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  • 165Hzゲーミングモニター「Optix G251F」レビュー。高画質と高リフレッシュレートを両立! USBハブ搭載でFPSでも仕事でも!!
    提供:エムエスアイコンピュータージャパン     「Optix G251F」は、2023年9月下旬にMSIから発売された24.5インチのゲーミングモニターだ(想定価格:27,800円前後)。 コストパフォーマンスに優れたOptix Gシリーズであり、RAPID IPSパネルの採用で高画質かつ165Hzと高いリフレッシュレートを両立しているのが特徴的だ。   また、G-SYNC Compatibleやナイトビジョンをはじめとしたゲーム支援機能も充実しているほか、DisplayHDR 400やUSBハブ機能も搭載している。 実際に筆者が10日間ほどメインモニターとして使用したインプレッションをお届けする。 美しいだけでなく高いリフレッシュレートに対応したディスプレイ まず、eスポーツに欠かせないリフレッシュレートが165Hzと非常に高いことが最大の特徴だ。 リフレッシュレートは簡単に述べると1秒間に描画される画像の枚数であり、その数値が高ければ高いほど、1秒間にたくさんの絵によって映像が作られ、よりなめらかに感じることができるわけだ。     特にFPSなどでは敵の動きをより鮮明にとらえることができるため、この数値には気を遣う。 一般的な作業用モニターは60Hzのものが多く、それらと比べると雲泥の差だ。 エントリーモデルとして販売されている多くが144Hzであることを考えると、多少のアドバンテージもある。   競技シーンなどでは360Hzモニターが採用されることも増えてきたが、プロを目指すユーザーも最初の一歩としては165Hzあれば十分だろう。   また、24.5インチというサイズ感もポイントだ。競技シーンではこのサイズのモニターが一般的に用いられることが多い。モニターに向き合った時に無理なく視野全体を使って視認できるからだ。 フルHD(1,920×1,080)という解像度もやや物足りなく感じるが、仮に高い解像度のモニターでも、FPSではフレームレートを上げるために解像度を落としてプレイする場合があり、高解像度モニターで最大未満の解像度に設定する際に画面がぼやけることもあるので、かえってありがたかったりする。   もちろん応答速度も1ms(GTG)で遅延を全く感じないレベルであり、FPSを遊ぶ最初のモニターとして選択するのもアリだ。     また、RAPID IPSパネルを採用することにより、高画質でゲームを楽しむことができる。sRGBカバー率は98.62%ととても高い。 eスポーツに特化したうえで、シングルプレイがメインのゲームタイトルや、映画などの映像作品を美しい映像で楽しむことが可能だ。DisplayHDR 400にも対応しており、対応コンテンツを更に美しく表示してくれる。178度ととても広い視野角もポイントだ。 うれしいUSBハブ機能と弱点を補うポテンシャル モニターの端子類には、この価格帯には珍しくUSBハブ機能が搭載されている。2つのType-A端子はUSB 3.2 Gen1に対応しており、マウスやキーボードなどのゲーミングデバイスはもちろん、仕事中にさっとデータを整理したり、ちょっとした補助に使ったりと何かと便利だ。 筆者としてもUSBポートが手元に2つ増えるというのはとても嬉しい。   USBスロットがいくつあっても足りないことはゲーマーでなくともPCユーザーであれば頷いてくれるはずだ。     なお、コストパフォーマンスに優れたOptix Gシリーズということもあり、細かな機能は省かれている。そのひとつは角度調節だ。チルト(縦向き)には-5度~20度に対応しているが、スイベル(横向き)や高さ調節などの細かい調節機能はほぼない。   FPSなどではモニターの角度や高さにこだわりたい場面が多々あると思う。そんな場合はモニターアームなどで対応して欲しい。付属のスペーサーを使うことでしっかりVESA100に対応している。   ▲取り付け時には2本のネジを締める必要がある ゲームを補助する機能も満載 Optix G251Fは、ユーザーのゲーミングライフを補助する機能もたんまり設けられている。 黒挿入により残像感を抑えるアンチモーションブラー、ゲームの暗い部分でも視認性を上げるナイトビジョン、対応のグラフィックスカードと組み合わせることでカクつきやティアリングを抑えるG-SYNC Compatibleなどさまざまだ。 長時間ゲームしたがりなユーザーにうれしい目の疲労を軽減する「アンチフリッカー」「ブルーライトカット」機能も搭載されている。   また、背面のジョイスティックを使えば画面の色味を簡単にレスポンス良くカスタマイズすることも可能である。     Optix G251Fはコストパフォーマンスに優れている点についても触れておきたい。24.5インチでDisplayHDR 400にも対応し、165Hzという高いリフレッシュレートを持つゲーミングモニターのなかでは想定価格27,800円ととても安い値段だ。   安心してFPSをプレイできるスペックと、快適に映像を楽しめる高画質パネル、USBハブ搭載やゲーミングらしいさまざまな機能を持っている。FPSをはじめたいユーザーやいろんなゲームを遊びたいユーザー、ビジネス用途とも両立したいモニターを探しているなら有力な選択肢になるだろう。   ■ゲーミングモニター:Optix G251F https://jp.msi.com/Monitor/Optix-G251F
    • MSI
    • レビュー
    2023.10.30
  • 「G27C4X」レビュー! 250Hz・27インチ・湾曲と、FPSをガチで遊ぶときに欲しい三拍子が揃ったゲーミングモニター
      FPSのeスポーツタイトルを快適にプレイするうえで、最近はデバイスへこだわるユーザーが増えているように感じる。わかりやすいのがキーボードやマウスで、eスポーツの大会やイベントなどにいくと、だいたい提携している企業やメーカーのブースがあり、プレイで有利になるデバイスをアピールしている。   こちらから入力するデバイスへのこだわりももちろん大事だが、筆者としては最も大事なのはモニターだと考えている。そもそも、敵を見ることができなければ、入力のしようがない。   今回取り上げるMSIのゲーミングモニター「G27C4X」は、FPSのためにモニターをちょっとステップアップしたいというユーザーにおすすめしたい一台だ。250Hz対応(オーバークロック時)、湾曲パネル、27インチとFPSで必要な三種の神器「リフレッシュレート・湾曲・27インチ」がそろっている。     高いリフレッシュレートで差を付けろ   前述のとおり、まずは「G27C4X」にはFPSを遊ぶうえで大切にしたい「リフレッシュレート・湾曲・27インチ」の3つが揃っていることを強調したい。   リフレッシュレートとは、簡単に述べると1秒間に描画する画像の枚数を表すこの数値は、一般的なモニターで60。ゲーミングモニターならエントリーモデルでは144Hzのことが多い。そんななか「G27C4X」は250Hzと非常に高い(DP接続・オーバークロック時。HDMI接続では最大240Hz)。     リフレッシュレートが高いことにより、敵の動きが表現される枚数が増え、より滑らかに視認することができる。敵の動きがより鮮明になるというわけだ。   なお、これより上のリフレッシュレートになると300Hzを超えるモデルも市場に存在するが、価格が一気に跳ね上がる。250Hzは現状コストパフォーマンス良く購入できるちょうどよい塩梅だ。   湾曲で画面端に簡単アクセス   次に湾曲だ。これは文字通りディスプレイが曲がっていることであり、没入感を高めてくれる。FPSで没入感はいらないと思うかもしれないが、もうひとつ「視点移動の少なさ」というメリットもある。当然ながら、画面が湾曲していることによりモニターの左右の端っこ部分はプレイヤーの目に近くなる。じつは、これが馬鹿にならないのだ。     例えば『VALORANT』や『Apex Legends』といったタイトルでは、画面の端にミニマップなどがある。これに対する意識の向け方が湾曲だとかなり変わる。より身近に画面の端を感じるようになる。敵や味方の位置を把握することはとても大事であることは、FPSプレイヤーならよくわかるだろう。   FPS以外でも嬉しい「27インチ」というサイズ感   そして最後に、27インチというサイズだ。これは好みが分かれるというのが正直なところだが、一般的なユーザーがデスクに置ける実用的なサイズの最大値ではないだろうか。プロプレイヤーは大会などで24インチ前後のモデルを使うことが多いが、特にプロを目指しているわけではないユーザーなら、より敵を見やすい27インチをおすすめしたい。   また、27インチというサイズ感は、映像作品を楽しむ際に迫力が増す。湾曲していることも手伝って、映画やドラマを見る際にも有用だ。   そういう意味では、家庭用ゲーム機でソロゲーを遊ぶのにも向いていると言える。家庭用ゲーム機では1080p・120Hz動作にも対応しているので、遊びたいタイトルも増えてきた最新のゲーム機を遊び尽くすにももってこいだ。   ▲HDMI2.0bポート×2とDisplayPort 1.2a×1を備えている   ただし、解像度は1,920×1,080(フルHD)と比較的控えめだ。ビジネス用途などでガッツリ使いたい場合にはより高い解像度のモデルをおすすめしたい。ただし、FPSでは前述の通りより高いfpsを出すために、設定や解像度を落とす傾向にもある(そもそも敵を見やすくするためにグラフィック設定を落とすことも多々ある)。そして、ゲーム上の解像度とデスクトップの解像度に齟齬がある場合、アプリケーションを切り替えた際に画面が大きく乱れることがあるため、FPSゲーマーにとってはむしろ「フルHDがちょうどいい」というユーザーも少なくない。   ゲーマーをサポートする機能も充実   また、応答速度1ms(MPRT)と普通にプレイしている分にはまず遅延は感じないほか、ブレや残像感を抑えるアンチモーションブラーや、画面のチラつきを抑制するアンチフリッカーにも対応している。どちらもFPSをプレイするうえで大切な機能である。   そのほか、長時間ゲームしがちなゲーマーにも嬉しいブルーライトカット機能や、暗い場所の視認性をあげるナイトビジョンも搭載している。   対応のグラフィックカードを搭載したPCであれば、ちらつき補正やレスポンス補正をしてくれるFreeSync Premiumの恩恵に預かることも可能だ。     これらの一部機能や、入力機器の切り替えなどはモニター右下背面のジョイスティックで操作する。こちらのレスポンスも非常に良好でサクサク動くのも嬉しいポイントである。グラフィックの設定も豊富なプリセットが用意されているため、多種多様なゲームに対応している。   ▲VESAマウントにも対応している   これでいてコストパフォーマンスは高い   ここまで述べてきた通り、FPSを中心に映像鑑賞や家庭用ゲーム機でのプレイなど、高いスペックを持っている。それにも関わらず、気になる価格は32,800円とかなり求めやすい(Amazon.co.jp専売)。セール時には27,800円まで値下がることもあるようだ。   ゲーミングモニター最初の一台としてはもちろん、現在エントリークラスのモニターを使用しているなら、FPSをよりしっかり遊ぶためのステップアップとしてもおすすめしたい一台だ、   G27C4X製品ページ:https://msi.gm/S7DB5F81 ■G27C4X 基本スペック パネルサイズ:27インチ アスペクト比:16:9 最大解像度:フルHD(1,920 × 1,080) リフレッシュレート:240Hz(オーバークロック設定時:250Hz) 応答速度:1ms(MPRT) パネル種類:VA 表面タイプ:ノングレア 画素ピッチ (H X V):0.3114 × 0.3114(mm) 色域:sRGBカバー率:96.67% DCI-P3カバー率:89.72% 最大表示色:約10億7,300万色 視野角:178°(H)/ 178°(V) パネル表面曲率:1,500R 輝度:300 コントラスト比:3,000:1 消費電力:使用時 21W / スタンバイ時 0.5W 入出力端子:HDMI 2.0b ×2 DisplayPort1.2a ×1 ヘッドホン出力 ×1 本体サイズ(W × D × H ):611.5 × 225.4 × 457.9(mm) 本体重量:約4.53kg 電源タイプ:45W ACアダプタ 電源入力:100 ~ 240V、50 / 60Hz 走査周波数:258.3 ~ 274.3 KHz(H)/ 96 ~ 250 Hz(V) 上下角度調節(チルト):-5° ~ 20° 高さ調節:なし 左右角度調整(スイベル):なし 画面回転(ピボット):なし 映像端子:最大解像度 / リフレッシュレート: DP:1,920 × 1,080 / 250Hz HDMI:1,920 × 1,080 / 240Hz
    • MSI
    • レビュー
    2023.09.30
  • ゲーミングモニター「MSI G2422」レビュー。170Hzリフレッシュレートと美しいIPSパネルが搭載。FPSがしっかり遊べる高コスパゲーミングモニターならコレ!!
      昨今、FPSの盛り上がりが凄まじい。『VALORANT』は2023年6月に国際大会「VCT Masters Tokyo」が日本で初開催された。残念ながら日本のチームが出場できなかったにもかかわらず多くのファンが連日足を運び、諸外国のチームへ声援を送る姿は、何度も繰り返されるeスポーツ元年のひとつであることを感じさせた。   するとやはり、実際に自分でプレイしてみたいという方も多いはず。数年「今は時期が悪い」と言われ続けてきたGPUやメモリなどのPCパーツも、値段が徐々に落ち着きを見せ、今最もPCゲームに手を出しやすい時期に差し掛かっていると言えるだろう。   PCを購入してFPSを遊ぶぞ!という際に導入したいのは、やはりゲーミングモニターだ。本稿で紹介するMSIのゲーミングモニター「G2422」は、想定価格24800円前後と安価でありながら、しっかりとゲーミングモニターに求められる性能を有している。やや自由度のなさは気になるが、その解決方法も含めてお伝えしたい。   FPSに欲しい要素がてんこ盛り まず、FPSをプレイするうえでゲーミングモニターに求められる最大の要素はリフレッシュレートである。これはざっくり説明すると、1秒間に書き換わる画像の枚数を示しており、数値が高ければ高いほど画面が“ヌルヌル”動く(1秒間にたくさん書き換わる)というわけだ。     一般的なビジネス用モニターやテレビは60Hzであることが多いが、G2422は170Hz(DisplayPort接続でオーバークロック時)とかなり高い値である。また、ゲーミングモニターは一般的に144Hzであることが多く、144Hzのモニターを利用しているユーザーの一歩先を行くことができる。   具体的には、敵の動きを表現する回数が増えるということだ。それはつまり、敵の動きをより視認しやすくなることを意味する。一瞬の駆け引きが求められるFPSでは特にこのリフレッシュレートは重視される。   よりハイエンドなモデルになると240Hz、360Hzといったものも存在するが、筆者個人としては60Hzから上へのジャンプアップが最も変化を感じることができると考えている。今60Hzでプレイしているユーザーにはぜひおすすめしたい。   また、23.8インチというサイズ感にも注目だ。一般的なFPSの大会では、24インチクラスのモニターが採用されていることが多い。FPSに最適なサイズについては議論の余地はあるが、世界大会でプロが使っている環境により近いものを、手軽に自分の環境に取り入れることができる……というのは、アドバンテージと言えるかもしれない。   G2422の解像度は1,920×1,080の、いわゆるフルHDだ。現行の家庭用ゲーム機がより高い解像度出力に対応している昨今、これはやや物足りなく感じるかもしれないが、FPSプレイヤーにとってはそこまで悪い話ではない。   というのも、より高いfpsを求めてFPSのゲーム内設定を落とす場合が多いからだ。その分GPUの負荷が減って高いfpsを期待できる(そもそも競技シーンでのFPSは、極端に美麗なグラフィックがあまり求められないというのもある)。つまり、結局高解像度モニターを使っていてもFPSはフルHDに設定して遊んでいるというプレイヤーも少なくない。また、フルHDを超える解像度のモニターにおいて、フルHDから別の解像度に切り替わる際に画面の乱れがどうしても発生する。最初からフルHDだとそのような不便も発生しない。   また、応答速度1ms(MPRT)と普通にプレイしている分にはまず遅延は感じないほか、アンチモーションブラー・アンチフリッカーにも対応している。どちらもFPSをプレイするうえで必須な機能だ。長時間ゲームしがちなゲーマーにも嬉しいブルーライトカット機能や、暗い場所の視認性をあげるナイトビジョンも搭載されているのも、良いポイントであろう。   これらの機能や、入力先の切り替えなどの操作はモニター右下背面のジョイスティックで操作する。こちらのレスポンスも非常に良好でサクサク動くのも嬉しい。画面の設定も豊富なプリセットが用意され、多くのシチュエーションに合わせてカスタムできるので、自分にあったものを模索できる。     家庭用ゲーム機などもしっかり楽しめるが弱点もある FPSにぴったりな理由を述べてきたが、G2422はIPSパネル搭載で高画質な映像を楽しむこともできる。映像を主体としたゲームだけでなく、映画やドラマ、アニメを見るにも良い。視野角による色変化も少なく、FPSのように同じ体制で画面に向き合う以外のシーンにもピッタリだ。   ▲HDMI1.4bポート×2を備えているので、家庭用ゲーム機などもしっかり楽しむことが可能だ     ただし、高コスパを重視したモデルということもあってか、スタンド機能はチルト(上下方向)の-5度~20度にのみ対応する。高さ調節などがないことがやや不便だが、VESAマウントに対応することで問題を解決している。   ▲手回し式のスペーサーが付属する   VESA規格とは、モニターのスタンドやアームなどのネジ穴間隔に定められた国際標準規格であり、多くのモニターアームがこの規格に則っている。モニターに付属したスペーサーネジを使うことでモニターアームに取り付けられ、自分にあった位置でゲームをすることができる。がっつりFPSを遊びたいなら、是非導入して欲しい。   G2422製品ページ:https://jp.msi.com/Monitor/G2422
    • MSI
    • レビュー
    2023.08.10
  • 最初の一台やサブにおすすめ!100Hz高コスパゲーミングモニター「MSI G2412V」
      ゲーミングモニターを選ぶうえで重視することは、多々あると思う。とはいえ、ハイエンドなものを突き詰めることに否定的なユーザーもいるだろう。筆者は今でこそ高いリフレッシュレートのモニターを使っているが、初めてゲーミングモニターを購入したときは、最低限のスペックのものを使っていた。   本稿で紹介する「G2412V」は、ゲーミングモニターデビューするような「最初の一歩」を踏み出すステップとして、またはメインのハイエンドモニターの補助として使うサブモニターとしての運用にピッタリな一台だ。ゲーミングモニターとして必要なスペックを持ち合わせつつ、お値段は14,000円前後という低価格。コストパフォーマンスを求めるユーザーには、ぜひおすすめしたい。「そんなハイエンドじゃなくても良い」という方は検討の価値があるだろう。   ■G2412V 基本スペック 実売価格:14,000円前後 サイズ:23.8インチ アスペクト比:16:9 解像度:フルHD(1,920×1,080) 最大リフレッシュレート:100Hz 応答速度:1ms(MPRT) パネル駆動方式:IPS 表面タイプ:ノングレア 色域:sRGBカバー率:97%・DCI-P3カバー率:85% 最大表示色:約1,670万色 視野角:178度(H)・178度(V) 最大輝度:300 コントラスト比:1,000:1 入力端子:HDMI 1.4b×1、DP 1.2a×1、ヘッドホン出力×1   まずは外見をチェックしていこう。G2412Vのディスプレイサイズは23.8インチと、ゲーミングモニターとしては標準からやや小さい部類に入る。それゆえにさまざまな環境で取り回しが良いのも、魅力のひとつだ。 見ての通りベゼル(モニターのフチの部分)はとても細いため、余計な場所を取らない。     背面はスタイリッシュな主張をしつつ、ヘアライン加工のようなデザインになっていて上品な印象だ。   なお、組み立てにはドライバーが必要となっている。首の部分とモニター本体の接続部を隠すカバーもついているため、見た目を気にするユーザーにも嬉しい。     スタンド部分が気になるユーザーや、サブモニターといて浮かせて使いたいユーザーは、VESAマウントに対応したモニターアームなどを取り付けることができる。ベゼルが細いため、よりスタイリッシュに使うことができるだろう。     入力端子はHDMI 1.4b×1、DP 1.2a×1、ヘッドホン出力×1と、必要十分。PCと家庭用ゲーム機をひとつずつ繋げれば良い、というユーザーにはちょうど良いのではないだろうか。 しっかりと“ゲーミング”仕様     肝心のディスプレイの見え方については、高画質・広視野角が特徴なIPSパネルなだけあって、十分綺麗な印象を受ける。もちろんMSIの他のハイエンドモニターと比べるとコントラスト比などで劣るのだが、sRGBカバー率97%と、本来の色味で動画視聴やゲームが楽しめるだけでなく、IPSパネルの「どの角度から見ても美しい」という特徴はしっかりとある。   また、リフレッシュレートは100Hzと、一般的なモニターの60Hzと比べて高い。リフレッシュレートとは1秒間に表示される画像の枚数を表したようなものであり、数値が高いほうがよりなめらかに見える。特にFPSなどの動きの速いゲームでは重視されるため、カジュアルにFPSを遊びたいユーザーにもおすすめできる。   さらに、暗いシーンの視認性を向上させるナイトビジョンや、黒色を“黒挿入”として知られるアンチモーションブラー、ティアリング(画面のズレ)などを抑制してくれるAMD Freesyncにも対応。ディスプレイのチラつきをなくすアンチフリッカーや、ブルーライトカット機能なども搭載され、長時間ゲームをしがちなゲーマーにとっても嬉しい。   前述の通り、G2412Vの想定価格は4,000円程である。同価格帯であれば、ビジネス向けいわゆる“普通”のモニターなども検討できるかもしれないが、やはりゲーミング向けのアンチモーションブラーやブルーライトカット機能といった、ゲーミング支援機能が搭載されていることは大きな魅力だ。G2412Vはゲーミング支援機能や100Hzなど、ゲーミングモニターとしての魅力をコスパ良く体験できるモニターと言えるだろう。ゲーミングモニター初心者の最初の一台にピッタリだ。   G2412Vはパソコン工房とパソコンショップ アークの専売で現在発売中。 G2412V:製品ページ https://jp.msi.com/Monitor/G2412V パソコン工房 https://www.pc-koubou.jp/products/detail.php?product_id=1000344 パソコンショップ アーク https://www.ark-pc.co.jp/i/23201494/
    • MSI
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    2023.07.25
  • eSportsプロチーム「GHS Professional」に世界をけん引するゲーミングブランド「MSI」オフィシャルスポンサー就任!!
    株式会社アニマックスブロードキャスト・ジャパン(本社:東京都港区 代表取締役社長兼ゼネラルマネージャー:佐々木 朗)は、株式会社FAT TRUNKと共同プロジェクトとして運営するeSportsプロチーム「GHS Professional」が世界を牽引するゲーミングブランドである「MSI」、その日本法人であるエムエスアイコンピュータージャパン株式会社(本社:東京都台東区 代表取締役:林 文通)と2023年7月1日よりオフィシャルスポンサーとして契約を結びました。   今回の契約により、経験豊富な研究開発によって設計されたMSI製品で「GHS Professional」メンバーをサポートしていただき、 チーム立ち上げより掲げていた“世界一”を目指すチームのパートナーとして、またeSports業界を共に盛り上げていく企業として様々な取り組みを行って参ります。 すでにMSIよりご提供いただいたゲーミングPCは、高性能なグラフィックスカードも搭載されているため、3Dグラフィックをスムーズに描画することを実現し、冷却性能もすぐれているため、長時間に及ぶプレイでもパフォーマンス低下が起こりにくい設計がされています。 実際、6時間に及ぶゲームプレイ配信では、ゲーミングPCの熱暴走もなく、処理の遅延もない、ストレスを一切感じることなく快適な状態で、集中して試合にのぞんでおります。   このように「GHS Professional」は、「MSI」より高性能マシンなどのサポートを受けながらeSportsプロチームとして、大会や配信などで持てうるゲーミング技術を駆使し、ゲーミングPC能力を最大限に引き出しながら活躍して参ります。   「MSI」という強力なパートナーと共に、APEX LEGENDS世界大会をはじめ多くの大会に参戦し、eSports業界において、ますます活躍の場を広げる「GHS Professional」にぜひご注目ください。 【GHS PROFESSIONAL】 紹介 株式会社アニマックスブロードキャスト・ジャパンと株式会社FAT TRUNKの共同プロジェクトとして発足し、ELLY/CrazyBoy(三代目 J SOUL BROTHERS)がメインMCを務めるゲーム番組「e-elements GAMING HOUSE SQUAD」の企画から誕生。 現在は、APEX LEGENDS部門・ストリーマー部門・Vtuber部門を保有。 公式サイト:https://e-elements.jp/campaign/ghs_pro/ 【MSI】 紹介 MSIは世界を牽引するゲーミングブランドとして、ゲーミング業界とeSports業界からもっとも信頼されているベンダーの一社です。 MSIは、デザインの革新性、卓越した性能の追求、そして技術のイノベーションという基本原則に則り行動しています。 すべてのゲーマーが熱望する機能を統合した製品を開発することで、ゲーミング機器に対する長い試行錯誤から解放し、ゲーマーの限界をも超えるパフォーマンス向上に貢献します。 過去の実績さえ乗り越えようという決意のもと、MSIは業界の中でもゲーミングスピリットを持った「真のゲーミング(True Gaming)」ブランドであり続けます。 https://jp.msi.com/index.php
    • GHSPro
    • MSI
    2023.07.03
  • MSIのゲーミングモニター「G32C4X」レビュー。湾曲による没入感と250Hzの高リフレッシュレートを楽しみたいならコレ!!
      eスポーツに対する熱量は、日本では年々高まっている。『VALORANT』の国際大会「VCT 2023 Masters Tokyo」の開催をはじめ、今年は人気シリーズ最新作の『CounterStrike 2(CS2)』が発売されるほか、格闘ゲームにおいても、簡単な操作のモダンタイプやシングルプレイヤー専用モード「ワールドツアー」を搭載した『ストリートファイター6』の発売など、2023年もさまざまなトピックが目白推しだ。   そこで今回紹介するのが、250Hzという高いリフレッシュレートと、湾曲率1500Rを誇るMSIのゲーミングモニター「G32C4X」だ。eスポーツタイトルをとにかく高いリフレッシュレートと没入感でプレイしたいというユーザーにはうってつけ。     ■G32C4X 基本スペック 価格:40,480円前後 サイズ:31.5インチ アスペクト比:16:9 解像度:フルHD(1,920×1,080) 最大リフレッシュレート:240Hz(OC時:250Hz) 応答速度:1ms(MPRT) パネル駆動方式:VA 表面タイプ:ノングレア 色域:sRGBカバー率:97.72%・DCI-P3カバー率:91.08% 最大表示色:約10億7,300万色 視野角:178度(H)・178度(V) パネル表面湾曲率:1,500R 最大輝度:300 コントラスト比:3,000:1 入力端子:HDMI 2.0b×2、DP 1.2a×1、ヘッドホン出力×1 とにかく高いリフレッシュレート ゲーミングモニターがなぜゲーミングの名が冠されるのかはさまざまな訳があるが、その多くはリフレッシュレートの高さにある。価格比較サイト「価格.com」では「ゲーミングモニター」カテゴリにおいて144Hzのモデルが最も多い。しかし「G32C4X」はそれを大きく上回る250Hzに対応している点が大きなポイントだろう。     リフレッシュレートとは、ざっくり言うと1秒間に映し出す画像の枚数を示している。そもそも映像は画像をとんでもないスピードで連続表示させるものであり、1秒間におけるその表示枚数が増えれば増えるほど、なめらかに見えるというわけだ。   リフレッシュレートは、FPSなどのシュータージャンルにおいてはとても大きな要素だ。高いリフレッシュレートでプレイすると、その分敵の見え方も変わってくる。例えば1秒間だけ視認できた敵に対して、60Hzのモニターであれば60回しかその敵を表示しないが、「G32C4X」では最大250回その敵を表示することになる。おのずとその敵の動きがより鮮明に視認できる。     度々「人間の目でわかるのか」問題がSNSなどでささやかれているが、筆者個人としては「わかる」と断言できる。特に250Hzでしばらくゲームをしたあとに144Hzのモニターに戻ると、明らかに動きがカクついているように見えるのだ。60Hzから144Hzにしたときとは多少その衝撃度や違いのわかり方に差はあるが、より高いリフレッシュレートで勝ちを目指したいプレイヤーはこだわって損はない。   また、フルHD(1,920×1,080)という解像度も、リフレッシュレートを極限まで高めるために設定を落としがちなFPSプレイヤーにとっては最適と言える。正直、31.5インチというゲーミングモニターにしてやや大きめなサイズにとって、フルHDは表示できる情報量などに物足りなさは感じるが、ゲーム用と割り切れば良いだろう。もちろん応答速度も1msと高速なので、遅延を感じる場面はほぼないだろう。 高コントラストで没入感のあるディスプレイ 「G32C4X」のもうひとつの特徴は、湾曲率1,500RのVAパネルだ。sRGBカバー率97.72%の広い色域と、VAパネルのメリハリある高いコントラストを持ったパネルは、グラフィカルなゲームにはとても向いている。例えば、発売を迎えたばかりのNintendo Switch向けソフト『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』なども、特徴的なグラフィックが良く映えるように感じる。     また、31.5インチに対する湾曲率1,500Rは、ちょうどモニターと向き合ったときの視界におさまってくれる。自然な没入感が得られるため、レースゲームなど、スピードを感じることができるゲームタイトルではその真価を発揮してくれるだろう。 そのほかゲームだけでなく、eスポーツ観戦や映画、ドラマなどの映像鑑賞にも向いている。   ▲HDMI 2.0bは2つあるため、ゲーム機やFire Stickなどと合わせて運用するのが良い ゲーマーをサポートする機能も充実 ゲーマーには嬉しい機能もしっかり備えている。対応のグラフィックスカード使用時に画面のカクつきなどを軽減するFreeSync Premiumや、ちらつきを防止するアンチフリッカー、いわゆる黒挿入と呼ばれるアンチモーションブラーにもしっかり対応している。   また、ゲームにおける暗い場所の視認性を向上させるナイトビジョンや、長時間ゲームしがちなゲーマーには嬉しいブルーライトカットなども詰め込まれている。VESA規格対応で、モニターアームでの運用も可能だ。     ここまで述べてきた通り、「G32C4X」はメリハリのあるVAパネルと非常に高いリフレッシュレートで、FPSをはじめとするeスポーツプレイヤーにはぴったりの一台になっている。また、湾曲パネルによって没入感のあるゲームや映像体験まで実現している。   31.5インチながらフルHD解像度という点をどう捉えるかはユーザーによると思われるが、フルHDで遊ぶことの多いeスポーツプレイヤーにとってはむしろプラスに作用するだろう。これらを許容できるのであれば、「G32C4X」は有力な選択肢のひとつとなる。   「G32C4X」は現在大手家電量販ネットショップなどで発売中。価格は本稿執筆時(2023年6月14日現在)で39,800円~となっている。
    • MSI
    • レビュー
    2023.06.19
  • ゲーマー心を刺激するスケルトンキー!「Bravo-15-C7VE-3403JP」はRyzen 7 7735HSとRTX 4050 Laptopで仕事もゲームもバッチリのゲーミングノートPCだ【レビュー】
      今回紹介するゲーミングノートPCのBravo-15-C7VE-3403JPは、ビジネスや学習といった普段使いや、昨今盛り上がりを見せるPCゲームなど、さまざまな用途に幅広く対応している。また、『VALORANT』や『League of Legends』など、手に汗握るeスポーツタイトルだけでなく、多くの個性を持ったインディーゲームなど、多くのゲームタイトルを網羅できるようなスペックだ。   15.6インチ・フルHDという標準的なスペックは、取り回しも良好で、自宅の限られたスペースや、出張先など、デスクトップ型ゲーミングPCを導入することにためらっているユーザーにはピッタリだ。 基本スペックは以下の通り。 ■Bravo-15-C7VE-3403JP 基本スペック OS:Windows 11 Home ディスプレイ:15.6インチ、フルHD(1,920×1,080)、ノングレア、144Hz CPU:AMD Ryzen 7 7735HS / 8コア16スレッド グラフィックス:NVIDIA GeForce RTX 4050 Laptop GPU メモリ:16GB(8GB ×2)DDR5 メモリ空きスロット:なし(2スロット合計最大64GB) SSD:1TB(M.2 NVMe) SSD専用空きスロット:M.2 NVMe(PCI-e Gen4) 専用空きスロット ×1(MSI公認サポート店でのみ増設可能) 有線LAN:1Gbps 無線LAN:Wi-Fi 6E(11ax)、Bluetooth 5.2 キーボード:シングルカラーバックライト内蔵日本語キーボード スピーカー:ステレオ2スピーカー 映像出力端子:USB3.2 Gen1 Type-C(映像出力対応)×1、HDMI ×1 Webカメラ:92万画素(マイク内蔵) I/Oポート:USB3.2 Gen1 Type-C(映像出力対応)×1、USB3.2 Gen1 Type-A ×2、USB2.0 Type-A ×1、HDMI ×1、オーディオコンボジャック ×1 バッテリー:リチウムイオン、53.5Whr、3セル バッテリー駆動時間:最大7時間(JEITA 2.0) ACアダプタ:200W 本体サイズ(WxDxH/mm):359×259×24.9mm 本体質量:2.25kg ゲーマー心をくすぐるデザイン まずは外観を見ていこう。全体的にブラックで統一されたデザインであり、天板のロゴのさりげない輝きと機械らしいラインは、良い意味でゲーミング感を引き立てている。背面と底面には大きな排吸気口が備わっている。   天板を開くと、奥行きはあるものの、左右のベゼルは細く、シュッとした印象だ。   また、天板はほぼ180度まで開くため、膝のうえで作業する際や、他の人と画面を共有するときなどに便利なつくりだ。   重量は2.25kgと、このサイズを考慮するとやや取り回ししやすいと言える。すると特にさまざまな場所で使用するケースが考えられる。実際に筆者もいくつかのゲームや仕事用のツールをインストールして使うなかで、電車の中や自宅でちょっとした作業をしたいとき、膝のうえで開くことが多かった。そんなときに180度まで大きく開くため画面をしっかりと視認することができるため重宝した。   そして、特徴的なのがキーボードだ。ゲームの移動で多用するWASDなどの一部のキーが、スケルトン仕様になっている。昔は(ゲームボーイカラーの時代まで遡るが)スケルトンの製品が多く見られたが、最近はあまりない。筆者個人としては内部の機構がチラっと見えることにオタク心がくすぐられるので、もっと流行ってほしい。   Bravo-15-C7VE-3403JPはLEDバックライトを搭載しているため、自由に光らせ方をカスタムすることも可能。キー配列もテンキー付きで数字入力にも優しい。ノートPCにありがちな十字キーが小さくなっているなんてこともないので、使い勝手の良いキーボードと言える。   ▲WASDの部分はスケルトンになっているだけでなく、「W」部分に突起が付いているため、視覚だけでなく触覚でもキーの位置を把握しやすい   ▲左側面にはUSB2.0 Type-A ×1・USB3.2 Gen1 Type-Aが搭載されている   ▲右側面にはUSB3.2 Gen1 Type-C(映像出力対応)×1・USB3.2 Gen1 Type-A ×1・HDMI ×1・オーディオコンボジャック ×1、そして有線LANポートが搭載されている   カジュアルゲームもサクサク遊べる安定した性能 肝心なのは性能だ。CPUにRyzen 7 7735HS、GPUにRTX 4050 Laptopを採用した本モデルは、グレードでいえばエントリーに値する。といっても、RTX 40シリーズにはDLSS 3や第三世代レイトレーシングに対応するなど、前世代のモデルと比較するとその性能は飛躍的に向上している。   また、ディスプレイはフルHD解像度なため、このスペックでも十分なフレームレートや高速動作が可能だ。実際にベンチマークで見ていこう。     CPUの性能を測るCinebench R23では上記のような結果となった。ブラウジングや簡単なクリップ編集などの作業ではかくつきなどもなく、ブラウザのタブを常に開いてももたつくことはなかった。重たい動画編集ソフトの起動にやや時間がかかるものの、一度起動すれば(扱う素材にもよるが)動作は良好であった。表計算ソフトや文書作成ソフトなどでは快適なので、やはり普段使いに適したスペックであると言えるだろう。   GPU性能を計る『FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク』では以下のような結果だ。フルHDという条件ではあるが、高品質でも「快適」である。   『FF15』はかなり重ための3Dゲームであることから、手軽に遊びたいゲームでは十分に動作すると言える。複数のインディーゲームや3Dゲームを実際に遊んでみても、不足なく快適に遊ぶことができた。   また、eスポーツタイトルにおいては十分すぎる性能を持っている。『VALORANT』や『レインボーシックス シージ』など、eスポーツタイトルはそもそも要求スペックが低かったり意図的に設定を落としたりと、敷居が低めに設定されているのだ。   『Apex Legends』を起動してみると、ドロップシップからの降下時にはかなり重くなるものの、降下したあとは高設定でも60fps前後でプレイすることができた。さらに設定を低くしていくことで、フレームレートを上げることも可能である。   また、『レインボーシックス シージ』や『VALORANT』、『オーバーウォッチ 2』などでは設定を落とさずとも144fpsを安定して出すことができる。   ここまで述べてきた通り、Bravo-15-C7VE-3403JPはゲーマーの心をくすぐるデザインと、普段使いとゲームを両立できる地に足の付いたスペックが魅力の一台と言える。   筆者は約2週間、普段の仕事やゲーム、出張先などで使ってみたが、コンパクトで取り回しの良い点は、やはりゲーミングノートPCならではの利点である。本モデルは、重たいゲームをガツガツ遊ぶ!というよりはカジュアルなゲームを少し遊ぶほか、ゲームもできて仕事もできるノートPCが欲しい……というニーズに応えてくれる一台であるように感じた。 Bravo-15-C7VE-3403JP製品ページ https://jp.msi.com/Laptop/Bravo-15-C7VX
    • MSI
    • レビュー
    2023.05.27
  • Ras、山本彩、ダイアン津田、DJ Foy、その他DREAM MATCHの豪華ゲストが続々登場!世界で戦うGHS Proにアツい応援メッセージ!
    4月のテーマは『GHS Proの裏側大公開SP』 4月10日(月)25時35分から放送されたGHS第46回放送のピックアップ動画です。   世界大会へ出場するGHS Proに向けて、DREAM MATCHのゲスト陣に応援メッセージをお願いして回るチームメンバー。 ストリーマー、芸能人、アーティスト、様々な方からアツい言葉を頂きました…!     【番組情報】 ■番組名 e-elements GAMING HOUSE SQUAD ■出演 メインMC:ELLY (三代目 J SOUL BROTHERS) MC:西村歩乃果 ゲームアドバイザー:AKI 番組公式サイト:https://e-elements.jp/channel/ 番組公式Twitter:https://twitter.com/e_elements_Jp
    • DJ Foy
    • GHS
    2023.05.20
  • 【GHS Pro】きのこゲンジ、Karaaju、RayghがALGSに出場!ロンドンの世界大会に完全密着!
    4月のテーマは『GHS Proの裏側大公開SP』 4月10日(月)25時35分から放送されたGHS第46回放送のピックアップ動画です。   GHS ProがALGSに出場!イギリスでの道中や世界大会に完全密着した映像をお届け! 普段見られないプライベートや、大会で活躍したあの場面をぜひご覧ください!     【番組情報】 ■番組名 e-elements GAMING HOUSE SQUAD ■出演 メインMC:ELLY (三代目 J SOUL BROTHERS) MC:西村歩乃果 ゲームアドバイザー:AKI 番組公式サイト:https://e-elements.jp/channel/ 番組公式Twitter:https://twitter.com/e_elements_Jp
    • ALGS
    • GHS
    2023.05.19
  • IPSパネルで発色良し、170Hzでeスポーツも良し、Amazon専売で手軽に買えるゲーミングモニター「MSI G2712」レビュー
    MSIの「G2712」は、27インチのIPSパネルを採用したフルHD(1,920×1,080)のゲーミングモニターだ。ゲーマーがモニターを選ぶうえで必要なものを適度に詰め込んだスタンダードなモデルであり、しっかりとした発色のモニターでゲームを楽しみたいゲーマーや、ハイリフレッシュレートでFPSを楽しみたいコンペティターにはピッタリの一台だ。   実際に数週間使ってみた筆者のインプレッションをお届けする。 スタイリッシュで落ち着いた外観 外観はスタンダードで至ってシンプルな装いだ。ベゼルは細くスタイリッシュなだけでなく、複数台並べた際にもその縁が気にならないようになっている。 背面はややゲーミングらしさを感じるが、落ち着いた黒を基調としたデザインだ。名に冠されるコテコテのゲーミングっぽさを、そこまで感じないのがむしろ良い。足回りは細く広くといった印象で、キーボードの斜め置きなどもギリギリできる塩梅に調節されている。   入力端子はHDMI 1.4b が2つ、DisplayPort 1.2が1つだ。家庭用ゲーム機やFire Stickなどを2つ接続できるのが嬉しい。   また、VESA(100×100)にも対応している。モニターアームなどへの取り付け時には、そのままネジ止めすることができるため、簡単に導入することができる。本モデルでは残念ながらスイベル(横方向の角度調節)と高さ調節には対応していない。モニターアームに簡単に取り付けられるのはメリットのひとつだ。なお、チルトには対応している。   充実の設定項目 ボタン類は右裏側のジョイスティックと、右下にある電源ボタンの2つのみだ。ジョイスティックは押し込むことでOSD(オンスクリーンディスプレイ)が表示され、各種設定にアクセスすることができる。また、ジョイスティックの上下左右には設定を割り当てることができるので、よく使う機能を設定しておくと便利だ。   OSDでは、ゲームモードの設定が可能だ。FPSやレーシング、RTSといったジャンルに応じてプリセットが用意されているので、深く考えずに遊ぶゲームに合わせて活用したい。また、ナイトビジョンやイメージ拡張などの強弱を設定できる。なかでも、イメージ拡張は映像における輪郭を強調してくれる機能であり、FPSなどでは敵が視認しやすくなるなどのメリットがある。余談だが、ナイトビジョンなどの機能は好みがわかれることがあるので、オフにできるのは嬉しい。もちろん、輝度、コントラスト、鮮明度、色温度などを細かく設定することも可能だ。     MPRTにも対応している。これはいわゆる“黒挿入”と呼ばれる機能であり、アクションゲームやFPSなどの激しい動きで起こる残像感を消してくれる。つまるところ、それぞれのフレームがはっきりするというわけだ。特にFPSでは必須とも言われている機能であり、敵の動きをより見やすくしてくれる効果がある。 IPSパネルで美麗なゲーム体験を 肝心な見え方については、IPSパネルのおかげもあってとてもはっきりくっきりとした美しさがある。IPSパネルの特徴は他のパネルと比較して高画質であることだ。実際にゲームで遊んでみると、その美しさがパリッと映し出され、ゲームが表現したい本来の色合いを楽しむことができる。特に『オクトパストラベラー』(スクウェア・エニックス)シリーズのような色彩豊かなゲームには向いている印象だ。なお、SRGBカバー率は驚異の99.32%とのこと。     178度と広い視野角も特徴のひとつだ。筆者はよくタブレットなどでゲームをしながらPCでNetflixを流しているのだが、ぐだぐだと寝っ転がりながらデスクにあるモニターを見ても、しっかりと映像を楽しむことができた。テレビ的な使い方をしたいユーザーにももってこいだ。VODやスマホ・タブレットのミラーリングなども楽しみたいという、家庭的なゲーマーにも合うかもしれない。   170HzでFPSが有利になる DisplayPort接続時、OSD上でオーバークロック設定をすることで170Hzの駆動に対応している。1秒間にモニターが表示できるフレーム数を示すリフレッシュレートは、高ければ高いほど映像が滑らかになり視認性が上がる。FPSにおいては、敵キャラクターがなめらかに動いてくれることで、敵をしっかりと捉えることができるのは大きなメリットだ。     一般的に144Hzのゲーミングモニターが多く見られるが、それらよりも少し高い170Hzというのも本モデルを選ぶ理由のひとつとなり得るだろう。なお、HDMI接続時では最大144Hzに対応している。複数のPCを繋ぎたいときもしっかりとリフレッシュレートが確保できているのも嬉しい。   筆者はほぼ毎日のようにFPSを遊んでいるが、170Hzの恩恵は大きい。筆者が普段使っている144Hzのモニターに戻したときに違和感を覚えるくらいには、リフレッシュレートの慣れというのは大きい。FPSを遊ぶ予定があるゲーマーは、是非ともこのグレードのモニターを選んで欲しい。応答速度が1msと高速なので、不利になる要素はないと言ってよいだろう。   また、27インチというのもポイントだ。プロシーンでは24.5インチサイズのモニターが使われることが多いが、27インチでは敵の視認性が良い(シンプルに画面が大きいので当たり前ではあるが)。特に照準のど真ん中をずっと見ていることの多いゲームに関してはやりやすい。具体的には『VALORANT』や『レインボーシックス シージ』といった、特定の場所をずっと合わせておくことの多いゲームにはなおさら相性抜群だ。   余談だが、フルHDでプレイすることが多いFPSでは、高解像度モニターを使うと裏画面にいく際に画面が大きく乱れるので、それがないのが筆者としてはありがたい。 ゲーマーをサポートする機能も充実 冒頭でも少し触れたが、ナイトビジョンやMPRTなどの機能のほかにも、対応のグラフィックカード使用時に画面のカクつきなどを軽減するFreeSync Premium、アンチフリッカー、ブルーライトカットにも対応している。ゲームでの優位を得るだけでなく、目の疲れを軽減するゲーマーに優しい機能をしっかりと詰め込んでくれているわけだ。   ここまで述べてきた通り、G2712は発色の良いIPSパネルと高いリフレッシュレートでさまざまな用途に合う汎用性の高い一台と言える。「迷ったらこれ」というスタンダードな印象である。チルト以外の調節機能に対応してないのはデメリットではあるが、モニターアームへ簡単に取り付けられるのでカバーできている。フルHD解像度をどう見るかによるが、FPSゲーマーにとってはむしろメリットになるとお伝えしたい。   ゲーマーをサポートする盛りだくさんの機能と、ゲーマーにとってメリットの多いディスプレイを備えたG2712は「迷ったらコレ!」とおすすめできる有力な選択肢のひとつだ。   G2712はAmazon専売で現在発売中。価格は本稿執筆時で29,800円だ。 G2712製品ページ https://jp.msi.com/Monitor/G2712 Amazon商品ページ https://amzn.asia/d/c58ys1u
    • MSI
    • レビュー
    2023.04.28
  • 【4月10日(月)25時35分から#46初回放送!】4月のテーマは『GHSプロの裏側大公開SP』ロンドンの激闘&DREAM MATCHの裏側をお届け!豪華ゲスト陣にGHS Proが突入!あの人からも寄せ書きを頂いちゃいました!
    4月のテーマは『GHSプロの裏側大公開SP』 今回は世界大会にも出場したGHS Proに完全密着したその裏側を皆さまにお届けします!   今年の2月、イギリスのロンドンで行われたAPEX LEGENDSの公式大会へGHS Proも参戦。   大会の前日、準備が整うまで街でショッピング。Karaaju選手はマフラーを気に入った様子。   最年長のRaygh選手は地元のお酒を探しに!お酒の楽しみ方も語ってくれました。   そして大会初日の第二試合、GHS Proがなんと世界大会で初チャンピオンに…!決めてくれたのはきのこゲンジ選手でした!   大会二日目では初のメインステージに。そして大会の結果や如何に…?   DREAM MATCHの裏側では、世界大会へ向けての応援メッセージを豪華ゲストの方々にお願いしに訪ねて周りました!MCの西村さんに緊張しているRaygh選手…!   他にもたくさんのゲストの方に寄せ書きを書いて頂きました…!       ELLYさんからも熱い応援を受け取ったGHS Pro。今後の活躍に期待です!   番組の最後では重大なお知らせも!詳細は是非放送をチェックしてみてくださいね!   【放送・配信日程】 TOKYO MX:4月10日(月)25時35分~26時35分 アニマックス:4月14日(金)23時00分~24時30分   公式TwitterやYouTubeチャンネルでも情報を更新していきますので、是非ご覧ください。 ANIMAX視聴方法 https://www.animax.co.jp/programs/249459/281742 公式Twitter https://twitter.com/e_elements_Jp 公式YouTubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UCylAljc7a9xs8QEHTGXx53Q
    • Apex
    • Dream Match
    2023.04.10
  • 最強スペック搭載でゲームも仕事もこれ一台! もはや持ち運べる“拠点”と言っても過言ではないゲーミングノートPC「Vector GP77 13V」シリーズレビュー
    ゲーミングノートPCの用途を考えたとき、持ち運び専用のためにハイスペックなものを購入するのにためらったことはないだろうか。ほぼ家にいないような特殊な場合でもない限り、ほとんどの人がPCを使うのは自宅か職場だろう。ちょっと外に出た短い時間のためだけに、自宅とは別の環境をゲーミングノートPCとして構築するのは、少々コスパが悪い。であれば、拠点となる自宅でもゲーミングノートPCを使ってしまえば良いのでは?という考えが浮かぶ。 そんな拠点型ゲーミングノートPCを求めているのであれば、MSIから発売されているゲーミングノートPC「Vector GP77 13V」シリーズはぴったりな一台となる。   「Vector GP77 13V」シリーズは、とにかく高水準なスペックを持っていることが最大の特徴だ。ノート型とは思えない高速な動作を実現している。ゲーミングデバイスメーカー「SteelSeries」との共同開発によるキーボードを搭載し、ディスプレイには240Hzの駆動のWQHD(2,560×1,440)ディスプレイを採用。この時点で最強スペックであることがわかると思う。   それだけでなく、最大3つの外部ディスプレイ出力へ対応や、豊富なインターフェースによってそれらを自宅でも手軽に楽しめることが特徴的だ。実際に10日間ほど使い倒したインプレッションをお届けしよう。   「Vector GP77 13V」(本レビュー機はVector‐GP77‐13VG-1024JP)基本スペック OS:Windows 11 Home ディスプレイ:17.3インチ、WQHD(2,560×1,440)、ノングレア、240Hz CPU:インテル® Core™ i7-13700H 14コア(6P+8E)20スレッド / 最大5.0GHz GPU:NVIDIA® GeForce RTX™ 4070 Laptop GPU 8GB GDDR6 メモリ:32GB(16GB ×2)DDR5 メモリ空きスロット:なし(2スロット合計最大64GB)(MSI公認サポート店でのみ増設可能) SSD:2TB(M.2 NVMe) 有線LAN:2.5Gbps 無線LAN:Wi-Fi 6E(11ax)、Bluetooth 5.3 キーボード:SteelSeries Per-Key RGB 日本語キーボード スピーカー:ステレオ2スピーカー Webカメラ:92万画素(マイク内蔵) I/Oポート:USB3.2 Gen2 Type-C(映像出力、USB PD対応)×1 (Thunderbolt非対応) USB3.2 Gen1 Type-A ×3 Mini DisplayPort ×1 HDMI ×1 オーディオコンボジャック ×1 本体カラー:コアブラック バッテリー:リチウムイオン、65Whr、4セル バッテリー駆動時間:最大7時間(JEITA 2.0) 本体サイズ(WxDxH/mm):397×284×25.9mm 本体重量:2.8kg ゲーマー向けにチューンされた外観と装備をチェック   まずは外観を見ていこう。ゲーミグノートPCらしいフォルムが印象的な「Vector GP77 13V」シリーズは、17.3インチということでノートPCとしてはかなり大きい部類のサイズだ。といっても薄さは25.9mmと、その大きさを感じさせない。ベゼル部分も細くなっているので、17.3インチと考えるとコンパクトな装いである。   最大までディスプレイを開いた状態は以下のようなイメージだ。ヒンジ部分は装飾が施され、ゲーミング感を主張している。全体的に角張ったイメージを与え、それぞれの角はさらに角を持った加工になっている。     ▲本体の右側面は、USB3.2 Gen1 Type-Aが2つ搭載されている   ▲左側面はUSB3.2 Gen1 Type-Aと映像出力とUSB PDに対応したUSB3.2 Gen2 Type-C、イヤホンジャックが搭載されている   ▲そして背面には有線2.5Gbps対応有線LAN、HDMI、電源ポートだ。常に接続して使うことの多いこの3つが背面にあるのも嬉しい   WQHD(2,560×1,440)の17.3インチディスプレイは、なんと240Hzのリフレッシュ・レートでの駆動に対応している。簡単に述べると1秒間に書き換わる画像の枚数が240枚ということで、一般的なディスプレイは60Hzであり、ゲーミングモニターでも144Hzのものが多い。 そんななかで240Hzというのは、プロゲーマーが世界大会で使用しているレベルの駆動速度だ。実際にゲームを遊んでみるとそのなめらかさに驚く。筆者は普段144Hzのモニターを使用しているが、240Hzでしばらく遊んでから144Hzに戻るとその差を感じることができた。勝利へ直結する部分なので、妥協したくないユーザーにはもってこいだろう。     また、キーボードには古くからゲーマーを支えてきたSteelSeriesとコラボレーションしたキーボードが採用されている。一般的なノートPCに比べてしっかりとした押し心地になっている。フルサイズキーボードでテンキーもついているので、データ入力時なども便利だ。ゲーミングらしくRGB LEDが搭載されているので、暗い場所でもキートップは見やすい。     SteelSeriesのデバイス制御ソフト「SteelSeries GG」もプリインストールされていて、マクロ設定やキーの入れ替えや無効化、光り方などを自由にカスタムすることが可能だ。   最強性能を持つCPU&GPU そして、「Vector GP77 13V」(本レビュー機はVector‐GP77‐13VG-1024JP)の最大の魅力はそのスペックにある。CPUにはインテル® Core™ i7-13700Hを、GPUにはNVIDIA® GeForce RTX™ 4070 Laptopを採用している。どちらも最新シリーズのパーツであり、これ以上何を求めるのかと思うほど高水準だ。   CINEBENCH R23を実行してみると、ぐんぐんと表示される速度に感動する。ノートPC向けのCPUはどうしても性能が劣ってしまう傾向にあるが、11世代のデスクトップ向けCPUよりも遙かに高性能であることがわかるだろう。   実際の用途ではその性能に不満を持つことはほとんどないように感じる。PhotoshopやPremiere proなどAdobeソフトもスムーズに起動することができるほか、多くのソフトを起動してももたつきなどは感じられなかった。       やはり気になるのはゲーム性能だ。ユービーアイソフトのオープンワールド作品『ファークライ6』のゲーム内ベンチマークを実行してみると、画質プリセットを最高にしても60 FPSを軽々と上回る結果となった。なお、これは解像度をWQHDにしているので、フルHDに落とすなど工夫することでより良い結果を出すことができるだろう。       また、オンラインアクションRPGとして期待されている『BLUE PROTOCOL』のベンチマークを実行した結果は以下の通りだ。これだけの性能があれば、大抵の3Dゲームであれば快適に遊ぶことができると言えるだろう。   なお、「Vector GP77 13V」シリーズの持つ240Hzを活かすなら、競技性の高いシュータージャンルがおすすめだ。『レインボーシックス シージ』のゲーム内ベンチマークを実行すると、平均FPSは脅威の403という数字を叩き出した。画質を最高にしてもこの結果だ。   実際にはこのようなタイトルは敵を視認しやすくするために画質や解像度を落とすことが多いので、どれだけ処理が重いと思われる場面でも240Hzを下回ることはないだろう。     またGPUのTurbo Boost有効時でもCPUの消費電力を落とさずフルパワー動作を実現する「MSI OverBoost」を搭載することで、ノート型ながら極力その性能を落とさないようなシステムになっている。   「MSI Center」を使うことで、用途に合わせたセッティングを組むことができる。持ち出し時と自宅時での使い分けも簡単に行えるだろう。   ファンもしっかりコントロール ゲーミングノートPCで気になるのは、やはりファンの音だ。シェア型と独立型ヒートパイプと2基の冷却ファンによって構成された「Cooler Boost 5」を搭載している。ヒートパイプは5本であり、排気スリットは4つ設けられている。     『ファークライ6』ベンチマークを実行しているときなど高負荷時はファンがうなりを上げるものの、そこまで大きな音ではなく、本体も大きな熱を持つことはなかった。また、負荷が弱まればすぐにファンの回転数が落ちるようにしっかりコントロールされているので、安心感がある。     ここまで述べてきた通り、「Vector GP77 13V」シリーズ は最新の13世代インテルCPUとRTX40シリーズの組み合わせによって、高速な動作と美しいグラフィック性能を実現していることが何よりの特徴であり見所だ。また、240Hzという驚異的なリフレッシュ・レートにより、競技的なタイトルを快適にプレイすることができる。さまざまなタイトルを楽しみたいユーザーにフィットする一台と言えるだろう。   また、最大で3枚の外部ディスプレイに対応している。これにより、自宅では据え置きモニターに接続して、デスクトップPCのように腰を据えてマルチディスプレイ環境を実現することもできる。DP出力対応のUSB TYPE-Cにも対応しているので取り回しも良く、まさに持ち運べる拠点だ。   Vector GP77 13V 製品ページ https://jp.msi.com/Laptop/Vector-GP77-13VX
    • MSI
    • レビュー
    2023.03.31
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