おもに最新のゲームが展示される東京ゲームショウで、一風変わったブースが注目を集めている。シンボルマークのサメのぬいぐるみが出迎えてくれる世界最大の家具量販企業、イケアだ。
ライトアップされたブースには細心のゲーミング家具がずらりと並び、ゲーミングチェアのひとつにはイケアのシンボルであるサメがちょこんと座り、来訪者を歓迎してくれる。ゲーミングブランド「ROG」と家具の巨人イケアが共同開発したゲーミング家具の数々を紹介させてもらう。
白と黒のコントラスト
▲ゲーミング家具といえば黒のイメージ
ブースの前面に押し出されているのが、黒一色に整えられたゲーミングデスクとゲーミングチェアなどの家具一式だ。一番手前のゲーミングチェアGRUPPSPEL/グルッスペルは2022年1月発売予定となっており、今のところ価格は未定となっている。
座り心地は固めだがひじ掛けを内向き/外向きに変形させることができるため、ゲームをプレイしやすい状態を自分で摸索できるのが強みだろう。背もたれの高さも変更が可能で、身長や体型に合わせて柔軟な対応が可能なのも魅力だ。
ゲーミングデスクUPPSPEL/ウップスペルは2021年10月に発売される最新鋭のアイテムで、電動昇降機能を搭載している。
電動式の下部フレームは72㎝から120cmの間で調節が可能で、立った状態でも座った状態でも、ゲームプレイに快適な高さを自分で設定できる。USBポートも標準装備されているため、様々な機器を充電できるのも便利だ。
▲白いゲーミング家具も取り揃えられている
黒のイメージが強いゲーミング家具だが、イケアは対となる白のアイテムも用意している。全体的に軽く明るい印象で、ゲーミング環境だけではなく日常生活にも溶け込める、より多くの人が取り入れやすいデザインとなっている。
好みや生活スタイルに応じて好きな色を選べるようになっているのは、家具の巨人イケアらしい心配りと言えるだろう。こちらに展示されている机は昇降機能のないUTESPELARE/ウーテスペラレ モデルで、価格は12990円とお求めやすい商品だ。
ゲーミングチェアには特に力が入っている
イケアのブースで存在感を発揮しているのが、上下に並べられたゲーミングチェアの数々。中でも特筆すべきモデルがHUVUDSPELARE/フーヴドスペラレで、なんと4999円とゲーミングチェアとしては破格の低価格商品だ。
数万円から数十万円するのが当たり前の商品に5000円以下のモデルを用意した理由を尋ねたところイケア・ジャパンの宇治野慎吾氏は「ゲーミングチェアに興味がある方に試しに買ってもらいたい」と、高価なため手が出ないことも多いゲーミングチェアの世界に、エントリーモデルを用意する意図があったと語ってくれた。
▲右の2つがMATCHSPEL/マッチ スペル。15990円のモデルだ
▲真ん中がUTESPELARE/ウーデスペラレ 12990円
他にも多くのアイテムがズラリ!
▲様々なアイテムを組み合わせ、好みのゲーム部屋を作ることができる
イケアのゲーミングアイテムは種類も豊富で、機能も多岐にわたっている。
▲木彫りの手がゲーミングアイテムに
一目見て「これがゲーミングアイテム!?」と驚かされたのが、木彫りの手ことLANESPELARE/ローネスペラレ アクセサリースタンドだ。価格は2499円。
写真の通りマウスを握らせておくほか、様々なアイテムを持たせることができるので、デザインを楽しみつつデスクの上をすっきりさせる斬新なゲーミンググッズとして活躍してくれるだろう。
▲快適なゲーム生活に収納は必須だ
こちらはUPPSPEL/ウップスペル 引き出しユニット キャスター付きだ。値段は9990円。同名のゲーミングデスクと対になっているアイテムで、デザイン的にも一体となって溶け込む同一性を保持している。
別売りのUPPSPEL/ウップスペル 有孔ボード用アクセサリー4点セット990円に含まれるフックや伸縮ストラップを活用すれば、スペースをより効率的に生かすこともできるだろう。
その他にもカラス扉キャビネットやリングライト、マルチクッションやネックピローなど、用意されているアイテムは数多い。きっとあなたの快適なゲーミング生活に役立ってくれるはずだ。ゲーミング家具の世界に統一されたデザインを持ち込んだイケアの挑戦。
快適でスタイリッシュなゲーミング生活を営みたい方は、購入を考えてみてはいかがだろうか。
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