりのEVO Japan 2026限定デザインバレットトップもおすすめ! EVO仕様ではありませんが、ノビレバー静音モデルの45周年仕様が数量限定で発売します。専用パッキン等が付きますので是非ともよろしくお願いいたします✨ pic.twitter.com/q07FK9Ipf3— セイミツ工業株式会社 (@seimitsuJOY) April 27, 2026 Brook Gaming【9】 自作アケコンの金字塔、Brook Gamingのブース。各種コンバーターやBrookオリジナルレバーレス「Brook Fighter Starburst」や、ゲーミングゲームパッド「Brook StarRay」がお得に買えるチャンス!▲自作アケコンのパーツが買えるだけでなく、オリジナルのレバーレスやコントローラーも買える。そのまま大会に出るのもアリ!? Mad Catz【14】 ゲーミングデバイスブランドの老舗、Mad Catzのブース。筆者イチ押しともいえるこのブース。なんと、レバーレスやコントローラーの価格がバグってるくらいお得な価格で販売中だ。▲通常価格よりも安い上に、レバーレス「N.E.K.O.」とゲームパッド「C.A.T. 9」、替えのボタンまで付いてくる謎価格。安すぎるだろ しかも、「N.E.K.O.」の廉価版となる「N.E.K.O. K.O.」も特別セットで販売中だが、こちらは6月下旬のお届けとなってしまう。それなら断然、レバーレス「N.E.K.O.」とゲームパッド「C.A.T. 9」セットの方がお得というのも価格破壊状態だ。▲ボタンの数が少なくなっていたり、ライティングがなくなっていたりと、機能は省かれているが、天板やボタンがサラサラマット仕上げになっていて、実は本家よりも手ざわりがいい「N.E.K.O. K.O.」 また、背面ボタンに底部ボタンという複数のボタンが搭載されたゲームパッド「C.A.T.17」を買うと、なぜかTシャツも付いてくるというお得なセットも!▲スティックや方向ボタンの付け替えパーツや充電スタンドなどついて6,980円(Tシャツ付き)という爆安。思わず勢いで買ってしまった なお、セットのTシャツはプラス料金で無敵時間とのコラボTシャツやワークシャツに変更可能。先日、戦略パートナーシップを締結したばかりのコラボシャツをゲットしよう!ふもっふのおみせ×VARMILO【16】 ゲーミングキーボードやアケコン、レバーレスなど幅広いゲーミングデバイスを取り扱っている「ふもっふのおみせ」。目玉商品はEVO Japan 2026限定デザインのアケコン「VARMILO KASSAI 」や、レバーレス「VARMILO HA10」だ。▲EVO Japan 2026コラボデザインは、基本的に会場のみでの販売とのこと。売れ残った場合はオンラインショップで販売される ▲鮮やかなブルーが基調の「VARMILO KASSAI 」。ボタンサイズが24φモデルと30φモデルがあるぞ! Akko【21】 自作キーボードではおなじみのキースイッチメーカーAkkoが格闘ゲーム界隈に殴り込み! 注目の製品は初公開で、EVO Japan 2026特別価格のオリジナルレバーレス「Akko FUNBOX」。ロープロファイルのKailhスイッチを採用したモデルとなっていて、シンプルながら価格を抑えたモデルとなっている。▲方向ボタンの左や上、攻撃ボタンの上、上方向ボタンの左右にそれぞれ追加ボタンが配置されている ▲マット仕上げで滑らせ入力もしやすいコロンとしたボタンとなっている ▲フルカラーLCDディスプレー搭載で、基本的な設定はここで確認、変更できる。アニメーションを表示させることも可能だ ラピッドトリガー搭載でホットスワップ対応と至れり尽くせりのレバーレスが、通常価格22,980円のところ、なんと18,980円で発売中だ。自作キーボード界隈では信頼と低価格でおなじみのメーカーだが、格闘ゲーマーには少し聞き覚えのないメーカーなため、ある意味穴場スポットとなっている。筆者もキーボードで愛用しているAkko。ぜひ、レバーレスにも注目してほしい!FUNBOX:https://www.akkogear.jp/funbox碧井工房【22】 日本国内で製作されたコントローラーを多数発売している碧井工房のブース。Xでも話題になった、ボタンを自由自在にレイアウトできる夢のようなレバーレスが展示されている。▲各ボタンは強力なマグネットで固定されているので、取り外すことで自由自在にレイアウトできる。まさに自分だけのボタンレイアウトが楽しめちゃう夢のレバーレスだ 無敵時間【24】 「オタクからアスリートまで!」ゲーマー御用達のアパレルブランド無敵時間のブース。先日の「獣道」でウメハラとの10本勝負に勝利したMenaRDがプリントされたTシャツは必見!▲いや、リアルすぎる(笑) また、格闘ゲームの試合でフルセットフルラウンドとなったその試合——極限状態に置かれたプレーヤーの集中力が極限に達するその瞬間。「まさに、これこそ無敵時間だろう」というコンセプトでデザインされた「フルセットフルラウンド(フルフル)」Tシャツもおすすめ!▲レディースはかわいらしいポップなデザイン ▲メンズモデルは極限を表すようなデザインと、なんとも英語翻訳のような日本語が特徴なデザインになっている カラバリも豊富なので、ぜひ公式Xもチェック!「フルセットフルラウンド(フルフル)」の「ビッグシルエットTシャツ」は、新規の女性プレイヤーにもオススメのかわいいタイプ。ゆったりタイプのシャツなので、これからの季節をラフに着回せます。カラフルなバリエーションの中から、使っているキャラクターと似ているカラーも探してみてね! https://t.co/aok9CcL6dI pic.twitter.com/ep80tlptAC— 無敵時間 (@mutekijikan) April 26, 2026 数々の「格ゲーマーあるある」や「旬の格ゲーネタ」を投稿している「ターボ意味なし」さんのマンガに登場したあのTシャツが商品化ということで、下記のTシャツも販売中だ!ミズノ株式会社【25】 総合スポーツブランドミズノが、まさかのレバーレス「ハギビス」を販売。価格はなんと、さはらコンを上回る10万コン!特徴は、分厚い本体に、独特な流線型とセパレート式のボタン配列。▲時代に逆行してそうな分厚さのレバーレス ▲ボタンは三和製、BrookのUFBで動作する仕組みだ このめちゃめちゃ独特なデザインは、プレーヤーの姿勢を考えた設計なんだとか。手にフィットする傾斜や、姿勢が正しくなるようなボタン配列によって、プレー中に悪くなりがちな姿勢を正せるという寸法だ。広島 TEAM iXAのACQUA選手からフィードバックをもらったという本製品。実際にさわれる貴重なチャンスだ。ちなみに、筆者はなかなかこのセパレート式のボタン配列になじめなかった。やはり左手でも右手でも上入力ができるのがレバーレスの魅力だと思っていたので、慣れるまでに時間がかかりそうだと感じた。一方で、実際に試遊しているプレーヤーに話を聞いてみると、めちゃめちゃ操作しやすいという意見が複数聞けた。手に馴染む感じが、普段使ってるのと全然違うといった感想や、コマンドが入力しやすいといった評価が聞けた。ただし、「でも価格が……」というところ。現在Makuakeで発売中なので、気になる人はチェックしてみよう。▲振動でこりがほぐせるブランカちゃん人形も試せるぞ! Makuake:https://www.makuake.com/project/mizuno_esports/まとめ ということで、駆け足で気になるブースを一挙紹介してみた。スタメンだったVictrixのブースがなかったのは驚きだったが、やはりレバーレスの人気は絶大。さまざまなメーカーが特徴のあるレバーレスを販売しているので、試合の合間に、また観戦の合間に立ち寄ってみてはいかがだろうか。個人的に注目はMad Catz、Akko。品切れ必至のセイミツだ。▲物販ブースの端には修理スペースもある。ここで購入したボタンやレバーを換装して試合にGO! 撮影:いのかわゆう編集:いのかわゆう【井ノ川結希(いのかわゆう)プロフィール】ゲーム好きが高じて19歳でゲーム系の出版社に就職。その後、フリーランスでライター、編集、ディレクターなど多岐にわたり活動している。最近はまっているゲームは『SEKIRO』。X:@sdora_tweet