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- 【速報レポート】「PCS 2024 Spring Split プレイオフ」DFM、フルセットでDCGに敗れる…… SHGは「ステージ2」にて3月24日に登場
- 『リーグ・オブ・レジェンド』の春の国際大会「MSI 2024」の出場権をかけて争われる「PCS 2024 Spring Split プレイオフ」にて、各地域シード2以下のチームの中から3チームが勝ち残れる「ステージ1」最後の1枠を巡るルーザーズファイナルが3月17日(日)に行われ、Deep Cross Gaming(DCG)がDetonatioN FocusMe(DFM)を3-2のフルセットで破り、「ステージ2」進出を決めた。DCGのフレックスピックがDFMを翻弄 ゲーム1では、DFMがSteal選手のノクターンとAria選手のオリアナによる連携や、スタックを貯め切ったYutapon選手のスモルダーの火力などにより、DFMらしい落ち着いた試合運びでまずは勝利する。ゲーム2もほぼ同じバンピックで進んだが、DFMのラストバン時(両チームのADC・サポートのピック前)にシステムトラブルにより試合が中断。復旧まで1時間以上かかって再開されたものの、今度はDCGらしい前のめりな戦い方でDFMに大差をつけ1-1に戻す。ゲーム3でもDFMがジャングル、ミッド、ADCで同じピックにこだわる一方、DCGはセナ&カルマをボットに置き、フレックスでニーコをミッドに変えてきた。DFMも健闘したもののこれが奏功し、一歩及ばず1-2となる。あとがないDFMはゲーム4でシン・ジャオとアーリを取り上げ、Harp選手がパイクをピック。自在にロームしながらフックやCCで翻弄する活躍を見せ、2-2のイーブンに戻した。そして運命のゲーム5。DCGはラストピックを重視し、結果的にこの日5試合すべてでレッドサイドを選択。ボットにヴァルス&アッシュをピックするなど、フレックスピックを活用したカウンターピックを全レーンでそろえてきた。DFMも中盤まではキル数ではほぼ同数に並んでいたものの、タワーに加えてオブジェクトや視界など、全レーンで有利を取るDCGに対して、DFMはうまく対抗しきれず、2-3でDCGがDFMに勝利した。 これで、DFMの「PCS 2024 Spring Split プレイオフ」の全試合が終了。DCGが「ステージ2」に進出することが決まった。LJLの希望、SHGの初戦は3月24日(日)! 17日(日)の試合直後、シーズン2の世界チャンピオンである「Taipei Assassins」でトップレーナーを務めたSTANLEYがドローショーを行い、「ステージ1」から勝ち上がった3チームの試合が決定した。「ステージ2」からはすべての試合がBo5(3ゲーム先取)となり、1度負けてもルーザーズから勝ち上がれる可能性が残されている。そして、優勝チームは「MSI 2024」出場権が与えられる。このドローショーにより、Round 1でのPSG Talon vs Beyond Gaming、Deep Cross Gaming vs Frank Esportsの組み合わせが決定。これらの勝利チームのいずれかをRound 2で待つCTBC Flying Oyster(CFO)が選択し、選ばれなかった方と日本のSHGが戦うことになる。SHGの初戦は3月24日(土)17:00から配信される予定だ。PCS 2024 Spring Split プレイオフ ステージ1最終リザルトステージ2進出・Beyond Gaming(2勝0敗)・Frank Esports(2勝0敗)・Deep Cross Gaming(3勝1敗)プレイオフ敗退・DetonatioN FocusMe(2勝2敗)・J Team(1勝2敗)・Ground Zero(1勝2敗)・V3 Esports(0勝2敗)・Antic Esports(0勝2敗) LoL Esports:https://lolesports.com/© 2024 Riot Games. All Rights Reserved.
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- アパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉の「サムライブルールーム」がすごすぎた
- 千葉県の海浜幕張駅の海沿いに立つアパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉。そこに、2023年7月よりサッカー日本代表の装飾などを施した「サムライブルールーム」があるのをご存じだろうか?今回、その部屋にゲーミングチェア「AKRacing サッカー日本代表Ver.」が導入されたと聞き、実際に滞在する機会をいただいた。結論から言えば、サッカーファンにとって、日本代表ファンにとって、このアパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉は想像を遥かに超える、特別なホテルだったのだ。「単に壁面とかデスクに装飾しただけでしょ?」と考えている人にこそ、ぜひ一度このスペシャルルームに滞在してみてほしい。「サムライブルールーム」は、キャラクターの装飾があるコラボルームともまったく違う。眼下に広がるサッカー日本代表の戦略基地「夢フィールド」 国内で唯一、アパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉だけに設置されている「サムライブルールーム」は、50階建てのセントラルタワー トリプルルームを改装した、公益財団法人日本サッカー協会(JFA)とコラボした客室だ。2023年7月に開始して以降、サッカーファンを中心に好評を博している。アパホテルとサッカーの結びつきは深く、2009年から「アパリゾート上越妙高」にて、子どもたちのサッカー技術の向上と普及を目的に、元サッカー日本代表選手などを招いた「サッカークリニック」を開催。2019年からはU-11ジュニアサッカー大会「アパ名蹴会レジェンドカップ」なども開催している。そして、2023年にJFAとのパートナーシップ契約を締結。ホテル業界からの「JFAナショナルチームパートナー」は史上初だ。そんな特別なコラボルームは、三角形のセントラルタワーの先、東京湾に面した20階と21階に隣り合って2室ずつの計4室に設置されている。最大の特徴は、窓の外にある日本代表選手がオフや試合前の練習・調整に使用する戦略基地、高円宮記念JFA夢フィールドの存在だ。20階のサムライブルールーム。ドアのJFAのロゴマークがお出迎え。三角形の頂点にあたる部屋のため、斜めに隣り合っている まずは2014号室へ。部屋に入ると、目の前に夢フィールドが広がり、サムライブルーカラーでデザインされたベッドやテーブルが出迎えてくれた。部屋に入ってすぐのテーブル部分。窓の外にあるのが夢フィールド。ラインなどもなく、まさに練習や調整のための施設だ テーブルには「JAPAN PRIDE」の文字 サムライブルールームには「AKRacing サッカー日本代表Ver.」が導入されているが、このチェアが導入される前までは他のアパホテルと同様に、テーブルの中に収まる背もたれが低い通常のチェアが使われていたという。ただ、最近は部屋でスマートフォンやパソコンなどに長時間ふれる宿泊客も多い。その点で、深く包み込んでくれるクッション性の高さやリクライニング、座高、アームレストやランバーサポート(腰のクッション)などの各種調整機能が、ゆったりした滞在時間をサポートしてくれている。特にこの2014号室は、夢フィールドで誰かが練習している際には動きまでしっかり見られる絶好のロケーション。もし選手が調整に来るタイミングに遭遇できれば、それこそサッカーファンは1日中チェアに座って眺めていても飽きないだろう(ちなみに、JFAの公式サイトには日時こそ明記されてはいないものの、2023年12月に「トレーニングキャンプ」を夢フィールドで実施するという予定もしっかり告知されていた)。ファンにしてみれば、雑誌やテレビなどで少ししか見ることができない練習風景を独り占めできるこの部屋は、かなりお得に感じられるだろう。実際、アパホテル自体を利用する選手もいるという。サッカーファンにはたまらない、サムライブルー一色のデザイン 部屋の中を見回すと、象徴的な壁面の選手写真がお出迎え。キリンチャレンジカップ2023年3月召集メンバーと、サイン入りのユニフォームが部屋ごとに飾られている(2024年3月に新たなデザインに差し替え予定 )。ベッド部の壁面に飾られた日本代表メンバー。2014号室はこの6名。サッカーファンにはたまらない演出だ ベッドカバーにもJFAモチーフパターンがさりげなくあしらわれている ちなみに、もうひとつの2034号室の方は千葉マリンスタジアム寄りの部屋ではあるが、夢フィールドの様子もしっかり見える。しかもこちらは東京湾越しに東京スカイツリーと、天気が良ければその向こうに富士山も見えるという絶景もある。2034号室の壁面はこの6名。部屋が空いていれば、好きな選手がいる方を指名することもできるそう 2034号室のベッドサイドからの眺め。目の前にはマリンスタジアムと、奥にうっすら東京スカイツリーも見える 2034号室から見た夢フィールド。こちらも十分にピッチが見渡せる 取材日は特に練習もなく、日本代表の試合なども行われてはいない普通の平日だった。しかし、こうしてサムライブルーに囲まれていると、スマホやPCでサッカーの情報を追ってみたりと、自然とサッカーのことばかり考えてしまうもの。正直なところ、取材前は「単に部屋を飾っただけだろう」と考えていたのだが、クリスマスのデコレーションで気持ちが昂るように、サッカーファンには本当にたまらない、特別なホテルステイになることは間違いない。なお、宿泊プランから予約すると、宿泊者しか入手できない「サッカー日本代表オリジナルグッズセット」がプレゼントされる。オリジナルエコバック、オリジナル手拭い、客室内のカップで使用できるAPAラップドカップ専用スリーブと、アパ社長カレーが入っている。実はこれらのグッズ、アパホテル従業員の中のサッカー日本代表応援チームが中心となって、どんなグッズがお客様に喜んでもらえるかと試行錯誤して製作したものだという。他では入手できないかなりレアなグッズだ。「JAPAN PRIDE」が刻まれた宿泊者しかもらえないオリジナルグッズ カップル、友達、家族などに大好評 実際にどんな方が宿泊されるのかを聞いてみると、もちろん、サッカー日本代表が好きな方であることは間違いないが、カップルもいれば、友達同士、家族連れなども多いとのこと。壁面の選手の写真は部屋によって異なると知ったとあるカップルからは、予約時に「サプライズで、彼女の好きな選手の部屋にしてほしい」といった要望を受けたという。実際に訪れた彼女さんは大変喜んでいたとのこと。また、とある家族連れは子どもが堂安選手のファンだったため、堂安選手の写真がある部屋にルームチェンジを希望。空き状況次第だが、アパホテルとしてはそういった要望にも柔軟に対応しているとのことだ。ちなみに、当日空いていれば通常の部屋からのアップグレードも可能とのこと。サムライブルールームがあると知らずに訪れたサッカーファンが、急遽変更するというケースもかなり多いという。正面ロビーに飾られたサッカー日本代表のロールパネル。このホテルには2枚のパネルが展示されている もうひとつのパネルはこちら。実はサインも入っている 中には、JFA主催の夢フィールド見学ツアーなどに合わせて、サムライブルールームを予約される方や、サッカー日本代表の放送がある時に泊まる方も。ホテル内のレストランで日本代表を応援するようなメニューが出されることもあるそうだ。サムライブルールームで素敵なホテルステイを 2023年7月の実施以降、シーズンに限らずじわじわと予約や反響が広がっているというサムライブルールーム。JFAとの強固なパートナーシップを築いているアパホテルだからこそ実現できた企画と言えよう。幕張メッセやマリンスタジアムに限らず、海浜幕張駅の周辺には、サッカーやバスケなどのスタジアム、東京ディズニーランドなどのアミューズメント施設、さらにモールやアウトレットなどのショッピング施設などが多数存在する。幕張周辺に旅行する際、いつもよりも少しだけリッチに、旅の思い出を作りたいサッカーファンの方は、ぜひアパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉の「サムライブルールーム」での滞在をおすすめしたい。アパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉 サムライブルールームhttps://www.apahotel.com/news/detail/37948/
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- 【速報レポート】「PCS 2024 Spring Split プレイオフ」Beyond Gaming、Frank Esportsがステージ1突破 DFMは残り1枠に挑む
- 『リーグ・オブ・レジェンド』の春の国際大会「MSI 2024」の出場権をかけて争われる「PCS 2024 Spring Split プレイオフ」にて、各地域シード2以下のチームの中から3チームが勝ち残れる「ステージ1」で、Beyond Gaming(BYG)とFrank Esports(FAK)がともにストレート(2勝0敗)で「ステージ2」への進出を確定した。PCSの3位と4位が順当に「ステージ2」へ 「ステージ1」は8チームの中から地域の重なりが少なくなるよう、4チームずつ2つのグループに分けられ、ダブルエリミネーショントーナメントにて実施。2勝するとそのまま「ステージ2」に上がれるが、1度敗退しても勝ち上がることで残りの1枠に入れる可能性が残されている。そんな中で、PCS4位のBYGはV3 Esports(V3)とDeep Cross Gaming(DCG)を、PCS3位のFAKはAntic Esports(ANC)とDetonatioN FocusMe(DFM)をそれぞれ下した。「LJL」と「LCO」を含めた広域リーグとなった「PCSプレイオフ」だが、やはり「PCS」地域がその中でも抜きん出ていることが、今回の対戦で見えてきた印象だ。V3は敗退するも、国際戦に手応え 日本の「LJL」からは上位3チームが「PCS 2024 Spring Split プレイオフ」に進出しており、1位通過のFukuoka SoftBank HAWKS gaming(SHG)はそのまま「ステージ2」に、V3とDFMが「ステージ1」からのスタートとなる。V3は大会初戦となるデイ1でBYGに挑み、ゲーム1は緊張もあってか本来の動きができなかったものの、ゲーム2でV3らしい動きに復調したものの勝利は叶わず。デイ3ではルーザーズでLCO1位通過のGround Zeroと対戦し、ゲーム1は中盤でゴールド差を縮めたものの逆転には届かず、ゲーム2でも健闘したがミスも重なり、惜しくもここでプレイオフは敗退となった。V3 vs BYG V3 vs GZ もうひとつの「LJL」からのチームであるDFMは、初戦のJ Team戦では彼らの持ち味である圧倒的なマクロを生かしてJTを封殺する。あと1勝でステージ2への切符をつかめるFAK戦のゲーム1では、思うような試合ができずに敗北するも、ゲーム2ではミッドとボットのスノーボールを成功させて勝利。ゲーム3ではFAKがミッドレーナーを交代するなど戦略を変えたこともあってか、善戦したもののあと一歩及ばず1敗を喫した。DFM vs JT DFM vs FAK DFMの「ステージ2」進出まであと2勝 あとがないDFMが「ステージ2」に勝ち上がるためには、ルーザーズブラケットで残る2戦に勝利しなければならない。次の対戦は、一度勝利したJT。順当にいけば十分に勝てる相手だが、対戦経験があるだけにDFM対策をしてくることも予想される。もう1戦は、GZとDCGのどちらか勝利したチーム。GZはLCO1位でV3を倒しており、リベンジマッチとなる。DCGはPCSでは5位ながら、好戦的な試合運びが特徴。どちらもDFMが普段の実力を発揮し、レーン戦の有利からオブジェクトをしっかり抑えることができれば勝てない相手ではないだろう。DFMの試合は、3月16日(土)と3月17日(日)の両日にわたって開催される予定だ。PCS 2024 Spring Split プレイオフ ステージ1リザルト(3月14日終了時点)ステージ2進出・Beyond Gaming(2勝0敗)・Frank Esports(2勝0敗)プレイオフ敗退・V3 Esports(0勝2敗)・Antic Esports(0勝2敗) LoL Esports:https://lolesports.com/© 2024 Riot Games. All Rights Reserved.
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- 【現地レポート+インタビュー】Café&Bar RAGE STならではの公開生放送は大成功——キャスターに聞く日本代表チームに足りないものとは
- 2月17日(土)~25日(日)に、『VALORANT』の公式大会VCT Pacific Kickoff Finalsが開催されました。VCT Pacific Kickoffは勝ち抜いた上位2チームが世界大会であるMasters Madridへの出場権が与えられる大会です。なおVCT Pacificは昨年から開催された地域リーグで、日本からZETA DIVIDION(ZETA)とDetonatioN FocusMe(DFM)の2チームが参加しています。▲Café&Bar RAGE STはVCT Pacific Kickoff Finalsの期間中、1階のカフェスペースは貸し切りです。サイネージもVCT Pacificバージョンとなっていました VCT Pacific Kickoffは韓国での開催となりますが、日本でも池袋駅ビル内にあるeスポーツCafé&Bar RAGE STにて、大会のパブリックビューイングが行われており、ファンが集って観戦する環境ができています。今回のパブリックビューイングの特徴はなんといっても公開生放送です。キャスター陣がCafé&Bar RAGE STに設置された配信スペースで実況解説を行います。我々取材陣は2月24日(土)の準決勝の開催日に会場にお邪魔しました。残念ながらZETAとDFMはこの時点で敗退しており、パブリックビューイングでは応援することができませんでした。会場となったCafé&Bar RAGE STは1月28日(日)にグランドオープンしたばかりの新施設。オープニングセレモニーの取材には参加していましたが、実際にオープンしてから訪れるのは今回が初となります。▲試合開始前から続々と観戦者が来店し、すでに飲食を始めていました ▲店内には至る所に大型モニターが設置しており、どの席からでも試合の観戦ができました 公開生放送は連日満席の大にぎわい Café&Bar RAGE STは1階がCafé&Barエリア、2階がPC Playエリアとなっており、パブリックビューイングは1階のCafé&Barエリアで行われました。今回のパブリックビューイングは直前の募集だったにも関わらず、抽選となるほどの人気となり、会場は満席です。ちなみにPC Playエリアは貸し切りにはなっておらず、当選の有無にかかわらず利用することができました。さて、これまでに何回かパブリックビューイングやファンミーティング、チアパーティーに参加してきましたが、今回は公式のパブリックビューイングということで、『VALORANT』自体のファンも多く駆けつけていたようです。前日までZETAが勝ち残っていたので、ZETAのファンも少なくはない様子でしたが、オフライン会場的に普通に好プレーに沸き立つ感じの観戦となっていました。一番近い状態としては、PUBで行われたパブリックビューイングでしょうか。その中でも『VALORANT』好きのガチ勢もおり、つい最近まで韓国で観戦していたファンも見受けられました。▲つい先日まで韓国でVCT Pacificを観戦していた女の子ふたり組。ぬいぐるみやバッグなど、日本未発売のものを持参していました ▲こちらは男子4人組。Paper Rexのファンで、応援に熱が入っていました。タブレットを持っている男子はmindfreak(まいんどふりーく)選手の熱狂的なファンだとか フードドリンクが充実お酒も楽しめるeスポーツ観戦スタイル! パブリックビューイング会場としてのCafé&Bar RAGE STは、かなりいい感じでした。いわゆるスポーツバー的にeスポーツを観戦することができ、フードやドリンクも充実しています。eスポーツ施設としてではなく、Café&Barとしても十分なポテンシャルとクオリティがあるので、さまざまなパブリックビューイング会場と比べても満足度は高いといえます。今回はハンバーガーを頼んでみましたが、独立系のハンバーガショップのようなクオリティーとボリューム感があり、ポテトとドリンクのセットで1,300円前後なのは、かなりコスパがいいと感じました。今回一緒に行った編集者は酒豪でおなじみ。仕事ということで飲むのを我慢していましたが、おそらくプライベートで来たときは存分にアルコールを楽しめるのではないかと思います。▲ハンバーガーのセットを購入。入口のタッチパネルで決済し、厨房前のカウンターで受け渡しです ▲一緒に取材した編集の井ノ川さんが頼んだメニュー。驚くことにドリンクがソフトドリンクです モニターは店内の至る所にあり、ボックスシートからカウンターまで用意されているので、グループでの参加もおひとり様でも無理なく楽しめるのもいい感じです。今回は公式イベントとして貸し切り営業となっており、キャスターの岸大河さんと解説のyukishiroさんが生実況を行っていました。オフライン会場ではキャスター席が近づきにくい場所にあったり、どこでやっているかわからなかったり、実況の様子を見ることができないことが多いですが、今回は目の前で実況をしてくれるので、それだけでも贅沢な空間となっていました。▲ボックステーブルとフェンス越しにすぐの場所で岸大河さんとyukishiroさんが実況をしていました 「今までの中で一番難易度が高かった現場」岸大河氏、yukishiro氏インタビュー 岸大河さんとyukishiroさんにイベント開始前に話を聞く機会をもらうことができました。イベントやVCT Pacificについてうかがってきました。——今回の公開生放送について率直な感想をお聞かせください。yukishiro:これまでやってきた中で一番といえるくらいの難易度の高さがありますね。天井が低めで圧迫感があったり、デスクが小さく資料が置きにくかったりなど今までとは違う環境に苦戦しました。今までもスタジオではない場所で実況をすることや、配信の場所を作るということはこれまでも経験してきていますが、カフェをベースにしている場所は今回がはじめてです。あとは、会場内ではパブリックビューイングが同時に進行されているので、マイクが現場の音声を拾いすぎないようノイズキャンセルが強めに入っています。なので、いつもどおりの声量では配信に声が乗らず、いつも以上の声量が必要になるんです。岸大河:例えば「ああ、なるほど」って感じでしゃべると「ああ」の部分が消えてしまうんですよ。——なるほど。yukishiro:一方でお客さんの声が臨場感あって、僕はそれが好きですね。いいプレーが出た時は会場が「おおおっ!」て歓声が上がっていくのは楽しいですよ。こういったパブリックビューイングがこれから増えていくとうれしいです。昨年も何度かパブリックビューイングに行きましたが、現場に仲間がいるという感覚は結構大きいと感じました。岸大河:やはりお客さんの顔が見えるので、実況解説をしながら楽しめる雰囲気はあります。試合が終わったあとにお客さんが拍手を求めてくれたり手を振ってくれたりとかはうれしかったですね。ご飯を食べながら画面を食い入るように見ている姿とか、新たな視聴の姿があって、それもなんかうれしかったですね。あとはわざわざ来てくれる——一緒に見に来てくれるというだけで、国内にはたくさんのファンがいるんだなっているのを改めて感じました。ただ簡易的な控室しかないので、休みたいときに休めないというのもありました。1週間やってみてそういったところは感じたかな。まあ、いい経験にはなりました。yukishiro:日本戦以外の試合も楽しんで見に来てくれるというのは、数年やってきてよかったなと思っています。——海外の選手をパブリックビューイングで応援するのは、なかなかほかのジャンルでもないですもんね。岸大河:あとはひとりで見に来ている方はもちろん、グループで見に来られる方もいらっしゃいます。ゲーム内のフレンドであったり、実際のリアルのお友だちであったり、ゲーム内外でコミュニケーションを取ってこういう場所に来てくれるというのは、今までの雰囲気とはまたちょっと違って新鮮でした。日本選手が強い、日本チームが強いっていうのも大事ですが「世界はもっと広いんだよ」と伝えたいんです。やっぱり世界最高峰の戦いが『VALORANT』の魅力なんだよという、上澄みの部分を言葉で伝えるのが僕らの役目ですしね。僕らとしては、あまりローカルだからとかグローバルだからといったことは意識していません。多分、その結果が今回の場でたくさんの方たちが観に来てくれていることに繋がっていると思います。その先にあるのが、昨年のMastersTokyoになるんだと思います。日本チームが出ていないけど世界最高峰のプレーを観たいという気持ちで来ているわけで。——一方でeスポーツに限らず、フィジカルスポーツもローカルが確立していないと、人気も保てず、世界でも活躍はできにくいと思いますが。岸大河:僕自身が今、Challengers Japan(国内リーグ)から離れてしまっているので、その辺は意識していないというのが一番ですね。キャスターとしての立場でいえば、本当にVCT Pacific(国際リーグ)しか頭にないです。yukishiro:そもそもオンラインゲームってインターネットで観る文化なんで、フィジカルスポーツとは大きく入口が異なります。VCT PacificとChallengers Japanは分化されていて、日程がかぶらないように設定されています。なので、VCT Pacificしか観ないって人はそんなにいないんじゃないかなと思います。——VCT Pacificをはじめとする『VALORANT』競技シーンについて、今年の注目ポイントなどがあればお聞かせください。岸大河:Tier2から上がってきた選手がいたり、新たなリージョンとして中国が入ってきたりと、全世界で新しい選手が続々出てきています。国際大会のMasters Madridがすごく楽しみです。現状での最強はどのチームなのかという指標ができるのがMasters Madridだと思っているので、ぜひ注目してください。yukishiro:僕も岸さんと同じでMasters Madridが楽しみですね。かつては国内大会で優勝することが条件だったり、今ではVCT Pacificのような地域リーグで上位勝ち抜けが条件だったりと、一定の条件を満たさないとMastersには出場できないわけです。まずこれをクリアしないとMastersのチャンピオンにはなれないわけですし、現状どのような試合が展開されるのかを注目してもらいたいかな。——競技シーンのレベル感はどのように変化してきていますか?yukishiro:インターナショナルリーグが2年目に入ってきて、いろいろなチームがメンバーを変えて試行錯誤しても順位に大きな変動がないのが現状です。そうなってくると今年は勝負の年になるんじゃないかと思っていて、昨年も順位が振るわず、今年もあまり変化がないのであれば、チームとしての運営力が問われてくるのかと。インターナショナルリーグに選出されているのにも関わらず順位が振るわなければ、ファンもつかないし、興業化も見通せない。そこは躍起になって修正していく点で、個人的にはそこを見ていきたいと思っています。岸大河:確かにほかの地域でもそうですね。VCT EMEAもプレーオフ進出チームが昨年のトップ3、GIANTXこそ進出を逃してしまいましたが、去年の圧倒的なトップ2が生き残っています。VCT AMERICASもトップ2、トップ3は同じ顔ぶれ。そこにLeviathanが入るかどうか。大体予想が当たるくらいに上位が固まっているっていう感じなんです。——ここは忖度なく聞きたいのですが、現状のZETAをどのように見ていますか? 負けるにしても少ないラウンドしか獲得できなかったり、あまりにも速い展開で負けてしまったり、何か大きなものが足りないように感じました。岸大河:大差で負けてしまったことは試合の流れというのもあるので、一概にはいえませんが、実力の差というよりは、ひとつひとつの流れをつかみきれない部分がたくさんあったのかなと思いました。もちろん(相手チームの)駆け引きがうまかったというのもあると思いますが……。あと、Dep選手のインタビューで答えていた「Global Esportsにしか勝っていない」という懸念はものすごく納得していて、ZETAにとってみれば勝って当たり前だと思っていたでしょう。問題はDRXとT1。それにGen.GとTeam Secret。その上にPaper Rexがいる。そのあたりにどうやって勝っていくのかが問題だったところ、結局勝てなかったという悔しさもあのインタビューでうかがえました。チームを作り直して、Carlaoコーチも入って、ちょっとブラジリアンなスタイルも始めたZETAとしては及第点まではいかなかったですね。納得感のある負け方ができない中、唯一T1戦は多少納得感のある負け方ができた感じですね。あとはTeam Secret、Gen.G戦は彼らとしてはあまり納得していないのではないでしょうか。——やりたいことができない感じはありましたか?yukishiro:試合の中で、流れをつかみ返そうとあまりしていなかったというか、あくまでも自分たちがやりたいことをやろうとしてうまくいかず、ずっと引きずってしまったのかもしれませんね。波に飲まれやすいですよね。岸大河:もっとはっきりミスと成功が見えたラウンドがあったらいいなと思っています。新コーチのCarlaoコーチに既存のJUNiORコーチ。選手から上がったcrowコーチやアナリストがいて、今はCarlaoコーチの考えを一度浸透させようみたいなフェーズだと客観的にはみえるんです。ブラジルのFURIAで鍛えたものや考えをCarlaoコーチが選手に共有しているけど、おそらく選手らはそういった武器となるスキームの使い方がまだ慣れていないわけです。ここでCarlaoコーチの武器を使った方がいいのか、前のZETAの武器を使った方がいいのか——。ラウンドによってさまざまですし、その使い分けができていない。これからそういった武器の使い分けができるようになってくると、もっと戦術の幅も戦い方の幅も広がっていくんじゃないかと思っています。yukishiro:僕の目から見ると、ZETAの強みがわからないんですよね。以前、それこそ世界3位となった時は、ピンポイントでの対策をうまく通したり、丁寧にコントロールしていった動きが相手に刺さっていたりとZETAの強みがありました。今も丁寧ではありますが、相手の戦術が刺さっている時、ZETAは動きを変えなかっていなかった。Global Esports戦でもそうだったんですけど、バインドで相手がAサイクル進行するぞっていって設置まで持っていかれても勝負するのはDep選手のみ。それ以外の選手は足並みがそろうまでリテイクに行くのは待つという感じで——。丁寧さは増しているんですけど、それが強みにできているかというと、何のアクションも起こせずに待っちゃうように見えてしまったんですね。あくまでも自分たちのルールを守りすぎているように見受けられます。世界的に見ても、それで勝っている例はほとんどないので、結局ZETAの強みはどこなんだろうと感じてしまうわけです。個人的にはDFMの方が強みがわかりやすかったですね。もちろん、DFMはまだ勝利をあげていないので、反省点はたくさんあるんでしょうけど、DFMの方がチャレンジできたのかと見えました。『VALORANT』はセーフティな動きがとても強いですが、元々セーフティだったDRXが今形を変えてきて、セーフティじゃ勝てないという時代に突入しています。リスクを冒してどんどん相手にプレッシャーをかけていくようなスタイルになっており、シーンが変わってきていると感じます。もちろん、リスクを冒して外しまくってしまうと大差で負けてしまう場合もあるわけで、何が正解というのはないのですが、やはりZETAらしい個性を確立できれば、もっといい形になるとは思います。——ありがとうございました!——— 今回のパブリックビューイングはVCT Pacificのファンも大勢駆け寄り、VCT Pacificの認知度もあがってきたと感じました。参加者も抽選になるほどの数が応募しており、順風満帆のようにも見えます。ただZETAがまだ勝ち残っている可能性がある時点での事前応募だったという側面もあります。昨年のMastersTokyoも出場チームが確定する前にチケットが販売開始していました。ZETA見たさで来た人がいなかったとはいい切れない状況です。これからリーグ戦が開始したときに、韓国での来場者や日本での動画配信の視聴者数がどれだけ伸びていくのかに期待を込めつつ静観しておきたいところです。撮影:いのかわゆう/岡安学編集:いのかわゆう【岡安学 プロフィール】eスポーツを精力的に取材するフリーライター。ゲーム情報誌編集部を経て、フリーランスに。さまざまなゲーム誌に寄稿しながら、攻略本の執筆も行い、関わった書籍数は50冊以上。現在は、Webや雑誌、Mookなどで活動中。近著に『みんなが知りたかった最新eスポーツの教科書』(秀和システム刊)、『INGRESSを一生遊ぶ!』(宝島社刊)X:@digiyas
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- 【大会レポート】『サマナーズウォー: Sky Arena』の日韓ライバル戦「JAPAN vs KOREA SUPER MATCH 2024」日本代表は大健闘するも惜敗
- 『サマナーズウォー: Sky Arena』にて、3月9日(土)日韓ライバル戦「JAPAN vs KOREA SUPER MATCH 2024」が開催。日本代表は惜しくも敗北となった。<以下、ニュースリリースより>2回目となった「SUPER MATCH」は韓国代表チームがリベンジ達成! スマートフォン向けモバイルゲームをサービスしている株式会社Com2uS Japanは、iOS/Androidで大好評配信中の本格RPG『サマナーズウォー: Sky Arena』(以下、 サマナーズウォー)にて、3月9日に開催された日韓ライバル戦「JAPAN vs KOREA SUPER MATCH 2024」の結果をお知らせします。 「JAPAN vs KOREA SUPER MATCH 2024」は『サマナーズウォー』で数多くの強豪召喚士を輩出してきた日本と韓国の召喚士がチームを結成し対決する公式団体戦です。特殊ルールのある対戦や団体戦ならではのチームワークなど、普段の『サマナーズウォー』とはまた違った楽しみにあふれた大会です。昨年、東京で開催された第1回大会では日本代表が勝利しており、今大会では日本代表は連覇を目指してアウェイであるソウルに乗り込みました。 会場となったSangam afreeca Colosseumには多くの召喚士が駆けつけ、両国の代表チームに熱い視線を送りました。大会は最大3部構成となっており、第1部は試合ごとにルールが変わるチームマッチ。第2部は2本先取制の勝ち抜きバトルとなっております。第2部までで決着がつかなかった場合は、第3部としてチームから代表者を出して対決するエース決定戦が行われます。 連覇を目指していた日本代表でしたが、リベンジに燃える韓国代表チームを前に苦戦を強いられることとなりました。どちらが勝ってもおかしくない僅差の戦いが続きましたが、ホームである相手に運が味方する場面もあり、惜しくも敗れる結果となりました。 相手チームの選手が決定するMVPには日本の「VISHA10」選手と韓国の「ZZI-SOONG」選手が選ばれました。□JAPAN vs KOREA SUPER MATCH 2024 日韓ライバル戦アーカイブ映像https://www.youtube.com/live/sURdZZrzzJA 日韓の選手たちはもちろん、オンライン生放送で応援をしていただいた方、現地まで観戦に訪れていただいた方、大会を盛り上げていただいた皆さますべてに心から感謝いたします。 2024年は、『サマナーズウォー』の個人戦の世界大会である「サマナーズウォーワールドアリーナチャンピオンシップ」(SWC)のワールド決勝の開催地に東京が選ばれました。 今後も日本の召喚士の皆さまを盛り上げられるよう取り組んでまいります。 大会やイベントに関する情報はゲーム内のお知らせや公式SNSをご確認ください。
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- 【eBASEBALL】日本代表が初代世界王者に!——野球eスポーツの頂点を決める「WBSC eBASEBALL™ Series」で森翔真選手が優勝!
- 『WBSC eBASEBALL™パワフルプロ野球』を競技タイトルとするeスポーツの世界大会「WBSC eBASEBALL™ Series」が2024年3月9日(土)に開催。日本代表として出場した森翔真選手が優勝。初代世界王者に輝いた。<以下、ニュースリリースより>次回の世界大会は「ePremier12™」として東京ドームで開催 株式会社コナミデジタルエンタテインメントは、野球eスポーツの世界大会である「WBSC eBASEBALL(TM) Series」の決勝(World Finals)が、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)の主催で実施され、日本代表の森翔真(もり・しょうま、プレーヤーネーム:SHORA)選手が初代王者に輝いたことをお知らせします。 「WBSC eBASEBALL(TM) Series」は、当社より発売しているWBSC公式野球ゲーム『WBSC eBASEBALL(TM)パワフルプロ野球』を競技タイトルとするeスポーツの世界大会で、昨年秋から世界各地で開催されてきた予選大会には、のべ15,000人以上が参加しました。 世界の頂点を決める決勝大会には、日本代表選手2名を含む4選手が、スイス・ローザンヌにあるオリンピック・ミュージアムに集結。リーグ戦形式で実施されたグループステージを全勝で突破した森選手は、グループステージ2位の藤島選手と決勝戦で激突。日本人対決となった決勝戦を8-1で制した森選手が、スポーツの殿堂に新たな歴史を刻みました。優勝した森選手のコメント 「優勝できて本当によかったです。ローザンヌに来たのは初めてですが、非常に美しい街でとてもリラックスできました。大会では、自分の持ち味であるバッティングを強く生かせたので、そこが良かったと思います。 東京で開催される次回大会で、また世界の猛者たちと戦えるのが楽しみです。」決勝大会の会場となったのは、スポーツの殿堂であるオリンピック・ミュージアム(スイス・ローザンヌ)。スポーツの歴史に新たな1ページが刻まれました 15,000人が参加した予選を勝ち抜いた4名のファイナリスト。左から、Wei-Chung Yu選手、藤島理人選手、優勝した森翔真選手、RJ・カルデロン選手 「WBSC eBASEBALL(TM) Series」決勝は、WBSCの公式YouTubeチャンネルでアーカイブ配信中です。記念すべき初代王者誕生の瞬間を、ぜひチェックしてください。https://www.youtube.com/watch?v=rtIffeYNKUs 『WBSC eBASEBALL(TM)パワフルプロ野球』を競技タイトルとする次回の世界大会は、「ePremier12(TM)」として2024年11月に開催予定です。決勝大会は、同時期に開催される野球の国際大会「WBSC Premier12(TM)」にあわせて、東京ドームを舞台に開催されることが決定しています。 コナミデジタルエンタテインメントは、今後もパートナーとともに、世界に向けてeスポーツの魅力を発信し、eスポーツファンのさらなる拡大に向けて活動していきます。世界野球ソフトボール連盟(WBSC)とは スイス・ローザンヌの近郊プーリーに本部を置く、野球・ソフトボールの世界統括団体であるWBSCは、アジア、アフリカ、アメリカ大陸、ヨーロッパ、オセアニアにまたがる137の国と地域に207の国内連盟と準加盟団体を擁し、6500万人を超えるアスリート及び年間約1億5千万人の観客をスタジアムに魅了する野球・ソフトボールの競技活動を取り纏め推進しています。WBSCは、公式なナショナルチームが参加するすべての国際大会を統括しており、プレミア12、野球ワールドカップ(U-12、U-15、U-18、U-23、女子)、ソフトボール・ワールドカップ(U-15女子、U-18女子、U-18男子、U-23男子、女子、男子)、ベースボール5(シニア・ユース・ワールドカップ)、eスポーツの世界大会を主催する他、オリンピック競技大会における野球、ソフトボール、ベースボール5競技を統括しています。 Official licensed videogame of World Baseball Softball Confederation “eBASEBALL"は、株式会社コナミデジタルエンタテインメントの日本およびその他の国と地域における登録商標または商標です。 © Konami Digital Entertainment
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- 【イベントレポート】eスポーツを通じた障害者×健常者の交流!——愛媛県が主催する「えひめeスポーツ大会」閉幕
- 愛媛県主催のeスポーツイベント「えひめeスポーツ大会」が2月17日(土)に開催。企画・運営はREDEE株式会社が担当し、『ぷよぷよeスポーツ』のトーナメントやeスポーツ体験会、ゲーム依存症防止対策講演といったプログラムが行われた。<以下、ニュースリリースより>eスポーツを通じた障がい者の社会参加や理解促進、健常者との交流など、共生社会の実現を目的として REDEE(レディー)株式会社(本社:京都市下京区、代表:代表取締役社長 密山 裕貴)は愛媛県が主催する「えひめeスポーツ大会」の企画・運営を行いました。ぷよぷよeスポーツ大会の進行だけでなく、「eスポーツ体験会」、「ゲーム依存防止対策講演」も同時に実施。300名以上の方々にご来場いただきました。今回のイベントについて一部ご紹介いたします。開会式から大会実施まで 主催者代表 愛媛県 観光スポーツ文化部 スポーツ局長 江里様より、開会のご挨拶をいただき、本イベントはスタートしました。続いて「モデル施設・地域拠点施設の活動紹介」、「障がい者向けコントローラーの開発と普及について」、「ゲームを楽しむ上で、生活や健康のバランスを保つことの重要性についての講演」、「eスポーツ関係者との交流イベント」など、登壇者による多彩な講演が実施されました。【登壇者一覧】 愛媛県 観光スポーツ文化部 スポーツ局長 江里様 愛媛県 地域スポーツ課 課長 和田様 愛媛県 地域スポーツ課 新穂様 株式会社ディースピリット 代表取締役 大野様 ネット・ゲーム依存 予防回復支援 MIRA-i 所長 森山様 eスポーツキャスター 吉崎様 ぷよぷよプロプレーヤー Tom様 ぷよぷよプロプレーヤー ぴぽにあ様ぷよぷよeスポーツトーナメント 【予選会・プロ選手との交流会】 予選会は、参加者64名(うち障がい者44名)によるトーナメント方式で行われました。会場は、参加者だけでなく多くの観客で賑わい、明るく活気にあふれていました。参加者たちは、障がい者も健常者も誰もが笑顔で挨拶し合い、緊張感を帯びながらも友好的な雰囲気が漂っていました。各プレーヤーは熱心に試合に臨み、観客は興奮の声を上げながらプレーを見守りました。会場内には大型スクリーンが設置され、試合の様子がリアルタイムで映し出され、会場全体が熱気に包まれました。また、ぷよぷよプロ選手との交流会も実施され、参加者はぴぽにあプロとTomプロとの対戦を楽しんでいました。予選会の様子 プロ選手とのお楽しみ対戦会の様子 【決勝戦】 愛媛県のプロバスケットボールチーム「愛媛オレンジバイキングス」のメインアリーナである体育館に場所を移して、「ぽす選手」と「れみぃさん選手」の決勝戦が行われました。 決勝戦では、予選会場とは異なる大きな舞台での対決となり、緊張感がいっそう高まりました。eスポーツイベントの参加者に加えて、オレンジバイキングスのファンからも熱い声援が飛び交う中、激しい戦いの末、優勝者は「ぽす選手」となりました。 その後、表彰式が行われ、優勝者・準優勝者・3位の選手にはTomプロとぴぽにあプロからの賞状とメダルが授与されました。表彰式の後は、歓声と拍手で会場が湧き上がり、大会は成功裏に終了しました。決勝戦の様子 表彰式の様子 【エキシビションマッチ】ぴぽにあプロとTomプロの対戦の様子決勝戦の後は、ぷよぷよプロプレーヤーのTomプロ対ぴぽにあプロに加え、オレンジバイキングスの関係者対ぷよぷよプロプレーヤーのエキシビションマッチが開催され、会場は熱気に包まれました。ぷよぷよプロプレーヤー同士の対戦では、白熱した戦いが展開され、スピーディーなぷよぷよの連鎖が次々と繰り出されるなど、観客は興奮し、Tomプロとぴぽにあプロの戦略と反射神経の速さに圧倒されていました。愛媛オレンジバイキングスの関係者とぷよぷよプロプレーヤーとのエキシビションマッチでは、愛媛オレンジバイキングスのファンも大きな声援を送るなど、会場は大いに盛り上がりを見せました。えひめeスポーツ大会2024 結果 優勝 :ぽす 選手 準優勝:れみぃさん 選手 第3位:SPYAIR0309 選手優勝・準優勝・第3位となった選手の集合写真 同時開催 ゲーム依存症対策ワークショップ ゲーム依存症対策ワークショップの様子eスポーツ対戦会と並行して、MIRA-i所長の森山沙耶先生による「ゲーム依存症対策ワークショップ」が実施されました。参加者の中心は、小中学生のお子様を持つ保護者の方々でした。 ワークショップでは、お子様とのゲームとの向き合い方や親子間でのコミュニケーションの重要性などがテーマに取り上げられました。さいごに 本イベントは、eスポーツを通じた障がい者の社会参加促進や健常者との交流を通じ、共生社会の実現を目指したものでした。参加者の皆様方が熱心に参加し、有意義な時間を共有しました。このような機会を通じて、障がい者と健常者が共に活動し、理解と尊重を深めることができたことは非常に意義深いものでした。今後も、より包括的な社会を築き上げるために、REDEEはさらなる活動を展開してまいります。えひめeスポーツ大会2024 参加者とぴぽにあプロ・Tomプロの集合写真 ◆イベント概要 イベント名:えひめeスポーツ大会2024 開催日程 :令和6年2月17日(土) 開催時間 :9:30~15:00 開催会場 :(予選)松山市総合コミュニティセンター 企画展示ホール2階 (決勝)松山市総合コミュニティセンター 体育館 開催内容 :ぷよぷよeスポーツトーナメント eスポーツ体験会 ゲーム依存症防止対策講演 など 主催:愛媛県 協力:愛媛オレンジバイキングス 運営:REDEE株式会社 ※本イベントは、愛媛県「三浦保」愛基金を活用して実施されました。REDEE株式会社 本社:〒600-8216 京都府京都市下京区東塩小路町614 新京都センタービル 2F 設立:2023 年 7 月 代表者:代表取締役 密山 裕貴 事業内容:直営店舗運営、公民連携事業、クライアントワーク事業、eスポーツビジネス開発などURL: https://redee.co.jp/ mail:info@redee.co.jp
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- 【イベントレポート】eスポーツを通じた障害者×健常者の交流!——愛媛県が主催する「えひめeスポーツ大会」閉幕
- 愛媛県主催のeスポーツイベント「えひめeスポーツ大会」が2月17日(土)に開催。企画・運営はREDEE株式会社が担当し、『ぷよぷよeスポーツ』のトーナメントやeスポーツ体験会、ゲーム依存症防止対策講演といったプログラムが行われた。<以下、ニュースリリースより>eスポーツを通じた障がい者の社会参加や理解促進、健常者との交流など、共生社会の実現を目的として REDEE(レディー)株式会社(本社:京都市下京区、代表:代表取締役社長 密山 裕貴)は愛媛県が主催する「えひめeスポーツ大会」の企画・運営を行いました。ぷよぷよeスポーツ大会の進行だけでなく、「eスポーツ体験会」、「ゲーム依存防止対策講演」も同時に実施。300名以上の方々にご来場いただきました。今回のイベントについて一部ご紹介いたします。開会式から大会実施まで 主催者代表 愛媛県 観光スポーツ文化部 スポーツ局長 江里様より、開会のご挨拶をいただき、本イベントはスタートしました。続いて「モデル施設・地域拠点施設の活動紹介」、「障がい者向けコントローラーの開発と普及について」、「ゲームを楽しむ上で、生活や健康のバランスを保つことの重要性についての講演」、「eスポーツ関係者との交流イベント」など、登壇者による多彩な講演が実施されました。【登壇者一覧】 愛媛県 観光スポーツ文化部 スポーツ局長 江里様 愛媛県 地域スポーツ課 課長 和田様 愛媛県 地域スポーツ課 新穂様 株式会社ディースピリット 代表取締役 大野様 ネット・ゲーム依存 予防回復支援 MIRA-i 所長 森山様 eスポーツキャスター 吉崎様 ぷよぷよプロプレーヤー Tom様 ぷよぷよプロプレーヤー ぴぽにあ様ぷよぷよeスポーツトーナメント 【予選会・プロ選手との交流会】 予選会は、参加者64名(うち障がい者44名)によるトーナメント方式で行われました。会場は、参加者だけでなく多くの観客で賑わい、明るく活気にあふれていました。参加者たちは、障がい者も健常者も誰もが笑顔で挨拶し合い、緊張感を帯びながらも友好的な雰囲気が漂っていました。各プレーヤーは熱心に試合に臨み、観客は興奮の声を上げながらプレーを見守りました。会場内には大型スクリーンが設置され、試合の様子がリアルタイムで映し出され、会場全体が熱気に包まれました。また、ぷよぷよプロ選手との交流会も実施され、参加者はぴぽにあプロとTomプロとの対戦を楽しんでいました。予選会の様子 プロ選手とのお楽しみ対戦会の様子 【決勝戦】 愛媛県のプロバスケットボールチーム「愛媛オレンジバイキングス」のメインアリーナである体育館に場所を移して、「ぽす選手」と「れみぃさん選手」の決勝戦が行われました。 決勝戦では、予選会場とは異なる大きな舞台での対決となり、緊張感がいっそう高まりました。eスポーツイベントの参加者に加えて、オレンジバイキングスのファンからも熱い声援が飛び交う中、激しい戦いの末、優勝者は「ぽす選手」となりました。 その後、表彰式が行われ、優勝者・準優勝者・3位の選手にはTomプロとぴぽにあプロからの賞状とメダルが授与されました。表彰式の後は、歓声と拍手で会場が湧き上がり、大会は成功裏に終了しました。決勝戦の様子 表彰式の様子 【エキシビションマッチ】ぴぽにあプロとTomプロの対戦の様子決勝戦の後は、ぷよぷよプロプレーヤーのTomプロ対ぴぽにあプロに加え、オレンジバイキングスの関係者対ぷよぷよプロプレーヤーのエキシビションマッチが開催され、会場は熱気に包まれました。ぷよぷよプロプレーヤー同士の対戦では、白熱した戦いが展開され、スピーディーなぷよぷよの連鎖が次々と繰り出されるなど、観客は興奮し、Tomプロとぴぽにあプロの戦略と反射神経の速さに圧倒されていました。愛媛オレンジバイキングスの関係者とぷよぷよプロプレーヤーとのエキシビションマッチでは、愛媛オレンジバイキングスのファンも大きな声援を送るなど、会場は大いに盛り上がりを見せました。えひめeスポーツ大会2024 結果 優勝 :ぽす 選手 準優勝:れみぃさん 選手 第3位:SPYAIR0309 選手優勝・準優勝・第3位となった選手の集合写真 同時開催 ゲーム依存症対策ワークショップ ゲーム依存症対策ワークショップの様子eスポーツ対戦会と並行して、MIRA-i所長の森山沙耶先生による「ゲーム依存症対策ワークショップ」が実施されました。参加者の中心は、小中学生のお子様を持つ保護者の方々でした。 ワークショップでは、お子様とのゲームとの向き合い方や親子間でのコミュニケーションの重要性などがテーマに取り上げられました。さいごに 本イベントは、eスポーツを通じた障がい者の社会参加促進や健常者との交流を通じ、共生社会の実現を目指したものでした。参加者の皆様方が熱心に参加し、有意義な時間を共有しました。このような機会を通じて、障がい者と健常者が共に活動し、理解と尊重を深めることができたことは非常に意義深いものでした。今後も、より包括的な社会を築き上げるために、REDEEはさらなる活動を展開してまいります。えひめeスポーツ大会2024 参加者とぴぽにあプロ・Tomプロの集合写真 ◆イベント概要 イベント名:えひめeスポーツ大会2024 開催日程 :令和6年2月17日(土) 開催時間 :9:30~15:00 開催会場 :(予選)松山市総合コミュニティセンター 企画展示ホール2階 (決勝)松山市総合コミュニティセンター 体育館 開催内容 :ぷよぷよeスポーツトーナメント eスポーツ体験会 ゲーム依存症防止対策講演 など 主催:愛媛県 協力:愛媛オレンジバイキングス 運営:REDEE株式会社 ※本イベントは、愛媛県「三浦保」愛基金を活用して実施されました。REDEE株式会社 本社:〒600-8216 京都府京都市下京区東塩小路町614 新京都センタービル 2F 設立:2023 年 7 月 代表者:代表取締役 密山 裕貴 事業内容:直営店舗運営、公民連携事業、クライアントワーク事業、eスポーツビジネス開発などURL: https://redee.co.jp/ mail:info@redee.co.jp
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- 【大会レポート】セガ公式「第3回 ぷよぷよレディースカップ」優勝はかすみん選手!——「太陽生命 ぷよぷよグランプリ 2024 ファイナル」の出場権を獲得!
- ジャパン・eスポーツ・プロライセンス認定タイトルである、対戦アクションパズルゲーム「ぷよぷよ」シリーズについて、セガ公式「第3回 ぷよぷよレディースカップ」を2024年3月3日(日)にセガサミーグループ本社にて開催。 かすみん選手が優勝した。<以下、ニュースリリースより>セガ公式「ぷよぷよレディースカップ」結果 本大会を制したのは、かすみん選手です。おめでとうございます! かすみん選手は、2023年11月に開催された「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2023 KAGOSHIMA ぷよぷよ部門 鹿児島本大会」に栃木県代表として出場した強豪の女性選手です。優勝者のかすみん選手には、クリスタルトロフィーが授与され、2024年3月17日(日)開催のセガ公式大会「太陽生命 ぷよぷよグランプリ 2024 ファイナル」の出場権が付与されました。<優勝コメント・かすみん選手> レディースカップは私にとって憧れの大会だったので、本当にうれしいです。 早い攻めの相手に苦手意識があったのですが、「相手と同じ動きをしてみるといいかも」とSAKIプロにアドバイスをいただいたので、真似した立ち回りを意識して練習をしてきました。 家族や友達、出場選手の方々、応援してくださってありがとうございました。<大会結果> 優勝:かすみん選手 準優勝:さつまりこ選手 ベスト4:レッカ選手 ベスト4:のたこ選手 本大会では、初めて予選・決勝共にオフライン大会として1DAYで開催いたしました。 懇親会ではゲストの園崎未恵さんやMCの橘ゆりかさん、実況・解説のALFさん、くまちょむプロの出演もあり、多くの「ぷよぷよ」女性プレーが参加し、非常に盛況な大会となりました。▲懇親会の様子。選手同士やゲストとの交流だけでなく、くまちょむプロによる「ぷよぷよ」クイズを開催 ▲リーグ予選の様子 ▲決勝トーナメントの様子 また、セガ公式「第1回 ぷよぷよレディースカップ」、セガ公式「第2回 レディースカップ」優勝者のあかじこう選手につきまして、本大会の開催にあたり、セガ公式放送への参加・協力や「ぷよぷよレディースカップ」2連覇などの功績に対して「ぷよぷよeスポーツ」名誉プロ認定と名誉プロユニフォーム贈呈を行いました。 大会の模様はライブ配信のアーカイブでご覧いただけます。「ぷよぷよ」女性選手による頂上決戦の模様を、ぜひご覧ください。セガ公式「第3回 ぷよぷよレディースカップ」アーカイブ視聴ページYouTube:https://youtube.com/live/z0lQUpMLl0U▲左から、決勝戦時のさつまりこ選手と、かすみん選手 ▲予選通過者には、レディースカップ特別ユニフォームが贈られました ▲大連鎖賞についても、かすみん選手が受賞 ■記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
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- 【大会レポート】世界2位の大快挙!——『ストリートファイター6』の世界大会「ストリートファイタリーグ: ワールドチャンピオンシップ 2023」にて日本代表のFAV gamingが2位に!
- 人気格闘ゲーム『ストリートファイター6』の世界大会「ストリートファイタリーグ: ワールドチャンピオンシップ 2023」が2月25日(日)に開催。日本代表として出場したFAV gamingが準優勝に輝いた。なお、優勝チームは北米代表BANDITS。<以下、ニュースリリースより>日本代表のFAV gamingが2位に! 株式会社KADOKAWA Game Linkage(KADOKAWAグループ/本社:東京都文京区、代表取締役社長:豊島秀介)は、日本時間2月26日にアメリカ・ハリウッドで開催された株式会社カプコンの人気対戦格闘ゲーム『ストリートファイター6』における世界大会「ストリートファイタリーグ: ワールドチャンピオンシップ 2023」に、弊社がチームオーナーを務めるFAV gamingが日本代表チームとして出場し、見事に世界2位という好成績を収めたことをお知らせいたします。 当社は『ストリートファイター6』のチームリーグ戦「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2023」のチームオーナーとして、FAV gaming所属のsako選手、りゅうせい選手に加え、東大卒プロゲーマーで「EVO 2017」優勝のときど選手、レッドブル・プレイヤーで「EVO 2019」優勝者であるボンちゃん選手という、2021年大会の優勝メンバーをそろえて参戦いたしました。 2024年1月13日に新宿住友ビル三角広場で開催されたグランドファイナルにて「DetonatioN FocusMe」を破り、見事にFAV gamingが2年ぶりの日本一を勝ち取りました。 そして今回FAV gamingは日本代表チームとして、北米の「Pro-US」の「BANDITS」、欧州の「Pro-EUROPE」の「00NATION」という各リーグの優勝チームが集結し「世界最強チーム」の座をかけて闘う最終決戦「ストリートファイターリーグ: ワールドチャンピオンシップ 2023」に出場。 予選の3チームによる総当たり戦を1勝1敗で切り抜け、上位2チームによる決勝戦へ駒を進めました。決勝戦では、個人戦の世界大会「CAPCOM CUP」にて2度の優勝実績を誇る最強プレイヤー MenaRD選手が率いる「BANDITS」と対峙。 FAV gamingはチーム一丸となって試合に挑み、強豪「BANDITS」をリードする展開を見せるも、もつれにもつれて勝敗の行方はりゅうせい選手とMenaRD選手による決定戦に持ち越されます。チームメイト、ファンの皆さんの想いを背負って挑んだりゅうせい選手でしたが、MenaRD選手に一歩及ばず惜敗。それでもFAV gamingは世界最高峰の公式チームリーグ戦にて世界2位という好成績を収めることができました。 昨年7月から始まった2023年シーズンを最後まで戦い抜けたのは、ひとえにファンの皆さまのご声援のおかげです。本当にありがとうございました。FAV gamingは、7月から開幕予定の2024年シーズン「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2024」にも引き続き参戦いたします。今後も変わらぬ応援をよろしくお願いいたします。「FAV gaming」選手紹介 【sako】 ・生年月日:1979年4月9日 ・出身地:鹿児島生まれ・大阪育ち FAV gaming 所属。HORIアンバサダー。世界最年長プロ格闘ゲーマー。トップクラスのテクニックを誇る技巧派で、高難度コンボを繰り出す芸術的なプレイが特徴。国内外の大会で数々の好成績をおさめ、ストリートファイター公式世界大会「CAPCOM CUP」で初代世界王者となる。「ストリートファイターリーグ: Pro-JP」ではFAV gamingリーダーを務める。 <おもな戦績> ・CAPCOM CUP 2013 優勝(スーパーストリートファイターIV AE2012) ・TWFighter Major 2018 優勝(ストリートファイターV AE) ・EVO Japan 2020 3位(ストリートファイターV CE) ・ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2020 優勝(ストリートファイターV CE) ・ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2021 優勝(ストリートファイターV CE) ・ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2023 優勝(ストリートファイター6) 他 <Twitter> @sakonoko <配信> https://www.twitch.tv/sakonoko_game <動画> https://www.youtube.com/@sakonokogame【りゅうせい】 ・生年月日:1994年1月1日 ・出身地:埼玉県出身 『ブレイブルー』シリーズで数々の優勝を経験。2017年に世界最大規模の格闘ゲーム大会「EVO 2017」で世界王者に輝く。その後、より大きな戦いの舞台を求めて『ストリートファイター』シリーズに転向。1年後には国際大会「CEO 2019」で世界王者ら3人を倒しTOP 8に入賞、2年目にはプロライセンスを獲得するなど国内を代表する選手の1人となった。 <おもな戦績> ・EVO 2017 優勝(BLAZBLUE CENTRALFICTION) ・EVO 2018 9位(ストリートファイターV AE) ・ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2020 準優勝(ストリートファイターV CE) ・FAVCUP2021 sponsored by v6プラス 優勝(ストリートファイターV CE) ・ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2021 優勝(ストリートファイターV CE) ・ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2023 優勝(ストリートファイター6)他 <Twitter> @RYUSEI_CARL <配信> https://www.twitch.tv/fav_ryusei <動画> https://www.youtube.com/@fav-9950【ときど】 ・生年月日:1985年7月7日生まれ ・出身地:沖縄県出身 ・所属チーム/スポンサー:ロートZ!、 REJECT、ソニー・ミュージックエンターテインメント、Hit Box ・役職:GEF(Global Esports Federation)アスリート・プレイヤー委員会メンバー 東京大学卒業後、同大学大学院を中退して、2010年米企業とスポンサー契約を結びプロゲーマーになる。世界最大級の格闘ゲーム大会EVO(米国)では3度の優勝経験を持つなど、国内外の格闘eスポーツ大会で多数の優勝を勝ち取っている。「ときど」という名は、学生時代に使っていた必殺技のセリフ“「飛」んで「キ」ックして「ど」うしたぁ”の頭文字が由来。 <おもな戦績> ・EVO 2017 優勝(ストリートファイターV) ・CAPCOM CUP 2017 準優勝(ストリートファイターV) ・EVO 2018 準優勝(ストリートファイターV AE) ・Canada Cup 2019 優勝(ストリートファイターV AE) ・TOPANGA World Championship 優勝(ストリートファイターV CE) ・CAPCOM Pro Tour 2023 World Warrior 日本大会3 優勝(ストリートファイター6) ・ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2023 優勝(ストリートファイター6 )他 <Twitter> @tokidoki77 <YouTube> https://www.youtube.com/@Tokido <Web> https://tokido77.com/【ボンちゃん】 ・生年月日:1987年3月11日生まれ ・出身地:東京都出身 ストリートファイターIVから本格的に大会に参加。国内外問わず数々の大会で好成績を収め、2015年9月からレッドブル・プレイヤーとして活動を開始。 プレイヤーとして最前線にいる傍ら今後のeスポーツの発展のため、後進の育成にも力を注いでいる。世界最大級の格闘ゲーム大会EVO 2019で優勝。ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2023では、FAV gamingの一員として多くの勝ち星を上げ、優勝に大きく貢献した。 <おもな戦績> ・EVO 2019 優勝(ストリートファイターV AE) ・CEO 2019 優勝(ストリートファイターV AE) ・VSFighting 2019 優勝(ストリートファイターV AE) ・Celtic Throwdown 2019 優勝(ストリートファイターV AE) ・FAV gaming CUP sponsored by v6プラス 準優勝(ストリートファイターV CE) ・JAPAN eSPORTS GRAND PRIX 3位(ストリートファイターV CE) ・ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2023 優勝(ストリートファイター6 )他<Twitter> @katitagaribon <Twitch> https://www.twitch.tv/bonchan0311
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- 【大会レポート】「東京eスポーツフェスタ 2024」においてeスポーツ競技大会6タイトルの優勝者が決定!
- 誰もが楽しめるeスポーツの普及と関連産業の振興を目的としたeスポーツイベント「東京eスポーツフェスタ 2024」が1月26日(金)〜28日(日)に開催。『WBSC eBASEBALL™パワフルプロ野球』をはじめとする6競技の優勝者が決定した。<以下、ニュースリリースより>「東京eスポーツフェスタ2024」開催概要 eスポーツの普及と関連産業の振興を目的として、eスポーツの競技大会と関連産業展示会等で構成するイベント「東京eスポーツフェスタ2024」を令和6年1月26日(金)~1月28日(日)の3日間にわたり開催しました。 5回目となる今回の開催は、東京ビッグサイト南1・2ホールでのリアルと、オンラインの双方のメリットを生かしたハイブリッドで開催し、競技大会やセミナーなどの企画をリアル会場で実施するとともに、YouTube等で配信しました。 3日間の総来場者数は約9千人、オンライン動画配信の総視聴数は約11万回となりました。名 称:東京eスポーツフェスタ2024日 程:令和6(2024)年1月26日(金曜日)から1月28日(日曜日)まで開催方式:公式WEBサイト( https://tokyoesportsfesta.jp ) 動画配信サイト(YouTube、ニコニコ生放送、OPENREC.tv、Twitch)主 催:東京eスポーツフェスタ2024実行委員会 [東京都/(一社)日本eスポーツ連合/(一社)コンピュータエンターテインメント協会/(一社)日本オンラインゲーム協会/(株)東京ビッグサイト] Official licensed videogame of World Baseball Softball Confederation "eBASEBALL"は、株式会社コナミデジタルエンタテインメントの日本およびその他の国と地域における登録商標または商標です。(C)Konami Digital Entertainment/Gran Turismo 7: TM & (C) 2024 Sony Interactive Entertainment Inc. Developed by Polyphony Digital Inc./太鼓の達人(TM)ドンダフルフェスティバル & (C)Bandai Namco Entertainment Inc./(C) GungHo Online Entertainment,Inc. All Rights Reserved./(C)SEGA/ (C)MIXI写真上:公式アンバサダー:ラトナ・プティ/写真下:メインMC「RaMu」(中央)、サブMC「村井理沙子」(右側)、アシスタントMC「あおこ」(左側) 全国各地から多くの選手が参加したeスポーツ競技大会は、「WBSC eBASEBALL(TM)パワフルプロ野球」「グランツーリスモ7」「太鼓の達人 ドンダフルフェスティバル」「パズドラ」「ぷよぷよカップ(ぷよぷよeスポーツ)」「モンスターストライク」の6種目で実施し、優勝した選手たちには東京都知事杯が贈呈されました。また、同時開催された関連産業展示会では、都内に所在するeスポーツ関連の中小企業や団体、学校など、約50事業者がリアルブースやオンラインで出展するとともに、「企業対抗戦」や「ピッチイベント」を実施しました。 このほか、ビジネスセッション「サウジアラビアのeSports市場から見る日本のeSports市場の成長可能性」やセミナー「アンチ・ドーピング講演」などのさまざまなセミナーや、プログラミングにふれられる学習企画などを実施しました。 各種企画の実施概要は、以下のとおりです。なお、実施した各種企画は、会期後もYouTubeの東京eスポーツフェスタ公式チャンネルのアーカイブにてお楽しみいただけます。オープニング 会期初日のオープニングでは、東京eスポーツフェスタ2024実行委員会名誉委員長の小池百合子都知事がビデオメッセージにて、「eスポーツは、子どもからお年寄りまで、また、性別や障害の有無にかかわらず、色んな方が一緒に楽しめます。このことがeスポーツの奥深さを生み出しています。東京eスポーツフェスタが、eスポーツの裾野をさらに拡大させることを期待しています。白熱した試合が繰り広げられる3日間をどうぞお楽しみください。」とコメント。 また、実行委員会特別顧問であり一般社団法人日本eスポーツ連合の早川英樹会長が登壇し、「東京eスポーツフェスタは、eスポーツの普及と関連産業の振興を目的として実施しており、今年で5回目を迎えます。昨年中国で行われたアジア競技大会ではeスポーツが正式種目として採用され、また国際オリンピック委員会が主催するオリンピックeスポーツシリーズもシンガポールで開催されました。今後も、2026年に愛知・名古屋で開催されるアジア競技大会を筆頭に、さまざまな国際大会が計画されています。この東京eスポーツフェスタからも、世界へ羽ばたく選手が生まれてくることを大きく期待したいと思います。また、競技大会だけでなく、展示会、セミナーや学習企画など、バラエティー豊富な企画になっております。ぜひ、ご視聴いただき、eスポーツの理解をいっそう深めていただければと思います。」とコメントしました。 さらに、公式アンバサダーであるにじさんじのライバー、ラトナ・プティさんの「皆さん、3日間盛り上がっていきましょう!東京eスポーツフェスタ2024、スタートでーす!!」という開会宣言で東京eスポーツフェスタ2024が開幕となりました。一般社団法人日本eスポーツ連合:早川英樹会長 eスポーツ競技大会 ●「グランツーリスモ7」決勝大会 PlayStation(R)5 / PlayStation(R)4用ソフトウェア『グランツーリスモ7』部門では、オンライン予選を勝ち上がった8名による決勝大会を実施。使用コース「富士スピードウェイ」を10周し、優勝者を決定しました。今回の大会では免許を取得できないティーンエイジャーが多く、当日発表の要素もあり、プレーヤーの適応力が試される激戦区の中でしたが、どれみ選手がみごとに優勝を勝ち取りました。【優勝者】 どれみ選手 「最近ちゃんと練習していない中で予選でのポジション取りも失敗し、その中でまさか優勝できて本当にうれしい気持ちでいっぱいです。ありがとうございます!」●「WBSC eBASEBALL(TM)パワフルプロ野球」決勝大会PlayStation(R)4、Nintendo Switchの両ハードのオンライン予選全国ランキングで2チームの各1位を獲得した2名と、当日予戦を勝ち抜いた2名、計4名による決勝トーナメントを実施。各試合には「けんき」「たいじ」も応援団長として対戦を見守りました。「冷静」チームながら正確かつ白熱のプレーを届けるショーラ選手がコールドゲームでみごと優勝を決めました。【優勝者】ショーラ選手 「宣言通り打ちまくることができて最高です!」●「太鼓の達人 ドンダフルフェスティバル」決勝大会オンライン予選や会場予選を勝ち上がった親子部門4組、一般部門8名で決勝トーナメントを実施しました。親子部門では激戦を戦い抜いたしはる親子のままぎまる選手・しはる選手が安定したプレーをみせ優勝を決めました。一般部門では去年の優勝選手はる~~~ん選手と正確さのkazemiyaび選手が僅差での試合を繰り広げ、3曲目ではたった250点差でkazemiyaび選手が勝利を勝ち取りました。親子部門 【優勝チーム】「しはる親子」ままぎまる選手(右) 今回初めて大会に参加したのですが、親子でとても楽しむ事ができました。緊張しましたが練習の成果を出せて良かったです。eスポーツがこれから更に盛り上がって欲しいと思います。しはる選手(左) 人生初めてのトロフィーをもらえてすごくうれしかたし、楽しかったです。みんなとても強かったのでまた練習して出たいです。一般部門【優勝者】kazemiyaび選手 優勝、本当にうれしいです!!決勝戦はアーケード・家庭版の両方で公式大会優勝経験があるトッププレーヤーが相手ということもあり、自分自身の実力以外の要素も絡み合った上で掴み取れた勝利だと考えていますが、それを差し引いても彼を相手に戦って優勝できたことはとても価値のある経験だと思います。この経験を糧に上達を続けて、優勝の実績に相応しい腕前になりたいです!これからも頑張ります!!●「パズドラ」決勝大会 優勝者に「プロライセンス認定権利」が与えられるパズドラは、アプリ内「ランキングダンジョン」にてオンライン予選が行われ、その上位選手たちによるリアル会場予選から勝ち上がった16名による決勝大会準決勝・決勝戦が実施されました。決勝戦では4人同時に参加する対戦を三本行い、合計スコアで勝者を決定するルールで行い、一本目は、はるまき選手が1位を獲得しましたが、二本目・三本目に連続して1位になった、となかい選手がそのまま優位を維持し、初優勝を決めました。【優勝者】となかい選手 「気づいたらプロになっていました」●セガ公式大会「ぷよぷよカップ」(ぷよぷよeスポーツ)決勝大会 今年はオープンの部(小学生以上)で、優勝者にはプロライセンス取得権が付与されるセガ公式大会「ぷよぷよカップ」が開催されました。小中学生選手が躍進する中、決勝戦は共にJeSU公認プロのdelta選手とともくん選手。delta選手が5本連取で先制するも、ともくん選手も負けじと5本連取で1セットを取り返し、両者1歩も譲らない試合展開に。最終試合で繰り広げられた同時消しの応酬では、ともくん選手がdelta選手の1歩上を行き2年連続3度目の東京eスポーツフェスタ優勝を勝ち取りました。【優勝者】 ともくん選手 「東京eスポーツフェスタ三年前と、去年優勝していて 三回目の優勝することができて本当にうれしいです。」●「モンスターストライク」決勝大会親子部門、一般部門の2部門で開催したモンスタース トライクは、それぞれ2名1組を1チームとし、オンライン予選やリアル会場予選を勝ち上がった親子部門8チーム、リアル会場予選を勝ち上がった一般部門32チームによる決勝トーナメントを実施しました。親子部門では、終始、息の合った正確なプレーを見せた『リトルバード』が逆転優勝を決めました。一般部門ではBO3最終戦までもつれ込む大接戦の中『えすかるご!?』が優勝を獲得しました。親子部門【優勝チーム】リトルバード 空色選手(左) 楽しみながら全力を出せました。東京eスポーツフェスタ では2022年の大会以来2度目の優勝ですが、去年の大会( 東京eスポーツフェスタ2023)では3位で悔しかったので リベンジできてすごくうれしいです。 のーふぇいす選手(右) 多くの方々に支えられた大会で、現地でもたくさんの声援 をいただきました。娘用に簡略化した立ち回りで挑み、完 全手を見せることはできなかったのですが、いい結果が出 せました。応援してくれた方々に恩返しできたかなと思い ます。一般部門【優勝チーム】えすかるご!? 吉村 武琉選手(左) 「MONST Xmas TOURNAMENT 2023」で出場者の強さに絶望し、本気で練習し挑みました。成長できた一カ月でしたし、結果も残すことができてうれしいです。基本的に難しいショットは自分が担当したのですが、簡単なショットだけで勝てる大会ではなく、相方(まそお選手)がしっかりと決めてくれていたので楽しみながらプレーできました。 まそお(右) 初めて出場した東京eスポーツフェスタで優勝できて、めちゃくちゃうれしいです。モンストのプロ選手である相方(吉村 武琉選手)が強すぎて横で圧倒されていました。相方がミスをする気がせず、自分が決めたら絶対勝てるという自信を持てたので、安心しながらプレーできました。関連産業展示会 ● 企業対抗戦 関連産業展示会の出展事業者有志が、「スーパーボンバーマン R 2」企業対抗戦を開催。初めてボンバーマンにふれる方にも楽しんでいただけました。そして見事優勝したのは、川上産業株式会社でした。【優勝チーム】川上産業株式会社 「初参加の中イメトレを手伝ってくれたチームメンバーや野次…声援を届けてくれたメンバーのおかげで勝つことができました。とても楽しかったです!」【参加事業者】(50音順) AMORIS/株式会社スマートスタート/川上産業株式会社● ピッチイベント 関連産業展示会に出展する4事業者が、eスポーツ関連産業活性化に向けた新規サービスや製品などに係るアイデアのプレゼンテーションを行い、2名の専門家が審査した結果、株式会社PACkageが最優秀賞を受賞しました。 【最優秀賞】株式会社PACkage 「地域社会の絆を深めるアプリ」 プレゼンター:伊東 アレキサンダー様 「選ばれると思っていなかったので正直ビックリしています。eスポーツやゲームをただ遊ぶだけでなく、人と人との絆をつなぐきっかけとして意識している方が自分以外にもいることに気づけて良かったです。ありがとうございます。」【参加事業者及びプレゼンテーションテーマ】(発表順) ・株式会社PACkage 「地域社会の絆を深めるアプリ」 ・ピーコック魔法瓶工業株式会社 「ゲーミングボトル・ゲーミングタンブラー」 ・あけび動作の学校株式会社 「スマホの新しい持ち方 ハンガーリング」 ・株式会社メイクウィル 「三本の矢の施策」 【審査員】 東京都eスポーツ連合 会長 筧 誠一郎 株式会社HLD lab 代表取締役 岡田 大士郎
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- 【現地レポート】世界中のファンが日本に詰め寄せる!——HIKAKINや加藤純一、SHAKAなどのクリエイターとプロが盛り上げた「Apex Legends Asia Festival 2024 Winter」をレポート!
- 2023年2月24日(土)~25日(日)に幕張メッセにて、『Apex Legends』のイベント「Apex Legends Asia Festival 2024 Winter」(以下、エペフェスアジア)が開催された。イベントにはFNATICやRIDDLE、DreamFire、Crazy Raccoonといった日本、中国、韓国のプロチームに加え、世界大会で優勝を成し遂げたTSMやヨーロッパ地域の強豪Allianceも参加した。さらに、HIKAKIN氏や加藤純一氏、SHAKA氏などクリエイターたちもイベントに登場。プロ選手とチームを組んでショーマッチを行い、会場を盛り上げた。ほかにも、コミュニティエリアにはプロチームのブースや会場限定の物販、パスファインダーのパンチングマシーンなどが設置され、ステージが始まる前や試合の空き時間も飽きさせないような作りになっていた。今回はそんな現地の模様をお届けしよう。多くのファンで溢れかえるコミュニティエリア! まずはステージイベントが始まる前の様子をお届け。10時の開場とともに多くのファンが入場していったのはコミュニティエリアだ。ここでは、会場限定の物販やゲーム内のキャラクターにちなんだレクリエーションが用意されていた。▲エリアの中央には巨大なネッシーが!ところどころに設置されたジャンプタワーがゲーム内のマップを想像させる! 中でも、ひときわ多くのファンで賑わっていたのがチームブースだ。日本チームが出展していることもあり、FNATICやRIDDLE、PULVEREXなどのブースが盛り上がっていた。さらに、驚いたことに日本チームのブースだけでなく、DreamFireやAllianceといった海外チームのブースも大盛況だった。チームブースでは、ユニフォームやグッズなどが売られ、中には所属する選手と交流する時間を設けているチームも。その時はより多くのファンが詰めかけており、その熱量を感じた。▲ひとりでも多くの方とお会いするために、空いている時間でファン対応する選手の皆さん ▲憧れの選手と写真が撮れる夢のような時間も! ▲筆者が一番驚いたのがDreamFireのブース。中国で人気が高いことは知っていたが、日本でも多くのファンが詰めかけるほど人気だった。かくいう筆者もDreamFireが好きです 続いて賑わっていたのは巨大ネッシーのエリア。ネッシーといえば『Apex Legends』のマスコット的な存在。その可愛さは言わずもがなで、たとえサイズが大きくなろうとも可愛さが健在だった。▲ネッシーの首には「Apex Legends Asia Festival 2024 Winter」と書かれたメダルが! ちっちゃいピンクのネッシーもかわいい! さらに、その周辺ではレジェンドの恰好をしたコスプレーヤーさんが写真撮影しており、ファンとの交流を楽しんでいた。定番のレイスやミラージュだけでなく、シーズン19で登場したコンジットのコスプレもあり、完成度の高さに驚かされた。▲ローバのアルティメットやカタリストのスキルといった小物の作り込みがすごい 中でも、特にすごいなと感じたのはレヴナント。見た目もさることながら、写真撮影のポーズや仕草が完全にレヴナントそのもので、あまりの怖さに思わずゾッとしてしまった。▲恐そうな見た目とは裏腹にかなり快く写真撮影に応じていて、ファンの方もかなり楽しんでいた。初めて見たときは後ずさりしちゃいました(笑) ほかにも、オリンパスにあるファイトナイトをイメージした1v1専用ステージや、来場者とのパンチ力を競うパンチングマシーン、レジェンドとの写真が撮れるプリクラなどさまざまなものが用意されていた。▲PS5やINZONEの最新モニターを使った1v1専用ステージが用意。最新機種にふれられるいい機会になっていた ▲実際にグローブをはめてそのパンチ力を競うというもの。いい記録を出した人は近くのミニターに掲示され、パンチ力を競いたい人たちで溢れていた ▲レジェンドと写真が撮れるプリクラ。開場と同時に列ができるほど人気だった ▲クレーンゲームにはジャンプパッドのクッションやネッシーのフィギュア、パスファインダーのぬいぐるみなどここでしか手に入らないような景品が用意されていた こういった催しは純粋に楽しむのもいいが、ちょっとしたサプライズがあるのもうれしいポイント。今回のイベントでは、大和周平氏とshomaru7氏が撮影している場面に出くわしたり、Allianceのメンバーがクレーンゲームで遊んでいるシーンを見かけたりと、憧れの人たちを間近で見ることができた。▲ステージイベントの合間に使用する映像の撮影中の一幕。大和周平氏とshomaru7氏をひと目見ようと周辺には多くのファンが詰め寄せた ▲Allianceのメンバー。撮影の一幕でクレーンゲームを遊ばれていたが、景品が取れなかったことを悔しがるHakis選手がすごく印象的だった また、コミュニティエリアを練り歩く中で、日本のファンの方だけでなく、中国や韓国など海外から来たファンの方も多く見られた。そういったところからも『Apex Legends』というゲームの盛り上がりを肌で感じることができた。▲選手がズラリと並ぶ巨大パネルでは、お気に入り選手と写真を撮るファンの方がチラホラ いよいよステージイベントが開幕!太鼓と書道のパフォーマンスは圧巻のひと言! ステージイベントは太鼓と書道のパフォーマンスからスタート。『Apex Legends』お馴染みの楽曲に合わせて太鼓を演奏し、ステージの中央では大きな筆でなにやら文字を書いている様子。そして、書かれた言葉は「決戦」。これから行われるであろうプロやクリエイターたちの戦いを思わせる、そんな言葉が書かれていた。▲力強いパフォーマンスを披露。日本の「和」にこだわった演出だと感じた その後、ステージに多くのレジェンドが登場すると、ステージの中央にいるヴァルキリーがアルティメットのセリフを叫ぶ。すると、ステージが暗転し、再び光が戻ったときには総勢60名のプロがステージに立っていた。これには筆者もあまりのかっこよさに震えてしまった。▲選手がモニターに映し出されると歓声が上がっていた。特に凄かったのはDreamFireだ その後、Jung Youth氏が「Only One King」を披露した。これは『Apex Legends』シーズン2のトレーラーで使われていた楽曲だ。筆者にとっても懐かしい楽曲だったので、生で聞けてかなりノリノリになってしまった。▲ライブが終わると、Jung Youth氏から日本語で「日本が大好きです」というサプライズも プロたちの本気の戦い!2日間にわたる激闘が今、始まる…… オープニングセレモニーが終わったところで、続いて行われるのは「PRO MATCH-Battle Royale」。ステージには田口尚平氏とshomaru7氏が登場し、簡単なルール説明を行った。こちらはDay1、Day2を通して計12試合を戦い、優勝者を決める試合となっている。いわば、本イベントのメインコンテンツだ。主なルールは「Apex Legends Global Series」(以下、ALGS)から採用しており、特別ルールなどはないため、プロのガチンコ勝負が見られる試合となっている。続く選手入場のシーンでは、次々に選手たちが入場してくる。どのチームも拍手や歓声で迎えられたが、やはりFNATICやRIDDLE、DreamFireといった人気チームは大きな歓声が上がっていた。▲選手が思い思いのポーズを取っていて、中にはくすっと笑ってしまうようなものも ▲中国や韓国チームに比べて、日本チームの選手はかなりはっちゃけてる印象。すごくリラックスしているようだった ▲FNATICはキメキメのポーズで登場したが、その後のインタビューで恥ずかしかったとコメントしていた(笑) しかし、これらのチームよりも大きな拍手と歓声で迎えられたチームがいる。それがTSMとAllianceだ。特に、AllianceのYuki選手に対する声援が凄まじく、その甘いマスクに魅了されているファンが多かった。そんなYuki選手はチームを抜けることが決まっており、この3人の試合が見れるのが最後という本イベント。有終の美を飾るように素晴らしいプレーをいくつも見せてくれた。▲未だタイトルは手にしていないものの世界で有名なAlliance。そんなチームを日本で見られるなんて…… ▲名実ともに世界王者のTSM!日本でも大きな声援が送られていた 60名がそろったところでいよいよ試合がスタート。キルが発生するものの目立ったチームファイトが起きない第1試合だった。しかし、AllianceとFNATICの戦いをきっかけに各地で戦いが始まる。ヨーロッパで屈指のフィジカル(撃ち合いの強さ)を持つAllianceに日本のFNATICがどこまで通用するのか、会場が固唾を飲んで見守る。軍配はAllianceに上がったのだった。これをきっかけに各地で戦いが繰り広げられていく。戦闘エリアは狭まって部隊数も減り、気づけば最終安置、残り3部隊になっていた。RIDDLE、REIGNITE、TSMが残る中、日本チームの初チャンピオンが見れるか? と思いきや、落ち着いた立ち回りでTSMが危なげなく勝利。この日初めてのチャンピオンを獲得した。続く2戦目はREJECT WINNITY、3戦目はDreamFireがチャンピオンを獲得し、この日の前半戦が終了。日本勢のチャンピオンはお預けとなった。▲「あぁ……」「えぇっ!」という落胆したり、驚いたりする声もちらほら。思わず声が出てしまうのがFPS観戦の醍醐味! 試合中は推しチームが映し出されると応援したくなるものだが、ひと際歓声が大きかったのはDreamFire。今までのALGSでも映し出されるたびにDreamFire応援団の歓声が大きかったが、それはこの日も健在で応援している姿がよく見られた。筆者はオフライン大会を生で見たことがなかったので、会場の飾りつけやステージを見たときの感動が凄まじく、目の前には配信でしか見たことがなかった空間が広がっていて、かなり興奮した。▲試合中は負けたチームが暗く、生き残っているチームは明るく表示され、ひと目でわかるようになっていた。ALGSで見たことあるやつだ! ▲マッチでチャンピオンを取ると、3人が座っている席に「CHAMPION」の文字が HIKAKIN氏、加藤純一氏、SHAKA氏が協力して戦うショーマッチがスタート! ショーマッチでは日本、中国、韓国の人気クリエイターとプロがチームを組み、コントロールで対決するというもの。総当たりで全3試合が行われ、白熱した試合で会場を盛り上げた。特に、HIKAKIN氏の人気が高く、入場シーンでもより声援が大きいと感じた。驚いたことにそんな声援を上げているのは会場にきた子どもたちだった。本イベントは大人だけでなく、子どもも多く見られ、『Apex Legends』が老若男女問わず人気になっているのは、いちファンとしてうれしいものだった。▲緊張しているとコメントしていたものの、表情はすごくリラックスしているように感じたHIKAKIN氏。やはり大御所といった風格だった ▲加藤純一氏も緊張しているとコメント。果たして普段通りの力を出せるのか 試合は中国vs韓国、日本vs韓国、日本vs中国の順番で行われた。先ほどまでのガチガチな大会とは少し変わって、和やかな雰囲気が漂うショーマッチ。普段見られないストリーマーたちの真剣な表情やHIKAKIN氏、加藤純一氏、SHAKA氏が談笑しているシーンなど、ここでしか見られない姿が盛りだくさん。▲キレ芸ばかりじゃない! 真剣な表情でプレーするボドカ氏 どの試合も面白かったが、特に白熱したのが日本vs韓国の試合。いっとき日本が13%ほどリードされてしまうものの、途中のミッションを達成したことで逆転に成功。そこから一進一退の攻防が続いていた。しかし、日本側が98.8%と追い詰めたところで韓国が逃げ切り、勝利を決めた。コントロールならではの立ち回りが見られ、バトルロイヤルとはまた違った面白さがあった。▲仲間と行動するのではなく、単独で攻め続けるYukio選手。永遠と別行動で攻めてくるYukio選手に中国チームも手を焼いていた様子 プライドとプライドがぶつかり合うチームデスマッチ! 続いて行われたのはプロ6名vsプロ6名によるチームデスマッチだ。日本、中国、韓国、TSMとAllianceの混合チームの計4チームが2日間にわたって総当たりを行い、優勝を決めるというもの。どのチームも選りすぐりの選手が集まり、オールスター感があるのだが、TSMとAllianceのチームは別格。ほかでは見られないであろう特別なチームがここ幕張メッセに誕生していた。▲日本チームの顔ともいえる選手がそろい踏み。一体どんな試合が見れるのか ▲もしも宇宙大会なんかが開かれたらおそらく集められるであろう6人。いわば地球代表なのだ 試合はどれも見応えがあって手に汗握る展開が多かった。特に、日本vs韓国の試合は時間制限がないのをいいことに、膠着(こうちゃく)する時間が非常に長く、お互いのプライドが全面に出た戦いが行われた。続いて行われた中国vsTSMとAllianceの混合チームの試合。序盤はどちらのチームもキルを取り合う互角の勝負を見せていたが、混合チームが強豪としての力を見せつけ、徐々に差を広げていく。中国チームも負けじと粘るが一歩届かず、混合チームがその強さを見せつけた。この日最後の試合は日本vs中国の試合。今までで一番激しいといっても過言ではないくらいの戦いが行われ、中国が持ち前のフィジカルを見せつけていく。日本も撃ち合いに応戦して打開を試みるも、中国が敷いた巧みな射線に苦しみ敗北となってしまった。全体を通して白熱した試合が多く、プロが6人集まったからこそできるアビリティの合わせや撃ち合いが見られ、とても面白かった。▲SangJoon選手のクレーバーは非常に強力。1発当てるたびに驚きの声が 新環境のストームポイントはいかに!?Day1を1位で折り返すのは果たしてどのチームか? この日最後のプログラムとなったのは「PRO MATCH-Battle Royale」。ここからは第4試合から第6試合までをお届けしていく。マップはオリンパスからストームポイントへと変わり、試合がスタート。前半でチャンピオンを取れなかった日本チームは反撃の狼煙を上げることができるのか……。第4試合、ここまで不調だったFNATICが上位に食い込む大活躍を見せる。しかし、この日絶好調のREJECT WINNITYに阻まれ、チャンピオンを逃してしまう。それでも、見違えるような戦績を残したFNATIC残りの試合に期待が高まる。▲競技シーンでお馴染みのストームポイントでは安定した立ち回りを見せるFNATIC。やはりここは彼らの庭なのか 続く第5試合はで世界王者のTSMが魅せる。いっとき不利な状況になってしまうものの、巧みな連携でその不利を覆して勝利する。多くの観客が「TSMが負けたかな?」と思っている中での逆転劇に会場からは大歓声。王者の風格を見せつけていく。極めつけはヴァルキリーのアルティメットを使用した立ち回り。「ALGS Year 3:Split1 Playoffs」で優勝を決めたあの日を彷彿とさせるような立ち回りで安置内の高所を取ることに成功した後、じっくりと戦線を押し上げていきチャンピオンを獲得した。最終試合となる第6試合は最終安置にFNATICやKINOTROPE gaming などの日本チームが残る中、辛い時間を耐え切ってチャンスをつかんだREMARKABLE TEAMがチャンピオンを獲得した。▲ファンや観客に向かって喜びの感情をあらわにしているのがすごく印象的だった 第6試合が終わったところでDay1は終了。特に印象的だったのはImperialHal選手の個人スタッツ。キル数、ダメージともにトップの結果を叩き出し、王者としての貫禄を見せつけていた。▲ファンに向け優しい笑顔で手を振るImperialHal選手。こんな人が本当に味方にキレているなんて信じられない 今回取材したのはDay1だが、Day2の結果TSMが綜合優勝を果たした。さすが王者といったところ。これから開催されるALGSでの活躍にも注目だ。まとめ 今回の取材を通して、筆者は『Apex Legends』の盛り上がりを肌で感じることができた。それはファンの多さやイベントの規模も影響しているが、何より選手やチームに対するファンの熱量が関係している。冒頭でも書いたとおり、このイベントで何より盛り上がっていたのはチームブースだ。選手がいるいないに関わらず、多くのファンが詰めかけており、本当に好きというファンの熱量を感じた。加えて、その盛り上がっていたチームブースが日本チームだけではないことにも驚いた。やはりカジュアルに大会を見ている方の多くは、FNATICやRIDDLE、PULVEREXなどの日本チーム知っているけど、TSMやAlliance、DreamFireといった海外チームは知らないという方がほとんどだろう。しかし、今回のイベントでは海外チームのブースも大変賑わっており、日頃から競技シーンを追っているファンの方が多くいたように感じた。もちろん筆者も競技シーンを追っているいちファンとして選手たちに生で会える空間というのは非常にステキなものだった。今回のイベントでチームや選手を好きになった方、競技シーンに興味を持った方に朗報。ALGS Year4:Split4の日本シーンがいよいよ最終局面に向かっている。果たしてどのチームが世界大会へと出場するのか、今年最初の世界王者はどのチームなのか、日本勢初優勝はあるのか、まだまだ盛り上がっていく『Apex Legends』の競技シーンに目が離せない。筆者も日本チームが悲願の初優勝を成し遂げるその日まで応援し続けたい。撮影:フリーダム山中編集:いのかわゆう【フリーダム山中プロフィール】2022年より活動を始めた新人ライター。RPGやアクション、シューティングなど、さまざまなジャンルのゲームを愛している。最近では『VALORANT』や『Apex Legends』、『リーグ・オブ・レジェンド』などの競技シーンを視聴しており、暇さえあれば日本の大会だけでなく、海外の大会も見るほど競技シーンが好き。