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- 【Worlds 2021】DFMの3戦目、トルコのGaratasaray Esporを完全封殺!! Eviインタビューも
- 『リーグ・オブ・レジェンド』の世界大会「Worlds 2021」にて、日本代表チームのDetonatioN FocusMe(DFM)が、無敗のTCL(トルコ)代表のGaratasaray Espor(GS)と激突し、圧勝した。初日、UOLに勝利したもののCloud9に敗北し、1勝1敗となったDFM。しかしC9戦での敗北が、この日の勝利につながった。バン&ピックフェーズはDFMがレッドサイド。DFMはミス・フォーチュンをバンし、アフェリオスとスレッシュのボットデュオと、GSが優先したリー・シンに対してシン・ジャオをピック。対するGSはボットにルシアンとナミを当ててきた。ミッドのAriaには遠距離からバーストダメージが狙えるゾーイをピックし、最後にトップのEviがジェイスに対して得意とするアーゴットをピック。ボットレーンから試合を作る構成を組む。スタート直後、DFMはボットサイドにインベードを狙うがうまくいなされてブルーバフからのスタート。トップのEviはジェイスのポークに耐えつつ、ボットはプッシュレーンにし、Stealのガンクでキルを狙うが、惜しくもファーストブラッドをとられてしまう。しかし、次のボットレーンでのバトルではStealに加えてEviもテレポートし、Eviが2キル、Stealが1キルでボットとジャングルを倒して1-4に。トップタワーは押されたものの、2キルをとったEviは着実にゴールドを集めていく。ここからのDFMはすごかった。Eviのソロキルなどでリードを広げたDFMは、ドラゴンとリフトヘラルドを獲得し、ボットのアウタータワー、ミッドのインナータワーまで獲得。対するGSもトップとボットのアウタータワーを折り、ミッドのBoluluにCSを集めて逆転のチャンスを狙う。しかし、トップのレッドバフでの集団戦でうまく相手を分散させつつ着実に相手をキルし、エースからそのままバロンナッシャーを獲得する。ドラゴンを一度も渡さず、ボットのインヒビターまで折ったDFMだが、あわやそのままエンドかというシーンでも冷静に引き、逆にドラゴンピット周辺に集まってきたGSを一網打尽に。最後はEviがテレポートでネクサスタワーを一瞬で溶かし、LJLのシーズン中に見られたような息の合ったDFMらしい連携により、無敗のGSをねじ伏せた。 Eviインタビュー「C9戦の敗北が生きた」 勝利したDFMから、トップのEvi選手へのインタビューが行われた。Katsudion:勝利した気持ちは?Evi:本当にうれしい。僕自身の調子も良くなかったし、何より僕自身満足できていなかった。今日は本当にうまく進められた。Katsudion:ドラフトがガラッと変わった。シーズン中を思い返すような。どんなポイントが?Evi:逆に、昨日がイレギュラーだった。もともと僕らはこのドラフトをやるつもりだったが、昨日はうまくできなかった。Katsudion:アーゴットをピックした理由は?Evi:昨日もラストピックを僕がもらって相手チャンプを見て選んだ。今日は構成を見てアーゴットを選んだ。Katsudion:序盤でボットへのテレポートで2キルをとった場面があった。どんな話を?Evi:僕の判断で、ボットで3vs3をやっていて勝つ予定と話していたけど、ここで僕が飛んだらさらにダメ押しで勝てると思った。Katsudion:ルシアンをうまく捕まえていた。Evi:絶対相手がフラッシュすると思ったので、狙っていた。Katsudion:自陣のレッドバフのところで、ちょっとヒヤっとしたシーンもあったが。Evi:実はYutaponが「ここ本当に大丈夫? 危ないよ」と思っていたら、本当にエンゲージしてきた。ここが山場だった。ただ、警戒していた分、TPも早かった。もしYutaponが死んでも回収できると思った。Katsudion:大きな勝利を挙げた。明日に向けて全員のパフォーマンスは?Evi:C9に負けたことで反省があり、それを生かして今日勝てた。明日もその反省を生かして勝ちにいきたい。DFMにとってプレイインステージ最後の1戦は、PCS(香港・マカオ・台湾)代表のBeyond Gaming。日本時間10月7日の23:00からとなっている。プレイイングループからプレイインノックアウトに上がる2チームに入れるかどうか、非常に重要な1戦だ。日本のファン一丸となって応援しよう!日本語配信プラットフォームMildom: http://mildom.com/10244404Twitch: http://twitch.tv/riotgamesjpLoLEsports:https://lolesports.com/
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- 【Worlds 2021】DetonatioN Focus Me、因縁のCloud9に惜しくも敗退
- 『リーグ・オブ・レジェンド』の世界大会「Worlds 2021」にて、日本代表チームのDetonatioN Focus Me(DFM)が、LCS代表のCloud9(C9)と対決、DFMが快勝した。C9との対決は「MSI 2021」までで1勝1敗のイーブンで、DFMもライバルとして意識しているチームでもあり、ここで勝ち切りたいところだ。バン&ピックでは、DFMはAriaのルブランを最優先にピックすると、C9はDFMが直前のUOL戦でピックしたタロンをバンし、ミス・フォーチュンとレオナを取り上げる。それに対して、DFMはボットにジンとアリスターをピックした。試合が始まると、C9は低レベルから積極的にガンクをしかけ、トップのEviとミッドのAriaにプレッシャーをかける。なおもレーンを押し上げたことで、ミッドのPerkz、サポートのVulcan、ジャングルのBlaberが幅を利かせ、タワーとオブジェクトをゲットする。DFMとしては後半に向けて力を貯めたいところだったが、前のめりなC9に対して少数戦でも勝ち切れず、惜しくも1敗を喫した。 プレイイングループ突破に向けて残り2戦を全力で! DFMが所属するプレイイングループ グループBのDay1終了時点での戦績はこちら。DFMは1勝1敗で残り2チームとの勝ち上がりを賭けた試合に挑む。次戦はTCL(トルコ)代表のGalatasaray Espor。日本時間10月7日の1:00から激突する。日本語配信プラットフォームMildom: http://mildom.com/10244404Twitch: http://twitch.tv/riotgamesjpLoLEsports:https://lolesports.com/
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- 【Worlds 2021】DetonatioN Focus Me、初戦でUOLに快勝! Yutaponインタビューも
- 日本時間の2021年10月5日より開幕した『リーグ・オブ・レジェンド』の世界大会「Worlds 2021」にて、日本代表チームのDetonatioN Focus Me(DFM)が、LCL-CIS代表のUnicorns of Love(UOL)との初戦を戦い、DFMが快勝した。バン&ピックでは、Eviがナー、Ariaがルブラン、Yutaponがミス・フォーチュン、Gaengがレオナとバランスのいいチャンピオンを獲得。特に、ジャングルのStealは壁を越えて機動力の高いタロンをピックしたが、このピックが見事に刺さったかたちとなった。序盤はスロースタートとなったこの試合、UOLの多人数でのタワーへのプッシュやリフトヘラルドにより、ゴールド差をつけられてしまう。しかし、初戦の緊張があると思われたDFMは、非常に冷静だった。レーンコントロールによりUOLに思うような動きをさせず、ドラゴンはしっかり抑えてじわじわ力を蓄えていく。そしてアイテムが整い始めてからは、レオナの正確なエンゲージからルブラン、ミス・フォーチュンの大きなダメージで集団戦を勝ち切り、ドラゴンバフ、バロンナッシャーも獲得。Bo1(1ゲーム先取)のプレイインステージにおいて大事な初戦を、最高の形で勝利した。 Yutaponインタビュー「ピックの時点で『勝った』と思えた」 Katsudion:初戦のUOLに勝利した。今の気持ちは?Yutapon:僕ら、今までも初戦に実力を出せずに負けることが多かった。UOLに勝てたのはよかった。Katsudion:序盤少し固い気がしたが?Yutapon:固くプレイしていたけど、アドバンテージを取れていたのでこのままでいいかなと思っていた。Katsudion:ジャングルにタロンも出た。今のメタはDFMにとってどう感じる?Yutapon:正直、結構いろんなチャンピオンが出てくるようになったけど、ADCのメタはすごくいい。Stealもなんでも使えるのでいいメタだと思う。Katsudion:ミス・フォーチュン(MF)については?Yutapon:MFが個人的に多分一番好きなレベルのキャラなのでうれしい。結構弱い部分もあるけど、強い部分がそれ以上に上回っている。Katsudion:アイスランドでの開催については?Yutapon:Gaeng以外は2回目ということもあって、多少慣れもある。みんなMSIほど緊張せずやれている。Katsudion:Ariaが緊張していたとTwitterで書かれていたが?Yutapon:Ariaは緊張していると毎回言うけど、そんな感じのプレイじゃなかった。すごかった。Katsudion:LJLでも活躍したルブランを出した。Yutapon:ドラフトが終わったときに「勝ったな」と(チームの)みんなが思っていたと思う。Katsudion:次はCloud9戦。意気込みを。Yutapon:なんだかんだ1勝したりしているけど、最終的に勝ったと言えたことがない。リベンジを果たしたい。次戦は、「MSI」などでもたびたび対戦している、LCS代表のCloud9との戦い。日本時間10月6日の2:00からの予定だ。日本語配信プラットフォームMildom: http://mildom.com/10244404Twitch: http://twitch.tv/riotgamesjpLoLEsports:https://lolesports.com/
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- eスポーツ展示はだいぶ縮小……「東京ゲームショウ 2021」幕張会場レポート
- 2021年9月30日(木)〜10月3日(日)にかけて、オンラインと幕張メッセにて開催されている「東京ゲームショウ 2021」。各社が工夫をこらした配信番組やVR会場など、オンライン環境も整ってきているが、やはり「TGS」と言えば幕張メッセだ。ただし今年は、プレスとインフルエンサーのみに公開されるかたちとなり、毎年のお祭りに参加できないファンにとっては寂しい限り……。そこで、eSports World編集部として現地で見てきたeスポーツ関連の情報をまとめてお届けしたい。東京ゲームショウ当日とは思えない幕張周辺 取材に訪れたのは初日の9月30日(木)。首都圏では緊急事態宣言中ということもあって幕張メッセまで道を歩く人もまばらだ。海浜幕張駅から幕張メッセまでつながる歩道橋のエスカレーターを降りると、例年「Capcom Pro Tour」が開催されていた国際展示場が見えてくる。各種イベントが開催される時には、ここから出展者や新製品のバナーが並び、歩く人たちを楽しませてくれるが、今回は『エクス アストリス』というゲームの告知バナーがあるのみ。新作タイトルのバナーも4枚のみ。奥のバナーにはなにもなかった 取材の際にはあまり気に止めてこなかった会場までのこの道だが、一般公開日のファンにとっては好きなゲームに向けて気持ちを昂らせてくれる準備区間のようなものだった。なにもかもなくなった状況を見るにつけ、こういった場所での展示にも大きな価値はあったと実感する。幕張メッセまでの通路も閑散としていた 木曜日は例年プレスデーでもあり、一般客向けの展示はたしかにあまりない。それでも今年はプレスのみに公開なわけで、木曜日から展示をしていてもいいはずだ。それがこの閑散とした状況というのは、寂しいというかなんというか、コロナ禍の怖さ、異常さを強く感じた。幕張メッセの中央入り口からはいったところ。見事になにもない。緊急事態宣言解除前の9月30日とあって、手前の「ヤマザキデイリーストア」も閉店中 そんななか、ホール8のみではあるものの、企業ブースもいくつか展示していた。eスポーツというキーワードに関しては、ここ数年で最も目立たなかった印象だ。今回はそんな展示ブースの中から、eスポーツ関連の展示をいくつかご紹介したい。規模の縮小を憂う声も多かったが、たしかに「TGS2021」はそこにあった イケアの本気を見た! 充実のゲーミングルームが1社だけで完成 今回「TGS」初出展となったイケアは、「Republic of Gamers」(ROG)とのコラボによるゲーミング関連の商品を、店舗と同様にコンセプトルームのようなかたちで展示していた。ゲーミングチェアも話題となっていたが、編集部が特に注目したのはトータルで部屋をプロデュースしてくれるゲーミングインテリアの数々だ。プロゲーマーとコラボしたヘッドホンスタンド、デスクトップPCのローラー付きスタンド、ボタンひとつで昇降可能なゲーミングデスクなどなど、一気に充実したアイテムをそろえてきた。ホワイトのゲーミングデスクは奥側にメッシュの隙間があり、ケーブルなどを入れることができる ありそうで意外となかったデスクトップPCスタンド 家具関係はすべてイケアの商品。電動デスクは、右端のボタンでプリセットの4段階&自由に上下できる 本格eスポーツからゲーミングプロジェクターまで、モニター三昧のベンキュー ベンキュージャパンのブースでは、eスポーツ向けのハイエンドモニターシリーズ「ZOWIE」と、ゲームからビジネスまで幅広く使える「MOBIUZ」シリーズを展示し、実際にゲームをプレイしながら、応答速度やリフレッシュレートの違いを体験できるブースとなっていた。今回メインに据えられていたのは、世界初となるゲーミングプロジェクター。応答速度4msで、50インチ相当の大画面で遊べる。eスポーツというとひとり1画面だが、パーティーゲームや対戦格闘などでは1画面を複数でシェアすることもある。これだけの画面サイズと応答速度があれば、快適にプレイできそうだ。実際にレースゲームを試遊してみたが、ステアリング操作のズレなどはほとんど感じないレベル。本格的なレースとなれば気になるだろうが、皆で楽しむ分には問題ない。もちろん、映画などの従来のプロジェクターとしての楽しみ方も可能だ。定価は20万円前後とだいぶ高額だが、購入前に試せるレンタルも実施しており、本来は1万円台後半のところ、TGS記念として3泊4日で2500円という破格の値段で借りられるとのこと。興味がある方はぜひ借りてみてほしい。レンタルは「レンティオ」という会社から行われる。特別クーポンコードは写真のとおり あらゆるゲームの流注&パッケージを手がけるハピネット 会場に入ってすぐに目についたのが、AKRacingのゲーミングチェアと「ハピネット」の巨大な試遊ブースだった。ハピネットはゲームメーカーのさまざまな業務や流通などをサポートしており、今回はインディーゲーム関連の移植作の多くが、このハピネットブースに置かれていた。単独メーカーがブースを構えるには厳しい情勢下でもあるが、このようにひとつのブースの中でお付き合いのあるメーカーのゲームを横並びで紹介することで、メーカーとの関係も強固になるのだろう。海外のゲーム関連グッズのパッケージなども手がけており、『UNDERTALE』や『Among us』、『マインクラフト』などのグッズがまるでゲーム部屋のように飾られていた。また、PlayStation 5の容量を増やすM.2 SSDの発売が話題となったが、この商品にはハピネット、ネクストレージ、アイ・オー・データが連名で開発・販売しているという。会場には、実際に取り付けてあるPS5も展示。左端はマッドキャッツのマウス 脳波測定でゲームがうまくなる? NOKのeスポーツメンタルトレーニング 会場の隅でひときわ異彩を放っていたのが、このNOKというメーカーの展示だ。今回の会場で真正面から「eスポーツ」という言葉を掲げていたのはここだけだったかもしれない。NOKはもともと自動車のクランクシャフトのゴム部品などで大きなシェアを誇るパーツメーカー。その同社がなぜ脳波測定かというと、この測定に用いる電極の部分のゴムを手がけているためだ。会場では、センサーを用いて脳波を測定するプロトタイプを用いて来場者の脳波を測定。腕前やプレイ中の脳の状態に応じてランキングカードをプレゼントしていた。会場では『ぷよぷよテトリス』を用いて脳波を測定。その状態を見ながらメンタル面のコーチングなどに用いる 手前のゴムの電極がNOKの製品。グループ企業などと協働で測定器を製作した 会場での反応は上々だったようだが、今回の展示はあくまで協力企業やチームなどを集めるため。機械は作れてもデータの活用はこれからで、興味を持ってくれる企業や研究者を募集しているとのことだ。モンスターエナジーを飲んだオクタン?『エーペックスレジェンズ』とのキャンペーン 毎年TGSに登場するモンスターエナジー。今回は『エーペックスレジェンズ』のオクタンをイメージキャラクターに据えて、公式アカウントのフォローでオリジナルモンスターエナジー1缶と、福引によるグッズプレゼントも実施していた。モンスターブースは無観客でもいつもと同様。元気が出ます! SNKブースにはいよいよプレイアブルな『KOFXV』が登場! 6年の時を経ていよいよ2022年にリリース予定の『THE KING OF FIGHTERS XV』の試遊台が、TGS会場に登場。8つのブースを構え、多くの格闘ゲームファンがプレイ感覚を確かめていた。『KOF』シリーズ特有のボタン操作や小ジャンプ、大ジャンプ、前転などのシステムはそのままだが、なんといっても技を当てた時の感触などが『KOFらしい動き』に感じられるのがいい。どちらかというと過去作に近いイメージだ。単体ゲームでのプレイアブルブースとしては最大規模だった 短い時間で新キャラの「イスラ」をさわってみたが、メナトのようなオプションが付いていたり、空中から起動変化できる足技などで相手を翻弄するイメージ。『KOF』勢の選手も多数来場していたので、気になる方は配信などでしっかりチェックしてほしい。グラフィックは『サムライスピリッツ』に近い印象。新しいSNKらしさを感じさせる
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- 【大会レポート】『CAPCOM Pro Tour Online 2021』日本大会はひぐち選手が優勝!
- 2021年9月18日(土)、9月19日(日)に開催された『ストリートファイターV チャンピオンエディション』のオンライントーナメント「CAPCOM Pro Tour Online 2021」の日本大会2が開催。優勝はひぐち選手。日本大会2はひぐち選手が優勝! 決勝戦ではベテランのsako選手と、ひぐち選手の戦いが繰り広げられた。ウィナーズこそsako選手に先手を取られたものの、ルーザーズから這い上がってきたひぐち選手が勝利を勝ち取る試合に。2回りも離れた先輩をまくる試合は圧巻! これでカプコンカップ8の日本代表選手はマゴ選手とひぐち選手の2名となった。
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- 【大会レポート】「RAGE Shadowverse 2021 Autumn」GRAND FINALS開催!“夢追う弓道者”きるか選手が無敗で初優勝し賞金400万円を獲得!
- 『シャドウバース』の大会「RAGE Shadowverse 2021 Autumn」GRAND FINALSが2021年9月19日(日)に開催。“夢追う弓道者”きるか選手が無敗で初優勝し賞金400万円を獲得した。<以下、ニュースリリースより>「RAGE Shadowverse 2021 Winter」開催も発表!エントリーは10月3日(日)23時59分まで受付中 国内最大級のeスポーツイベント「RAGE」は、対戦型オンラインTCG『Shadowverse』の大会「RAGE Shadowverse 2021 Autumn」GRAND FINALSを2021年9月19日(日)に開催いたしました。本大会は、2021年7月から行われてきたオンライン予選大会を勝ち進んできたファイナリスト8人が都内スタジオに集結。会場では司会と進行を務めたテレビ朝日アナウンサーの田中萌さん・布施宏倖さん、実況の平岩康佑さん・友田一貴さん、解説の海老原悠さん・くすきさん、ゲスト解説のあぐのむ選手(プロチーム「横浜F・マリノス」所属)・Surre選手(プロチーム「NTT-WEST リバレント」所属)・kendama選手(「RAGE Shadowverse 2021 Summer」優勝者)といった面々が大会の行方を見守りました。トーナメントを無敗で勝ち上がり、きるか選手が初優勝。賞金400万円と優勝トロフィーを手にし、チャンピオンになった感想を問われると「今まで『Shadowverse』を続けてきてよかったです」とコメントし、誇らしげに拳を突き上げました。GRAND FINALSはトーナメント形式で、各試合は先に3バトルを制した方が勝利するBO5方式。1試合で3つのデッキを使用でき、2バトル目以降は勝利したデッキは使用できなくなるというルールです。本大会終了後「RAGE Shadowverse 2021 Winter」に関する情報も解禁となりました。すでに始まっているエントリーは10月3日(日)23時59分まで受け付け、1次予選は10月9日(土)と10月10日(日)、2次予選は10月17日(日)、プレーオフは10月23日(土)に開催となります。 本大会のアーカイブ配信はこちらから視聴することができます。 ・OPENREC.tv:https://www.openrec.tv/live/e2zw66m7w8o ・YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=1vh5l-A46KA ・ABEMA:https://abema.tv/channels/world-sports-3/slots/9aGQUnB1W8bLo9【1回戦第1試合】“友魂の挑戦者”びーびー選手 vs “夢追う弓道者”きるか選手 共にまったく同じタイプのデッキを持ち込んだ初戦は、無敗で予選を突破し「このまま勝ちきれるんじゃないか」と語っていたきるか選手が、その自信にふさわしい力を見せました。同選手はデッキ相性が悪かった第3バトルこそ落としたものの、残るバトルは危なげなく3勝。最初の準決勝進出者となったきるか選手は「あと2つ、がんばって勝って優勝します」と宣言します。【1回戦第2試合】“不屈のドリームキャッチャー”掴む選手 vs “悠然たる豪勇”CDG選手 第2試合は、2年前の「RAGE Shadowverse 2019 Autumn」のGRAND FINALSで敗退したリベンジに燃える掴む選手と、「GRAND FINALSの対策は何も考えていない」と余裕のコメントをしていたCDG選手が対戦。ここではデッキ相性が優位だった初戦こそ掴む選手が取りますが、2戦目以降はCDG選手が3連勝します。CDG選手は勝利後のインタビューでも「滅茶苦茶緊張した……けど次も緊張するはず」「たぶん掴むさんのほうがうまいけど、滅茶苦茶運がよかった」と、ひょうひょうとした様子を見せていました。【1回戦第3試合】“ラブ・ファーザー”tattan選手 vs “運命のオールドルーキー”彼方選手 プロを2人撃破してGRAND FINALSに出場した選手同士の第3試合は接戦に。競技シーンに参加するのが初めてながらGRAND FINALSまで辿り着いた彼方選手が2勝すると、第3バトルからはtattan選手が2連勝しこの日初の第5バトルへ突入。すると最終バトルは彼方選手が丁寧なプレイで勝利し初戦を突破しました。その彼方選手はこの日が誕生日であることを踏まえて、「次も勝って、自分への最高の誕生日プレゼントに近づきたいです」と抱負を語りました。【1回戦第4試合】“漆黒の剣聖”LVS|Ryu選手 vs “華麗なるスピードスター”井手パイセン/Bhh選手 事前の視聴者による優勝予想で1位となったプロ選手のLVS|Ryu選手と、アクセラレートエルフによる速攻を得意とする井手パイセン/Bhh選手という組み合わせの第4試合。「プロ選手初の優勝を目指す」と意気込んでいたLVS|Ryu選手でしたが、井手パイセン/Bhh選手のプレイングも冴え渡り、実況席もうなる好バトルが続いて第5バトルまでもつれこみます。その勝者となった井手パイセン/Bhh選手は「ギリギリの戦いだったけど勝ててホッとしています」と安堵の表情を見せていました。【準決勝第1試合】“夢追う弓道者”きるか選手 vs “悠然たる豪勇”CDG選手 1回戦の後半2試合に続いて、準決勝第1試合も第5バトルまで突入する接戦となりました。その第5バトルでは、きるか選手が冷静なプレイングで勝利。すると同選手は涙を見せながら、「ラスト一戦、絶対勝って優勝します」と力強く語りました。またこの勝利によって、きるか選手は「Shadowverse World Grand Prix 2021」の出場権も得ました。【準決勝第2試合】“運命のオールドルーキー”彼方選手 vs “華麗なるスピードスター”井手パイセン/Bhh選手 大会初出場ながらここまで勝ち上がってきた驚異の新人・彼方選手がふたたび見事な活躍を見せます。第1バトルで先勝した彼方選手は、その後も冷静にプレイを進めて第4バトルで勝ち抜け。決勝進出と「Shadowverse World Grand Prix 2021」への出場を決めた彼方選手は、インタビュー中も自身の勝利に驚いた様子を見せながらも優勝を誓います。【決勝】“夢追う弓道者”きるか選手 vs “運命のオールドルーキー”彼方選手 初めての競技参加、さらに誕生日に決勝まで辿り着いた彼方選手でしたが、その快進撃はきるか選手に止められました。きるか選手は第2バトルこそ落としたものの、弓道経験者らしい集中力を発揮し第1バトル、第3バトルで勝利。そして第4バトルでは劇的な勝利を収めて優勝を決めました。インタビュー&セレモニー 決勝後のインタビューで現在の心境を問われたきるか選手は、目に涙を浮かべながら「まさかここまで来れると思ってなかったので滅茶苦茶うれしいです」と感無量の様子。続く「この優勝を誰に伝えたいですか?」という質問には「大会前に朝まで練習に付き合ってくれた仲間に伝えたいです。みんなありがとう!」と答え、優勝カップを掲げました。その後、きるか選手に「RAGE」総合プロデューサー・大友真吾から400万円の賞金プレートを渡されます。続いて『Shadowverse』プロデューサーの木村唯人さんはこの日の戦いを「難しい環境の中で非常にレベルの戦いを見せてもらった。一戦ごとに選手が力を出し切った表情をしていたこと、仲間との思いのようなものを背負っている姿が印象的だった」と振り返り、きるか選手をはじめとする大会参加者を労いました。■「RAGE Shadowverse 2021 Winter」概要 エントリー期間: 2021年10月3日(日)23:59まで開催日: 1次予選:10月9日(土)~10月10日(日) 2次予選:10月17日(日) プレーオフ:10月23日(土) GRAND FINALS:11月7日(日)エントリーフォーム:https://rage-esports.jp/shadowverse/2021winter/entry/howto
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- 【大会レポート】「オセロ」もeスポーツへと革新するのか!薬師寺健太さん(小学6年生)がオセロ小学生日本一を2連覇
- 『オセロ』の小学生大会「オセロ小学生グランプリ2021」において、薬師寺 健太 さん(やくしじ けんた)さん(小学6年生)が大会連覇でオセロ小学生日本一に輝いた。 <以下、ニュースリリースより>「オセロ小学生グランプリ2021」2021年9月19日(日) ボードゲーム『オセロ』の小学生大会「オセロ小学生グランプリ2021」(主催:一般社団法人日本オセロ連盟、協賛:株式会社メガハウス他)決勝大会が、 2021年9月19日(日)に東京都台東区浅草橋ヒューリックホールにて開催されました。「オセロ小学生グランプリ2021」は、オセロ小学生日本一を決める大会で毎年1回開催されています。今年の予選大会は、東日本と西日本に分かれてオンライン対戦で行い643名が出場し、予選大会の上位58名による決勝大会がリアル対戦で(対面での対局)行われました。決勝大会は、2ブロックに分かれ1人5試合による熱戦が繰り広げられ、薬師寺 健太 さん(やくしじ けんた)さん(小学6年生)が大会連覇でオセロ小学生日本一に輝きました。 ※2020年大会は開催中止となり、2019年以来の大会となりました。 決勝戦 薬師寺 健太さん(写真左) 決勝戦 山口 智生さん(写真左) 2019年大会に続き優勝 薬師寺 健太さん(小学6年生)大阪府 決勝戦は中盤で負けそうでしたが勝てて良かったです。今回の大会は2試合目で中盤に負けていていましたが、相手がミスをした結果決勝に進めました。前回の大会でも優勝しているためプレッシャーはありましたが感じないようにしました。オセロは年齢問わず強い相手と対戦できることが楽しいです。次の目標は世界大会に出ることです。オセロは中学生になっても続けます。オセロが強くなるコツは楽しんで練習することです。大会前はネット対戦や、終盤問題を解いて練習しています。※インタビュー要約<上位者>優勝:薬師寺 健太さん 左2番目、準優勝:山口 智生さん 左1番目、第3位:柴田 斗慎さん 右2番目、小林 歩さん 右1番目 決勝戦はステージで実施 LIVE配信も行われました 「オセロ小学生グランプリ2021」 主催:一般社団法人日本オセロ連盟協賛:株式会社メガハウス/株式会社オセロキリンビバレッジ/小学館/明治アーモンドチョコレート/マイナビ出版/つちや書店/イオンモール水戸内原【予選大会】オンライン対戦 西日本地区 第1回6月27日(日)第2回7月25日(日) 東日本地区 第1回7月4日(日)第2回8月22日(日)https://www.othello.gr.jp/specialinfo/25779 ※お住まいの地区で1人1回参加で、643名(小学1~6年生)出場。 オンライン対戦は、スマートフォン・パソコン・タブレットいずれかの端末で 「日本オセロ連盟大会システムGORO」で実施。 【決勝大会】リアル対戦での大会 日程:9月19日(日) 会場:浅草橋ヒューリックホール(東京都台東区浅草橋1-22-16 ヒューリック浅草橋ビル2階 ホール)https://www.othello.gr.jp/specialinfo/27247 ※予選大会の上位58名(小学2~6年生)出場。 ▼決勝大会の様子
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- 【大会レポート】東アジアeスポーツチャンピオンシップ「eFootball ウイニングイレブン」で日本代表チームが準優勝
- 2021年9月10日(金)に開幕した「東アジアeスポーツチャンピオンシップ」が、9月12日(日)に無事に閉幕し、各競技の優勝国が決定した。<以下、ニュースリリースより>「eFootball ウイニングイレブン」で日本代表チームが準優勝 一般社団法人日本 e スポーツ連合(会長:岡村秀樹 以下、JeSU)は、9月10日(金)に開幕した「東アジアeスポーツチャンピオンシップ」(Esports Championships East Asia、以下ECEA)が、9月12日(日)に無事に閉幕し、各競技の優勝国が決定したことをお知らせします。 ECEAは、韓国政府主導の下、初めて韓国の文化スポーツ観光省が主催するeスポーツの国際競技大会です。日本、中国、韓国それぞれから選抜された代表選手が、エキシビションを含む5つのタイトルでオンラインにて競技を実施しました。 9月10日(金)と11日(土)は、各国代表が総当たりによるリーグ戦を戦い、最終日となる9月12日(日)に、上位2か国による決勝戦が実施されました。3日間にわたって、各国代表による熱戦が繰り広げられた結果、中国が記念すべき第1回となるECEAの総合優勝を果たしました。各競技の最終結果は以下の通りです。 ※競技実施順(エキシビションマッチを除く)。 各タイトルの成績ごとにポイントが付与され、総合優勝を決定(1位10pt、2位6pt、3位5pt)。 日本対中国の組合せとなった「eFootball ウイニングイレブン」の決勝は、先に2勝したチームが優勝となるBO3形式で開催。1勝1敗で迎えた最終戦は、まず日本が先制するも、その後は壮絶な点の奪い合いとなり、試合終盤に中国が勝ち越し点を決めて、3対4で試合終了。日本は惜しくも準優勝となりました。大会のメイン会場であるソウル・オリンピック・パーク ソウルからの映像を日本の配信拠点となるスタジオにて実況解説 「eFootball ウイニングイレブン」の決勝戦は、日本代表と中国代表の2名1チーム戦で実施 試合終了間際の猛攻も及ばず、日本代表は惜しくも1勝2敗で準優勝に終わる また、閉会式では、ECEAの継続開催と来年の開催地が中国に決定したことが発表されました。大会の模様は、YouTubeのJeSU公式チャンネルにて視聴可能ですので、日本代表をはじめとする東アジア3か国の激闘の模様を、ぜひ映像でご確認ください。 JeSUは今後も、日本におけるeスポーツの振興を通して国民の競技力の向上及びスポーツ精神の普及を目指すとともに、国際大会を通して世界におけるeスポーツの価値向上を目指して活動してまいります。<大会概要> 大会名称:Esports Championships East Asia (東アジアeスポーツチャンピオンシップ)開催日程:2021年9月10日(金)~12日(日)参加国:日本、中国、韓国競技種目 (エキシビションマッチを除く、アルファベット順):Clash Royale(クラッシュ・ロワイヤル)eFootball ウイニングイレブンLeague of Legends(リーグ・オブ・レジェンド)PUBG:BATTLEGROUNDS(PUBG)Dungeon & Fighter(アラド戦記) ※エキシビションマッチ賞金(タイトルごと):優勝国・約100万円、準優勝国・約50万円、3位・約30万円、MVP・約10万円(エキシビションは、優勝国・約50万円、準優勝国・約30万円、3位、MVP・約10万円)大会公式URL:https://jesu.or.jp/ecea/JeSU公式チャンネル:https://www.youtube.com/channel/UC1nodVlgA-5O0ZhngDJcZew
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- 【大会レポート】「eオールスター2021」閉幕!現役オールスターチームが勝利!
- 2021年9月18日(土)、「eオールスター2021」最終決戦が開催。通算3勝2敗で「現役オールスターチーム」が勝利を収めた。<以下、ニュースリリースより>現役オールスターチームが勝利! 一般社団法人日本野球機構(NPB)と株式会社コナミデジタルエンタテインメント(KONAMI)は9月18日(土)、「eオールスター2021」最終決戦を開催し、その結果を踏まえ、通算3勝2敗で「現役オールスターチーム」が勝利したことをお知らせします。 「eオールスター2021」は、一般プレイヤーによるオンライン大会と、「eBASEBALL プロリーグ」2020シーズンプロプレイヤーによる最終決戦の結果で勝敗を決定する大会です。 この日開催された最終決戦では、「eBASEALLプロリーグ」2020シーズンで活躍した12球団代表選手が2人1組となり、ファン投票、プラスワン投票、OB推薦の選手で構成された「現役オールスターチーム」とレジェンドOBで構成された「レジェンドOBチーム」に分かれて、計3試合を実施しました。熱戦の結果、現役オールスターチームが2勝1敗とし、オンライン予選の勝敗と合わせて、「eオールスター2021」を制しました。最終決戦の結果 【第1戦】現役 7-1 OB 最終決戦第1戦は、現役オールスターチームが初回に柳田の先頭打者、鈴木誠也の3ランHRなどで一挙6得点を挙げ、桑原のファインプレーなどで守備のリズムを掴むとレジェンドOBチームの反撃を阿部のソロHRによる1点に抑え快勝。勝負を一気に決められるか、第2戦に向けて幸先のいいスタートを切った。【第2戦】OB 6-3 現役 現役オールスターチームは3回、レジェンドOBチームの三浦「監督」から桑原「選手」が先制のタイムリー2ベースを放つも、負けられないOBチームは4回、松井秀喜の照明直撃の2ランで同点とし、続く金本が2者連続となるHRを放ち勝ち越し。一方の現役オールスターチームもその裏、村上のソロHRで同点にするも、レジェンドOBチームが5回に代打和田の勝ち越しHRと金本の2打席連続弾で勝負あり。2勝2敗で運命の最終戦を迎える。【第3戦】現役 5-1 OB 1勝1敗で迎えた最終第3戦。現役オールスターチームは初回に山川のタイムリーヒットで先制すると、2回にも甲斐のタイムリーでリードを広げる。レジェンドOBチームは終盤まで無安打に抑え込まれ苦しむが、4回に代打阿部慎之助がチーム初ヒットとなるソロHRを放ち反撃の狼煙を上げる。 しかし、現役オールスターチームは最終回、レジェンドOBチームの投手黒木から柳田、山川の連続弾が飛び出し、リードを広げ、その裏を松井裕樹ー平良の守護神リレーでレジェンドOBチームを振り切り、オンライン対戦も含めた通算成績3勝2敗でeオールスター2021を制した。オンライン大会の結果(OB1勝、現役1勝) 大会期間:2021年9月6日(月)13:00~9月12日(日)23:59■「eオールスター2021」概要PlayStation®4、Nintendo Switch両ハードで行われるプレイヤー参加型のオンライン大会の勝敗と、「eBASEBALLプロリーグ」2020シーズン プロプレイヤーによる最終決戦の結果を合計して、勝敗を決定します。オンライン大会:PlayStation®4、Nintendo Switchハード毎に勝利チームが1ポイント獲得(計2ポイント)最終決戦:全3試合 各試合勝利チームが1ポイント獲得(計3ポイント)合計5ポイントを、レジェンドOBチームと現役オールスターチーム、どちらがより多く獲得できるかで、勝敗を決定。「eオールスター2021」公式サイトhttps://e-baseball.konami.net/pawa_proleague/page/allstar_2021/ ■「eオールスター2021」最終決戦 アーカイブ動画 ◇出演者(敬称略) ・清水久嗣(アナウンサー) ・黒木知宏(プロ野球OB・解説者) ・岩瀬仁紀(プロ野球OB・解説者) ・里崎智也(プロ野球OB・解説者) ・田中一朗(ゲーム解説) 【YouTube】 ・KONAMIパワプロ・プロスピ公式チャンネルhttps://www.youtube.com/channel/UCWzEh28vj3mQKpe0fzVTOUw ・NPB eスポーツ公式チャンネルhttps://www.youtube.com/channel/UC2QZ_00ZrbRv_LiXIulpk1w 【OPENREC.tv】 ・KONAMI公式チャンネルhttps://www.openrec.tv/user/KONAMI573ch
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- 【大会レポート】『VALORANT』の世界王者を決める戦い「VCT Stage 3 – MASTERS BERLIN」閉幕!並みいる世界の強豪を押しのけ王者に輝いたのはGambit Esports
- VALORANTの世界王者を決める大会「VALORANT Champions Tour Stage3 Masters」が2021年9月10日(金)~9月20日(月)にかけて開催された。「VALORANT Champions Tour」とはVALORANTの年間王者を決める大会でChallengers・Masters・Championsの3段階で構成されている。地域大会Challengersとその勝者が出場する国際大会Mastersが全3回にわたって開催。そこで成績上位のチームがVALORANT年間チャンピオンを決める大会Championsへの出場権を獲得する。9月10日(金)から開催された「VALORANT Champions Tour Stage3 Masters」では各地域の予選を勝ち上がった15チームがドイツのベルリンに集結。Stage3の世界王者を決める戦いに臨んだ。ここではMastersの決勝トーナメント、そして日本代表として出場した🇯🇵ZETA DIVISION、🇯🇵Crazy Raccoonの結果を振り返っていこう。大波乱の決勝トーナメント 熾烈なグループステージを突破し、決勝トーナメントに進出したのは以下の8チーム。トーナメント発表後はNA1位の🇺🇸Sentinels(SEN)とEMEA1位の🇷🇺Gambit Esports(GMB)の決勝が予想されていた。しかし蓋を開けると、🇺🇸Envyが王者🇺🇸SENを2-0で下し、さらに🇷🇺GMBが🇩🇪G2をアイスボックスで13-0と圧倒するなど大波乱のトーナメントとなった。▲今大会の優勝候補にも挙げられていた🇷🇺GMBに🇺🇸SENを破った🇺🇸Envyがどこまで食らいつけるのか。世界中のファンが固唾をのんで見守った 前回大会同様にNA vsEMEAの構図となった決勝。試合はNA1・2位を下して勢いに乗る🇺🇸Envyを、平均年齢19歳の🇷🇺GMBが、その若さに似合わない落ち着きで支配。終わってみれば3-0と相手に1マップすら与えない圧倒的な力を見せつけ、EMEAに待望の栄冠をもたらした。▲優勝を決定づける3連続キルを見せたChronicle選手(GMB)。決勝では3マップとも違うエージェントを使用していたにもかかわらずK/DA2.3を叩き出した ▲優勝トロフィーを掲げる🇷🇺GMBの選手たち。大会を通じて他のチームを寄せ付けず文句なしの世界王者となった 日本代表の両チームは対照的な結果に 続いて気になる日本代表の結果をレポートしよう。アイスランドでは1マップすら獲得することができず、世界の壁を痛感した日本代表。王者に返り咲いた🇯🇵ZETA DIVISIONとアイスランドのリベンジを誓うCrazy Raccoonはどこまで勝ち進むことができたのだろうか?大きな課題を残した🇯🇵ZETA DIVISION 🇯🇵ZETA DIVISION(ZETA) vs 🇦🇷KRU Esports(KRU)日本王者の🇯🇵ZETAは初戦ラテンアメリカ1位の🇦🇷KRUと対戦。1マップ目のアセントは前半1-11で折り返す苦しい展開となったが、ディフェンス側に回った後半からアビリティを生かした丁寧なリテイクでペースを取り戻す。8-13で1マップ目を落としたが、らしさを取り戻した🇯🇵ZETAは続くスプリットで🇦🇷KRUを圧倒。ディフェンス側では1ラウンドすら取らせずに13-5で勝利し、決着の行方は3rdmapのバインドにもつれた。序盤こそラウンドを取り合う接戦だったが、日本にない強気なタイミングでのピークと少人数戦での素早い判断で上回った🇦🇷KRUが徐々に試合をリード。粘りを見せたかった🇯🇵ZETAだが、常にカバーを付けてリスク管理を徹底した🇦🇷KRUが7-13で勝利し、🇯🇵ZETAは惜しくもLower Bracketに回ることとなった。▲日本代表初となるマップ勝利を決めたtakej選手(ZETA)。試合途中のエースチャンスで発した「俺のAceだろうが」がトレンド入りするなど日本のVALORANTファンを熱くさせる試合を見せてくれた 試合後のインタビューでLaz選手(ZETA)が「想定していた通りの戦いだったが、細かい部分のレベルが高かった。」と語る通り、🇯🇵ZETAが通用する部分と世界の壁の高さを同時に痛感させられたこの試合。日本語の公式配信とStylishnoobさん・釈迦さんのミラー配信を合計すると20万人以上が見守る中、惜しくも試合に敗戦した🇯🇵ZETA。しかし、日本で培った丁寧なアビリティの合わせとマップコントロールは世界でも通用すること、そして何よりMasters世界大会で日本代表初となるマップ取得など多くの見せ場を見せてくれた。🇯🇵ZETA DIVISION(ZETA) vs 🇧🇷Vivo Keyd(VK)負ければ帰国となるLower Bracketで🇯🇵ZETAはブラジル1位の🇧🇷VKと対戦。🇦🇷KRU戦のパフォーマンスから次こそは勝利をと期待が集まっていた。しかし、試合は🇧🇷VKが1マップ目のブリーズでHeat選手(VK)を中心に11回のファーストブラッドを記録。🇦🇷KRU戦で見せた🇯🇵ZETAらしさは鳴りを潜め、個人で勝負して狩られる場面が多く、最後まで流れをつかめなかった。続く2マップ目のスプリットでも勢いに乗るHeat選手(VK)・murizzz選手(VK)のダブルデュエリストを止めきれなかった🇯🇵ZETAは2マップ合計でわずか7ラウンドしかとることができずに敗戦という悔しい結果に終わった。▲マーシャルのみでのエースを見せたHeat選手(VK)。🇯🇵ZETAのプランは間違いなく彼によって壊されてしまった 惜しいラウンドも多くあったが、🇧🇷VKの少人数戦での咄嗟のアイデアに苦しめられ続けた🇯🇵ZETA。さらに個々が撃ち合いで負けた事で強気な撃ち合いに挑めず、マップコントロールでも常に後手に回っていた印象だ。試合後のインタビューでLaz選手(ZETA)が「最悪の結果、惨敗」と話した通り、LastChanceQualifier(LCQ)に向けて取り組むべき課題が多く見つかったMastersとなった。日本の意地を見せた🇯🇵Crazy Raccoon 🇯🇵Crazy Raccoon(CR) vs 🇷🇺Gambit Esports(GMB)🇯🇵CRは初戦でEMEA1位の🇷🇺GMBと対戦。並みいる強豪チームを押しのけて1位に輝いた🇷🇺GMBに🇯🇵CRがいかに喰らい付けるか期待されていた。しかし試合は🇷🇺GMBが終始レベルの違いを見せつけて圧倒。🇯🇵CRの選手もオフラインの独特の緊張感と相手の動きに飲まれてしまい、本来の動きをまったく見せられず。結果的には2マップ連続で1-13という記録的な大差を付けられての敗戦となってしまった。▲日本でのPlayoffから大きく構成を変えてきた🇯🇵CR。Stage1以来となるneth選手(CR)のレイズピックは視聴者を驚かせた(写真はade選手) ある程度の力の差は予想されていたが、明らかなコミュニケーションエラーで落とすラウンドもあった🇯🇵CR。試合後にはロールやロスターに対して疑問の声が多く上がるなど、厳しい声も多く見られた。🇯🇵Crazy Raccoon(CR) vs 🇧🇷Havan Liberty(HL)こちらも負ければ帰国となるLoser Bracketで🇯🇵CRは、ブラジル2位の🇧🇷HLと対戦。🇷🇺GMB戦ではまったくいいところを見せられず厳しい声も多かったが、この日は見違えるパフォーマンスを披露。特にアタッカー側では臆することなく撃ち合いに挑み、序盤から常にリードを取る危なげない展開を見せた。試合終盤に勝利を意識してか、少し連携に乱れが生じて相手に流れを渡しかける場面もあったが終わってみれば13-9・13-8と2マップ連続で勝利。日本代表初となるMasters世界大会での勝利を掴み取った。▲ケージ越しの3キルなど、この日🇯🇵CRを牽引したのは間違いなくMedusa選手(CR)。コミュニケーション面はもちろん、ラークで常に相手の情報を取り続けていた ▲勝利後に円陣を組む🇯🇵CRの選手たち。逆境の中掴み取った日本代表の初勝利に実況/解説も涙を見せた アイスランドでのMasters、そして🇷🇺GMB戦での悔しい思いを乗り越えた🇯🇵CR。ade選手(CR)が「みんなから背中を押されていた。何としても勝ちたかった」と語る通り、各選手が見せた勝ちへの執念は多くの視聴者の胸に響いたに違いない。🇯🇵Crazy Raccoon(CR) vs 🇷🇺Gambit Esports(GMB)勝ったチームがグループ突破を決める重要な一戦。前回対戦では大敗を喫したが、🇧🇷HL戦を経て大きく成長した🇯🇵CRは1マップ目のアセントで一気に6ラウンドを連取。TO(タイムアウト)以降は🇯🇵CRの対策への対策を即座に練った🇷🇺GMBの地力が勝り、8-13でアセントを落としてしまう。しかし、90%以上の勝率を誇る🇷🇺GMBのアセントで序盤とはいえ試合をリード、攻守交代後も🇺🇸100Tが1ラウンドも取れなかった🇷🇺GMBの堅牢を崩すなど随所で🇯🇵CRの強さも光る内容となった。そして迎えた2マップ目のアイスボックスでも臆することなく撃ち合いに挑み、互角の戦いを見せた🇯🇵CR。前回の1-13が、うそのような一進一退の攻防はOT(オーバータイム)にまでもつれた。惜しくも12-14で敗れたが、世界中のVALORANTファンが🇯🇵CRの見せたMastersでの成長と気持ちのこもったプレーに惜しみない称賛を送った。▲試合後に涙を浮かべたneth選手。惜しくも試合には敗れたがこの涙がまた🇯🇵CRを強くしてくれるだろう Medusa選手は反省点として繰り返し「コミュニケーション」という言葉を挙げており、連携面での差を痛感したようだ。しかし、🇯🇵CRが日本のVALORANTは世界トップレベルにも通用する事を証明したのは間違いない。年末に控えるChampionsでさらなる成長を遂げた🇯🇵CRが世界中をアッと言わせる大躍進を見せてくれることに期待したい。まとめ グループ突破こそかなわなかったものの、世界との壁は確実に縮まっていることを実感させてくれた日本代表。ベルリンで得た経験を🇯🇵ZETAはLCQ、🇯🇵CRはChampionsに必ず生かしてくれるだろう。これからの両チーム、引いては日本のVALORANTシーンの成長に期待したい。
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- 【大会レポート】ミスの許されない戦い!「RAGE Shadowverse 2021 Autumn」をきるか選手が制す!
- 2021年9月19日に、「RAGE Shadowverse 2021 Autumn」のグランドファイナルズが開催された。グランドファイナルズでは、予選を勝ち抜いた8名の精鋭がトーナメント方式で戦う。トーナメント表は以下の通り。グランドファイナルズ出場選手びーびー きるか 掴む CDG tattan 彼方 LVS|Ryu 井出パイセン/Bhh 今大会の特徴:出場選手全員が「ラストワードネクロマンサー」を採用 今大会で特筆すべきは、「ラストワードネクロマンサー」の採用率の高さだろう。なんと、グランドファイナルズに出場した8名の選手全員が採用している。「ラストワードネクロマンサー」の特徴は、なんといっても盤面形成力と火力の高さだ。「人外魔境・クリストフ」の効果でフォロワーを強化したり、バーンダメージで相手リーダーの体力を削ったりと、攻守ともに優れたデッキだ。また、「セレスト・マグナ」で相手のスペルやアミュレットを阻止できることから、アクセラレートを軸としたデッキの対策としても優秀である。「ラストワードネクロマンサー」の最も良い対策は、消滅系のカードを多めに採用することである。消滅系のカードが豊富な「アミュレットビショップ」であれば、ラストワードが稼がれにくいため、「ラストワードネクロマンサー」に有利に働くだろう。しかしビショップクラス自体がコントロール寄りのデッキが多いため、アグロ〜ミッドレンジ傾向の強い現環境では十分に力を発揮できていないのが現状だ。その他のデッキに関しては、LVS|Ryu選手が「清浄ビショップ」を採用したのを除き、「アクセラレートエルフ」、「撤退ロイヤル」、「スペルウィッチ(マナリアウィッチ)」に偏る結果となった。実際にオンライン対戦でプレイしている中でも、やはり体感的にこの上位4種いずれかとのマッチが多いと感じる。このような使用デッキが偏った環境では、対戦者も同様のデッキを使い込んでいるため、一度ミスをすれば巻き返しが難しい。よりデッキへの理解度やプレイの精度が求められる環境だ。決勝戦進出の選手と使用デッキを紹介! 決勝トーナメントの1回戦から駒を進め、決勝戦の舞台にたどり着いたのは、きるか選手と彼方選手。グランドファイナルズの使用デッキは各プレイヤー3種類、BO5(3戦先取)形式で戦う。ここでは決勝戦進出の両選手と使用デッキの紹介をする。きるか選手 きるか選手は、RAGE出場が今回で10回目。予選は無敗で勝ち進み、プレーオフ決勝では不利な状況から、冷静なプレイングで巻き返して勝利を掴んだ。弓道で培った冷静さを、決勝の舞台でも発揮できるのだろうか。きるか選手の採用デッキは以下の通りだ。アクセラレートエルフ 撤退ロイヤル ラストワードネクロマンサー 彼方選手 彼方選手は、JCGも含め今回が大会初参加という大型新人である。プレーオフではプロ選手2名を下しており、実力は折り紙付きだ。そんな彼方選手は、なんとグランドファイナルズ当日が誕生日。これまでの勢いをそのままに、最高の誕生日プレゼントを手にすることができるのだろうか。彼方選手の採用デッキは以下の通りだ。撤退ロイヤル スペルウィッチ ラストワードネクロマンサー 決勝戦の模様をレポート 「RAGE Shadowverse 2021 Autumn」のグランドファイナルズ決勝戦の模様をレポートする。第1試合 きるか選手「アクセラレートエルフ」 VS 彼方選手「ラストワードネクロマンサー」 序盤はきるか選手が小さい打点で少しずつ彼方選手の体力を削る。後半に強い「ラストワードネクロマンサー」が相手のため、早めの決着を付けたいところだ。一方の彼方選手は、「記憶の軌跡」の効果でラストワードを稼ぎつつ、体力もしっかり回復。きるか選手が目指す短期決戦プランを潰す策である。フォロワーも5体並べているため、処理をしなければ大ダメージは免れない。しかし、きるか選手は彼方選手の盤面に干渉せず、ロックすることを選択。「記憶の奇跡」の効果による回復を阻止した。また、フォロワーのあたり先もないため、ラストワードを稼ぐこともできない。6ターン目にきるか選手は「万緑の回帰・ラティカ」を引く。プレイ枚数を稼ぎ、一気に勝利を決めた。5ターン目の盤面ロックが勝利に繋がる形となった。第2試合 きるか選手「撤退ロイヤル」 VS 彼方選手「スペルウィッチ」 序盤に彼方選手はスペルブーストやドローが稼げず、苦しいスタートを迎える。一方のきるか選手は後攻2ターン目に「ラミエル」をドロー。4ターン目に進化しPPを稼ぐ。ただし「光耀の標・ミストリナ&ベイリオン」などのキーカードが引けず、心許ない手札状況だ。お互い欲しいカードが引けない苦しい展開が続く。8ターン目に入り、きるか選手はようやく「光耀の標・ミストリナ&ベイリオン」が手札に加わる。盤面を処理しつつ、一気に彼方選手の体力を削った。しかし彼方選手も負けていない。「炎の握撃」「グランドブレイク」で盤面を処理し、「ユニオン・マジック」で得た「アルティメット・マジック」で体力を10回復。同時に、きるか選手の体力も10削られる。盤面のフォロワーで当たり、きるか選手の体力は残り2に。きるか選手としては「劇的な撤退」を引き、このターンで勝利を決める以外に勝ち筋はない。しかし残念ながら引くことはできず、最後は「アルティメット・マジック」で彼方選手が勝利を掴んだ。第3試合 きるか選手「ラストワードネクロマンサー」 VS 彼方選手「ラストワードネクロマンサー」 3戦目は「ラストワードネクロマンサー」のミラー対決。いかにラストワードの数を稼ぐかが鍵となってくる。2ターン目に彼方選手は「オミナス・タイラント」を結晶で使用。一方のきるか選手は、3ターン目にフォロワーに対して「記憶の奇跡」を付与。カードのドロー効果で「オミナス・タイラント」を引くが、終盤を見据えここでは使わずにキープした。彼方選手がラストワード数を稼げていない一方で、きるか選手は着々とラストワード数を稼ぎ、5ターン目に「人外魔境・クリストフ」を展開。盤面・体力ともに優位を取っているため、次ターンでの「ネクロインパルス」リーサルを狙いたい。彼方選手が盤面の処理のみに止まったため、「ネクロインパルス」で勝利。長期戦になりがちな「ラストワードネクロマンサー」ミラーには珍しい、早期決着となった。きるか選手は、優勝に王手をかける。第4試合 きるか選手「撤退ロイヤル」 VS 彼方選手「ラストワードネクロマンサー」 あとがなくなった彼方選手は、なんとしても「オミナス・タイラント」を引き、好スタートを決めたい。手札交換でこそ引けなかったものの、2ターン目に無事引いて結晶で展開。きるか選手としては、「オミナス・タイラント」の結晶が割れたあとの、フォロワーの処理が悩ましいところである。彼方選手は盤面を広げていくが、ラストワード数が稼げずにいる。また、1戦目のように盤面ロックで動けなくなるのは避けたい。一方のきるか選手は、盤面には干渉せずに「光耀の標・ミストリナ&ベイリオン」で体力を削っていく。彼方選手としては盤面の「光耀の標・ミストリナ&ベイリオン」を処理し、「スカルギガント」で守護を立てる策を取るしかない。7ターン目にきるか選手は2枚目の「光耀の標・ミストリナ&ベイリオン」を使用。ドローを進めて0コストの「光耀の標・ミストリナ&ベイリオン」を手にしたいが、残念ながら引いたのは「アームドバトラー」。決着は持ち越しとなる。一方の彼方選手は「インモラルディザイア」のかかったフォロワーを展開し、「光耀の標・ミストリナ&ベイリオン」でランダム破壊されることよる、バーン効果での勝利を目指したい。しかし盤面の「スケルトン」が邪魔をして、確率的にこの策を取るのは難しい。次ターンでのリーサルがないことを願い、「セレスト・マグナ」を置いてターンエンドとなった。最後にきるか選手は3枚目の「光耀の標・ミストリナ&ベイリオン」を使用。「ナテラの大樹」を捨て、8点疾走で勝利。晴れて「RAGE Shadowverse 2021 Autumn」の優勝を手にした。「RAGE Shadowverese 2021 Autumun」優勝はきるか選手! 「RAGE Shadowverse 2021 Autumn」を制し王座に輝いたきるか選手へのインタビューが行われた。──優勝して今のお気持ちいかがですか?きるか選手:まさかここまで来れるとは思ってなかったので、本当にめちゃくちゃ嬉しいです。──今そのお気持ちを誰に伝えたいですか?きるか選手:朝まで練習に付き合ってくれた仲間たちに、感謝の思いを伝えたいです。──どうか皆さんにそのお思いを伝えてください。きるか選手:みんなありがとう!──あらためて、きるか選手、優勝おめでとうございます!優勝したきるか選手には、賞金400万円とワールドグランプリへの出場権が与えられた。きるか選手は、序盤にミスをしないのはもちろんのこと、不利な状況であっても決して焦らずに精度の高いプレイを行ってきた。特に決勝戦1試合目の盤面ロック策は、その時点で「万緑の回帰・ラティカ」が引けていないことからも、非常にハイリスクな手法である。序盤にアグロ策を取っていなかったら、また盤面ロック後に「万緑の回帰・ラティカ」が引けていなかったら、負ける可能性も十分にあり得た。インタビュー中に涙を見せていたことから、試合中は冷静さを保ちつつも、内心では間違いなく緊張もしていたはずだ。緊張感あふれる舞台でもデッキの持つ力を最大限に発揮し、細い勝ち筋を通す冷静さこそが、予選から無敗で勝ち進み優勝を手繰り寄せた秘訣なのだろう。次回「RAGE Shadowverse 2021 Winter」は10月23日、オフラインで開催予定 今大会の最後には、次回の「RAGE Shadowverse 2021 Winter」開催が発表された。エントリー期間は2021年9月19日〜2021年10月3日まで。10月に2回の予選とプレーオフが予定されており、プレーオフはオフライン開催が予定されている。大会参加者にはもれなく参加賞があり、勝ち進めば賞金や限定エンブレムも手に入る。日本国内のシャドバプレイヤーは奮ってエントリーして欲しい。今大会で冷静なプレイングをみせ、優勝を手にしたきるか選手。次回2021年冬の王者は、一体誰が勝ち取るのだろうか。OPENREC.tv:https://www.openrec.tv/live/e2zw66m7w8oYouTube:https://www.youtube.com/watch?v=1vh5l-A46KAABEMA:https://abema.tv/channels/world-sports-3/slots/9aGQUnB1W8bLo9
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- 【大会レポート】「FIFA21 VPG ASIAN CUP」eスポーツサッカー日本代表がアジアカップの決勝戦に初進出!
- VPG JAPANは、elgato Premier/Develop Leagueの参加者の中から25名の選手を日本代表として派遣し、大会に参加しています。2週間にわたる予選グループステージでは、日本代表はグループ3で2020年のアジア王者マレーシア、およびeスポーツサッカーのアジアの伝統強豪である香港と同組になっておりましたが、日本代表の結果は6戦4勝1分1敗で、グループ首位として決勝トーナメントへ進出することができました。そして2021年9月5日に決勝トーナメント1回戦が行われました。日本代表はシンガポール代表と対戦し、以下のようなスコアで見事勝利を収めました。【試合動画】https://www.youtube.com/watch?v=jnUt-bZMxNUまた9月11日には中国代表との準決勝が行われました。日本代表は見事以下のようなスコアで完勝を収めました。【試合動画】https://www.youtube.com/watch?v=zoy-RWeWMlc次は9月18日に香港代表との決勝戦です。この調子のまま決勝戦でeSportsサッカー日本代表初のタイトルを取れるのか楽しみです。試合動画の配信・最新情報などはこちらから【動画配信】YouTube:https://www.youtube.com/c/VirtualProGamingJapan/aboutTwitch:https://www.twitch.tv/vpgjapan【URL】VPG JAPAN公式アカウント(Twitter):https://twitter.com/VPGJapanVirtual Pro Gaming:https://virtualprogaming.com/【問い合わせ】Mail: xujianing85sh@gmail.com